不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
大風呂敷とお気楽ムードに包まれながらの週末
こんばんはです。

東芝に対する過保護が物議を醸している中、
次は富士フイルムが胡散臭さを放出中・・・
これから国内企業の本決算が本格化する時期やと言うのに、
こんなことが続いていたら・・・というかこんなことを許していたら、
我が国へ腰を据えた資金が入って来なくなり、
外国産のイナゴによる投機市場化が加速するばかりなのですが・・・

今のところ富士フイルムと郵政の件に対する詳細は不明ですけど、
くれぐれも大企業だから過保護にする委員会を設けるのだけは
カンベン願いたいものです・・・
大きすぎて潰せないからとか、これまでの日本経済への貢献とか、
こういった理由で過保護にするのは、理解も出来なくはないですけど、
とにかく市場だけは公平性を厳守して頂きたいので、
過保護にするのもオケツを拭くのも市場の外でやってくれと・・・

それにしても以前にも書きましたが、シャープしかり東芝しかり、
窮地に立った企業に対して国内企業から支援の手が挙がらないのを見ていると
手を挙げてヤブヘビになるのを恐れているのか・・・と思ってしまいます。

ついでに言えば、日本郵政の西室社長は、
東芝の社長→東証の社長を経て日本郵政の社長に就任しており、
東芝の騒動では、責任を追及されたのは三代前の社長まで・・・
何だか胡散臭さがプンプン丸ではあるからこそ、
郵政も過保護にされるのだろうと思うばかりです(笑)

いやはや・・・来週から本格化する国内企業決算において、
くれぐれも胡散臭いオンパレードにならないことを願うのはもちろんのこと
今期見通しが保守的オンパレードにならないことも願うばかりですが、
せめて二桁増益見通しとまでは言わないまでも、増益見通しを確保しないと
日本株に対する割安感が吹っ飛び兼ねないです。
(需給環境は過熱しておりませんけどね)

一方、決算発表が本格化している米国は、
一部でイマイチな決算もありましたが
全体としては昨夜の時点で約75%の企業が市場予想を上回っており、
来週も発表ラッシュの続く米企業決算がこのまま堅調に終えると、
米株の割高感は解消されることにはなり、
米株の危うさは過熱気味の需給面だけになるとも言えます。
(ちなみに今夜は米SQでおます)

需給面だけならば、商いさえ膨らめば呑み込むことが出来ますので、
商いが膨らむ為にはマインドが回復することが重要であり、
海の向こうのキナ臭いリスクや欧州政治リスクが収まるか、
そもそものリスクであるトランプマンの政策実行力に対する疑念が払拭され、
それを裏付けるような米マクロ指標も堅調な結果となれば、
トランプマンの政策効果&期待での米景気&業績拡大期待が再燃し、
マインドが回復して米株の商いは膨らむことになります。

そうなると、ふらついている米金融政策の利上げ姿勢も安定し、
利上げが出来る程に米経済は堅調だと言う解釈も復活することで、
米債券安(米金利上昇)ドル高の復活と共に、それに屈しない米株高となり、
いわゆるトランプラリーが復活すると同時にマインドもリスクONとなり
欧州でも債券売り・株買いのリスクONとなり、
我が国ではリスク回避で買われていた円は売られ、
世界の景気敏感株としてリスクにも敏感に反応していた日本株も買われ・・

そろそろお察しかとは思いますが、あくまで理想のシナリオです(笑)

ただ昨夜の米国市場の動きとしては、原油が相変わらずヘッポコだった以外は
こういった動き(トランプラリー)と共にやや商いも膨らんでおり
欧州市場も英国以外の動きとしては同様となり、
本日の我が国も円安株高ラリーとも言えますが(4月SQ値も超えた)
週末要因を差し引いても、欧米とは違って薄商いだったので、
とにかく今夜も欧米市場の動きが継続するようだと、
あれこれ考えず、当初のシナリオである中旬でガス抜きが終わり、
切り返しが始まると言うシナリオが正しかったのか・・・
という期待もさせらる動きで週末を終えておりますが、
現状はあくまで期待も出来るのかな・・・という程度です。

そして、程度・・・というのは、カリアゲや中東のリスク、
仏大統領選やブレグジットリターンズを始めとする欧州政治リスク、
そもそものトランプマンの政策実行力に対する疑念リスク、
これらは何一つ収まっておらず、一時的に落ち着ているだけですからね。

しかも週末には仏大統領選の第一回投票を控え、
来週の25日には北朝鮮軍創設記念日と日米韓首席代表会合、
28日は国連安保理閣僚級会議と米17年度暫定予算期限
29日は英国絡みでの臨時EU首脳会議、トランプマンのハネムーン期間終了
(そもそもハネムーン期間があったのかという疑問もありますけどw)
さらに来週一杯は米空母の動向も気掛かりですが、
実態面では日米企業決算ラッシュも迎えるので、
さすがに本日を含む市場の動きが、ちとお気楽過ぎの様な気がするばかりです

仏大統領選については、決選投票が5月7日というのもありますし、
世論調査を発表しているマスコミは、ブレグジットや米大統領選に続き
二度あることは三度あるとばかりに、またしてもええ加減な調査を発表すると
更にマスコミは窮地に立たされるので、今回こそは威信を賭けて、
三度目の正直とばかりに、緻密な世論調査をやっているでしょう?から、
波乱は起きないと市場が見ているのも頷けますけど・・・
ほんまに大丈夫なんでしょうかね(笑)
出尽くしとかならんのでしょうかね(笑)

そしてそもそもの主役であるトランプマンの政策実行力に対する疑念は
何か法案が一つでも議会を通過したわけでもなく、
大統領令は司法から横槍が入っている状況であり、
トランプマンの指名した人事の承認も全て終わっておらず、
かといって強権の裏付けとなっていた支持率は低下したまま・・・
にもかかわらず、昨夜はムニューチンおじさん(米財務長官)が

「税制改革案の公表時期はもうすぐやでー」
「医療保険制度の見直しの行方にかかわらず、
 税制改革法案は議会で承認される見込みやでー」

さらにオバマケア代替案も来週議会で採決されるのではとの観測とか・・・
トランプマンが税負担の調査に関する大統領令のほか、
金融機関に対する規制見直しを指示する2つの大統領令に署名するとか・・

以上の通り、政策や大統領令に対する大風呂敷を拡げており、
ほんまに実現できるんかいなという疑問しかないのですが、
なぜか市場は好感したと言われております。

トランプマンには頑張って欲しいと言う気持ちに変わりはないですけど、
軍事面での実行力だけでなく政策面での実行力を一つでも示してくれるなり
せめて議会運営でのリーダーシップでも見せてくれるないと
説得力に欠けると言わざるを得ないですからね・・・

来週からは米議会も再開されるので、その場で示してくれればいいのですが
28日に期限を迎える米暫定予算の延長協議も5日間での合意を目指すので
まだ先の税制改革法案はともかく、間近と言われるオバマケア代替法案は
民主党が人質に取って紛糾するのではないのかとも思えますからね・・・

いやはや・・・私がトランプマンの政策実行力に説得力が無いと言った所で
市場の反応が正解だと受け入れるしかないですけど、
現時点においては、市場の反応(解釈)がお気楽に感じるばかりであり
少なくとも週末の仏大統領選を控え、カリアゲリスクもわからないまま
危ういお気楽ぶりだと感じるばかりなので
週明けが危ういもへったくれもなくお気楽に堅調な展開になっても
御縁が無かったと割り切るしかないかなと思っております。

とりあえず本日は週末であり、あれこれとケチを付けても仕方ないので
今夜の海の向こうの動きを見極めた上で、
改めて来週の見通しは週末に書きます。

良い週末をお過ごしください。

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週末を迎えるにあたり・・・
こんばんはです。

米国が北朝鮮の「テロ支援国家」再指定を検討・・・
米為替報告書では「為替操作国」の指定を巡り世界が戦々恐々・・・

改めて思いますが、米国という一国のサジ加減な指定によって、
世界が振り回されることにウンザリするばかりです・・・

実際に世界一の軍事力を保有し、世界各地に基地を設けて睨みを効かせ、
しかも世界一の経済大国であり、金融市場においても世界の中心地であり、
世界のマネーの流れと水位と蛇口のサジ加減を握っているに等しいですから
ジャイアンぶりも含め仕方ない構図だと言えばそれまでですけど、
いつかこういった構図が崩れることはあるのでしょうかと思うばかりです。

さてさて、そんな変わらない構図への愚痴はともかく、
本日の日本株は御機嫌にスタートしたものの、
弧を描くブレーンバスターとなり、終わってみれば昨日に続くマチマチ・・
売買代金も2.15兆円と薄く、債券も堅調、円高も継続しており、
リスクオンには程遠い状況ではありますが、
米欧に比べると我が国の需給環境には過熱感がないので、
昨日も書いた通り、足元で揉み合いの続く米株はともかく、
欧州株売り、日本株買いの余地も含め、下値の堅さを感じたりもします。

しかしながらバリュー面においては、数値的に現状の日本株は割安ながら、
あくまで終わった期のEPSから見た割安感ですから、
本日の安川電機を皮切りに本格化する国内企業決算において、
今期見通しが2桁増益とまでは言わないまでも、
増収増益見通しにならないと割安感は吹き飛んでしまいますし、
さらに想定為替が現状の為替水準と乖離した甘い設定となれば、
今期見通しそのものの数字の説得力が失われるので、
少なくとも国内企業決算の前半戦ピークを終える4月末までは、
日本株が割安だという見方は、横に置いていた方がいいでしょう。

ちなみに本日は安川電機が決算と共に今期見通しを発表し、
決算期の変更で正式な見通しは18年2月期となりますが、
18年3月期で計算した場合の見通しでは(前年比)、
売上8.9%増、営業31.5%増、経常28.3%増、純利益32.4%増
となかなかの堅調な見通しと言えるのですが・・・
いかんせん想定為替レートが1ドル110円、1ユーロ115円
という現状の為替水準から乖離した設定なので、
今期業績見通しの説得力には欠けると言えます・・・

来週から本格化する他の外需企業も同じような想定為替レートとなれば、
いくら今期見通しが堅調でも、現状の為替水準では説得力がなく、
かといって想定為替レートを現状に合った設定にしても減益見通しとなれば、
数値的には日本株の割安感が剥落することになるので、
理想を言えば現実に合った想定為替レートに設定した上で、
今期見通しが増益見通しとなることです・・・
もしくは理想ではなくベターですけど、
想定為替レートを気にする必要もない円安となることです。

現状は北のカリアゲや中東のキナ臭いリスクや欧州の政治リスク、
トランプマンの政策実行力に対する疑念という主役リスクがあり、
日本株が世界の景気敏感株と扱われてリスクを一手に負いがちなのと同様、
世界がリスクオフモードなれば、定番であるリスク回避の円買いもあるので
動きとしてはトランプラリーの巻き戻しが収まるか、
これらのリスクが収まらないことには、円安は期待出来ない状況であり
かといって国内企業決算は、本日の安川電機の決算を見る限り、
蓋を開けてみないことにはわからない・・・という状況です。

以上の通り、日本株のバリュー面については、
国内企業決算次第であり(せめて前半戦が一巡する月末までの見極め)
もしくは海の向こうを始めとするリスクが収まることでの円安次第であり
需給面については良好と言えども、需給に則した動きとなるには、
国内だけではどうにもならず、燻ったリスクを含む海の向こう次第なので
結果として日本株がバリュー面、需給面を手掛かりにするにしても
少なくとも月末までは海の向こう次第という状況だと言えます。

そんな海の向こうの状況ですが、
世界のマネーの流れを牛耳っているのは米国であり、
政治の主役はトランプマン、金融市場の主役はイエレンおばさんなので、
現状はトランプマンの政策実行力に対する疑念が晴れておらず、
イエレンおばさんの利上げ姿勢についても、
足元で足踏みが窺える米マクロ環境や地政学リスク等の燻りで揺らいでおり、
米国市場の動きとしてもトランプラリーの巻き戻し基調は継続しており、
主役である米株の割高感と需給的な過熱状態も解消されておらず、
せめて月末まで続く米企業決算ラッシュが堅調でないと解消されないです。
(今のところ約75%の企業が堅調な決算を発表してはいますけどね)
米株と共に市場の空気を決める上にマネーの潤滑油でもある原油についても
足元では巻き戻しの動きとなっている状況です。

そしてこれらのそもそものリスク以外にも、
現在は北のカリアゲと中東のキナ臭いリスクは収まっておらず、
英国のハード?リアル?ブレグジットリスクや仏大統領選リスクを始め
欧州の政治リスクも今になって騒ぎが大きくなりつつあります。

ちなみにカリアゲマンリスクですが、
このまま風化するとも思えませんが、米議会が再開となる週明け以降、
北朝鮮軍創設記念日の25日前後に合わせて米空母が到着しなければ
(ペンス副大統領は24-25日とハワイ訪問)
当面は落ち着きそうな国内外の政治的な日程が控えております。

政府機関を閉鎖してドンパチするわけにもいかない米暫定予算の期限が28日
同じく28日は北の核問題を協議する国連安保理事会、
安倍ちゃんマンは27-28日のプーチン詣を皮切りに北欧歴訪、
ドイツのメルケルおばさんのプーチン詣が5月2日
仏大統領選の決選投票は5月7日というお気楽ぶりというか、
ドンパチを避けたいような日程ではあります
さらに5月9日の韓国大統領選前にドンパチが起きてしまうと、
親北派の候補が敗れる可能性が高くなり、
カリアゲマンにとっては都合が悪いとも言えますので、
米朝双方だけでなく周辺の国にとっても都合の悪い期間という感じです
仲介役を押し付けられている形になっている中国についても、
メンツを懸けた渾身の「一帯一路会議」が5月14-15日ですから、
カリアゲマンとトランプマンをなだめてでもドンパチを避けそうです。
(日本ですら近大マン(世耕経産相)が招待されているのに、
 韓国から誰も招待されてないのは、ちと不気味ではあります・・・
 恐らくTHAAD問題での嫌がらせなのでしょうけどね。)

以上が北のカリアゲリスクに対する個人的な推測ですが、
今週末にはフランスパンの大統領選も控えており、
足元では市場がやや反応しているものの、
当の欧州市場の水準は、債券は良からぬ結果を織り込んでいると言えますが
欧州株は織り込んだと言うには程遠い水準であり、米株も同様なので
結果的に現状は海の向こう次第の我が国も同様と言えます。

いやはや・・・ああだこうだと書いてまいりましたが、
私としてはトランプマンの政策実行力に対する疑念を始めとする
主役の米国を巡るそもそものリスク、カリアゲと中東の地政学リスク
欧州の政治リスクは収まったとは言えず、市場の動きだけを見ても
トランプラリーの巻き戻し(油安も)&リスクオフ基調も収まっておらず
商いを伴った反発すらもないので、
今夜からのG20であったり、コスプレおじさん(麻生財務相)が
ムニューチン米財務長官と会談することで円安になったとしても
一時的なものになる可能性が高く、まだまだ危ういと見くおります。

ただし週末の仏大統領選と25日前後のカリアゲリスクが爆発しなければ、
月末までは日米欧共に企業決算次第という状況となり、
決算が堅調であればリバウンド基調が続く可能性もあります。
つまり本日の動きはアテにはならないですし、
週末となる明日も同様だということです。

ということなので、明日のスタンスとしては・・・

週跨ぎでの持ち越し短期勝負の方については、以上の通りなので、
コスプレおじさん等で円安になろうとも、堅調な展開になろうとも、
海の向こうのリスクが全て一掃でもされない限りは、
とにかく明日はその日限りの勝負に留めておきましょう。

腰を据えて構えている方については、
方向感が明確になるくらいの商いの伴った動きが「継続」するまでは、
王者の風格で構えておくのもいいですが、以上の通りな状況なので、
商いの伴った米株安を始めとするトランプラリーの巻き戻し(油安も)、
商いの伴った円高日本株安となれば、割り切って撤退するのが無難です。

腰を据えて新たに参戦する方についても同様なので、
明日が商いの伴った堅調な展開になろうとも、
わざわざ明日に焦って参戦する必要もないでしょう。
何より来週からは国内企業決算も本格化するので、
決算を見極めてからでも遅くはないです。

新興市場については、本日のマザは今年2番目の商いを伴う続伸となったので
先に述べた国内外のリスクは置いといてシンプルに、
上昇局面で商いが膨らみ、下落局面では商いが減少
という上げゴリモードに転じたと判断し、
明日が薄商いでの反落程度ならば、勝負姿勢で挑めばいいでしょう。
ただし世界的なリスクオフとなれば新興市場も巻き込まれるので、
週末の仏大統領選やいつ起きるのかわからないカリアゲリスクだけは、
覚悟して勝負してください。
そして当然ながら、明日が本日に匹敵する商いを伴っての反落となれば、
まだ慎重モードを維持しておきましょう。

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シンプルな動きとも言えますが・・・
こんばんはです。

政治リスクが騒がれている割に世界でも際立つ強さを見せていた欧州株が
昨夜は紅茶の国のメイ首相による突然の総選挙決定をきっかけに、
やっとこさ政治リスクっぽい商いを伴っての大崩れとなった欧州株・・・
当事国である英国株は、リアルブレグジット懸念が燻っていたからなのか、
足元でやや足踏みしておりましたが、昨夜は大商いでの大幅安・・・
鬼の様に積み上がっていたポンドショートも一気に巻き戻しの動きとなり、
昨夜はポンド最強高>ユーロ>円>ドル最弱の展開に・・・
債券市場では英国も欧州各国も債券高となっており、
ベタな株売り・債券買いのリスクオフモードでもあります。

海の向こうの本来の主役である米国市場では、
割高感と需給面での過熱を抱えたままの米株は、
足元で欧州株の様に堅調ではなく、すでに足踏みが続いていたこともあり
昨夜は一時的に大きく下げたものの、大した下げにはならず引けており、
相変わらず緊張感に乏しい薄商いも継続中(昨夜のVIXは低下)・・・
ドルは先に述べた通り昨夜もドル安が継続しており、
米債券についても米債券高(米金利低下)が継続しているので、
緊張感には欠ける薄商いではあるものの、
動きとしてはトランプラリーの巻き戻しが継続中でおます。

米株と共に市場の空気を決めると共にとマネーの潤滑油となる原油は
これまた米株と同様、やや原油ロングが積み上がっている危うさもあり、
昨夜も続落となっており、安全資産の金は続伸しているので、
リスクオフな動きでもあります。

そして我が国ですが、本日の日本株は商いがちょっぴり膨らんだものの、
ほぼ横ばいのマチマチで方向感の見えない結果に・・・

最近は世界の景気敏感株として、
海の向こうのリスクを一手に引き受けるかのように、
世界でも際立つ弱さを発揮していた日本株ですが、
本日は昨夜の海の向こうがネガティブだった割に下値の堅い動きでしたが、
黒いおじさんが弄くっているはずの我が国の債券もゴリゴリと買われており
10年債利回りは久し振りの0%台を付けており、
黒いおじさんのシャチホコなイールドカーブコントロールは・・・
来週に控える黒い銀行会合への注目度が高まりそうです。

以上の通りなので、昨夜の英国を始めとする欧州の騒ぎをきっかけに、
当事国の英国株は素直な動きだったと言えますが、
足元で際立つ堅調ぶりだった欧州株を売り、
米株は需給面、バリュー面で危うさは残っているものの
すでにどっちつかずの動きだったこともあり、大して売られず、
際立つヘッポコぶりながら需給環境は過熱していない日本株は底堅い・・
ポンドは先に述べた通り・・(ちなみにユーロショートは昨年来の低水準)

つまり単に需給に則した動きになっただけとも言えますが、
本格的にその動きになるのかは、今日の時点ではわからないですし、
きっかけとしてはメイおばさんの総選挙であり、仏大統領選も控えており
欧州政治リスクを騒ぐのはこれからが本番となる可能性もあるので、
これらを理由に英欧株が売られることはあっても、
米株が売られず、日本株は買われるという都合の良い展開となるには、
さすがに無理があり、むしろ欧州株すらも売らざるを得なくなり、
世界的に債券を買うしかないという動きの方がしっくり来ます。
昨夜も本日もドル安ながら新興国株は軟調でもあります。

何より主役の米株は企業決算の真っ只中であり、
我が国も来週から国内企業決算のラッシュを控えており、
そもそものリスクであるトランプマンの政策実行力に対する疑念は、
未だ晴れておらず、中東と北のカリアゲリスクも収まっていないので、
昨夜をきっかけに、先に述べた需給に則した都合の良い動きが、
北のカリアゲリスクが落ち着いている間だけ続く可能性も多少はありますが、
今後も継続すると言う展開は、さすがに厳しいと言えます。

昨夜はトランプマンがバイアメリカンな新たな大統領令に署名したものの
市場は政策期待が膨らむことなくシカトしており、
政策実行力への疑念は根強いと言えます・・・

政策期待といったマインド面は置いといたとしても、
実態面である米経済指標については、
足元では昨夜発表分を含めイマイチなものが続いており、
発表ラッシュの始まった米企業決算についても、
先週末と月曜日発表分は堅調な結果となったものの、
昨夜発表された分はマチマチの結果となっており、
しかも堅調な結果だったものまでが、織り込み済みなのか何なのか、
それとも割高な米株を正当化するほどの結果ではないとの判断なのか、
発表をきっかけに売られており、株を売ろうとする動きが窺えます。

我が国についても、明日に発表される安川電機の決算と今期見通しが、
来週から本格化する企業決算の目安となりますが、
現状の為替水準では日本企業特有の保守的な今期見通しを発表しそうであり
いくら保守的なのは承知済だと言ったところで、
数値としては二桁増益見通しどころか割高感すらも台頭する恐れもあり、
やや風化気味ですが、東芝のお墨付きなし決算を放置したままだと、
これからお墨付きなしでも発表できることになる国内企業決算に対して
ほんまに大丈夫なのか?という目で見られてもおかしくないですからね。
東芝にやさしい国内はともかく、シビアな外国人は特にね・・・

以上の通り、需給面以外では日本株を買える環境とは言えないです。

そして我が国には北のカリアゲリスクがあり、どう捉えるのかは自由ですが、
未だリスクが解消されていないのも事実であり、繰り返し書いている通り、
カリアゲマンが核実験を強行するのはもちろんのこと、
米空母が北朝鮮沖に到着すると、市場では緊迫状態が再燃しなかったとしても
米空母が居る状況でカリアゲがミサイルでも発射した日にゃあ、
トランプマンも弱腰を見せるわけにはいかないですから、
いわゆる後に退けない状況に陥りますからね・・・

何やら北朝鮮沖に向かったはずの米空母カールビンソンが、
連絡ミスで実際は逆方向のインド洋に向かっていたとの報道が・・・
んなアホな・・・(笑)
常に戦争をやっている国が、いくらなんでもそれはないやろ(笑)

まさか弱腰のオバマ政権のせいで実戦感覚が鈍くなっていたり、
まさかまさかのトランプマン政権に対する軍部のクーデターとか(笑)

冗談はともかく、25日頃?来週?には到着はするそうであり、
ミサイルを飛ばすと、反撃まではせずとも迎撃はするとも言っているので、
北のカリアゲリスクが解消されたとは思わない方がいいでしょう。

以上の通りなので、昨夜から市場も含めて騒ぎ始めた欧州の政治リスク
燻ったままの中東や北のカリアゲリスクを差し引いたとしても、
主役であるトランプマンの政策実行力に対する疑念を始め、
そもそものリスクは解消されておらず、
そんな小難しいリスクや背景はともかくとしても市場の動き自体が、
トランプラリーの巻き戻し基調(日本は円高株安基調)
世界的には株売り・債券買いを始めとするベタなリスクオフ基調が、
本日の時点では収まったとは言えない状況です。

ということで、明日のスタンスについては・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通りの状況なので、
シンプルに海の向こうが商いを伴ったトランプラリーの再開、
我が国では商いの伴った円安株高ラリーの再開が「継続」するまでは、
その日限りの勝負に留めておくのが無難でおます。
ただし欧州の政治リスクが大きな騒ぎとならなければ、
25日前後まで、もしくは米空母到着までは、
カリアゲリスクが静かになる可能性はあるので、
商いが伴わずとも、継続しなくとも、市場の動きだけを見て、
割り切って勝負するのは自由ですが、そもそものてんこ盛りのリスク、
市場を取り巻く環境に何ら変わりはなく、市場の動きも収まっていないので、
くれぐれも御注意ください。

腰を据えて構えている方については、
方向感が明確になるくらいの商いの伴った動きが「継続」するまでは、
王者の風格で構えておくのもいいですが、以上の通りな状況なので、
商いの伴った米株安を始めとするトランプラリーの巻き戻し、
商いの伴った円高日本株安となれば、割り切って撤退するのが無難です。
現状ではカリアゲリスクだけでなく欧州の政治リスクも騒がれる可能性もあり
中旬から5月まで続くイベント等のヤマ場を経て、
堅調な展開になると言う当初の見立ては、現段階ではさすがに言えないです

腰を据えて新たに参戦する方についても同様なので、
シンプルに商いの伴った米株高を始めとするトランプラリーの再開
商いの伴った日本株高円安が「継続」するのを確認するまでは、
腰を据えた新たな参戦は控えておきましょう。
数年単位で腰を据えるにしても、明日がリバウンドしようとも、
25日前後までリバウンド基調が続いたとしても、
焦って参戦する必要もないでしょう。
何より来週からは国内企業決算も本格化するので、
決算を見極めてからでも遅くはないですからね。

新興市場については本日も続伸となり、商いも多少は伴っており、
少なくとも25日前後まで・・・という期待も感じさせる動きなので、
割り切って勝負するのもアリですが、
あくまで本日だけが多少の商いを伴っただけであり、
明日も商いを伴った上昇とならない限り、アテにはならないので
現状は下落局面で商いが膨らみ、上昇局面では商いが減少、
という下げゴリモードが継続中と見て、
値きを把握している個別銘柄以外は、警戒モードで構えておくのが無難です

テーマや政策関連の環境としては好環境が続いているのですが、
現状は地政学リスク等のテンコ盛リスクは何ら解決されておらず
新興市場も無視は出来ない状況なので、今は慎重に動きましょう。
一応、来週から決算シーズンも始まるのでね。

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そもそもに変わりはないまま
こんばんはです。

ムニューチンが歴代米財務長官の定番ギャグである
「ドル高は米国にとって利益」を披露・・・
かつては有事の前に定番ギャグを炸裂させる傾向がありましたが(持論)
オバマ政権末期には利上げへの地均しが必要だったからなのか、
オバマがそもそも軍事行動に消極的だったからなのか、
前米財務長官のルーおじさんは定番ギャグと有事をトゥギャザーしなくなり
すっかり相関性が薄くなった感もありますが、トランプマン政権へ変わり
現在は北朝鮮やシリアでの地政学リスクが燻っている中でのギャグだけに、
かつてのような相関性が戻るのだろうかと頭をよぎってしまいます・・・

そんな私が勝手に言っているだけの穿った持論はともかく、
トランプマンがドル安低金利バンザーイ!
と言った矢先の定番ギャグの炸裂ですからね・・・

いくらムニューチンおじさんがトランプマンの口撃は目先のことであり、
私のギャグは長期的なものだと言ったところで、それが事実だとしても、
あまりにも虫が良すぎるというかジャイアンぶりというか、
そんな国が他国の為替政策や金融政策にケチを付けるのですから
改めて呆れるばかりです。

そしてジャイアンぶりはともかく、目先と長期では違うと言ったところで
相変わらず政権内での言行不一致感も否めないです・・・

昨夜のムニューチンおじさんは定番ギャグだけでなく
年内の税制改革見通しを示したとか、FRBの銀行監督を担う副議長に、
ブッシュ政権で国内金融担当次官を務めた人物を指名するとか・・・
米国民と市場に受けるネタを披露しておりますが、
税制改革はオバマケア代替法案が頓挫してしまったので前倒しするで!
と言っていたのに、年内ですからね・・・

そもそもこういった様々な法案や決定、人事を発表しても議会を通るのか?
かといって大統領令に変えたとしても司法から横槍が入るのでは?
というトランプマンの政策実行力に対する疑念が解決されていないので、
いくら米国民と市場に受ける政策や法案、人事を示されても、
せめて何か一つの法案でもいいので、議会を通過させて見せるなり、
これまで強権発動の後ろ盾でもあった支持率でも回復させないと、
現在の低支持率下では、説得力に欠けると言わざるを得ないです。

だからこそ野党や米国民から支持を得た剛腕アピール(軍事行動)に
トランプマンも力を注いでいるのでしょうけど、
おかげで我が国では近所の狂ったカリアゲをめぐる地政学リスクが高まり、
中東でもシリアやISをめぐる地政学リスクが高まり、
これらの緊張で米国はロシアと中国との関係も冷え込んでいるとも・・・

っつうか、素朴な疑問というか、まだ記憶にも新しいと思うのですが、
ついこの前までプーチンマンが米大統領選にサイバー攻撃を仕掛け
トランプマンの勝利を後押ししたとか、ティラーソン国務長官をはじめ
チームトランプマンのメンバーのロシアとの親密ぶりが問題になっていたり
トランプマン自身もプーチンマンを讃えていたのですから、
米露関係ってほんまに冷え込んでいるのでしょうか・・・(笑)

我々が知らないだけという話ではなく、
ついこの前までロシアとの親密ぶりが騒がれていたことは、
世界中の人々と言ってもいいくらいに知られていたわけですから、
あまりにも急転換したような最近の報じられ方を見ていると、
素朴に疑問が湧いてくるのは私だけでしょうか(笑)

以上の通り、米露関係や米中関係の真相はともかくとして、
主役である米国ではトランプマンの政策実行力に対する疑念は晴れておらず
米国が期待だけでトランプラリー再開となるのが難しいのはもちろんのこと
割高感や需給面での過熱感を抱えた危うい米株の本格反発についても難しく
(しかも薄商いが続いてますからね・・・)
実態面である企業業績やマクロ指標の結果次第、
もしくはイエレンおばさんの金融政策のサジ加減次第という状況になっており
おまけに副作用の様に中東と北の国の地政学リスクも高まっております。

救いとしては、これまで発表された米企業決算が、
概ね堅調なスタートを切っているので、
今夜から本格化する米企業決算も堅調な結果となれば、
やや足踏み状態の米マクロ指標を穴埋めできるともいえますし、
米株の下支え材料にはなります。

ちなみに昨夜の米国市場については、米企業決算への期待も多少はあるのか
それともムニューチンの定番ギャグや政策や人事を好感したのか、
米株は大幅反発となりましたが・・・・
実態の米企業決算は素直に好材料先と言えるものの、
先にも述べた通り、ムニューチンが何を言おうと説得力が無いからなのか
イースター休暇モードというのもあるからなのか、
とにかく激薄商いというアテにならない反発であり、
米債券安(米金利上昇)ドル高も限定的なもので留まっており、
トランプラリーの本格再開とは程遠いと言えます。
(18時現在、すでに米債券高、ドル安となっております)

さらに米株と同様、需給面での危うさを抱える原油は反落、
安全資産の金は続伸、VIXは低下とチグハグな動きとなっており、
リスクオフ風味も払拭されたとは言えないです。

欧州については昨夜が休場だったものの、
今週末の仏大統領選が波乱になった場合の織り込み具合としては
まったく織り込めてないと言えるお気楽ぶりなので、
実際に波乱は起きないのかもしれませんが、
備えとしてはかなり危うさを感じるばかりです。
本日は欧州株が下げて始まっているので、
備えとしては好ましい動きだと言えますが・・・。

そして我が国ですが、北のカリアゲリスクについては、
相変わらず米朝双方によるトラッシュトークが続いておりますが、
米空母は朝鮮人民軍創設記念日の25日前後に到着するようなので、
米空母がいない状況でのミサイル発射ならばいつものこととも言えますので
核実験でもしない限り、米空母到着まで騒ぎが一時的に鎮静化しそうですが
しつこいようですが米空母が北朝鮮沖に到着すれば、
双方の意思とは関係なく、後には引けない状況に陥るので、
カリアゲリスクは何ら解決してないと見ておいた方がいいでしょう。
(個人的には空母が到着すると、ヤバイとしか思えないですけど・・・)

そんな私が過剰に警戒しているカリアゲリスクが無かったとしても、
海の向こうでは欧州政治リスクの波乱は全く織り込まれておらず、
主役の米国市場の動きも環境もリスクにも変わりはなく、
我が国は需給面では過熱していないものの、
足元の円高進行によって来週から本格化する企業決算ラッシュを前に
今期業績見通しへの期待が剝げ落ちつつあると共に割高感も意識されつつあり
少なくとも日本株が国内独自の材料で買われる状況ではなく、
いくら需給面での過熱感はなかろうとも、
需給に即した動きになるのは、国内だけではどうにもならないので
現状は主役の米国を含む海の向こうと国内企業決算次第という状況です。

本日も日本株は続伸となったものの、相変わらずの薄商いであり、
為替市場も業績懸念を抱かずにはおれない円高も継続中ですから、
当初のシナリオの中旬からのヤマ場入りでガス抜き終了となり、
日本株は反発局面へ・・・とは言えない状況です。

今日の時点では、日米経済対話をきっかけに円安と自動車株が主導して
北のカリアゲリスクが落ち着いている間だけでも(25日前後まで?)
日本株が「一時的に反発」というシナリオすらも怪しい状況でおます・・・

ということで、明日のスタンスについては、基本的に変わりまへんが・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通りの状況なので、
シンプルに海の向こうが商いを伴ったトランプラリーの再開、
我が国では商いの伴った円安株高ラリーの再開が「継続」するまでは、
その日限りの勝負に留めておくのが無難でおます。
ただし25日前後までカリアゲリスクが静かになる可能性はあるので、
商いが伴わずとも、継続しなくとも、市場の動きだけを見て、
割り切って勝負するのは自由ですが、てんこ盛りのリスク、
市場を取り巻く環境に何ら変わりはないので、くれぐれも御注意を。

腰を据えて構えている方については、特に変わりまへんけど、
方向感が明確になるくらいの商いの伴った動きとなるまでは、
王者の風格で構えておくのもいいですが、以上の通りな状況なので、
商いの伴った米株安を始めとするトランプラリーの巻き戻し、
商いの伴った円高日本株安となれば、割り切って撤退するのが無難です。
現状ではカリアゲリスクが思った以上に台頭したというのもありますが、
中旬から5月まで続くイベント等のヤマ場を経て、
堅調な展開になると言う当初の見立ては、現段階ではさすがに言えないので
数年単位で腰を据えるにしても、少なくとも明日は慎重に構えておきましょう

腰を据えて新たに参戦する方についても同様なので、
シンプルに商いの伴った米株高を始めとするトランプラリーの再開
商いの伴った日本株高円安が「継続」するのを確認するまでは、
腰を据えた新たな参戦は控えておきましょう。
少なくとも明日がリバウンドしようとも、
25日までリバウンド基調が続いたとしても、
焦って明日に参戦する必要はないです。

新興市場については、本日は大幅続伸となり、
少なくとも25日までは・・・という期待も感じさせる動きでしたが、
本日の商いもイマイチであり(特にJQと2部)、
現状は下落局面で商いが膨らみ、上昇局面では商いが減少、
という下げゴリモードが継続中と言えるので
ここまでの下落局面を上回る商いを伴った上昇が「継続」するまで、
もしくはせめて明日が商いを伴う続伸とならない限り、
値きを把握している個別銘柄以外は、警戒モードで構えておくのが無難です

テーマや政策関連の環境としては好環境が続いているのですが、
現状は地政学リスク等のテンコ盛リスクは何ら解決されておらず
新興市場も無視は出来ない状況なので、今は慎重に動きましょう。

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さあ切り返しや!とは言えない週明け・・・
こんばんはです。

さあ!明日から始まる日米経済対話をきっかけに、
円安と自動車の切り返しが牽引する形で、
ダラダラと続いた日本株のガス抜き相場も終止符を打っての切り返しや!
という当初のシナリオ(日米経済対話でなければ日米企業決算)を
声高に叫ぶわけにもいかない状況です・・・

昨日も書いた通り、北のカリアゲ大魔王リスクだけでなく、
そもそもの主役リスクであるトランプマンの政策実行力に対する疑念を始め
欧州政治リスク中東地政学リスクといった海の向こうのリスク、
市場の主役である米株の割高感と需給面の過熱感は未だ解消されておらず
結果次第ではそれを吞み込める米企業業績はこれから発表が本格化する上に、
米マクロ環境もトランプマンの政策実行力への疑念だけでなく、
足元ではやや足踏み状態となっており、
米金融政策の利上げスタンスにも懐疑的な見方が拡がりつつあります。

さらに先週はトランプマンが火に油を注ぐように、
ドル安低金利バンザイという口撃まで繰り出したことで(為替報告書も含め)
米債券高(米金利低下)ドル安圧力が加わり、足踏み状態の米株も含め
動きとしてはトランプラリーの巻き戻しが継続中です。
他にも定番のリスク回避な円高、安全資産の金が上昇、VIX上昇も加えると
商いに深刻さはないものの、動きはリスクオフモードと言わざるを得ず、
世界的にはベタなリスクオフの債券買い・株売りとも言えます。

そして我が国ついては、こういった海の向こうのリスク回避姿勢であったり
トランプマンの口撃による円高が、日本株にとっては重石となるわけですが、
ただでさえ今期2桁増益見通しが懐疑的になっていたところに
本日時点では3Q決算で発表された企業想定為替レートどころか、
先日発表の日銀短観の想定為替レート(1ドル108.43円)も割っており
明日からの日米経済対話が日本にとって良い結果に終わろうとも、
来週から今期見通しを含む国内企業決算が本格化するのを控え、
さらに日本株にとって直接的なリスクである北のカリアゲ大魔王リスクは、
未だ解消されてない状況ですから、
日本株を積極的に買わないのも頷けるのですが・・・

それにしても本日の売買代金が今年最低の1.63兆円というのは、
いくら以上のようなてんこ盛りなリスクが解消されていなくとも、
海外市場が休みであろうとも、ひどすぎる薄商いであり、
本日の小幅反発はもちろんのこと、当初のご機嫌なシナリオなんて、
言ってるどころではないアテにならん動きでおます・・・

せめて売りの大商いにでもなればわかりやすいのですが、
それすらにもならないというのは、嵐の前の静けさなのか・・・
とさえ思ってしまいます。

もし北のカリアゲ大魔王が日本本土を攻撃した日にゃあ、
東日本大震災のように需給もテクニカルもバリューもへったくれもなく、
ゴリゴリの商いで日本株が叩き売られる可能性もありますが、
カリアゲ大魔王リスクは震災のように当事者となるのは日本だけ・・・
というのではなく、韓国も米国も当事者ですから、
遠く離れた米国はともかくとしても、同じ隣国である韓国が、
株価が堅調なだけでなく、債券も為替も大して売られていないので、
ウォン安の恩恵による皮肉な株高とも言えず、
単に楽観しているだけ?とさえ言える釈然としない動きでおます(笑)
(薄商いではありますけどね)

これまた繰り返し書いていることなので割愛しますけど、
個人的には北のカリアゲ大魔王リスクは、
さすがに今回だけはヤバイとしか思えないのですが・・・
ヤバくなるというのは、米空母が到着するか、
カリアゲが核実験を行うか、米空母が到着後にミサイルを撃てば、
双方の意図は別にして、引っ込みがつかなくなるということです。
なにやら米空母はすでに近海まで到着しているそうですが、
北朝鮮沖に展開するのは25日とか言われてます・・・
やはり昨日も書いた通り、25日が北朝鮮軍創設記念日というのに加え、
米議会が再開されるのは来週23日からであり
それまではトランプマンの閣僚や共和党幹部の海外歴訪ラッシュなので、
それらにタイミングを合わせての米空母の動きとも言えます。

そんなカリアゲ大魔王リスクに対して、ヤバイと思っているのは私だけで、
市場は楽観していたとしても・・・他の特盛リスクは何ら解消されておらず
市場は米株の割高感と需給面での加熱という危うさをはじめ
動き自体もトランプラリーの巻き戻し&リスクオフモードは収まっておらず
しかも国内外共に嵐の前の静けさのような・・・
というか、方向感のハッキリしない薄商いが続いておりますので、
いくらこれらリスクに対して、大人が都合良く解釈して動かすにしても、
割り切って流れに身を任せるわけにもいかないヘッピリ腰(商い)でおます。

いやはや・・・国内の需給環境だけを見れば、
暴落するとまでは思えないのですが、国内のバリュー面での暗雲だけでなく、
以上のような国内外の状況なので、北の騒ぎが25日まで起きず、
明日の日米経済対話をきっかけに日本株が反発したとしても、
カリアゲリスクの強まりで世界でも際立つ弱さを見せた先週後半分の下げを
埋めるのがせいぜいなのかな・・・と見ております。
せめて商いだけでも伴えば、てんこ盛りのリスクに対して、
大人達が都合よく解釈して市場を動かしていると割り切ることも出来ますが
商いが膨らまないようだと、それすらも思えないですからね・・・

ということで、明日のスタンスについては、特に変わりまへんけど・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通りなので、
明日もリバウンドが続くようであれば、
リスク覚悟で割り切って勝負するのもアリ(自由)ですが、
カリアゲリスクを含め他のてんこ盛りリスクは何ら収まっておらず、
市場の動き(基調)自体も変わっていないので、
商いを伴ったトランプラリーの再開(我が国は円安株高ラリーの再開)
にでもならない限り、割り切るにしてもくれぐれも御注意ください
当然ながら商いを伴ったトランプラリーの再開が「継続」するまでは、
その日限りの勝負に留めることが無難でおます。

ちなみに今晩から明後日までという超目先の重要イベントとしては・・・
北のカリアゲ大魔王リスクやそもそものテンコ盛りリスクはもちろんですが
今晩としては、欧州市場が休場、米4月NY連銀製造業景気指数、
米4月NAHB住宅市場指数、フィッシャーFRB副議長講演、
明日は日米経済対話、ペンス副大統領と安倍首相や閣僚の会談、
ロス米商務長官と安倍首相や閣僚の会談、5年債入札、
中国3月住宅価格、米3月住宅着工件数、米3月鉱工業生産、
IMF世界経済見通し、IBM等の米企業決算、
明後日の寄り前は特にありまへん。

腰を据えて構えている方については、
方向感が明確になるくらいの商いの伴った動きとなるまでは、
王者の風格で構えておくのもいいですが、以上の通りな状況なので、
商いの伴った米株安を始めとするトランプラリーの巻き戻し、
商いの伴った円高日本株安となれば、割り切って撤退するのが無難です。
現状ではカリアゲリスクが思った以上に台頭したというのもありますが、
5月まで続くイベント等のヤマ場を経て、
堅調な展開になると言う当初の見立ては、現段階ではさすがに言えないので
数年単位で腰を据えるにしても、少なくとも明日は慎重に構えておきましょう

腰を据えて新たに参戦する方についても同様なので、
シンプルに商いの伴った米株高を始めとするトランプラリーの再開
商いの伴った日本株高円安が「継続」するのを確認するまでは、
腰を据えた新たな参戦は控えておきましょう。
少なくとも明日がリバウンドしようとも、
25日までリバウンド基調が続こうとも、
焦って明日に参戦する必要はないです。

新興市場については、本日は反発したものの商いはイマイチなので、
現状は下落局面で商いが膨らみ、上昇局面では商いが減少、
という下げゴリモードが継続中と言えるので、
ここまでの下落局面を上回る商いを伴った上昇が継続するまで、
もしくはせめて明日が商いを伴う続伸とならない限り、、
値きを把握している個別銘柄以外は、警戒モードで構えておきましょう。

テーマや政策関連の環境としては好環境が続いているのですが、
現状は地政学リスク等のテンコ盛リスクは何ら解決されておらず
新興市場も無視は出来ない状況なので、今はシンプルに動きましょう。

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