不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
巻き戻しのオイニー漂う今週
おはようございます。

週末に発表された米6月小売売上高と米6月消費者物価は低調な結果となり
先々週に発表された雇用統計を始めとする経済指標が堅調だったとは言え
FRBの本業である物価の鈍化が続き(日英欧も含む世界的な鈍化傾向)
米GDPの7割を占める個人消費は足踏みが継続中(車も住宅も)・・・

だからこそイエレンおばさんの強気な景気見通しには釈然としませんが、
金融政策については薬抜き(バランスシートの縮小)姿勢を維持したものの
利上げ姿勢は年末にあと1回やる程度に緩めたとも言えますので、
身体(米経済)自体は健康なので薬抜きには耐えられるものの
健康ながらフィジカルの水準が低いまま(物価が伸びないまま)では、
負荷を増やすと(利上げすると)身体も壊れるという理屈なのか・・・

米個人消費を見る限り、小売売上高の足踏みが継続しているのはもちろん
車や住宅、百貨店の業績や売上(高額消費)の低調ぶりは、
明らかにすでに行った利上げの副作用とも思えるだけに、
身体自体(米経済)も健康とは思えない・・とまでは言いませんが
少なくとも今は筋肉痛で悲鳴を挙げているとしか思えないのですが・・・

まぁ私がケチを付けたところで、個人消費は小売売上高の結果よりも、
アマゾン等のネット販売が旺盛だからとか個人消費支出は伸びていたり、
ポジティブな見方もありますし、物価の鈍化に対する見方についても、
大きな要因とされている原油は足元で回復傾向なので、
物価の鈍化は一時的というポジティブな見方もあります。

そして週末の米金融機関を皮切りに本格化する米企業決算が好調であれば
米経済のミクロ面での健康ぶりを裏付けることにはなりますので、
そうなると本来ならば米国の舵を握るトランプ船長が迷走しようとも、
船自体は自動操縦というか、民間とFRBの力だけで、
順調に航行しているという理屈にはなりますけど・・・(笑)

以上の通り、週末の米小売売上高と米消費者物価の低調な結果を受けて
私のイマイチ悲観的な見方とは逆のポジティブ解釈もあり、
イエレンおばさんのバランスの取れた金融政策という見方もありますが
米国市場の動き(反応)としては・・・

米債券市場は薬抜きよりも利上げは遠のいたとネガティブに反応し、
米債券高(米金利低下)となっており、
ドルも同様にネガティブなのか、単に米金利低下に反応したのか、
英欧の堅調なマクロ経済を裏付けとした引き締め観測との対比なのか
ドル安(ポンド>円>ユーロ>新興国>ドル)となっておりますが・・・
米株式市場だけは利上げ観測後退(米金利低下)とドル安は、
米株にとって負荷軽減やで!
という薬漬け(金融緩和)時代の御都合解釈かのように、
ダウとSP500は最高値を更新し、
米金利上昇(米債券安)と共に売られていたハイテク株は、
米金利低下(米債券高)と共に買われてナスダックも上昇となり、
米株は続伸して終えております。
VIX指数に至っては、1993年12月以来となる
24年ぶりの低水準というお気楽ぶりです。

つまり米債券安(米金利上昇)ドル高・米株高
という健全なトランプラリー(リスクオン)ではなく
米債券高(米金利低下)ドル安・米株安というリスクオフでもなく、
悲観モードな米債券とドルに対して、
御都合解釈モードというか楽観モードな米株高
という楽観と悲観の入り混じるチグハグモードではあります。

繰り返し書いている通り、チグハグモードの際は、
米株と原油が揃い踏みで下げない限り、市場の空気は悪くならないので
緊張感の無いお気楽ぶりも頷けるのですが、
米国は先頭を切ってすでに利上げへ踏み切っている国ですから、
薬漬け時代のような御都合解釈なチグハグモードは、
日欧ならばまだしも、長続きするとは思えず、
米株の商いが薄いことからも窺えます(日英欧も薄商い)。

だけにVIXの24年ぶりの低水準というのは、
かつてのようにお気楽ぶりがピークを迎え、
これから揺り戻し(波乱)が起きることを示唆しているとも言えますし、
見方を変えれば、米債券高ドル安を好感する御都合解釈な米株高は、
米マクロ環境が低調だからこそのお薬(金融政策)頼みの解釈であり
米マクロ環境が低調なままで米債券安・ドル高になると、
米株は悲鳴を挙げるとも言えますので、これから本格化する米企業決算が
米マクロ環境の低調ぶりをカバーできる堅調な結果となれば、
米株の悲鳴も挙がらず、トランプラリーが再開するとは言えます。

つまり薄商いだったことからも、
御都合解釈なチグハグモードが長続きするとは本気で思っておらず、
足元では米株の割高感も際立ちつつありますので、
米企業決算を見極めようという空気は漂っており、
決算が一巡するまでは、米バリュー株の決算がドイヒーだったり、
原油が大きく崩れない限り、チグハグモードが続きそうですが、
決算が一巡するまでに(特に米ハイテク株決算)、
米債券安(米金利上昇)ドル高となった際に、
ハイテク株を中心に米株が悲鳴を挙げないか?という懸念はあります。

ちなみに週末時点の欧州市場は、
米債券高に引っ張られて欧州債券高となったもののユーロ>ドルとなり、
欧州株も薄商いでのマチマチだったので、
今週に引き締め観測も漂うECB理事会を控えているからなのか、
明確な動きではないと言えます。

英国市場についても利上げ観測が漂っていることで、
米欧債券高には引っ張られず英債券安(金利上昇)と独自の動きとなり、
ポンド最強高の動きにもなっており、
英株はポンド高が重石のように続落して終えておりますが、
薄商いなので、これまた明確な動きは見られないと言えます。

我が国ついては、米国の本気とは言えないお気楽ぶりのせいなのか
御都合解釈なドル安円最弱とはならず、円はポンドに次ぐ強い動きとなり
さらにSQという需給イベントを通過したこともあり、
シカゴ日経平均先物は20040円と軟調に帰って来ており、
米欧に比べるとやや軟調ではあります。
もしかしたら安倍ちゃんマンの支持率低下が影響しているかも・・・

以上が週末時点での国内外の状況ですが、
11日時点ながら足元の需給環境(各ポジション)も合わせて見ると、
米債券買いはやや減ったものの未だ高水準であり、
ドル買いは今年最低水準、ユーロ買いは今年最高水準、
ポンド売りは今年最低水準、円売りは15年8月以来の高水準、
米株買いはほぼ今年最高水準、シカゴ日経平均先物買いはほぼ今年最高水準
原油買いは今年最低水準近辺(米大統領選前の水準よりはやや多い)
ということからも、需給的には原油はどちらにも動く余地があるものの、
米債券安、ドルorポンド高、ユーロ安、米株安、
という巻き戻しが起きる余地が高い状況ではあります。

我が国としては国内では裁定買い残や信用買い残は過熱には程遠く
黒ちゃんの忖度オペ効果(金利の抑え込み)が続く限り、
豪快に積み上がった円売りポジの巻き戻しの歯止めになるとも言えますが
現状の国内環境としては、黒ちゃん効果と来週からの国内企業決算への期待
これら以外は不穏な政治や欧米よりも低調なマクロ環境からも
海の向こうを押し返すほどの力は国内にはないので(商いも低調です)
残念ながら海の向こう次第という現状であり
海の向こうが週末時点のチグハグモードな米債券高が継続すると、
巻き戻しの円高が加速し、日本株だけが売られる可能性もあると言えます

とりあえず小難し背景は除き、以上のような需給環境だけから見れば、
トランプラリーとなるには米株高の余地が限られており(日本株高も)、
週末の様なチグハグな米債券高・ドル安・米株高の余地も限られますが
限られていようとも米企業決算見極めを理由に(米株の割高修正期待も)
チグハグモードで需給的な歪みをほぐしながらとなるのか・・・
米企業決算やECB理事会、日米を始めとする政治等をきっかけに、
一気に巻き戻しが起きるのか・・・
それとも米国での一部の低調な実態面(日本は欧米よりも低調)、
日米英欧共に鈍化傾向の物価、それでも海の向こうの金融引き締め路線
やや台頭している政治リスク、企業決算を前にした米株の割高感、
そして足元の需給環境、これらを意識した巻き戻しとなるのか・・・
やはり巻き戻しの可能性が高いと言わざるを得ないです。

そんな国内外の現状を踏まえた上で今週としては、
まずこれらの現状に関わる今週のイベントとしては・・・

 ・週を通して

  米企業決算
  トランプマンと安倍ちゃんの政治リスク動向(地政学リスク含む)
  米議会でのオバマケア代替法案の審議動向
  米ハイテク株、我が国のハイテク株と新興市場動向

 ・17日 (日本休場)

  中国4-6月期GDP&6月経済統計、英・EUブレグジット協議再開
  米7月NY連銀製造業景気指数、ネットフリックス決算

 ・18日

  経済財政諮問会議、安倍ちゃん出席の閉会中審査の日程協議
  中国6月住宅価格、豪準備銀行金融政策会合議事要旨
  英6月消費者物価、独&ユーロ圏7月ZEW景況感調査
  米7月住宅市場指数、米決算(IBM、J&J、GS、バンカメ等)

 ・19日

  政労使会談、7月月例経済報告
  米6月住宅着工、米週間原油在庫、米中包括経済対話
  米決算(モルスタ、アメックス、アルコア等)

 ・20日

  日銀金融政策決定会合2日目、SoftBank World2017(21日も)
  6月貿易統計、6月半導体製造装置販売高、安川電機決算
  ECB理事会
  米7月フィリー指数、米新規失業保険、米7月CB景気先行指数
  米決算(マイクロソフト、イーベイ、VISA、トラベラーズ等)

 ・21日

  米欧SQ、GE決算

 ・23日(新月)

といったところなので、今週は米企業決算も経済指標もまんべんなく続き、
日米の政治リスクの燻りやオバマケア代替法案の審議も続くので
週明けからのイバントはどれもきっかけとなり得るのですが、
ヤマ場と言えるほどに重なっているのは、
金融政策イベントで黒い銀行会合とドラギナイト(ECB理事会)
経済指標では我が国の貿易統計と米国のフィリー指数とCB指数、
決算では我が国の安川電機と米国のマイクロソフト決算、
これらが重なる20日が今週の大きなヤマ場と言えます
さらに21日は米欧SQ、23日は新月、
来週からは米国だけでなく国内企業決算も本格化するので(欧州も)
20日以降がヤマ場と言えます。

従って今週としては、イベント的なヤマ場としては20日以降ですが、
先に述べた週末状況や偏りの見られる需給環境を加えると、
週を通して満遍なく続くイベントや主役の米企業決算、
燻る政治等のリスクをきっかけにいつ動いてもおかしくない状況なので、
今週も市場の動きに合わせて動くしかないのですが、
先にも述べた通り、トランプラリー(リスクオン)となる可能性は低く
週末のような御都合解釈なチグハグモードが長続きする余地は、
せいぜい20日のヤマ場くらいまでの限定的なものでしょうから、
巻き戻しになる可能性が最も高いと見ており、
遅くとも20日のヤマ場以降には起きそうです(特にECB理事会)。

ということで三連休明けとなる明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、明日は三連休明けなので、
週明けの海の向こうがトランプラリーで帰って来た上に、
我が国も円安株高となっていれば(出来れば商いも伴った)、
日米ハイテク株と新興市場、我が国の債券の黒ちゃん効果を横睨みしつつ
20日のヤマ場も意識しつつ、リスク覚悟で勝負すればいいです。
週末のようなチグハグモードならば、繰り返し書いている通り、
基本的には米株と原油が揃い踏みで崩れさえしなければ、
20日のヤマ場を意識しつつ、リスク覚悟で勝負すればいいですが、
チグハグモードだと円だけが巻き戻すリスクが高い需給環境ではあるので
円高が際立つようであれば、日本だけが株安となる可能性はありますので
くれぐれも御注意ください(特に夜間は)。
そして巻き戻しが起きていれば、ガス抜きが終了するまで・・・、
いや、少なくとも20日のヤマ場まではその日限りの勝負に留めましょう。

腰を据えて構えている方については、
現状は余裕もあるでしょうから、小難しい背景よりもシンプルに、
海の向こうが先に述べたリスクオフの動きとなり
我が国は商いの伴った株安円高の動きが継続するまでは、
王者の風格で構えておけばいいのですが、
いつ巻き戻し(リスクオフ)が起きてもおかしくない現状だということは
頭の片隅には入れておきましょう。

新たに腰を据えて参戦する方については、
参戦判断としては持ち越し短期勝負の方と同様、
撤退判断としては腰を据えて構えている方と同様でいいのですが、
来週から国内企業決算も本格化することも考慮して参戦しましょう。

新興市場については、先週半ばから良からぬ噂が漂い始めたところに
週末にはゲーム関連の主力の一角に香ばしい決算が発表されたことで
決算シーズンを前に今さらながら業績への警戒モードも高まりそうであり
旺盛すぎる定番の日替わり定食な物色だけではなく、
最近顕著だったそんなもんまで食うのか?そもそも高すぎないか?
という見て見ぬフリをしていたものにも視線を向けつつあり、
きっかけは小さかろうと連想ゲームは大きくなりそうな空気でおます。

そもそも足元の新興市場の動きを見れば、
週末が薄商いでの小幅反落という程度ではありましたが
6月23日の大幅安以降、下げ局面では商いが増加、
上げ局面では商いが減少(値幅も)という下げゴリモードは継続中なので
商いを伴った上昇が「継続」するまでは警戒モードを維持し、
慎重に立ち回るというシンプルな見方をしておきましょう。
先にも述べた通り、海の向こうだけでなく国内の主力大型株についても
チグハグモードならば、代わりに新興市場へ資金も流入しますが、
目先は巻き戻しのリスクオフとなる可能性も高いので
そうなると新興市場は別世界とも言ってられないですからね。

とりあえず世界的なリスクオフとならず、連想ゲームも拡大しなければ、
新興市場はかつての様に主役の柱が一本だけではない裾野の広さもあるので
ウォッチして値動きを把握したテーマ株等ならば参戦するのも自由ですが
くれぐれも良からぬ連想ゲームの拡大動向はもちろんのこと
日替わり定食な柱(テーマ)の移り変わり、
日米債券安(金利上昇)と共に売られていた日米ハイテク株(仮想通貨も)
新興市場(個人)とも密接な大型の任天堂、ハゲバンク等、
これら債券も含めた動きを注視しながら立ち回りましょう。

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今週のスケジュール
おはようございます。

本日は三連休の中日なので、
今週の見通し・焦点については、明日の記事で更新するとして、
当記事は今週のスケジュールだけを貼っておきます。

引き続き、良い三連休をお過ごしください。


国内 海外
17日 海の日 英7月ライトムーブ住宅価格(8:01)
(月) 人民元基準値発表(10:15)
岸田外相が訪米(16-19日) 中国4-6月期GDP(11:00)
 ※SDGs国連ハイレベル政治フォーラム出席  ※算出方法を一部変更して一発目のGDP
河井首相補佐官がベトナム・豪訪問(17-21日) 中国6月小売売上高(11:00)
中国6月鉱工業生産(11:00)
中国3月固定資産投資(11:00)
中国国家統計局会見(11:00)
米7月NY連銀製造業景気指数(21:30)
インド大統領選挙
日米印合同海上演習最終日(10-17日)
英とEUが2回目のブレグジット協議
EU外相理事会
SDGs国連ハイレベル政治フォーラム(-18日)
 ※岸田外相が出席
 ※ピコ太郎もレセプションに出席(笑)
米ロ高官協議再開
ケニア中銀政策金利発表(23:00)
米上院がオバマケア代替法案を採決予定
 ※早ければ18-19日に採決予定だか
  8月からの議会休会入りを先送りするとも
トランプ大統領がイランの核合意履行状況
 についての判断を議会に通知する期限
 ※90日ごとに判断・通知の義務がある
米中貿易交渉「100日計画」期限(16日)明け
(決算)
ネットフリックス、チャールズシュワブ
ブラックロック
18日 日銀国債買入オペ通知(10:10)(14:00) NZ4-6月期消費者物価(7:45)
(火) 6月首都圏マンション販売(13:00) 人民元基準値発表(10:15)
人民銀の公開市場操作(10:15)
閣議、閣議後会見 中国6月住宅価格(10:30)
経済財政諮問会議 豪準備銀行金融政策会合議事要旨(10:30)
 ※デフレ脱却の進捗状況を検証・提言 豪6月新車販売台数(10:30)
与野党国会対策委員長が会談 英6月消費者物価(17:30)
 ※安倍首相が出席する閉会中審査の 独7月ZEW景況感調査(18:00)
  日程等を協議(来週予定) ユーロ圏7月ZEW景況感調査(18:00)
民進党の蓮舫代表が「二重国籍」解消の ユーロ圏6月消費者物価・改定値(18:00)
 証明書類を開示・記者会見 米6月輸出入物価(21:30)
岸田外相が訪米(16-19日) 米レッドブック週間小売売上高(21:55)
 ※SDGs国連ハイレベル政治フォーラム出席 米7月NAHB住宅市場指数(23:00)
二階・自民党幹事長訪米(18-21日) 米5月対米証券投資(29:00)
河井首相補佐官がベトナム・豪訪問(17-21日) API米週間原油在庫統計(29:30)
市販薬の一部のネット販売を禁じた SDGs国連ハイレベル政治フォーラム(-18日)
 改正薬事法は違憲としてケンコーコムが  ※岸田外相が出席
 国を相手にネット販売する権利の確認等を ハンガリー中銀政策金利発表(21:00)
 求めた訴訟の判決(15:00、東京地裁)
(決算)
(決算) ゴールドマンサックス、バンカメ
東宝、メタップス、アクロディア IBM、ハーレー、ロッキードマーチン
平和不リート、大和オフィス J&J、ユナイテッドヘルス
19日 日銀国債買入オペ通知(10:10)(14:00) 人民元基準値発表(10:15)
(水) 6月工作機械受注・確報値(15:00) 南ア6月消費者物価(17:00)
6月訪日外客数(16:00) ユーロ圏5月建設支出(18:00)
2市場信用取引残高(16:00) 米MBA住宅ローン申請指数(20:00)
7月月例経済報告 米6月住宅着工件数(21:30)
 ※月例経済報告関係閣僚会議後発表 米6月建設許可件数(21:30)
EIA米週間原油在庫(23:30)
日銀金融政策決定会合1日目
労基法改正案修正を巡る政労使会談 米中包括経済対話
岸田外相が訪米(16-19日)
二階・自民党幹事長訪米(18-21日) 独30年債追加発行入札
河井首相補佐官がベトナム・豪訪問(17-21日)
参院選1票の格差訴訟の上告審弁論 (決算)
 (最高裁大法廷、10:30、13:30) アメックス、アルコア、クアルコム
日商夏季政策懇談会(13:00) モルスタ、USバンコープ、ノーザントラスト
メンテナンス・レジリエンスTOKYO(19-21日)
サーモテック2017(19-21日)
無電柱化推進展、文教と公共の施設フェア
 猛暑対策展、気象・環境テクノロジー展、
 生産システム見える化展(19-21日)
インバウンド・ジャパン 2017(19-21日)
(IPO)ユニフォームネクスト
(決算)安川情報
20日 6月貿易統計(8:50) 人民元基準値発表(10:15)
(木) 日銀国債買入オペ通知(10:10)(14:00) 人民銀の公開市場操作(10:15)
5月全産業活動指数(13:30) 豪6月失業率(10:30)
6月スーパー売上高(14:00) 独6月生産者物価(15:00)
6月粗鋼生産(14:00) ユーロ圏5月経常収支(17:00)
プログラム売買状況(15:30) 英6月小売売上高(17:30)
6月コンビニエンスストア売上高(16:00) 香港6月消費者物価(17:30)
6月半導体製造装置販売高(16:00) 米新規失業保険申請件数(21:30)
米7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(21:30)
日銀金融政策決定会合2日目 ユーロ圏7月消費者信頼感・速報値(23:00)
 ・金融政策・政策金利発表(昼前後) 米6月CB景気先行指標総合指数(23:00)
 ・展望レポート基本的見解(昼前後) EIA週間天然ガス在庫(23:30)
 ・黒田日銀総裁会見(15:30)
二階・自民党幹事長訪米(18-21日) インドネシア中銀金融政策発表
河井首相補佐官がベトナム・豪訪問(17-21日) 南ア準備銀行政策金利発表(22:00)
経団連夏季フォーラム(20-21日) ECB理事会
伊方原発3号機の運転差し止めを  ・金融政策・政策金利発表(20:45)
 愛媛県民が求めた仮処分申請の決定(13:10)  ・ドラギECB総裁会見(21:30)
武力攻撃事態を想定した
 全国初の国民保護訓練(10:30)(雲仙市等) トランプ米大統領就任半年経過
SoftBank World 2017(20-21日)
メンテナンス・レジリエンスTOKYO(19-21日) 米10年物インフレ連動債入札(26:00)
サーモテック2017(19-21日)
無電柱化推進展、文教と公共の施設フェア (決算)
 猛暑対策展、気象・環境テクノロジー展、 マイクロソフト、ISRG、イーベイ
 生産システム見える化展(19-21日) VISA、トラベラーズ、バンク オブNYメロン
インバウンド・ジャパン 2017(19-21日) アボットラボラトリーズ、フィリップモリス
アメリカン航空、ニューコア
(IPO)クロスフォー、ジェイ・エス・ビー
(決算)
安川電、エンプラス、アルインコ、日鋳造
DNAチップ、大江戸温泉R
21日 対外対内証券売買契約等の状況(8:50) 人民元基準値発表(10:15)
(金) 日銀国債買入オペ通知(10:10)(14:00) 英6月財政収支(17:30)
6月食品スーパー売上高(13:00) 加6月消費者物価(21:30)
日銀展望レポート全文(14:00) ブラジル6月経常収支(22:30)
6月全国百貨店売上高(14:30) 米石油掘削リグ稼働数(26:00)
投資主体別売買動向(15:00) シカゴIMM通貨先物ポジション(7/18時点分)
閣議、閣議後会見 米SQ
二階・自民党幹事長訪米(18-21日)
河井首相補佐官がベトナム・豪訪問(17-21日) (決算)GE、ハネウェル、シュルンベルジェ
経団連夏季フォーラム(20-21日)
 榊原経団連会長会見(17:15)
SoftBank World 2017(20-21日)
メンテナンス・レジリエンスTOKYO(19-21日)
サーモテック2017(19-21日)
無電柱化推進展、文教と公共の施設フェア
 猛暑対策展、気象・環境テクノロジー展、
 生産システム見える化展(19-21日)
インバウンド・ジャパン 2017(19-21日)
東芝傘下のランディス・ギアが
 スイス証券取引所へ上場予定
(決算)
東京製鉄、KIMOTO、SPK、アジュバン、植松
ゲンキー、モバファク、ベクター
ジャフコ、光世、日本電技
ASJ、モーニングスター
22日
(土)
23日 新月(18:46)
(日)
仙台、旭、清須、曽於各市長選投開票


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ハンドメイドと素手メイドなゴリ散歩
おはようございます。

最近はハンドメイドマーケットが開催されていることを知ると、
ついつい足を延ばすことが習慣となっております。

マーケットの雰囲気はヒッピーな感じの人たちというか、
見方によっては宗教的な感じもする人たちが、
店を出している感もありますが、手作りだからこそ味わい深いものや、
丁寧に作られたもの、個性的なものが多く、
お菓子などは中毒性を感じる大手菓子メーカーとは違う素朴な味わいがあり
(中毒性を感じる味やジャンキーな味はキライじゃないですけどねw)
珍しい商品も多いので、すっかりハマりつつあります。

かつてのバブル期や好景気にはDCブランドが一世を風靡したり、
服だけでなくブランド物を好む傾向が強く、
海外では日本人客が爆買いをしていた時代もありましたが、
最近は誰もが知っているブランド志向ではなく
知る人ぞ知るとか唯一無二に近いハンドメイドが好まれているとも・・・

だからなのか、近所に昔からあるスーツ屋?仕立て屋?は
ブランドのオーダーメイドではなく、その店のオリジナルで仕立てるので
店の前を通ると、いかにもな紳士をたまに見掛けてはいたのですが、
最近は人が多いというか、繁盛していると小耳に挟んだので、
志向が変わってきたのでしょうかね・・・

まぁ私はファッションとかブランドに詳しいわけでもないので、
トンチンカンなことを言っているかもしれませんが、
かつてのようなベタなブランド志向ではないのであれば、
価値に見合った価格のものを買っているとも言えますので、
これからさらに好景気になったとしても、
意外とかつてのような狂乱のバブルにはならないのかなとも思ったり・・

とか言いつつ、最近の新興市場の賑わいを見ていると、
実体経済ではなく金融市場だけは志向に変わりはないのか・・・
と複雑な思いにはなりますけどね(笑)

金融市場はともかく、実体経済においては、
それこそ一周回った・・・というか経済的に成熟したとも言えますし
見方を変えると、そういった志向の変化が、
不治の病であるデフレの原因になっているのかも知れないですけど、
それならば良い側面もあるなとは思いますけどね。

ちなみに私はブランドからハンドメイドに志向チェンジした紳士ではなく
単純に先に述べた理由で魅力を感じて足を延ばしているゴリラ男です。

そんなことを考えつつ、先週もハンドメイドマーケットへ足を延ばし、
徘徊しながら個性的な店やモノを物色していると、
「トンテンカン、トンテンカン・・・」と金属音が聞こえたので、
音のする方へ向かうと、鉄の鍋とかフライパンを手作りしている店らしく
その場で鉄を叩いて作るところ見せながら販売しており、
武骨すぎるビジュアルのフライパンや鍋が並んでいたので、
吸い込まれるようにその店へカチ込み、思わずフライパンを購入・・・

愛想などは全くない職人風のお兄ちゃんから、
手を掛ければ掛けるほど良くなるんやとぶっきらぼうに
手入れ方法だけを説明されましたが、気のせいなのか、
そのフライパンで目玉焼きを作るとウマイです(笑)

そして他にもお菓子とジャムと木の皿を買い、
ハンドメイドマーケットを一巡したあとは、
フライパンを抱えて緑の森をゴリゴリと徘徊し、

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路地をロジロジと路地ったり・・・

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川ではサギ詐欺とカモ鴨と騙し合う・・・ではなく戯れていたら、
サギくんと睨み合いになったのですが、

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突然を目を背けたと同時に何かを狙うかのように忍び足で歩を進め、
急にピタリと歩みと身体を止めた瞬間・・・
目にも止まらぬ速さで首が伸びると共にパクリ・・・
見事にトンボを捕まえて食べてました(笑)

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サギは魚を食べるだけじゃないのかと初めて知りました。

そしてそのあともロジロジと路地っていたら、
またしても「トンテンカン、トンテンカン・・・」という金属音が、
とある町屋の扉の奥から聞こえたので、こんな所にも鉄職人が居るのかと、
扉の横にある小窓から中を覗いてみると・・・
割烹着を来た浅香光代みたいなおばさんと目が合ったので、
思わず会釈をして立ち去ろうとしたら、
扉から出て来ていきなり「何個?」と聞かれ、
「え?何個?」と聞き返すと、
「だから何個?」と同じパンチが飛んできたので、
「いや、何個って何がですか?」
「兄ちゃん買いに来たんじゃないの?いらんのか?」
「通りかかっただけで・・・何を売ってるんですか?」
「ニオイでわかるやろ兄ちゃん、モチやんか」

ニオイではわからんがな・・・と思いつつも

「あ、そうなんですね。ちょっと見ていいですか?」
「ええよ」

と中に招き入れられると、目の前にはどら焼きがドーンと・・・
モチじゃないですけど・・・という小さなことは気にせず、
導かれるまま店らしき町家の奥に進むと、
確かにモチのニオイと共に豆大福とか餅菓子が置かれていたのですが、
そもそも「何個?」って聞かれても、
どれを何個やねん・・・という新たなツッコミも呑み込み、

「どれがオススメなんですか?」
「豆大福やんかいな」

だから知らんがな・・・というツッコミも呑み込み、

「そうですか、おいしそ・・・」と言い終わる前に食い気味に
「おいしいに決まってるやないの、で、何個?」
「じゃあ4個で」

すっかり浅香光代に主導権を握られたまま、
勢いで豆大福を4個買うことになったのですが、
10個くらい入りそうな昔の紙の弁当箱みたいなやつに
スカスカ状態で4個ブチ込まれて600円をムシリ取られ
しかも大福を包んでいた素手でお釣りを渡され、
レジ兼餃子包み係の王将の店員か!というツッコミは呑み込み
追い返されるように店を出ることになりましたが、
私の後にも客は来ていたので、それなりに売れているようでした・・・

当然ながら箱には何も書いていないどころか、
町家の扉も裏口というか勝手口みたいなところだったので、
店の名前すらも確認するのを忘れましたが、
歩きながら豆大福を食べたらおいしかったので、納得して帰りました。

以上、ハンドメイドというか素手メイドというか、そんなゴリ散歩でした。

引き続き、良い三連休をお過ごしください。

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目線が移りそうな週末
こんばんはです。

今週は毎月恒例の各マスコミによる支持率発表ウィークでしたが、
大トリ?となる時事通信の支持率調査では、
安倍ちゃんマン内閣の支持率が前月比15.2%減の29.9%と急落し
第二次安倍ちゃんマン内閣発足以降では最低を更新・・・
不支持率も前月比15.2%増の48.6%とうなぎ上り・・・

私としては安倍ちゃんマンを応援していることに変わりはなく、
マスコミの主観も入ってそうな支持率調査が正しいとは思ってませんが、
データとして定期的に支持率と日経平均の相関性を見ているのは、
時事通信の支持率調査なので(時事通信は発表が最も遅いからという理由)
先日も書いた通り、第二次安倍内閣発足以降、
株価に影響すると言える支持率の分水嶺は45%なので、
前月調査は45.1%とギリギリだったとは言えますが、
さすがに今回の調査結果は影響しそうですけど・・・(笑)

最近は米欧市場もそうですが、すっかり政治ネタはシカト状態なので
そもそも日本株の最大の材料は政治やで!と言ったところで、
もはや長期政権でもある我が国の政治ネタはシカトなのでしょうか・・

一応、来週は支持率低下の一因ともなった忖度学園騒動を巡り、
再び国会で閉会中審査が開かれ、安倍ちゃんマンも出席するそうなので
くれぐれも火に油を注ぐスクールウォーズとはならず、
さっさと幕を引いて頂きたいものですが・・・

そういえば民進党の女親分である蓮舫が、
二重国籍問題の説明会見を開く?開いた?そうですが、
蓮舫だけでなく民進党の幹部たちは、
今さら感満載な空気が満ちていることに気付いてないのでしょうか?
どう考えても民進党の支持率が上がるとも思えないのですが・・・
ましてや来週に閉会中審査を控えるタイミングで会見をすれば、
相変わらず政策論争に軸足を置いてない政党なんやなと思うしかないです。

だからこそ安倍ちゃんマンの支持率が急落しようとも、
株価も急落せずにシカトしているのかも知れませんけどね。

そして言っても株価の源泉は企業業績であり、
国内企業決算の本価格化が再来週に控えており、
現状は企業想定為替レートから乖離した円安による業績上振れ期待が
株価を下支えしている面もあるのでしょう。

国内の需給環境についても、裁定買い残等は過熱には程遠く、
足元で今年最高水準まで積み上がっている円売りポジが、
いつ巻き戻されるのかということだけなので、
黒田薬局の忖度オペ効果さえ持続(長期金利0.1%以下維持)していれば
巻き戻し(円高)が起きないとも言えますが、
為替市場は国内の都合だけではないので、海の向こう次第とは言えます。

そんな海の向こうでは、相変わらず政治の騒動はシカト状態のまま、
実体経済面では物価の鈍化傾向もシカト状態のまま、
薬漬けの我が国とは逆に世界的な引き締め観測が漂う金融政策が、
主役の材料と化しております。

欧州と英国は物価以外のマクロ環境が堅調ではあるものの、
米国は物価の鈍化だけでなくマクロ環境においても、
GDPの7割を占める個人消費の足踏みがデータ上では続いているので、
今夜の米消費者物価はもちろんのこと米小売売上高が注目です。

昨夜と一昨日に議会証言を行ったイエレンおばさんは、
物価の足踏みだけは懸念していたものの、
米景気全体としては堅調だと言っており、
金融政策については、利上げ見通しは物価の鈍化を配慮してなのか、
やや弱気な姿勢も窺えましたが、
市場にとって最も重要なバランスシートの縮小(薬抜き)姿勢だけは、
米景気全体としては堅調と見ているからなのか、強気を維持していたので、
イエレンおばさんの個人消費の足踏みに対する見方としては、
一時的なものだと見ているからこそだと言えるだけに、
今夜の両指標がイエレンおばさんの見解と一致するのか注目です。

とりあえず現時点の海の向こうは、
ECBの引き締め観測とか英国の利上げ観測も報じられましたが、
結局はイエレンおばさんの議会証言を経て、世界的な引き締め観測とは逆に
米債を始め世界的な債券高(金利低下)となっており、
かといってドルは小幅高(ポンド>ドル>ユーロ>円)、
米英欧株は薄商いながらも踏ん張っており、原油は堅調、
というチグハグな動きでおますので、繰り返し書いている通り、
チグハグ相場ならば米株と原油が崩れさえしなければ、
市場の空気は悪くならないという状況です。

本日の我が国は黒い忖度オペ効果なのか円最弱ではありましたので、
SQとユニクロ決算というSQLOを通過しても、
大きな動きはなく踏ん張って終えております

ただ・・・海の向こうも薄商いではありますが、
我が国がSQ日の割に商いが薄すぎるのが気掛かりですけどね。
あとは新興市場のザワ付きも継続しており、
引け後にはゲーム関連企業の香ばしい決算も出たので、
昨日の良からぬ噂のザワ付きも含め、
連休明けの新興市場は注目でおます。
今夜の米消費者物価と米小売売上高をきっかけに米債券安となった場合
米ハイテク株が踏ん張れるのかどうかも新興市場にとっては注目です。
来週からは米ハイテク企業を含む米企業決算が本格化するので、
決算が発表されるまでは、すんなりと米債券安・米ハイテク株買い
になるとも思えないですけど・・・

以上の通り、現時点での海の向こうはチグハグモードなので、
今夜の米消費者物価と米小売売上高をきっかけに
トランプラリー&リスクオン(欧州は株高債券安、我が国は株高円安)、
もしくはリスクオフという明確な動きになるのか・・・
それとも結局は米企業決算見極めモードとなり(日欧企業決算も)、
チグハグモードも継続することになるのか・・・

個人的には今夜の米経済指標をきっかけに
市場の目線も金融政策&マクロ環境からミクロ(企業決算)へと移れば
同時にシカトされていた政治にも目が向きそうだとは思いますけどね。

まぁもはや週末であり、今夜の海の向こうの動きを見極めるしかないので
本日はこれにて失礼します。

良い三連休をお過ごしください。

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チグハグとザワつきのまま週末へ
こんばんはです。

本日の新興市場のザワつきは、噂による疑心暗鬼の拡がりだそうで・・・
噂が真実なのかどうかはともかく(どっちだったとしても問題ですがw)
そもそも日替わり定食な物色が、そんな食材の小鉢も加えるんでっか?とか
ご飯に味噌汁じゃなくてオニオングラタンスープって、
この定食のテーマはなんでっか?というような銘柄群が一斉に買われたり、
いくら新興食堂が繁盛している(賑わっている)とは言え、
その定食は違うんじゃないのか?高すぎるんじゃないのか?
という細かい味や食材は気にしない柔道部の合宿のように、
旺盛すぎる食欲での物色の拡がりを見せていたので、
ザワつくきっかけは何でもよかったのかなとは思いますけど・・・。

噂についても、とある主役を担う一角銘柄の増資であれば、
かつてのようなライブドアへの検察の大名行列とか不祥事ではないので
それに比べれば健全なザワ付きなのかなとは思いますけどね。

個人的には、そんなことや確定していない噂なんかよりも
確定した不祥事三昧の東芝を始めとする大企業さま達を何とかしろよ・・
と言いたくなるばかりですが、市場も世間も取り締まる側も、
大きな看板とか肩書にはやさしく大好きですから、
同じ不祥事でも新参者で小粒な新興企業や個人には厳しいのでしょうけど、
百歩譲って市場外での特別扱いはいいとしても、
せめて市場内だけは公平性を保って頂きたいものです。
(特に売買される側でもある商品はね)

さてさて、昨夜は鉄の掟のようにフェアでもある米国市場にて、
金融政策のサジ加減を決めるイエレンおばさんが、
半期に一度のしゃべくりナイト(議会証言)を行いました。

しゃべくりナイト(議会証言)での焦点としては、
強気な金融政策と景気見通しを維持するのか・・・
(データ上では)足踏みの続く物価と個人消費をどう見ているのか・・・
質疑において市場を牽制したりと余計なことを言わないのか・・・
これらの結果を受けて市場の反応はどうなるのか・・・
といったところが焦点でおました。

まず金融政策については、利上げのペースは緩やかに進めますが、
薬抜き(バランスシートの縮小)は年内には始めたいと言っており、
姿勢としては甘辛・・・どっち付かずには見えますが、
市場は思ったよりもハト派な姿勢だったとの意見が大勢ではあります。

物価と個人消費の鈍化を含む景気見通しについては、
個人消費と雇用が全て堅調ではないと言いながらも、
全体的には相変わらず強気な景気見通しを維持しており、
FRBの本業である物価が鈍化していることだけは、
一時的な鈍化だと言いながらも(暗に原油のせいだと言っているのか?)
気掛かりだとは言っていたので、
それが甘辛な金融政策姿勢に繋がったとも言えそうです。

先日に言及した株価を含む資産価格の上昇に対するケチ付けについては、
具体的な見解は示さないと言いながらも、
歴史的なレンジの上限にあると指摘しており、
ケチ付けとるやん!ってツッコミたい所ですが、
市場は動揺してないので、ケチ付けではないという解釈なのでしょう(笑)

以上の通り、イエレンおばさんは、
これまで以上の強気な金融政策と景気見通しを示したわけでもなく、
かと言って、掌返しな弱気姿勢を示したわけでもなく、
これまで通りの姿勢と大して変わりはなかったと言えます。
甘辛な姿勢というか市場を動揺させないバランスを取ったとも言えます

個人的には、足元の市場では米国だけでなく欧州、英国、豪、加等が、
引き締め姿勢の金融政策という見方はすでに蔓延していたものの、
ついにイエレンおばさんが一歩踏み込んだ薬抜きに触れており、
言っても薬抜きというのは、金融緩和でラリった薬漬け相場ではなく、
市場に負荷を掛け、熱狂に冷や水を浴びせる政策ですから
歴史を見ればわかる通り、いずれはマネーの逆流を引き起こします。

それがいつ起きるのかと言えば、実際に年内から薬抜きを始めてからなのか
来週のECB理事会でも足並みを揃える姿勢を示唆してからなのか、
もっともっと先なのか、どのタイミングなのかはわかりまへんけど、
リーマンショック以来の薬漬けジャンキー相場の終焉に向けて、
さらに一歩近づいたということだけは頭に入れておきましょう。

一方、御存知の通り、我が国は米英欧より物価も景気も低調ですから、
黒田薬局(日銀)はまだまだ薬が足りん!処方するで!投与を続けるで!
と薬漬け姿勢を維持しており、先日も長期金利の上昇をねじ伏せるため
ピンポイントなお薬投与(オペ)に踏み切っているくらいですから、
我が国だけはジャンキー相場が続く環境とは言えますが、
日本株は世界の景気敏感株という位置付けだけでなく、
円は世界のリスクオン・オフで買われたり売られたりするので、
我が国だけが廃人、失礼、別世界なジャンキー相場にはならんでしょうけど
見方を変えると、水は高い所から低い所に流れるように、
世界的な金融引き締めのシワ寄せだけが流れ込む吹き溜まりとなり
歴史を繰り返すかのように、またしても我が国は将来的に、
バブルが弾ける大惨事が起きるのか・・・というか、
そういう役割を担わされているのか・・・という気がしなくもないです。

ついでにいつも思うことですが、
世界的にも際立つ長きに渡る金融緩和(低金利状態)を続けているのは
我が国とスイスですから、根拠とか証拠はないですけど、
戦争を放棄している代償として、マネーの蛇口となる役割を担っている?
担わされている?という暗黙の世界秩序というか役割分担でもあるのか?
なんてことも思ったりします。
(同じ永世中立国のオーストリアはECBが金融政策を担ってますので)

さらに日本とスイスはモノづくりと共に時計も有名な国ではありますし、
英国は標準時を担う国で日付変更線近くの国を植民地化、
米国も時間軸では西の外れの大国ではあり、時間を支配しているのは・・
まぁまぁ、私の推測(勝手な持論)に過ぎない世界の構図や仕組みは、
説明が長くなるのでやめときます。
陰謀論かいなと揶揄されそうですしね(笑)

すっかり話が逸れてしまいましたが、
イエレンおばさんの議会証言に対する小難しい背景は以上の通りですが、
市場の動きがどうなったのかと言えば・・・

米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高というトランプラリーでもなく、
米債券高(米金利低下)ドル安、米株安というリスクオフでもなく、
昨夜は米債券高(米金利低下)ドル高(ユーロ安)、米株高
という米債券はイエレンおばさんがハト派と受け止め、
ドルはややタカ派なのかなというチグハグな動きとなっておりますので、
いつも書いている通り、チグハグな動きであろうとも、
米株と原油さえ崩れなければ市場の空気は悪くならないので、
(原油はマネーの流動性だけでなく物価にも関わるのでね)
昨夜は米株と原油は堅調な動きとなり、
海の向こうは欧州も含め、薄商いながらも平和な動きだったと言えます。

そして米債券安(米金利上昇)と共に売られ、
特に市場の空気を悪くしていたFANG等の米ハイテク株が、
昨夜は米債券高(米金利低下)と共に買われ、
ナスダックの上昇も顕著だったので、
市場の空気を平和にしていたと言えます。

できればトランプラリー(リスクオン)かリスクオフ、
どちらか明確な動きになって欲しかったのですが、
証言前とは動きが違えど(特に米債券)、
チグハグな動きが続いているので、
週末(明日)に発表される足踏み懸念のある米小売売上高と米消費者物価
これらの結果をきっかけに市場が動くのか・・・
もしくは明日の米金融機関を皮切りに本格化する米企業決算に向けて、
業績の見極めによるチグハグモードが継続となるのか・・・
特に米ハイテク株の決算が利上げにも耐えられることを裏付けるような
堅調な業績を発表しないことには、昨年末のトランプラリー時のように、
米債券安(米金利上昇)・米ハイテク株買いにはならないですからね。

従って、明日(週末)については、
米小売売上高と米消費者物価が堅調な結果になったとしても、
トランプラリー(リスクオン)になるとは思えないですし、
低調な結果となれば、米債券高と共にハイテク株が買われたとしても
バリュー株を中心に米株の足を引っ張りそうではありますので、
米国市場全体としてチグハグな動きになったとしても、
米株が空気を悪くしそうですから、
明晩を含む週跨ぎのリスクは高いと言えます。
(オバマケア代替法案そっちのけでトランプのお家騒動も勃発中ですw)

我が国も再来週から企業決算を控える中で、
明日はSQという大人の都合な需給イベントですから
(本日のユニクロ決算は悪いとは思えませんけど市場予想以下です)
明晩は過度な動きになる可能性は高いとも言えます。

ちなみに今夜のイエレンおばさんの上院での議会証言については、
証言(原稿)内容自体は基本的に昨夜と同じなので、
質疑応答で口を滑らせなければ、新味の無いイベントで終わるはずです。

ということで、明日のスタンスとしては・・・

三連休跨ぎでの持ち越し短期勝負の方については、
先に述べた通り、明晩はリスクオンになる可能性が低いので、
その日限りの勝負に留めるのが無難ですが、
チグハグモードが続くならば、米株と原油次第ではありますので、
どちらも堅調に推移しているならば、米債券と為替は置いといて、
リスク覚悟で勝負するのはアリですが、くれぐれもお気を付けて。

腰を据えて構えている方については、現状は余裕もあるでしょうから
もはや明日の動きでジタバタしても仕方なく
明晩の米国市場を受けた週明けの動きを見てから動けばいいので、
明日はよほどのリスクオフで商いの伴った株安円高にでもならない限り
王者の風格で構えておけばいいでしょう。

新たに腰を据えて参戦する方については、
昨夜のイエレン議会証言を経てもチグハグ相場が続いており、
明晩には米小売売上高と米消費者物価も控えているので。
わざわざ明日に腰を据えて新たに参戦する必要もなく、
明晩の米国市場を受けた週明けの動きを見てから判断しましょう。

新興市場については、冒頭でも書いた通り、理由は何であれ、
崩れるきっかけになりそうな空気は漂っており、
マザーズも昨日までの薄商いでの続伸に対して、
本日は商いを伴った反落となっており(JQは商いはイマイチでの反落)
そもそもシンプルに6月23日の大幅安以降、
下げ局面では商いが増加、上げ局面では商いが減少(値幅も)
という下げゴリモードからは脱していないので、
全体感としては商いを伴った上昇が「継続」するまでは、
警戒モードを維持して、慎重に立ち回った方がいいでしょう。
目先としても明晩の米国市場次第では、
世界的なリスクオフになる可能性もあるのでね。

ただし世界的なリスクオフとならなければ、
新興市場はかつての様に主役の柱が一本だけではない裾野の広さもあるので
ウォッチして値動きを把握したテーマ株等ならば参戦するのも自由ですが
くれぐれも日替わり定食な柱(テーマ)の移り変わり、
日米債券安(金利上昇)と共に売られていた日米ハイテク株(仮想通貨も)
新興市場(個人)とも密接な大型の任天堂、ハゲバンク等、
これら債券も含めた動きを注視しながら立ち回りましょう。

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