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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
危うさと温度差が漂ったままの週末
こんばんはです。

本日は国内だけを見るとドビンチャビンハゲチャビン祭であり、
実際にハゲバンコIPOを控えた国内独自の需給要因があったり、
週末だったということもありますが、
昨夜の欧州と米国の株式市場がセリクラの様なゴリラ商いだったのに対し、
我が国の売買代金は約2.5兆円程度の商いでの反発だったので、
セリクラ感が無いのはもちろんのこと、
昨日の商いすらも上回らない力強さに欠ける反発でおました。

やはりハゲの影響なのか・・・とは思うのですが、
本日発表された10月の実質賃金は3ヶ月連続で減少、
10月の消費支出も2ヶ月連続で減少しており、
そもそも7-9月期GDPも伊と並んでマイナス成長、
持病のデフレからも脱却してないにも関わらず消費税増税予定なので
全部ハゲのせいだと言うわけにもいかず、
国内独自要因が無いとも言えない国ですから、
昨日も含め、米欧との商いの違いが気掛かりではあります。

そんな国内に対する気掛かりはありますけど、
日本株と為替市場は外国人(海の向こう)次第と言うのも現実であり、
海の向こうさえ好転すれば、世界の景気敏感株でもある日本株は、
リスクオン・オフ・スイッチの役割も担う円と共に、
株高・円安モードにはなるので、改めて海の向こうに目を向けると・・・

先にも述べた通り、昨夜の米欧株はゴリラ商いとなり、
特に米株はチョビひげではなく長い下髭男爵で引けており、
おたんこナスダックはプラスに切り返しているので、
なんだかセリクラ臭も漂っているのですが・・・

米株と共に市場の空気を決める上に物価にも影響する原油は、
OPEC総会で具体的な減産枠が決まらず、
決まったとしても小規模との声もあり、未だ年初来安値圏のまま・・・

話題の米債券(米金利)についても、
米金利の逆イールド(3年>2年>5年)は継続しており、
昨夜も短期・2年債は横ばいながら、長期債は買われ(長期金利低下)、
現在は長短金利共にやや上昇しているものの、逆イールドは変わらず・・

何気に英国でも「短期・1年>3年>2年」、伊でも「7年>8年」
というプチ逆イールドが起きているので、これらの面々から考えると、
市場で飛び交う逆イールドに対する楽観論や叱咤激励は、
ほんまに大丈夫なのかと思ったりもします(笑)

以上の通り、海の向こうについては、株式市場以外が危ういままですが、
御存知の通り、株がほんまにセリクラで反発となれば(原油も)、
現在の逆イールドを含む金利低下に対して(ドル安も)、
ベタなリスクオフの債券買い(金利低下)株売りではなく、
ええ湯加減の適温相場だという御都合解釈となりますので、
今夜以降に米株が反発となるのか注目でおます(原油も)。

そしてこういった市場の動きの背景として、
景気の先行きに影響する米中を始めとする貿易戦争、
景気の重石となる話題の金利のサジ加減を決める金融政策動向、
これらの影響が現れている一部のマクロ指標や企業業績見通し、
他のリスク要因としてブレグジット騒動や伊予算騒動、独の政治不安、
といった欧州政治のドタバタ劇と言ったものがあり、
今のところ全てが収束しておらず燻ったままなので、
市場の動きだけで判断するというシンプルな見方もアリですが、
これら市場の背景やリスクは危うい状況が続いているということは、
くれぐれも忘れずに、頭には入れておきましょう。

昨夜発表された米内需のマインド指標であるISM非製造業は、
思いのほか堅調だったものの、ハードデータ系指標の米製造業受注、
ADP雇用、新規失業保険申請件数はやや低調であり、
貿易戦争や金融引き締めの影響を裏付ける結果とも言えます。

諸悪の根源と言うか商売人のトランプマンだからこそ、
貿易戦争を仕掛ける原因ともなっている米貿易収支は、
すでに対中関税を掛けた10月分だったにもかかわらず、
対中貿易赤字は減るどころか過去最大にまで膨らんでおり、
他人事ではない対日貿易赤字の膨らみも含め、
全体としても米国の貿易赤字拡大しているので、
トランプマンが儲かってないやないか!対中関税の効果もあらへんがな!
と吠えながらほんまにタリフマン(関税男)に変身すれば、
90日間の米中貿易交渉が難航する可能性も・・・

さらに今夜は雇用統計の発表も控えており
御存知の通り、トランプマンの一丁目一番地の公約は雇用創出だからこそ、
雇用統計発表前にフライングツイートをする粗相もあったくらいなので、
今夜の雇用統計が低調な結果になると、怒りに任せてタリフマンに変身し、
貿易戦争の強硬姿勢や中国批判を呟くだけでなく日本批判も呟いたり、
利上げしているパウエルの野郎のせいや!との責任転嫁ツイート、
さらには油が高すぎるねん!などなど、
何を言い出すのかもわからないですからね・・・

まぁとにかく足元の需給環境は、為替とハゲIPOの影響以外は良好なので、
私が市場の動きも背景もまだまだ危ういと言ったところで、
「一時的」であれば・・・
市場が織り込み済みだと判断する可能性も無きにしも非ずなので、
ひとまず市場の動き(反応)も含めた今夜を見極めた上で、
改めて来週の見通しは週末に書きます。

良い週末をお過ごしください。

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とにもかくにも
こんばんはです。

我が国の貴ノ岩ゴーンではなくカルロス・ゴーンのお縄に対抗してなのか、
米国がカナダの協力でファーフェイCFOをお縄にしたと報じられ、
お縄が1日であろうと関係なく、米中貿易戦争激化懸念ということで、
その報道をきっかけに米株先物にはスパイク売りが走り、
日本株も下げを加速させる事態に・・・

さらにファーウェイの製品を使っていたり提携していたり、
ついでにサウジの皇太子ともつるんでいるハゲバンクが、
ただでさえ売られていたところに、火に油な大規模な通信障害まで起こし、
しかも国内史上最大規模のIPOとなるソフトバンクの上場を19日に控え、
現在はブックビルディング期間中というタイミングでの騒動ですから、
中国に業を煮やしたトランプマンがファーウェイだけでなく、
ハゲ頭にもゴーンと鉄槌を喰らわしているのかと言いたくもなります(笑)

こんな陰謀めいたことはともかく、ただでさえトランプマンが、
「タリフマン(関税の男)に変身したのでヨロピコ」と呟いたことで、
景気の先行きに影響する貿易戦争のさらなる激化懸念が高まり、
市場では債券買い(金利低下)株売りのベタなリスクオフの動きによって、
皮肉なことに米金利は景気後退を示唆する逆イールドまでが起きてしまい、
景気の更なる先行き懸念と米中貿易戦争激化懸念を助長していたところに、
本日のドタバタ劇もトッピングされたという状況です。

しかも欧州ではブレグジット騒動や伊の財政(予算)騒動は共に、
11日が大一番となりそうであり、独でも政治のドタバタ劇が続いており、
カリアゲロケットマンもコソコソしていたり、
物価への影響だけでなく米株と共にリスクマネーへの影響も大きい原油は、
トランプマンが減産すんな!と横槍を入れる中で、
減産に踏み切ると言われるOPEC総会が今夜の18時から始まり、
21時から会見を開き、明日にはOPEC加盟国と非加盟国の会議も控え、
ファーウェイ騒動を含む米中貿易戦争激化懸念、
逆イールド騒動を含む米金融政策動向、ハゲバンク騒動も含め、
あれやこれやと材料が渋滞を引き起こしている状況です。

そして市場の動きとしても、逆イールドに対する見方は、
3年と5年の逆転よりも肝心なのは2年と10年の逆転やとか、
逆転してもすぐにリセッションやなんちゃらショックも起きへんがな!
株価も下がらんがな!金利が低下したから適温相場やがな!
というお説教も溢れておりますが、そもそも債券買い(金利低下)株売り
というベタなリスクオフモードの動きとなっているので、
逆イールドの解釈云々の前にこの動きが止まることでおます。

本日の我が国についても、需給面での巻き戻し余地が大きく、
海の向こうの要素も大きい為替市場での巻き戻しの円高と共に、
債券買い(金利低下)株売りというベタなリスクオフの動きが続いており、
かと言って本日の商いはセリクラと言うには程遠く、
単にリスクオフモード継続で売り圧力が強まっているだけ、
と言えるようなそれなりの商いなので(売買代金は約2.7兆円)、
海の向こうと同様、まずはリスクオフの動きが止まることです。

そう言えば、本日のハゲバンク騒動をきっかけに、
ハゲバンクIPOが先延ばしになるようだと、
日本独自の需給要因だったIPOに向けた換金売り圧力が消え、
日本株買いに繋がるとの見方もあり、確かにその通りかも知れませんが、
とにかくまずはリスクオフの動きが止まることです。

ということなので、せめてOPEC総会をきっかけに、
原油が反発モードに転じればいいのですが・・・

それがダメならば今夜のADP雇用、ISM非製造業、明日の雇用統計が、
米中貿易戦争激化懸念を吹き飛ばすような結果となり、
今夜の米貿易収支も赤字が縮小され(特に対中と対日貿易赤字)
トランプマンの御機嫌が直るようなことになればいいのですが・・・

これらでもダメならば、シンプルに米中が貿易戦争で歩み寄るか、
日米中を始め新たな減税策や財政政策が出てくるか、
米金利(米金融政策)のサジ加減を決める18-19日のFOMC、
開催日未定のパウエルおじさん(FRB議長)の議会証言までは、
リスクオフの動きは続きそうでおます。

明日については週末であり、明日の海の向こうは独CDUの党首選挙、
米雇用統計、米つなぎ予算の期限、土曜日には中国11月貿易収支、
日曜日には中国11月消費者&生産者物価も控えているので、
先に述べた今夜のイベントをきっかけに、リスクオフの動きが止まると共に、
商いを伴った反発にでもなるか(原油の反発も)、
逆に3.5兆円超の商いを伴うセリクラにでもならない限り、
大人しく週末を迎えた方がいいでしょう。
新興市場についても明日は同様でおます。

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話題の逆イールドに対する様々な見方はあれど・・・
こんばんはです。

昨夜の米国は原油が踏ん張ったものの(低迷中に変わりないけど)、
逆イールドを含む米債券買い(米金利低下、ドル安)
商いを伴った大幅な米株安(特にハイテク、金融、貿易戦争関連の売り)、
VIX大幅上昇、安全資産の金続伸というベタなリスクオフの動きであり、
本日の我が国も海の向こうと同様の債券買い(金利低下)と共に、
円高基調も継続しており、日本株については戻す局面もありましたが、
商いは昨日よりも減少という力強さもないまま結局は続落しており、
セリクラ感が無いのはもちろんのこと、
シンプルにベタなリスクオフの動き自体が継続中と言えます。

市場では話題沸騰の米国での逆イールド発生に対して、
様々な見方が飛び交っておりますが、どれが正解なのかはともかく、
シンプルに債券買い・株売り(リスク資産売り)
というベタなリスクオフの動きなので、
まずはこの動きが止まらないことにはねぇ・・・

今年は米金利上昇ぎゃあああ!で株が売られる局面が2度もあり、
米金利が低下して株売りが止まれば、
ええ湯加減の適温相場やで!と言われたりもしたので、
現在の逆イールドはともかく、米金利が低下している状況に対して、
ええ湯加減の適温やないか!株売りはおかしいやないか!
という意見も正しいとは言えるのですが・・・
今年の米金利上昇ぎゃあああ!局面でも悲鳴を上げている最中は、
債券買い(金利低下)株売りとなっていたので、
現在の債券買い(金利低下)・株売りがおかしいとは言えず、
まずは動きが止まってから適温なのかどうかを判断するしかないです。

しかも現在は米金利の逆イールドまでが発生しており、
30年>10年>7年>3年>2年>5年>1年という歪な状況なので、
代表的な2年債利回りと10年債利回りまでが逆転することになれば、
さらに騒ぎが拡大してリスクオフの動きが加速する可能性もあります。

そしてこれら市場の動きの背景としても、
英、伊、仏、独を始め欧州政治の混乱もありますが、
そもそもの景気の重石となる金融引締めによる金利上昇(ドル高)、
景気の先行きに影響する貿易戦争(中国リスク含む)の影響が、
これまでは単なる懸念に過ぎなかったものが、
足元ではマクロ指標においても景気の先行指標であるマインド系指標、
金利敏感な住宅や自動車の指標が鈍化しており、
(一昨日に発表されたISM製造業は堅調でしたけどね)
ミクロ面(業績)でも足元は堅調ながら見通しは鈍化しており、
単なる懸念ではなく、実体面での傷が確認されている状況なだけに、
景気後退を示唆する逆イールドを裏付けていると言えます。

さらに先週末の米中首脳会談を機に停戦となっていた貿易戦争についても、
昨夜はトランプ親分がトランプマンではなく関税マンやで!
という七変化・・・いや、貿易戦争を蒸し返す発言をしたことも、
マクロ・ミクロ面ですでに負っている傷が大きくなるとの懸念にも繋がり、
これまた逆イールドを裏付けていると言えます。

従って関税マンに変身するのはウソやで!となるのが手っ取り早いですが、
それがダメならば今週に発表されるテンコ盛りの米マクロ指標が、
ISM製造業と同様に堅調な結果となり、
すでに負っている傷が一時的に過ぎないものと判断されるか・・・

もしくは物価に影響する上に米株と共にリスク資産の代表でもある原油が、
今夜の減産監視委員会と明日のOPEC総会を機に本格反発へと転じ、
逆イールド解消を含めた金利の落ち着きに繋がるか・・・

それとも金利(金融政策)のサジ加減を決めるFOMC(18-19日)、
その前かもしれない延期となったパウエルFRB議長の議会証言にて、
逆イールドに対する懸念を払拭するか、金利を落ち着かせると共に、
正常な状態(短期金利<長期金利)に戻すか・・・

以上のいずれかにならないことには、
逆イールドに対する疑心暗鬼が続くと共に、
リスクオフの動き自体も継続する可能性が高い状況なので、
金利低下(ドル安)バンザーイ!という解釈での適温相場にもならず、
為替市場とハゲIPOの弊害以外は良好と言える需給環境を下支えに、
クリスマスラリーくらいはいけるで!
という短期的なハッピーモードも厳しいと言えます・・・

とにかく繰り返しになりますけど、シンプルに見るならば、
ひとまず債券買い(金利低下)株売りの動きが落ち着き、
せめて昨日を上回る商いを伴った株高(原油高も)となるか、
買戻しに過ぎない薄商いながらも直近高値を超えるなりしないことには、
今のところは慎重に動くしかないという状況です。

新興市場についても、商いが減少しての続落となりましたが、
国内外共にリスクオフの動きは継続しており、さらに地合いが悪化すれば、
業績の伴わない新興市場は、リスク資産の最たるものとして過度に売られ、
個人ターゲットなソフトバンクのゴリラIPOも控え、
新興市場が最も影響を受ける可能性もありますので、
主力大型株以上に機敏で慎重な姿勢で動くくらいがいいでしょう。

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デジャヴ以上に淡々と・・・
こんばんはです。

本日は寄りから引けまで、休むことも反発することもなく淡々と売られ、
中間選挙の翌々日(11月9日)のデジャヴ?とも思いましたが、
11月9日は現物の商いは約2.6兆円、先物の商いは低調、
後場からは淡々売りも落ち着き、終わってみれば日経平均が1.05%安、
トピが0.5%安、マザーズが3.2%安だったのに対し、
本日は終日に渡って売られ続け、商いは約2.7兆円、先物の商いは活況、
日経平均は2.39%安、トピは2.36%安、マザーズは1.48%安
だったので、本日は11月9日より先物主導が顕著であったり、
新興市場の下げ幅が小さいながらも、
現物もトピもそれなりの商いで大きく売られていたので、
淡々とした円高進行や米金利低下もありましたが、
リスクオフ感というよりも日本株売り感の強い一日でおました。

日本株の下げ幅自体が、海の向こうと比べても突出しているので、
国内独自の悪材料でもあるのかと心配にはなりますが、
何やらトランプマンの貿易戦争でのターゲットが中国から日本へ移るとか、
ハゲバンコのゴリラIPOに向けた換金売りとか、
ついでに言えばイタリアのGDPがマイナス成長だと騒がれる中、
実は我が国もマイナス成長だったことがバレた・・再認識されたとか、
そもそも世界の中でデフレと言う奇病を患っている唯一の国とか、
他も含めて言い出したらキリはないですけど、
世界の景気敏感株として過度に動くのはお馴染みの光景であり、
だからこそ国内よりも海の向こう(外国人)次第なのが日本株と円なので、
国内独自の要因も重要であり、特にハゲのせい感も否めないですが、
不穏な動きのあった海の向こうも無視するわけにはいかないと言えます。

と言うのも、ついに米金利で逆イールドが発生しており、
(米物価連動債の2年債と10年債の利回りが以前から逆転済み)
米3年債と5年債の利回りが2007年以来の逆転、
米3年債と7年債の利回りもフラットに・・・

足元では米10年債利回りと30年債利回りも淡々と低下しているので、
米金融政策の影響が大きい2年債利回りと逆転するような事態となれば、
騒ぎが大きくなる可能性もあります。

ただし過去の例からも米長短金利差の逆転が起きても、
すぐに何チャラショックが起きるとかリセッション入りになるわけではなく、
約1ー2年後に起きることが多いので、
米長短金利差逆転直後の一時的な騒ぎに留まるでしょうけど、
足元の投機筋のポジションを見ると、
米債券はかなりガス抜きが進んだと言えるものの、
ドル買いポジと円売りポジはかなり積み上がっているだけに、
米長短金利差の逆転だけでなく米金利低下が続くことになると、
需給の巻き戻しとも相まったドル安・円高が継続する可能性が高く、
米株にとっては御都合解釈な適温相場と言われる可能性はあれど、
日本株にとっては先に述べたハゲIPOを含む国内独自要因、
来週にはMSQも控えているだけに、本日の売り一辺倒を見ていると、
これまで以上に円高が日本株売りの口実にされる可能性が高いと言えます。

そういう意味では、米金利の過度な低下が止まり、安定するか、
長期金利主導で急騰ではなく、程よい上昇となればいいとも言えるだけに、
貿易戦争や金融引締めによる景気の先行きへの悪影響の再確認ではなく、
昨夜の堅調だった米ISM製造業を始め、
週末の雇用統計まで続くテンコ盛りの米経済指標が堅調な結果となり、
悪影響は一時的なものだったとなることが理想的なのですが、
昨夜の堅調なISM製造業を好感する反応は軽微だったので、
今週の米マクロ指標に対する反応への過度な期待は禁物でおます。

だからこそ物価への影響が大きく、
米株と共にリスク資産としての存在の大きい原油が
6日のOPEC総会(5日に減産監視委員会も)をきっかけに、
本格的な堅調モードへと転じれば、物価上昇期待だけでなく、
リスクオンムードも高まり、米株も買われることで、
市場全体がリスクオンモード、少なくとも適温相場だと言われ、
ドル高だろうとドル安だろうと円安となり、
日本株も引っ張られる可能性はありますので、
市場の動き目線では、鍵を握っているのは原油と言えそうです。

以上の通り、個人的には貿易戦争の停戦が一時的であろうとも、
需給面では為替市場と国内のハゲIPO要因以外は良好なので、
年内くらいは貿易戦争の停戦を素直に喜び、
クリスマスラリーがあってもおかしくないと思うのですが、
そうは言っても本日の動きを見ると、先に述べた通りの動きに加え、
それなりに商いを伴った日本株売りだったので、
クリスマスラリーなんて見当違いも甚だしいと言われても仕方ないです。

ということで、OPEC総会後の原油やテンコ盛りな今週の米経済指標が、
大きく動くきっかけになる可能性もありますが、
現状は米金利の動向を横睨みしながら、シンプルに商いを伴ったと言うか、
せめて本日を上回る商いでの日本株買いとなるか、
昨日の高値を上抜けない限り、慎重に動いた方がいいでしょう。

新興市場については、本日のように国内主力大型株が、
緊張感に欠ける淡々売りならば、代わりに賑わう可能性もありますが、
本日は昨日を上回る商いでの下げではありますので、
新興市場も同様のスタンスで動いた方がいいでしょう。
しつこいようですが、新興市場はそもそも業績が伴っておらず、
地合いが悪化すれば、リスク資産の最たるものとして過度に売られますし、
一応、個人ターゲットなソフトバンクのゴリラIPOも控え、
新興市場が最も影響を受ける可能性がありますので、
主力大型株以上に機敏な姿勢で動くくらいがいいでしょう。

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僻地明け
こんばんはです。

27日から屁こいて僻地へ行ってたので、すっかり浦島太郎ですが、
帰って来た途端、燻っていた風邪の症状も重くなっており、
発熱とかは無いものの、イマイチ頭の回転が鈍くなっております。
(そもそも脳みそ筋肉やろ!というツッコミは受け付けません)

そんな僻地へ行っている間に意外と驚いたのは、
ガキ大将(トランプ)とガキデカ(習近平)のタイマン(会談)よりも、
フランス革命のような暴動が起きていたことです。

市場への影響はルパン三世(マクロン)が退陣にでも追い込まれない限り、
限定的でしょうから、横目で見ておく程度でいいでしょうけど、
欧州は英国のトンズラ(ブレグジット)、伊の放漫財政予算騒動、
スペイン・アンダルシア州議会選の極右台頭、独メルケル政権の揺らぎ等、
政治がゴタついており、潰れる潰れる詐欺状態のスットコドイツ銀行は、
マネロン疑惑でガサ入れされているとかで上場来安値を更新し、
今度こそホンマにヤバイのではとも言われ、欧州は話題に事欠かないだけに
マネロンとマクロンが思わぬトドメにならんことを願うばかりです。
(マネロンとマクロンはほぼ言いたかっただけですw)
っつうか、EUとユーロの護送船団の泥船感が改めて強まっております。

以上の様な欧州ネタについては、どうにでも解釈できるというか、
地合い次第で好悪どちらの材料にでもなるというのが現実なので、
欧州各国の金利、CDS、ユーロ、ポンド、ドイツ銀含む金融機関の株価、
銀行間金利を見ておくしかないですが、今のところ危ういのは、
ドイツ銀行と重債務国の金融機関の株価という感じです。

さて欧州は置いといて(今宵の欧州市場は堅調にスタート)、
僻地へ行っている間の最も大きなイベントは、
アルゼチンチン・・ゼンチンで開催されたG20での米中首脳会談ですが、
ガキ大将とガキデカのドツキ合いとはならず、
2700億ドルの追加関税については話に出ることも無く、
年明け早々からの対中関税引上げも90日の猶予期間を設けることになり、
ひとまず停戦合意といった感じです。

市場では終戦ではなく停戦に過ぎないとか、
90日間で終戦にまで漕ぎつけるのは無理とか、
その間に何が起きるのかわからんとか、色々とケチも付いていたり、
本日の日本株は上昇したものの商いは2.4兆円と本気買い感は無いですが、
米株先物は堅調であり、せめて今夜以降の動きを見ないことには、
ケチを付けてばかりもいられないと言えます。

足元の需給環境としても、為替市場は円売りポジ、ドル買いポジが、
かなり積み上がっている危うさもありますが、
株、債券、原油についてはかなりガス抜きが進んでいるので、
停戦合意でマインドさえ好転すれば、商いがイマイチであろうとも、
需給主導での株高は期待できる状況ではあります。

とにかく貿易戦争は停戦し、双方が協議のテーブルには付くので、
何か良からぬことが起きるまで・・・とは言っても、
良からぬことはがいつ起きるのかは誰にもわからないので、
素直に喜んでもいいのでは・・・と思ったりもします。

従って貿易戦争がもたらす景気の先行きへの悪影響が、
足元ではマクロ面で景気の先行指標(マインド指標)が鈍化していたり、
ミクロ面(企業業績)では見通しが鈍化していたりと、
単なる先行き「懸念」ではなく傷を負ってしまっている現実もありますが、
貿易戦争が停戦合意だけでなくホンマに収束すれば、
傷は一時的との期待が高まる・・・というのは置いといても、
傷が改めて確認されたり、傷が深くなっていることが確認されるまでは、
ひとまず米中の停戦合意を素直に好感してもいいのでは・・・

そして貿易戦争と共に景気の重石となる金融引締め(金利上昇)についても、
貿易戦争が燻ったままでは火に油となり、貿易戦争が収束すれば、
重石は軽くなりますが、足元では金利敏感な住宅や自動車は、
「懸念」だけでなく傷を負ってしまっているので、
同じく傷が改めて確認されたり、傷が深くなっていることが確認されたり、
金利が再び上昇ピッチを早め、悲鳴を上げた水準まで上昇するまでは、
現在の金利は安定もしているので、
ひとまず米中の停戦合意を素直に好感してもいいのではと思うばかりです。

ただし今週は・・・マクロ面での傷を確認するイベントが多く、
月初恒例の米経済指標テンコ盛りウィークであり、
金融引締めの先頭を走るFRBの親分(パウエル議長)の議会証言(5日)、
他にも米株と共に市場の空気を決めるリスク資産である原油は、
OPEC総会(6日)を控えており、
貿易戦争の主役の一角である中国の経済指標も5日と週末に控えているので、
マクロ面での新たな傷とか傷が深くなっていることが確認されると、
貿易戦争の停戦合意だけでは不十分や!となる可能性もありますし、
逆にマクロ指標が堅調ならば、傷は一時的と解釈される可能性もありますが、
単月の回復だけではアテにならないのも事実なので、
次月のマクロ指標が発表されるまでの一時的な安堵だと見ておきましょう。

パウエルおじさんの議会証言については、
せっかく貿易戦争が停戦合意となった状況下で、
強気な金融引締め姿勢を示すと冷や水を浴びせることになる可能性があり、
かと言って手の平返しな金融引締め姿勢の過度な鈍化は、
そんなに酷いのか・・・という違う意味での火に油を注ぐ結果となるので、
適度な鈍化姿勢が無難と言えます。

OPEC総会については、結果がどうこうよりも、
総会後に原油が堅調になれば、市場にとってはポジティブと言えます。
(足元の投機筋の原油ロングは今年最低水準でおます)

ということなので、貿易戦争の停戦合意に対して、
実体面では安心できない面(傷)は多々ある上に、
いつ安心できない面(傷)が蒸し返されたり、
貿易戦争そのものが再燃するリスクはありますが・・・
為替以外では需給面での軽い状況が続いているので、
今週のイベント等でこれらのリスクが再燃することは覚悟の上で、
停戦合意によるマインドの好転と割り切って乗ればいいでしょう。

繰り返しになりますが、実体面での傷を負った状態に変わりはないので、
くれぐれも商いを伴った下げとなったり、直近安値を割ったりと、
ダメならば即座に撤退するという姿勢だけは徹底し、
目線としても年内一杯のクリスマスラリーくらいに見ておきましょう。

新興市場については、基本的には同様の目線でもいいのですが、
足元では主力大型株とは違い、それなりの商いを伴う上昇が継続中なので、
シンプルにここまでの上昇局面よりも商いを伴う下げが継続するまでは、
勝負姿勢を維持しておけばいいと言えます。
ただし新興市場は実体面での傷と言うより、
そもそも裏付け(業績)が伴っておらず、地合いが悪化すれば、
リスク資産の最たるものとして過度に売られますし、
一応、個人ターゲットなソフトバンクのゴリラIPOも控え、
新興市場が最も影響を受ける可能性があることは頭に入れておきましょう。

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