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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
何かと燻ったままの週末
こんばんはです。

日曜日の都知事選を前に小池ゆりやんレトリィバァが会見を開き、
少し恐れていた五輪中止爆弾は炸裂させず、開催の意向を示したので、
五輪を待ち望む私としてはひと安心ですが、
五輪反対派の都民や国民は激おこぷんぷん丸でしょうから、
都議選では都民ファーストを始め与党はどうなるのやら・・・

主要政党で明確に五輪中止を掲げているのは共産党だけなので、
まさか共産党大勝利、過半数獲得という異常事態・・・
にはならないと思いますが、国政の方ではガースー首相の任期が9月末、
衆院の任期が10月21日、東京五輪が7月23日に開幕、
パラリンピックが9月5日に閉幕なので、
閉幕からガースーおじさんの任期切れの9月末までに、
解散総選挙に打って出るなんて話もあるだけに、
都議選で与党が惨敗し(小池政党大勝利も恐ろしいですけど)、
五輪期間と重なるようにコロナ感染再拡大の第5波になるようだと、
いよいよ与党は風前の灯にもなり兼ねないですからね・・・

ただ我が国は未だに野党がポンコツ過ぎるおかげで、
消去法で与党が選ばれることが多分にあるので、
まさかの政権交代にでもならない限り、
(我が国が共産党政権になったら笑うしかないですけどw)
金融市場への影響は軽微なものになるでしょうけど、
もしかして政権交代かも・・・という思惑や不安が拡大すると、
結果が出る前に市場は動くものですから、まずは都議選が注目です。

以上のような燻っている国内政治リスクが不気味ではありますが
今夜は3連休前の週末となる米国で6月雇用統計が発表され、
昨夜までに発表された他の経済指標と同様、堅調な結果となり、
インフレ&金融引締め懸念が再燃するのか・・・
程良く低調な結果となり、インフレ&金融引締め懸念が和らぐのか・・
ドイヒーな結果となって金融緩和継続必至となるのか・・・

現在の金融市場の動きとしては、昨夜までの堅調な経済指標を受けても、
金融引締め懸念の金利上昇・債券安、ドル高ではなく、
金利低下・債券高、ドル高(円最強高風味、豪ドル安、仮想通貨安)、
原油高(高値更新)、銅安、穀物高、金はやや反発、他の商品マチマチ、
薄商いでの米株高、英欧株は薄商いでの高値圏、中国株は活況で軟調、
日本株は薄商いでの出遅れ状態なので、
ドル安ならば金利低下・安定の薄商いでのカネ余りバブルと言えますが、
ドル高基調は続いているので(円最強高風味、豪ドル安)、
リスク回避の債券買いによる金利低下、
株式市場は閑散に売り無し&おっかなびっくりで留まっているだけ、
というリスクオフ風味が強いので、ドル高継続で風味が増すようだと、
債券買い(金利低下)、株売りの加速と共に原油・商品も崩れ、
ゴリゴリスクオフにはなるでしょう。

もしかすると・・・実体経済が堅調だからこそ、
正常な物価上昇、金融引締めにも耐えられるという解釈に変わり、
債券売り(金利上昇)、ドル高にも屈せず(この場合は円最弱安)、
原油高、商品高、株高という健全なリスクオンの動きも・・・
現状では極めて可能性が薄いと見てますけどね。

以上の通り、健全なリスクオンは置いといて、
現在はインフレ&金融引締め懸念と言われながらも、
金利低下を始めリスクオフ風味が強い動きが続いている中で、
今夜は雇用統計を迎え、やや気になる都議選も控えているので、
週明けのスタンスとしては、米国が休場という鬼の居ぬ間ですが、
シンプルに市場の動きで判断するしかなく、
結果的に昨日も書いた通り、特に変更はないので割愛します。

良い週末をお過ごしください。

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お変わりなく、フガフガする必要もなく
こんばんはです。

昨夜発表の米6月ADP雇用は市場予想を上回ったものの、
前月からは鈍化しており、今夜の米6月ISM製造業での雇用指数、
週末の米6月雇用統計も注目ではあるのですが、
御存知の通り、米国では手厚い失業保険の上乗せ給付が、
10日にほぼ全州で終了することになるので
(8割近くの週がすでに終了、本来の期限は9月)、
米国の雇用指標は7月以降こそが重要とも言えます。

そんな手厚かった失業保険はマーケットの種銭にもなっており、
コロナ禍以降の米国市場ではロビンフッド騒動を始め、
商い自体が以前と比べ物にならないほど増加しているのも事実なので、
(昨夜を含め足元では商いが減少傾向)
失業保険の打ち切りと共に雇用者数が増加する健全な動きになっても、
マーケットでは参加者が減少して商いが細るという皮肉な結果となれば、
(従来からの夏枯れやETFの分配金捻出売りシーズンとも重なる)
織り込み済みとか出尽くしとか決算シーズン待ちと理由を付けられ、
自然落下となるかアテにならんヒョロ上がりが続くだけでしょうし、
旬ネタであるインフレ&金融引締めざるを得ない懸念が加速したり、
昨日も書いた不気味な住宅バブルが意識されたり、
コロナリスクや米中対立等が再燃すると、
いずれにせよこれまでとは逆の実体経済と乖離した動きになります。

そういう意味では、経済指標は堅調過ぎるよりも、
程良く低調なくらいの方が、金融引締めざるを得ない懸念が薄れ、
金融緩和継続期待が高まり(同時にインフレ懸念も高まる弊害も)、
短期的にはマーケットに追い風とも言えますが、
足元ではデルタ株の蔓延によるコロナ禍の再燃リスクも燻っており、
再び世界的な経済活動停止の動きが拡大・加速なんて事態になれば、
程良く低調な経済指標レベルでは済まされず、
金融緩和の継続だけでも収まらず、再拡大が必要になり、
さらなる財政出動も必要となり、これらが出揃うまでは、
コロナショックセカンドインパクトにもなり兼ねないです。
(我が国では五輪も危うくなり、政治リスクも高まります)

以上の通り、コロナショックセカンドインパクトはともかくとしても、
足元の金融市場の動きとしては、
インフレ&金融引締めざるを得ない懸念が和らいだ動きではあるものの、
金利低下・安定、ドル安、原油高、商品高、商いを伴う株高、
というカネ余りバブルモード基調と言うよりも、
リスクオフ風味の債券高・金利低下、ドル高となっており、
株式市場も薄商いで踏ん張っているだけ(日本株は際立った出遅れ)、
原油は堅調ながら銅は軟調、商品もマチマチという状況です。
(昨夜は穀物が急騰してましたが・・・)

ということで、理想としては実体経済が堅調だからこそ、
正常な物価上昇であり、金融引締めにも耐え得るとの解釈になり、
債券安・金利上昇、ドル高にも屈しない原油・商品高、商いを伴う株高、
という健全なリスクオンになることですが、
理想ではなく現実としては、不健全ながらも低金利安定、ドル安、
インフレ懸念と言われない程度に堅調な原油・商品、商いを伴う株高
というカネ余りバブルモードになることです。

そして現在の市場全体の動きとしては、
先にも述べた通り、リスクオフ風味が強い動きであり、
株式市場は国内外共に薄商いも続いているので、
週末でもある明日(米国は3連休前の週末)のスタンスとしては、
今夜のISMや明晩の雇用統計、先に述べた小難しい話よりも、
シンプルに市場の動きで判断した方がいいでしょうから、
まさかまさかの極めて可能性の低い健全なリスクオンになるか、
現実的なカネ余りバブルモードにならない限り、短期勝負だけに留め、
慎重に構えておきましょう(新興市場も同様です)。
個人的には少なくとも8月まで冴えない相場が続くか、
下手をすればゴリゴリスクオフにもなり得ると見てますが、
そうならずとも当面は商いも期待出来そうにないので、
出遅れが際立つ日本株としてはせめて6月高値、
せめてせめて直近高値を超えるまでは、
鼻息を荒くしてフガフガする必要もないでしょう。

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良からぬバブルも継続中
こんばんはです。

インフレ懸念だと言われ、一方で実体経済が堅調だからこそ、
正常な物価上昇との見方もあり、いずれ正解は出るのでしょうけど、
昨夜発表された米国の住宅価格指数の急上昇は継続中・・・

米主要都市の住宅価格を示すS&Pケースシラー住宅価格指数は、
2013年の水準を超え、リーマンショック前の水準に迫っており、
全米の住宅価格を示すFHFA住宅価格指数は、
すでにリーマンショック前の水準を超えており、
両指数の急上昇が始まった昨年10月以降、
中古も新築も住宅販売件数は右肩下がりが継続中・・・

リーマンショックはショックが起きる4年前から、
住宅価格の高止まりが続き、3年前から住宅価格と販売件数が、
足並みを揃えての下落が始まり、ショックに至ったので、
現在は住宅価格上昇中、販売件数下落中という状況からも、
まだ大丈夫と言えなくもないですけど、
すでに始まっているとも言えるので、
実際に金融引締めに動くなり示唆することで金利が上昇し、
住宅ローン金利も上昇することになれば、
歴史が繰り返されるように始まるのかも・・・

物価上昇だけならば、足元ではデルタ株の感染拡大によって、
コロナ禍が悪化する可能性もありますので、
まだ金融緩和継続でいいとは思うのですが、
米国の住宅価格上昇と住宅販売減少を見ていると、
傷が深くならないうちに金融引締めに動くべきなのかとも・・・
同時に金融市場もガス抜きすることにはなりますけど・・・

まぁでも判断するのは、脳みそ筋肉ゴリラの私ではなくFRBなので、
今後のFRBメンバーの発言を含む米金融政策動向、
米物価指標を始めとする米経済指標と特に米住宅価格と住宅販売動向は、
注視しておく必要があります。

だけに足元で不気味に拡大をしているコロナのデルタ株によって、
金融緩和を続けざるを得ないことになれば、
住宅市場も金融市場もさらなるバブル加速に向かうかも知れませんが、
破裂した後の傷の深さ(ダメージ)は、甚大なものになりそうなので、
現在の金融市場では緩和継続によるカネ余りバブルモードを望まず、
金融引締めによる金利上昇でのガス抜きこそが、
必要なのかと思ったりもしますけど・・・

足元では金利上昇(債券安)ではなく金利低下(債券高)となっており、
ドル安となればカネ余りバブルモードで株高、原油高、商品高、
ドル高となればリスクオフで株安、原油安、商品安、
というカネ余りバブルモードとベタなリスクオフの紙一重状態なので、
金利が上昇してのガス抜きモードになる気配は無く、
かといって健全な金利上昇という気配もないです。

昨夜の米国市場も米株は薄商いでの小幅高、英欧株も薄商いの反発、
本日の日本株は薄商いの小幅安とおっかなびっくり状態が継続中、
株式市場以外は、原油は高値圏での小幅反発、
半導体需要とも言われる鉛の堅調ぶりもありますが(錫、亜鉛も)、
景気の鏡である銅の下落は続いていたりと商品はマチマチであり、
債券高(金利低下)、ドル高(円最強高・豪ドル安)も継続中なので、
金融市場全体としてはリスクオフ風味が強い状況に変わりはないです。
(欧州時間に入ってから風味が増してますけど・・・)

と言うことで、国内には月末安・月初高アノマリーもありますが、
現在の国内外を含む金融市場全体としては上記の通りなので、
今夜以降のイベント(昨日の記事参照)にも注視しつつ、
明日のスタンスとしては、昨日にも書いた通り変わりはないです。

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リスクオフ風味の紙一重が継続
こんばんはです。

何だか日本株は世界のリスクの吹き溜まりのような弱さであり、
良く言えば出遅れとも言えるのですが、
世界中でインフレ&金融引締めざるを得ない懸念が燻っている中で、
微動だにしないデフレによって金融緩和を続けざるを得ない国であり、
先進国の中ではコロナ感染者数が最も少ない国という面もあるので、
良くも悪くも際立った国ではありますけど、
マーケット的には冒頭で書いた通り、
良い面が評価されてない動きというのが現実です。

昨夜の米国株は週末と打って変わって薄商いでしたが、
ダウ、輸送株、ラッセルが下落した一方(VIXも上昇)、
ナスとSP500が最高値更新、SOXは大幅高、
というグロース株の強いマチマチの動きだったので、
世界のグロース株とも称される日本株も買われると思いきや、
グロース株は踏ん張ったものの日経、トピ、新興共に下落しており、
薄商いながらも商いはやや増加しての下落でおます。

昨夜は米連邦地裁が米政府のFBに対する独禁法を巡る提訴を棄却し、
燻っていたGAFAMへの規制懸念が和らいとも言えるので、
再提訴期限の7月29日を見据えて米政府からの新たな動きが無く、
規制強化路線に変わりない欧州から新たな圧力が出て来ず、
緩やかな金利低下&安定がドル安と共に継続するならば、
当面はGAFAMを始めハイテク・グロース株への追い風が続き、
世界のグロース株である日本株にも追い風が・・・とも言えますが、、
昨日も書いた通り、低金利安定のカネ余りバブルモードなのか、
ベタなリスクオフモードなのか、という紙一重の状態が続いているので、
リスクオン・オフのスイッチ役となっているドルが、
ドル安で安定すればいいのですが、ドル高が進んでしまうと、
ベタなリスクオフとなってしまいます。

現在の株式市場以外の動きを見てもドルは小幅高となっており、
リスクオフ風味は続いているので(円高、豪ドル安も)
足元の債券高・金利低下はカネ余りバブルモードの低金利安定ではなく、
リスクオフの債券買い・金利低下という色合いが強いと言えます。

そして原油・商品についても、昨夜は原油が売られ、銅が続落、
金は小幅続伸、他の商品はマチマチ、穀物安となり(仮想通貨安も)
下落すればインフレ懸念緩和、コストダウンという良い面もありますが、
原油は米株に次ぐリスク資産の代表でもあるので、
下落すると金融市場でのマネーの逆流を加速させる面があるので、
実体経済は置いといてリスクマネー目線では、
ドル高と共に原油・商品が売られるのはよろしくない動きと言えます。

ということで、カネ余りバブルモードとリスクオフの紙一重ながら、
ややリスクオフの色合いが強い状態ではありますので、
昨日も書いた通り、個人的には8月まで冴えない相場が続くか、
下手をすればゴリゴリスクオフにもなり得ると見てますが、
少なくとも明確な意志を感じる商いを伴うカネ余りバブルモードが、
継続するまでは、引き続き、短期勝負だけに留めておきましょう。

日本株に対してポジティブに出遅れ、米株に追随と言うのであれば、
米株の史上最高値更新に続いて日本株も史上最高値更新、
いや年初来高値更新・・・とまではさすがに言うつもりはないですが、
せめて6月高値を超えるまでは、フガフガする必要もないでしょう。
長きに渡る薄商いが続く新興市場についても、
商いを伴う上昇が継続するまでは、短期勝負だけに留めておきましょう。

ちなみに現在の紙一重状態から動くきっかけになる?
かもしれない目先のイベントとしては以下の通りですが、
超目先である今夜は、米住宅価格が発表されます。
足元で価格上昇による住宅販売件数の下落が続いており、
言っても住宅市場はかつてのバブル崩壊の象徴でもあるので注目です。

29日 国内小売企業決算本格化、
    米ケースシラー住宅価格&米住宅価格指数
30日 国内期末配当支払いピーク(24日から約2兆円)
    ADP雇用、FRBが銀行の自社株買いと配当金の制限解除
7月前半 ETF分配金捻出売り(約7000億円超)
 1日 日銀短観、小売企業の6月月次売上発表の本格化
    中国共産党創設100周年、OPEC総会、
    EU内でワクチンの接種証明書の運用開始
    米ISM製造業、米新規失業保険、
 2日 ユニクロの6月月次売上
    米雇用統計、米国は3連休前の週末、ラガルドECB総裁講演
 4日 東京都議選投開票

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ペライチな週明け
こんばんはです。

現在も五輪開催を巡る賛否両論が渦巻いているので、
五輪を境に国内政治が混乱しそうな嫌な感じもありますが、
前哨戦?とも言える都議選では、
ラーメン大好き小池さん率いる都民ラスト・・失礼、ファーストに加え、
与党も苦戦するようだと、政治リスクが高まりそうではあります。

現在の国内政治を見ていると、苦戦も止む無しという状況ですが、
(最新の世論調査では与党の支持率が下げ止まりとも)
4日投開票の都議選での苦戦だけでなく、
更なる五輪運営の不手際とそれによるコロナ禍の悪化となれば、
マーケットとしても国内政治リスクを意識せざるを得ないので、
五輪が無事に成功で終わることを願うばかりです。
私は東京都民ではないので都議選については、
都民にとってのベストな結果はよくわかりませんけど、
ちと気掛かりな政治イベントではあります。

それにしても女親分のラーメン大好き小池さんは、
疲労で入院とのことですが、都議選はともかくとして、
五輪開催都市の責任者として、何か発信しないのでしょうかね・・・
もし五輪や都民のためではなく政治の駆け引きでのダンマリならば、
呆れるしかないんですけど・・・

さてさて週明けのマーケットですが、
本日の日本株は売買代金が2兆円割れの薄商いでのマチマチ・・・
(新興市場は堅調だったものの激薄商いが継続中(小型株も上昇))
先週末の米株は大商いだったもののマチマチ、
欧州株は薄商いでのマチマチ、本日の欧州株は一服スタート、
中国株は相変わらずの大商いでの横ばい、
米株先物は小幅に軟調推移なので(VIX上昇スタート)、
現時点での株式市場は、週末の米株が謎の大商いではあったものの、
国内外共にマチマチのハッキリしない動きが続いております。

株式市場以外を見渡すと、
米英欧債券安・米英欧金利上昇ながら(日本だけ債券高・金利低下)、
米長期金利は6月の水準を超えたわけでもなく、
ドルは小幅安ながら(豪ドル高、欧州通貨安、仮想通貨安)、
ドル高基調は崩れておらず、
原油は続伸で高値更新、銅反落、他の金属高、穀物安、金小幅高なので、
週末と現在の動きだけならば、
債券売り・株買い主導の健全なリスクオン風味ではありますが、
見ての通り、株式市場はマチマチでハッキリせず、
長期金利もドルも6月高値すら超えたわけでもないので、
良く言えばカネ余りバブルモードの最中での一時的な一服&マチマチ、
悪く言えばドル高か金利上昇が加速すれば、マーケットの悲鳴が再燃し、
最終的には債券買い(金利低下)・ドル買い、株売り、原油&商品売り、
というベタなリスクオフになるとも言えます。

つまり相変わらずペラペラ紙一重(ペライチ)な状況が続いているので、
カネ余りバブルモードになるにしても、
まさかの健全なリスクオンになるにしても、
はたまたベタなリスクオフになるにしても
明確な意志と方向感の見える商いを伴った動きになるまでは、
アテにならん紙一重が続いていると見て、
短期勝負だけに留めておきましょう(新興市場も同様です)。

先週末の記事でも書いた今週のスケジュールをみればわかる通り、
満遍なくイベントが続く一週間なので、
(7月前半には恒例のETF分配金捻出売りも(約7000億円超))
いつ紙一重の紙が破れてもおかしくない状況ではあり、
このまま7月後半からの決算シーズンに入り、
8月のジャクソンホール(26-28日)あたりまで、
夏枯れ紙一重(夏休み)モードが続きそうな空気も漂いつつあります。

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