FC2ブログ
不沈艦日記
マーケット展望などなど。
政策効果もわからないまま
こんばんはです。

我が国は官邸市場かの如く和牛やらお魚を配ろうとしている一方、
トランプ商店は200兆円の財政出動を議会で成立させ、
さらにトランプマンの度重なるパワハラの成果なのか、
FRBが現時点で400兆円規模の資金供給に動いております。

さすがに金融と財政を合わせて600兆円ともなれば、
(財政出動400兆円と減税、FRBのマイナス金利と株買いも視野?)
後々には間違いなく効果が現れるどころか、
終わりの始まりとなるバブルすらも起きそうですし、
即効性すらもあるのではないのかと思いたいのですが・・・

御存知の通り、米国は消費がGDPの7割を占める消費大国であり、
現在は都市封鎖や渡航規制、外出規制等によって、
かつて見たことない経済活動の停滞に陥っており、
特にレジャー・観光、外食を中心に大打撃を負っていることからも、
いくら消費がネット通販を中心に活況だったとしても、
600兆円で足りない可能性も否定は出来ないですからね。

そういう意味では観光産業が中心の国(ギリシャ等、米だとハワイとか)、
対GDPでサービス業や消費の比率が大きい国は、
経済的な打撃の大きさはもちろんのこと、
いくら巨額な財政出動で打撃を食い止めようとしても、
財布が空っぽだと財政破綻も懸念されますからね・・・。

我が国は物作り大国と言われ、株式市場でも製造業が幅を利かせてますが、
実際は内需がデカい国ですから、まさかとは思いますけど、
安倍ちゃんマン政権の和牛&魚攻撃を見ていると、
国民が怒るのは承知の上でやらざるを得ないのかとすら思えてきます。
まぁBS目線ではなく、ありがちな借金だけ目線ですけど・・・

あ、もしかしたら・・・和牛と日本近海の魚の中に、
抗コロナウィルス成分が含まれていることを発見したのか?
だから日本人の感染者は少ないのか?んな訳はないですね(笑)

とにかくコロナウィルスの感染拡大によって、
目に見えにくい製造業の停滞や打撃よりも、
目に見えてわかりやすいサービス業・小売業の打撃が目立つせいか、
かつてないほどの人・物・カネの停滞が起きており(実体経済の悪化)、
現在も感染拡大と人・物・カネの停滞は進行中ですから、
せめて実体経済への打撃がどれほどなのかの試算でも出て来ない限り、
米国を始め各国の財政・金融政策が十分なのかどうかは、
誰にもわからない手探り状態と言えます。

そして今回のコロナウィルス禍は、いつも書いておりますが、
感染拡大→実体経済の悪化→金融市場の悪化という流れですから、
懲りない金融政策によって金融市場の危機(流血)を食い止めたとしても、
感染拡大→実体経済の悪化(流血)が続いたままだと、
いずれは金融市場に及びますからね・・・。

しかも最も巨額な政策に動いた米国市場ですらも、
足元の債券買い(金利低下)ドル安の動き自体はいいのかも知れませんが、
リスク資産である米株や原油、資源の動きを見ていると
政策効果どころか先取り・織り込み済みのような動きも見えず、
昨夜までは需給主導の一時的なリバウンドに過ぎない動きです。

欧州や中国、資源国・新興国についても、
コロナによる人・物・カネの停滞、金融市場の動きは米国と同様であり、
資源国・新興国に至ってはドル安ながら通貨安となっているので、
百歩譲って米国だけは政策効果が出ていると解釈したとしても、
それ以外の国に政策効果は見えてない状況です。

当然ながら我が国は、コロナに加え消費税増税の影響があるにも関わらず、
冒頭で書いたズンドコ配給を始め、政策面での渋チン感が際立っており、
昨日には海外への渡航制限や東京都の感染爆発懸念による外出自粛要請等、
先進国の中でコロナウィルスの感染者が少なく、経済への影響も軽微かも、
という淡い期待が吹き飛びつつあり、下手をすれば日出る国のはずが、
周回遅れで感染爆発が起きるのかとの懸念も高まりつつあります。
国内の市場の動きを見ても、海の向こうと同様、
政策効果は感じられない動きであり、
昨日までは需給主導の一時的なリバウンドが起きていた程度です。

ちなみに本日の日本株は、商いがやや減少して緊張感には欠けましたが、
日経平均の下げが大きく、トピの下げは小さい
という週初からのギッコンバッタン上昇とは逆の動きとも言えるので、
そういう意味では、ギッコンバッタンを繰り返し、
両指数の下げ幅が一致したところで、反発くらいはするのかなと・・・
もちろん底打ちと言うつもりは毛頭なく、ただのリバウンドですけどね。

従って感染拡大がピークアウトするかワクチン等が出て来るか、
経済損失の規模が明確になり、それに見合った規模の十分な政策、
という解釈が浸透しない限り、コロナ動向、マクロ指標、
企業決算等の悪材料への耐性も弱い状態が続き、
いずれは2番底を目指す展開になることは避けられないでしょう。

ちなみに今夜はEU首脳会議が開催され(明日まで)、
米国ではもはやどうでもいい10-12月GDP改定値よりも、
恐ろしい予想も見られる新規失業保険の発表、
明日は我が国の3月東京都区部CPIと3月上旬分貿易統計、
新年度予算成立、権利付け最終売買日、170社の株主総会、
中国は2月工業利益、米国は2月消費支出が発表されます。

以上の通りなので、明日のスタンスとしては、
連日の様に書いている通り、特に変更はないですが、
明日は週末ですから、権利日の配当再投資等には過度な期待はせず、
週明けにGUで始まろうとも御縁が無かったと割り切るくらいに、
慎重な姿勢で週末を迎えましょう。

お手数ですが下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。



温度差は拡がるばかり
こんばんはです。

トランプマンが4月から経済活動の再開を目指すと言ってますが、
そもそも人々は「感染したくない」「感染させたくない」という思いから、
消費を含めた行動を委縮させて来たことで、
観光レジャー、外食・小売、サービス業から実体経済の悪化が始まり、
現在(金融市場の悪化まで)に至っているわけですから、
中国のような強権発動・強制労働が可能な独裁国家でもない限り、
いくら「経済が崩壊して自殺者が増えるから経済活動再開や!」
と号令を掛けたところで、人々が安心して素直に従うとも思えず・・・
特に身近に高齢者や身体の弱い人が居たりする人々は・・・

ましてや現在は各国政府が渡航規制、都市&国家封鎖に踏み切っており、
米国すらもそれに等しい動きに出ているのですから、
マインド面で簡単に「経済活動再開や!」と舵を切るのは難しいでしょう。
となると結局、人々が安心するのは、感染拡大が収束するか、
すぐに行き渡るワクチンや治療薬が開発されることになります。

あ、でも・・・なにやらコロナに感染した多くの人は、
他の症状が現れる前に嗅覚の喪失症状が現れるらしく、
それが明確(事実)なのであれば、無症状感染者による感染拡大の抑制、
「感染してるのかもわからないまま、誰かに感染させたくない」
という不安が軽減することにも繋がるでしょうから、
感染拡大の収束やワクチン・薬の開発を待つよりも、
嗅覚な喪失が事実なのかどうかを含めたコロナウィルス自体の解明の方が、
経済活動再開に向けた即効性のあるカンフル剤になるのでは?
と思うのは私だけでしょうか・・・
もちろん、私だけが思ってもマインドは改善しませんけど・・・

そんな嗅覚喪失云々は置いといて、
以上の様な人々のマインド悪化&行動委縮が先導する形での、
「感染拡大→実体経済の悪化→金融市場の悪化」という流れは続いており、
さらに各国政府の都市封鎖等によるコロナ封じ込め対策が、
経済活動の停滞を拡大させることで、実体経済の悪化も拡大させており、
昨夜発表された各国の3月PMI(特にサービス業)を始め、
足元のマクロ指標はこういった流れを裏付けるドイヒーな結果であり、
日増しに企業業績の落ち込みも顕著になりつつあります。

我が国については、数字上は感染拡大が抑制されていることもあり、
海の向こうに比べると、政府や自治体が主導する行動規制も少ないので、
経済活動の停滞ぶりも軽度と言えますが、
昨日から国家封鎖に踏み切ったインドの人口と感染者数を見ると、
(数学の国ならではの計算なのか、観戦爆発が起きそうなのだとか)
我が国を含め他国もいつ踏み切ってもおかしくないようにも見えます。
そもそも我が国はコロナによる経済活動の停滞は軽度だとしても、
マクロ指標のドイヒーぶりは海の向こうどころではない低調ぶりであり、
消費税増税の悪影響という独自の重石を抱えておりますので、
日本はコロナに負けてない!大丈夫や!とは言えないんですけどね。

以上の様な国内外の惨状を受けて、
各国中銀が輪転機の・・・失礼、金融政策のフル回転、
財政難の国もへったくれも無く各国政府がフル出動の財政対策に動き、
本日は米国が200兆円の財政出動に動いている一方、
現時点での我が国の財政出動は際立つ渋チンぶりです。

そして先に述べた流れの最上流にある感染拡大による人々の不安は、
何も変わっておらず、実体経済を蝕み続けているのも事実なので、
コロナによる経済損失の規模(試算)が明らかにでもならない限り、
金融・財政政策によって実体経済と金融市場の悪化が、
食い止められるのかどうかは未知数と言わざるを得ないです。

以上の通りなので、現在の金融市場を見ると、
ドーピング(金融政策)の過剰投与によって、
金融市場の悪化「だけ」が食い止められた風のラリった動きですが、
言っても株式の価値が配当を含めた業績が根幹にあるのを始め、
債券は財政であったり、そもそも投資する元手も所得や貯蓄なわけであり、
金融市場に裏付けなど必要ないとは言えないですから、
現在の実体経済の悪化を食い止められたと言えない状況(裏付け)では、
さすがに金融市場は需給と薬によるラリった騒ぎ(リバウンド)に過ぎず、
薬の効き目もリバウンドの賞味期限も短いでしょう。
(後々には政策効果が現れるどころかバブルにもなりそうですけどね)

くどいようですが、今回は実体経済の悪化が先行しているだけに、
過度な金融政策による金融市場だけのお祭り騒ぎを続けていると、
遅かれ早かれ企業倒産、実体経済の悪化を示すマクロ指標や企業業績、
はたまた財政破綻の国が出て来ることになり、
実体経済の悪化で疲弊している人々からの批判と悲鳴までも大きくなり、
それこそ各国の政権基盤すらも揺らぎ兼ねないですから、
最優先して悪化を食い止めるべきものは何なのか判断を誤ると、
ほんまにシャレにならん負の連鎖が起きそうで恐ろしい限りです。

ということで、足元の市場はお祭り騒ぎが続いておりますが、
実体経済とは温度差があり過ぎてコロナ・・いや風邪を引きそうであり、
あくまで需給のみのリバウンドに過ぎないので、
(バンジージャンプで飛び降りた揺れの最中とも言えます)
2番底は避けらないと見ておくべきでしょう。

ただし、いつハシゴが外れて(ゴムが切れて)2番底に向かうのかは、
今週末の配当権利取り日か月末&期末前後とは思いますが、
何やらコロナの影響で株主総会が開催できない可能性があり、
配当基準日を変更することも認めると言い出しているので、
月末&期末の方が節目になる可能性は高いかなという程度である一方、
足元では日経とトピのギッコンバッタンな動きが収束しつつあり、
安値からの上げ幅も19%前後と足並みも揃いつつあるので、
明日にもリバウンドは終わりかなという感じもあります。

どのタイミングなのかはともかくとしても、明日のスタンスとしては、
昨日も書いた通り、特に変わりはないです(新興市場も同様)。

お手数ですが下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。


ゴリラリバウンド
こんばんはです。

本日は目が飛び出るというか目からビームを出して、
さらにアドレナリンも吹き出る相場となりましたが、
日経平均は7.13%高と歴代9位となる上げ幅だった一方、
TOPIXは3.18%高と相変わらずのギッコンバッタンです(笑)
(マザーズは8.07%高)

ただの買戻しなのか、本気の日本買いなのかどうかは後述するとして、
昨日や一昨日から持ち越している勇者の方にとっては、
リバウンドどころではないロケット相場のような恩恵はあるでしょうけど、
今の地合いは一夜明けると何が起きてもおかしくはなく、
未だバンジージャンプからの大きな揺れも収まってないので、
短期勝負の方は持ち越すリスクを負わずとも、一日だけで十分でしょうし、
(平時の見方とは逆に、高値引けは警戒するくらいがいいでしょう)
腰を据えて参戦するにしても、数年単位を見据えた打診参戦はまだしも、
腰を据えての総員出撃は、乗り遅れたと焦る必要もなく、
揺れが収まってからでも遅くはないでしょう。

ただし債券の落ち着きが続き(過度な金利上昇と低下にならず)、
ドル安ながら円安、原油高、銅・資源高、金の落ち着き(HY債も)、
株高、VIX低下という状況が続くならば、
週末の権利取り日か期末&月末までの目線で、
配当・優待狙いを含む短期での持ち越し勝負は御自由にどうぞです。
くれぐれも無配リスクと日替わり定食リスクは覚悟の上で。

いやはや・・・果たして現在はただのリバウンドなのか、
金融&財政政策も十分やから底打ちや!2番底はないで!織り込み済や!
という真っ当なリバウンドからの本格反発へと変わるのか、
シンプルに感染拡大が落ち着いている日本こそ買いや!なのか、
それとも残念ながら2番底は避けられないのか・・・
結論から言えば、現時点では2番底目線に変わりはないです。

と言うのも、連日のように書いている通り、
欧州と米国はパンデミックの真っ只中であり、
それによる経済活動の停止状態が継続・拡大しており(新興国各国も)、
自称感染拡大収束に向かっている中国も未だ回復には程遠く、
海の向こうはかつてないような実体経済へのダメージを負っております。
(本日発表された欧州各国のPMIはドイヒー、特にサービス業)

我が国は今のところパンデミックにはならずに済んでいるものの、
自粛による経済活動の低迷は継続している上に、
海の向こうの停滞による影響も大きく、
消費税増税による悪影響、五輪延期による経済損失、
という国内独自の重石も抱えているので、
万が一、コロナの影響が海の向こうよりも軽微だったとしても、
余りある国内独自のダメージを負っていると言えます。
しかも感染が収束すれば好転するコロナウィルスリスクとは違い、
消費税増税は引き下げられない限り、ダメージは継続するとも言えます。

以上の通り、コロナウィルスの感染拡大によって(日本は消費税等も)、
深刻なダメージを負っている実体経済と金融市場に対して、
昨夜はパウエルおじさん率いるFRBが三度の緊急登板となり、
なりふり構わずな無制限QEを発表し、
もはや二刀流の打ち出の小槌フルスイング状態であり、
(残すはマイナス金利と株(ETF)買いくらいか?)
ECB、BOE、日銀を始め各国もなりふり構わずの緩和状態、
各国中銀が協調しての必死のパッチなドル資金供給にも動いております。

財政政策についても、トランプマンは約200兆円の財政出動、
反対している野党民主党は約250兆円を打ち出しているので、
可決さえすれば少なくとも200兆円以上はぶち込まれそうであり、
最終的にトランプマンは400兆円と減税も視野に入れております。
欧州各国も頑なだった財政規律を緩めてまでの財政出動、
中国はすでに断続的な財政出動に動いており、新興国各国も動いており、
我が国は今のところ渋チン&横チン(小出し)ながらも、
目先では30ー100兆円の財政出動を視野に入れているとも・・・

やや気になるのは安倍ちゃんマンが、
感染収束が見えてから大規模に動くとも言っているのですが、
確かに今回のコロナウィルスショックは、
感染拡大→実体経済の悪化→金融市場の悪化という順で起きているので、
感染拡大が収束しない限り、政策効果はすぐに現れず、
後追いの小出しが良いようにも見えるのですが、
目先の支援こそが必要な企業や人にとっては政策を待っている猶予もなく、
政策が出る前に倒れる可能性もあるわけですから、
金融市場向けの金融政策ばかり先行するのではなく、
実体経済の悪化を食い止める財政出動を優先して急がないと、
結果的に金融市場も倒れることになりますからね。
(日本に限らず各国の財政リスクが高まる危うさも孕んでますけど)

ということなので、現在の各国による大規模な金融&財政政策は、
止まらない金利急騰を始め財政破綻という最悪シナリオに陥らない限り、
いずれは絶大な効果を発揮するのは間違いないでしょうけど、
目先としてはコロナウィルス禍が収束に向かうか、
実体経済のダメージがどれほどの規模なのか見えて来ない限り、
特に金融市場では政策効果が現れない可能性が高いので、
足元の株式市場の反発は買戻し主導のリバウンドだけに終わり、
(日本株はせいぜい期末&月末まで)
日々のコロナウィルス動向、これから発表されるマクロ指標や企業業績、
これらの悪材料と共にリバウンドモードと政策効果期待も剥げ落ち、
2番底に向かうことになりそうです。

明日のスタンスとしては、冒頭で書いた通りです。
新興市場も同様です。

お手数ですが下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。



良くも悪くも際立つ日出る国
こんばんはです。

本日は早朝からフラッシュクラッシュかの如く、
日経平均先物が15060円まで売られたものの、
終わってみれば朝から約1900円上昇の16950円引け・・・
現物は連日の4兆円超えのゴリラ商いと共に(先物もゴリラ商い)、
日経平均が2.02%高の16887円、トピは0.68%高・・・

歪というかただのアンワインドと言えばそれまでですが、
軟調な中国株(2月安値割れ)、アジア株、米欧株先物に比べると、
コロナショックで際立つ売られ方でもなかった日本株の際立つ強さ・・・

他にも日本が良い意味で際立つ点を挙げると

 ・感染拡大のなだらかな推移
  ※死亡者や重篤患者が出てないのであれば、信憑性は高いかも?

悪い意味で際立つ点を挙げると

 ・国内景気はコロナショック以降を含まない昨年末時点でも、
  消費税増税の影響によって、先進国の中では際立つ低調ぶりなので、
  コロナの影響を加えると、ゾッとします・・・
 ・現時点での政府の財政出動は、先進国の中で際立つ渋チンぶり
  ※観測されている30兆円だとしても渋チン
 ・金融政策の手詰まり感(ETF爆買いは除く)

良くも悪くも際立つ点を挙げると

 ・先進国の中で唯一の株式市場への直接介入(ETF爆買い等)
 ・海の向こうで批判が高まっている自社株買いが国内では増加傾向
 ・際立つと言うか、我が国は年度末&期末&月末
 ・中止ではなく延期となりそうな東京五輪

以上の通り、なだらかな感染拡大が好感されているのかは不明ですが、
年度末&期末&月末といった日程的な需給面、
日銀の爆買いや年金の忖度買い、ラッシュ気味の自社株買い、
(本日はハゲバンコGの好悪入り混じるような超絶自社株買いも)
さらにガスの抜け仮需面、これらが相まって、
もしかすると週末の権利取り最終日か月末までは、
日本株の際立つ強さが続く可能性も無きにしも非ずですが・・・

肝心の足元の国内景気は世界的にも際立つ悪さであり、
財政政策、金融政策という面では際立つ渋チン&横チン(小出し)な上に、
パンデミックの真っ只中である米国と欧州では(新興国も)、
渡航制限、都市封鎖、外出禁止、企業活動の停止等、
人・物・カネの尋常ではない停滞が未だ拡大中であり、
現時点だけでも経済的な損失は甚大です・・・

従って米国の豪快過ぎる財政出動(400兆円とも)、
FRBの利下げや金融政策(150兆円超)、
独の重い腰を上げての債務上限撤廃を始めとする各国の財政出動、
各国の利下げを含む金融緩和拡大や協調的なドル供給、
これらが後々に効果を発揮するのは間違いなくとも、
いつも書いている通り、今回のコロナウィルスショックは、
感染拡大→実体経済の悪化→金融市場の悪化という流れからも、
すでに大きなダメージを負っている実体経済、金融市場にとって、
十分な政策だと言えるのかどうかは未知数なので、
流れ通りに、更なる感染拡大→実体経済のさらなる悪化による企業破綻
→金融危機&財政危機という最悪のシナリオも十分に有り得ます。

特になりふり構わない各国の財政出動ラッシュとなる一方で、
重債務国の債券安(金利上昇)、通貨安、CDS上昇(企業も)を見ると、
未だ継続中の債券バブルの崩壊こそがトドメになりそうではあります。

ということで、未だ収まらぬ海の向こうの感染拡大とパンデミック状態、
日本の悪い意味で際立つ点、国内外共に未知数な政策効果からも、
日本株の際立つ強さは、いつハシゴが外されてもおかしくない環境です。

市場の動きだけで判断するにしても、
日本以外の株式市場の大荒れっぷり(VIXも高水準)、
日本株自体の揺れも大きなまま落ち着いてない、
原油、銅、他の資源の軟調ぶり、安全資産ながらも売られたままの金、
ドル調達懸念とも言えるドル高の継続(重債務国・新興国の通貨安)、
安定ともリスク回避ともバブルとも言える債券高(金利低下)
という市場全体としての危うい状況が続いているので、
株式市場だけとか日本株だけで、底打ちとは言えない状況です。

従って明日のスタンスとしては、以上のよう状況が続いている限り、
その日限りの勝負、売り込まれた銘柄の数年単位目線での打診買いに留め、
(打診買いも数%下げたら即撤退するくらいの潔さで)
日跨ぎ以上の短期勝負、腰を据えての総員出撃は控えておきましょう。
ただし配当取りを狙った期末&月末という目線での勝負については、
以上のようなリスクを承知の上でならば御自由にどうぞとしか言えません。
新興市場も同様です。

お手数ですが下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。


ホニャララ風な期待(動き)と現実
おはようございます。

我が国が屁こいて休んでいた週末の市場では、
債券が反発して金利が低下しているので(我が国は債券安・・・)、
なり振り構わぬ各国の金融緩和の効果が出て来たのか?
という見方も出来るのですが、ドル指数は一服程度に留まり(ユーロ安)、
ドル不足症状に変わりはなく(短期金利は低下安定中)、
資源国・新興国の通貨安を始めとするトリプル安も継続中であり、
市場のリスクマネーに影響する原油は続落(18年ぶり安値を更新中)、
景気の鏡である銅も安値更新、他の資源はマチマチながら軟調なまま、
今だからこそよろしくない大豆と小麦の堅調ぶり、
安全資産の金は小幅な反発程度、HY債は大きく崩れたまま・・・
そして株式市場は米欧市場がMSQという事情はあれど(ゴリラ商い)、
現物は米株が大幅反落、英欧株は反発ながら米時間で先物は軟調なので、
金融政策の効果とまでは言えず、財政政策効果も見えません。
一方、我らが日経平均先物は大幅高で帰って来ております(後述します)。

くれぐれも政策効果が無いとは言っておらず、
いずれは効果てき面どころかバブルになる可能性すらもありますが、
現状の市場の動きでは、効果が見えないと言っているだけです。

いかんせん現在の米国と欧州は、コロナ禍の真っ只中であり、
人々の心理悪化やパニックが継続しているのはもちろんのこと、
政府による渡航規制、都市封鎖等、経済活動の停止状態も拡大中であり、
繰り返し書いている通り、今回のコロナウィルスショックは、
①感染拡大→②実体経済の悪化→③金融市場の悪化
という流れで起きているので、①と②が改善しないことには、
政策効果が現れたと言えないのも仕方ない状況ではあります。

(何気に米議員による株の不正取引疑惑、金融機関や企業幹部の高額報酬
 税金逃れ等を叩く世論も出てきており、今回の金融市場のショックも、
 明らかに過剰な金融緩和の揺り戻しが火に油を注いでいるだけに、
 財政政策よりも先行して規模のデカイ金融政策を行うことに対しても、
 厳しい見方(世間の怒り)が拡がる可能性もあります。)

そして日経平均先物が堅調に帰って来た我が国ですが(債券安も)、
コロナショックでの下落率は、珍しく他国と遜色が無く(マザは除く)、
かつてのように日本株だけが弱かったわけでもないので、、
独裁国家中国の様な黒田薬局の爆買いと公金の忖度買い効果なのか、
それともなだらかな感染拡大やパニックの落ち着きだからなのか、
対策自体が評価されているのか、まさかの円安効果なのか・・・

少なくとも我が国の実体経済は、コロナの影響だけでなく、
消費税増税によって年末時点で先進国の中では際立つ景気鈍化だった上に、
現時点での財政政策も際立つ渋チンぶりですから、
政策効果とはとても思えない違和感アリアリな先物の堅調ぶりです。

海の向こうの南欧、資源国、新興国の株価を見ると、
2012年水準まで落ちている国も多く(一部の国はリーマン直後水準)、
それらの国は概ねトリプル安に見舞われているので、
我が国よりもドイヒーではあるのですが、
我が国は週末の米英欧債券の反発に対して債券安が継続、
ドル円が111円を超える場面があったのに日本株はこの程度の水準、
と言うことを考えると、週末の日経平均の堅調ぶりどころか、
南欧、資源国、新興国と同じチームトリプル安に入っている感もあります。

そういう意味ではユーロ圏各国も日本と同様と言えますし、
今回は恒例の新興国とのデカップリングではないので、
いずれは米債券を始め先進国の債券が売られ、
米国も仲間入りするのではないかとの懸念すらあります。

以上の通り、金融市場目線だけで見ても、
市場全体として政策効果が現れているとまでは言えず、
先に述べた通り、今回のコロナショックの流れ(構図)からも、
①と②の悪化が続いているだけに、
金融市場はすでに織り込んだ水準だとも言えません。
だけに金融&財政危機が起きる前に、
②に含まれる企業破綻が先行する可能性が高いとも言えます。
(金融機関と重債務国の株価や債券、CDSはすでに危ういですけどね)

当然ながら②の悪化が際立つ我が国は、
海の向こうよりも政策効果とか織り込み水準と言うには程遠いので、
パニックがピークを迎えて注目が集まる海の向こうの間隙を突いて、
我が国(日本株)はガスが抜けている仮需面での巻き戻し、
先に述べたクジラ買い、期末の配当取りや自社株買いラッシュと相まって、
一時的、季節性によってリバウンドしている程度であり、
遅かれ早かれ2番底に向かうと見ておきましょう。
(かつてと違って今回はピッチが早そうですけど)

ということなので、明日のスタンスとしては、
リスクオフではなく金融政策が利いた風の債券安定(金利安定)、
ドル不足懸念が和らいだ風のドル指数一服、
リスクマネー回帰期待風の原油の反発(銅や資源の反発も)、
安全資産の金すらも売られていたのが止まった風の金の反発というか安定、
そして株式市場は商いを伴う反発が理想ですが(VIX低下も)、
今回は売り枯れて商いが減った方がいいでしょうから、
商いを問わずに反発しているのであれば・・・
市場の動きだけで判断しての短期勝負、腰を据えるにしても、
大きく売られている銘柄に対して、打診程度に参戦するのはアリですけど、
くれぐれもダメならばマッハで撤退する迅速な潔さは忘れずに。
腰を据えた総員出撃(本格参戦)については、2番底を確認してから、
せめてバンジージャンプの揺れが収まってからにしましょう。
新興市場も同様です。

しつこいようですが、先にも述べた通り、
いずれ各国の必死のパッチ政策の効果が出て来るのは間違いなくとも、
現状は金融市場と政策が後追いしている構図が続いているので、
市場がリバウンドするにしてもせいぜい一時的であり、
①と②の新たな悪化ネタが出てくれば、2番底に向かうことになります。
(未だ1番底にすら到達してない説は置いといて)

今週もドイヒーであろう国内外の2・3月以降のマクロ指標は多く、
企業決算も米国はカーニバル等の注目企業が多く、
国内も小売企業を中心とした決算があり(株主総会も多い)、
一方で各国の財政出動に絡むイベントも多いです。
(イベントスケジュールの詳細は一昨日の記事を御参照下さい)

お手数ですが下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。



Copyright © 2020 不沈艦日記. all rights reserved.