不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
国内目線と海の向こうも含めた目線で・・・
こんばんはです。

本日は色々と記録づくめ・・・に近い一日ではありました。

日経平均自体は籠池ライン(2万円)を割ることもなく小幅安であり
薄商いだったので、本気の売り圧力は感じまへんけど・・・

え?籠池ラインって?アホすぎて説明する気になれないので、
「柳生 100万円」ではなく「籠池 100万円」で検索して下さいw

それにしても、おさるのカゴ屋(籠池)は、
カゴ屋だけに安倍ちゃんを担いでいると思っていたのは勝手ですけど、
そんなカゴ屋を一時的にでも担ごうとしていた野党って・・・(笑)
新たに加計学園問題が出て来て安倍ちゃんマンの支持率が落ちようとも、
野党は負けずに支持率を落とすぐらいですから、
呆れるのも今さら感はありますけど、今回の籠池ニセ札束コントについては
マスコミまでが乗っていたとは・・・バカ負けしそうです(笑)

あ、もしかしたら・・・
カゴ屋は敢えて札束コントを演じる(仕掛ける)ことで、
間接的な都議選に向けた自民党への援護射撃を行い
再び安倍ちゃんマンを担ごうと・・・んなわけないですね(笑)

まぁでも、足元では安倍ちゃんマンの支持率が低下しており、
先日の記事で書いた通り、株価に影響する分水嶺には近い水準なので
もし安倍ちゃんマン率いる自民党が野党には負けずとも、
自分ファーストの小池おばさん政党に敗れるようだと、
株式市場にも影響を与えるかもしれないですから、
告示日である明日以降の世論調査も含め、投開票となる7月2日は注目です

なんだか話が逸れてしまったついでですが、
にわか飛ばし屋の日高ではなく本家本元の伝統ある飛ばし屋の東スポが、
壇蜜と芥川賞作家芸人のピース又吉との熱愛を報じており、
明日は壇蜜ショックを覚悟しなければなりません・・・(笑)

さて、話を元に戻しますと、記録づくめに近いというのは
本日の空売り比率が3月10日(MSQ&翌日が高値)33.6%に次ぐ、
今年2番目の低水準である33.7%だったこと、
足元では(6月第2週まで)外国人が売り越し
といったものも不気味とは言えますが、
マザーズが今年2番目の商いを伴って年初来高値を更新しており、
リーマンショック以降の最高値(16年4月21日)に迫っております。
JQは今年最高の商いを伴って年初来高値どころか、
26年(バブル期)ぶりの高値を更新しており、
東証2部指数は商いがイマイチながらバブル期ぶりぶりもへったくれもなく
史上最高値を更新していることからも、記録づくめに近いとは言えます。

これらを好意的に見れば、主力大型株が薄商いで一服している代わりに、
新興市場が賑わうという旺盛な循環が続いているだけとも言えますが、
投資主体別売買動向では外国人に個人が立ち向かっている構図なので、
記録づくめな新興市場がピークアウトすると共に個人が傷を負えば、
外国人にフルチン竹槍で立ち向かうことにもなりかねず、
主力大型株への旺盛な資金循環(移動)にも影響が出ると言えます。

従って国内目線だけで見れば、新興市場の動きが鍵とも言えますので、
新興市場が商いを伴って大きく下げ続ける展開になるようだと、
主力大型株でも警戒心を高めておいた方がいいでしょう。
言っても世界的に見られる、買われていたものが売られる流れにおいても
新興市場は買われていたセクターには該当しますのでね。

一方、新興市場の賑わいが続くのはもちろんのこと、
新興市場が下げようとも、薄商いでの一服程度に終わるようであれば、
まだ国内での旺盛な循環物色は続いていると言えます。

なんでしょう・・・異常だと感じたり、大賑わいだからこそ、
バブルに向かうとも言えるのですが、本日のようなプチ記録づくめになると
ちと嫌な予感が頭をよぎったりもします。

くれぐれもいつか見た光景のように、
どっかにお上の大名行列が殴り込まないように願いたいものです。
本来ならば東芝等の図体のデカイ所を何とかしろと言いたいですが、
おそらく見せしめは新参者(新興企業)なのでしょうからね・・・

今のところホリエモンのような時代の籠池・・ではなく寵児はいないので
ショックを招く程の大名行列はないかもしれませんが、
老害な古狸たちにはわからない仮想通貨関連あたりならば、
見せしめとするには都合がいいのかなと思ったりもします・・・
安倍ちゃんの支持率も低下して都議選も近いので、
強引に目を逸らすようなことだけは止めて頂きたいと願うばかりです。

以上はあくまで国内目線での話なので、海の向こうも含めた目線では
連日のように書いているので、小難しい背景等の詳細は割愛しますが、
市場の動きとしては、主役である米国市場が、
米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高、原油高
というトランプラリー(利上げラリーともいう)&油高ラリーとなり、
欧州はベタな株高・債券安(ドル>ユーロ)、
我が国は円安・株高(債券は置いといて)
という世界的なリスクオンモードとなるか、
もしくは主役の米国市場で米債券・ドル・米株・原油が、
楽観と警戒の混在するチグハグな動きになろうとも、
市場の空気(マネーの流動性)を決める米株と原油が足並みを揃えて崩れず
どちらかが堅調な動きならば、為替市場で企業想定為替レートの上限である
1ドル110円割れとならない限り、チグハグな動きに釈然としなくとも、
資金の循環は続いていると割り切って波に乗るのもアリです。

とか言いながら、私は割り切っているわけでもなく
腰を据えている中小型株と一部の大型株以外は、
すっかり身軽になってしまったので、これまで売られていた銘柄を
ネチネチと物色するか、昨日も書いた通り、賑わっている新興市場にて、
ウサ晴らしをしている日々を過ごしております・・・
ただし、すっかり定着した「イナゴ」という言葉を感慨深く見ながらも、
現在は自分もプチイナゴと化していることにも、
それなりに複雑な感慨深さもあります(笑)

そんなシミジミとした私の現状はともかく、
今週は小難しい背景に関わるこれといった大きなイベントがないからこそ
どれを口実に動いてもおかしくはないので、小難しい背景は横睨みしつつも
シンプルに国内目線と海外も含めた目線で市場の動きを判断し、
立ち回るのが妥当で無難なのかなと思います。

ちなみに今夜から週明けの寄り前までのイベントとしては・・・

 今夜 EU首脳会議(22-23日)
    米新規失業保険、米4月住宅価格、米5月CB景気先行指標
    FRBのストレステスト結果公表、パウエルFRB理事議会証言
    トランプマンがIT企業首脳と会談

 明日 東京都議会選告示、前川・前文部科学次官会見
    EU首脳会議最終日、ユーロ圏各国6月製造業&サービス業PMI
    米6月マークイット製造業&サービス業PMI、米5月新築住宅販売
    米石油掘削リグ稼働数、パウエルFRB理事講演
    ムーディーズが米、仏、独、ギリシャの格付け見直しを発表とも

 土曜 新月

 週明けの寄り前 これといったものはなくラマダン明けくらい

といった感じで満遍なくイベントはありますが、
昨日書いた個人的には不気味な格付け見直しは、
どこも話題になっていないので、発表自体がないかも知れません(笑)
その他ではトランプマンとIT企業首脳との会談をきっかけに、
米国でのFANG・ネット・ハイテク株売りが加速するのか、
本格反発になるのかが注目、米経済指標は米景気の足踏み確認、
FRBメンバーの講演は金融政策の方向性確認、
無難に終わりそうなストレステストでまさかの波乱があるのか、
それとも金融株が堅調な動きになるのかが注目です。

ということで、小難しい背景やそれに絡むイベントもありますが、
先にも述べた通り、今週というか明日は市場の動きで判断すればいいので
明日のスタンスとしては・・・

週跨ぎでの持ち越し短期勝負の方については、先にも述べた通り、
米債券高(米金利低下)ドル安、米株安、原油安
というトランプラリーの逆回転&油安となり、欧州市場は債券高・株安、
我が国は1ドル110円割れの円高と株安というリスクオフ状態
もしくは警戒と悲観の入り混じるチグハグな動きであれば、
米株と原油が足並みを揃えて崩れるという状況に陥らない限り
小難しい背景の実態面やリスク面の燻りやイベントは横睨みしつつも、
市場の動きに合わせて割り切って勝負すればいいでしょう。

腰を据えて構えている方については、現状は余裕もあるでしょうから、
シンプルに言えば、米株と原油が崩れると共に国内も商いの伴った株安円高
という動きが継続するまでは、王者の風格で構えておけばいいです。

新たに腰を据えて参戦する方についての参戦判断としては、
持ち越し短期勝負の項で書いた状況と同じです。

新興市場については、シンプルに市場の動きで判断すれば、
本日は商いを伴った続伸なので、先にも述べた危うい空気も含めると
バイクラなのか?という気もしなくはないですが、
穿った警戒目線ではなく、素直な目線で見れば、
上昇局面で商いが膨らみ、下落局面は薄商いという上げゴリ基調は
継続していると言えますので、商いの伴った下げが「継続」するまでは、
勝負姿勢のままでいいでしょう。
くれぐれも先行して賑わっていた主役銘柄だけでなく、
日替わり定食な主役銘柄、新興市場とも密接な大型の任天堂、ハゲバンク等
海の向こうのFANG・ネット・ハイテク株、仮想通貨等の動きは
兆しを捉えるという意味でも横睨みしておきましょう

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釈然としなくとも市場に合わせるしかない現状
こんばんはです。

海の向こうがザワつこうとも国内の主力大型株が売られようとも、
新興市場だけは別世界の賑わいが続いております(笑)

主役の米国をはじめとする海の向こうが完全なリスクオフに陥らなければ、
結果的に国内の主力大型株から新興市場へ資金が流入するのでしょうけど、
呆れるほどに元気なだけに、ついつい心配にもなります。

とは言え、心配しててもキリがないのも現実なので、
海の向こうがリスクオフに陥ると共に、
主力大型株と新興市場が足並みを揃えて売られる展開になるまでは
旺盛な資金循環は続いていると割り切って立ち回るしかないとも言えます。

以上はあくまで新興市場・中小型株を中心とした目線ですから、
主力大型株については、国内外がリスクオフに陥れば論外ですが、
主役である米国市場を始めとする海の向こうが、
楽観と警戒の混在するチグハグな動きであろうとも、
市場の空気(マネーの流動性)を決める米株と原油が揃い踏みで崩れ、
企業想定為替レートの上限である1ドル110円も割るまでは、
割り切って立ち回るのもアリとは言えます。

ちなみに昨夜の海の向こうについては、米株と原油が揃い踏みで売られ
再び米欧ハイテク株も売られ、英欧株も売られ、
債券は米英欧共に警戒モードな債券高となったものの、
ドルだけは楽観モードなドル高となったので、
警戒と楽観の入り混じるチグハグな動きではありましたが、
円は最強高でもあったので、全体としては警戒色が強い動きでおました。

それを受けた本日の新興市場・中小型株以外の日本株としても、
円高と共に株安となりましたが、1ドル110円を割らなかったせいか
薄商いでの株安であり、リスクオフという動きではありませんでした。

以上の通りなので、国内外ともに明確な市場の動きが継続しないのは、
小難しい背景である実態面やリスク面の燻りが継続しており、
市場が反映しているからこそと思うばかりです。
だからこそ私の警戒モードも継続しており、
それによって身軽になったことで(乗り切れてないだけとも言うw)、
新興市場と中小型でウサを晴らしている現状なので、
皮肉なことに気分的には楽と言えば楽ですけど、釈然とはしません(笑)
何より場中はついつい新興ばかりを中心に見てしまいがちなので、
釈然としないことを忘れてしまいそうで怖いです(笑)

しかしほんまに大丈夫なのでしょうかね・・・

何やら昨夜の米国市場では、米株安にはなったものの、
ライアンくん(米下院議長)とムニューチンコおじさん(財務長官)が
税制改革の年内実施を確約といったことを好感する動きもありましたが、
そもそも5月とか7月って言ってたはずやし・・・
これまでも何一つ政策や法案は議会を通らず
支持率は低迷したままという状況下において確約って言われても・・・
どうやって信じればいいのか、期待すればいいのか謎です。

しかも米消費を始め米経済指標の足踏みが継続しているのが現実であり
強気なのはイエレンおばさん率いるFRBとチームトランプマンだけ・・
イマイチ説得力に欠けます。

市場でも週初まで米債券とドルがちょっぴり強気な動きもありましたが
それも続かず、ほぼ株式市場のみが強気と言える水準を維持している・・、
やはり釈然としまへん・・・
海の向こう次第の我が国も、結果的に釈然としない動きだということです。

従って市場が米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高
というトランプラリー&リスクオンの動きが継続すれば(原油高も)
足元の需給環境とも一致する動きなので(米株は一致とは言えまへんけど)
釈然としなくとも割り切ることはできるのですが・・・

おっと、また愚痴ってしまいましたが、とにかく私が釈然としなくとも、
現状は市場の動きで判断するしかないので、改めて書きますと・・・
米国市場が米債券高(米金利低下)ドル安、米株安、原油安
というトランプラリーの逆回転&油安となり、欧州市場は債券高・株安、
我が国は1ドル110円割れの円高と株安というリスクオフ状態
もしくは警戒と悲観の入り混じるチグハグな動きであろうとも、
米株と原油が足並みを揃えて崩れるという状況に陥らない限り
小難しい背景の実態面やリスク面の燻りを過度に警戒せず、
横睨みする程度に留め、市場の動きに合わせて立ち回るしかないです。

ちなみに今夜から週末までの釈然しない状況に関わるイベントとしては、

 今夜  独下院予算委がギリシャ融資を巡る審議
     米5月中古住宅販売件数、米原油在庫、米中外交・安全保障対話

 明日  6月月例経済報告、岩田日銀副総裁挨拶&会見
     EU首脳会議(22-23日)
     米新規失業保険、米4月住宅価格、米5月CB景気先行指標
     FRBのストレステスト結果公表、パウエルFRB理事議会証言

 明後日 EU首脳会議最終日、ユーロ圏各国6月製造業&サービス業PMI
     米6月マークイット製造業&サービス業PMI、米5月新築住宅販売
     米石油掘削リグ稼働数、パウエルFRB理事講演
     ムーディーズが米、仏、独、ギリシャの格付け見直しを発表とも

 24日 新月

見ての通り、これといったイベントはないからこそ
週初にあったNY連銀総裁の講演が過度に材料視されたように、
これらのイベントにも動く材料(口実)にされる可能性はあります。
現時点ではあくまで予定ですが、週末の格付け見直し発表において、
かつてのようにまさかの米格下げショックなんてことが起きるのか・・・
個人的にはちと注目しております。

ということで、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、先に述べた繰り返しになりますが、
米債券高(米金利低下)ドル安、米株安、原油安
というトランプラリーの逆回転&油安となり、欧州市場は債券高・株安、
我が国は1ドル110円割れの円高と株安というリスクオフ状態
もしくは警戒と悲観の入り混じるチグハグな動きであろうとも、
米株と原油が足並みを揃えて崩れるという状況に陥らない限り
小難しい背景の実態面やリスク面の燻りは横睨みしつつも、
割り切って勝負すればいいでしょう。

腰を据えて構えている方については、現状は余裕もあるでしょうから、
シンプルに言えば、米株と原油が崩れると共に国内も商いの伴った株安円高
という世界的なリスクオフが継続するまでは、
王者の風格で構えておけばいいです。

新たに腰を据えて参戦する方についての参戦判断としては、
持ち越し短期勝負の項で書いた状況と同じです。

新興市場については、冒頭でも書いた通りなので割愛しますが、
本日は昨日のような警戒モードな動きは続かずに一転しているので、
シンプルに言えば、昨日のような商いの伴った下げが「継続」するまでは、
勝負姿勢のままでいいでしょう。
ただし危うさも感じる別世界な熱狂ぶりだからこそ、
くれぐれも先行して賑わっていた主役銘柄だけでなく
新興市場とも密接な任天堂、ハゲバンク等の動きは横睨みしておきましょう

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実態面での温度差は変わらぬ一方、市場の温度差は・・・
こんばんはです。

昨夜の米国市場では米債券安(米金利上昇)ドル高・米株高となり
動きとしてはトランプラリーでおました。

MSQ明け&週明けとなった米株はダウとSP500が史上最高値を更新し
先週まで売られていたFANG、ネット、半導体等のハイテク株が買われ
金融株、鉄鋼株も買われており、VIXも低下、金も反落となり、
ケチを付けるならば、米株のイマイイチな商い原油安といったところです。

欧州・英国市場も薄商いながら株高・債券安(ドル高ユーロ安)となり、
動きとしてはベタなリスクオンの形である株買い・債券売りでおます。

そんな週明けとなった海の向こうを受けた本日の我が国は、
動きとしてはリスクオンの円最弱と共に株高となり(ちょい債券安も)、
日経平均、TOPIX共にザラバ中に年初来高値を更新し、
欧米市場とは違って商いも伴った株高でおます。

一日の動きとしては年初来高値をピークに、
ブレーンバスターな行って来いの上ヒゲダンスで終えておりますが、
素直にお強ぉございます岸朝子です状態でした。
(新興市場については、資金ヌケヌケの動きが見受けられました)

いやはや・・・見ての通り、私の想定とは真逆の動きであり
トランプマンを応援はしているものの、私の相場観とは相性が悪いのか、
どうも温度差というかズレが修正されないままでおます(笑)

まぁ愚痴ったところで、市場で戦っている限り、
市場の出す答えが正解であり、それに合わせて動くだけのことですが、
私のズレた相場観と同様、依然として市場の動きと実態面のズレというか
温度差は埋まってないと思うばかりです。

昨日の日本時間までは市場の動きとしても、楽観モードな米株に対して
警戒モードな米債券・ドル・原油という温度差はありましたけど、
昨夜から温度差が完全に埋まったという言うには程遠いものの、
米債券とドルの動きとしては楽観モードとなっているので、
原油だけが警戒モードを維持しているという感じです。
ただし原油については、独自の需給要因があるので、
やや別世界と見るべきところはありますが、
米株と共に市場の空気を決める役割も担っているので、
完全な楽観モード(トランプラリー)となるには原油高も必要です。

そんな感じで市場全体の動きとしても、
原油以外が楽観モード(トランプラリー)になったことで、
温度差も埋まる動きではありますが、
楽観(強気)モードな米金融政策に対して、
警戒モードが妥当な物価も含めた足踏みの続く米マクロ環境、
燻ったままのトランプマンを始めとするリスク、
という実態面での温度差は依然として残っております。

にも関わらず・・・

さらに先週のヤマ場だったイエレンおばさん率いるFOMCを経ても
実態面での温度差が埋まらないままだったにも関わらず・・・

昨夜は他の連銀とは違いFOMCでの不動の投票権を有するNY連銀総裁が
講演で改めて強気な姿勢を示したことをきっかけに、
温度差の埋まる米債券安(米金利上昇)ドル高となったので、
なんとも釈然としない市場の反応ではあります。

百歩譲って、トランプマンが政策を含めて機能不全であろうとも関係なく
民間の力で米景気は堅調に推移するという解釈だったとしても、
実態面においては、米国だけでなく日欧も鈍化している物価、
米国では住宅販売、新車販売、個人消費の足踏みが続いており、
遂には単月ながら直近の雇用指標も足踏みしているのが現実です・・・

それでも先週のFOMCや昨夜のNY連銀総裁講演の強気姿勢の方が正しく
米景気の足踏みはほんの一時的なものであり、
強気な米金融政策を鈍化させるほどではないということなのでしょうかね

以上の通り、実態面と金融政策の温度差を感じるまま
市場では温度差が埋まりつつある危ういというか釈然としない動きです。

そういえば22日と28日に公表されるFRBのストレステスト結果は
基準を緩めたテストの結果だそうで・・・
トランプマンも緩和したドットフランク法改正案を議会に提出しており、
またしても懲りずにバブルを引き起こして崩壊させるつもりなのか・・・
とすらも感じるだけに、市場もトランプラリーというネーミングではなく
もはやバブルラリーに突入しているということなのか・・・(笑)

ただしバブルの定番である住宅市場では、
すでに米国での住宅価格は上昇して販売が低迷しているので、
今回のバブルはどこに腐ったミカンが潜んでいるのか・・・
話題沸騰中の仮想通貨なのでしょうか・・・
燻っているサブプライム自動車ローンとか教育ローンなのでしょうか・・
世界的な地方債なのでしょうか・・・中国発の腐ったミカンなのか・・・
まさかの中央銀行破綻ならば笑うしかないですけどね(笑)

なんにせよデフレ脱却の起爆剤として
いっそのことバブルでも来た方がいいのかもという気もしますが、
歴史を繰り返す危うい一歩を踏み出したのかなとも思うばかりです。

そんなバブル云々という先の話はともかく現状としては、
繰り返しになりますが、実態面と金融政策の温度差を感じるまま
市場では温度差が楽観の方へ埋まりつつある動きでおます。

従って明日(今夜)以降については、実態面での温度差の確認をしながらも
市場の動きの方が正解だと割り切って立ち回るしかないでしょう。

ちなみにこれらに関わる今夜から明後日の寄り前までのイベントとしては

 今夜 フィッシャーFRB副議長と投票権を有するダラス連銀総裁の講演
    米下院ジョージア州補選決選投票、フェデックス決算(?)
    ライアン下院議長の税制改革に関する議会演説
    MSCIが中国本土A株の新興株指数への採用可否を発表(明朝)

 明日 黒田日銀総裁挨拶、5月訪日外客数
    独下院予算委がギリシャ融資を巡る審議
    米5月中古住宅販売件数、米週間原油在庫、
    米中外交・安全保障対話

といったところです。

ということで、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通りなので、
実態面と金融政策面での温度差はあれど、市場の動きに温度差が無く
昨夜からの米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高、
というトランプラリーの動きが継続し、
国内では商いの伴った株高・円安が継続していれば、
実態面での温度差リスクは覚悟の上、割り切って勝負すればいいでしょう。

先週までのように再び市場の温度差が開く動きになったとしても
米株(先物)と原油が崩れずに踏ん張り、
企業想定為替レートの上限である1ドル110円も割っていなければ、
市場全体の空気は悪くならないので、
これまた温度差リスクは覚悟の上で割り切って勝負するのはアリです

当然ながら市場での楽観と警戒が入れ替わる逆の動きとなっていたり、
世界的なリスクオフとなっていれば(国内は商いの伴った株安円高)
素直にその日限りの勝負に留めましょう

腰を据えて構えている方については、現状は余裕もあるでしょうから、
シンプルに米株と原油が崩れると共に国内も商いの伴った株安円高
という世界的なリスクオフとならない限り、
王者の風格で構えておけばいいです。

新たに腰を据えて参戦する方についての参戦判断としては、
持ち越し短期勝負の項で書いた状況と同じです。

新興市場については、本日のマザはプラス圏で推移する場面もありましたが
結果的には昨日を上回る大商いを伴った寄り天唐竹割の安値引けとなり
主役銘柄の資金流出や往年の香ばしい銘柄の賑わいも目立ち、
祭の終わり感だけでなく、海の向こうと国内の主力大型株が賑わうからこそ
新興市場からの資金流出を感じるところはあります。

ただし本日だけの動きではありますので、
明日が商いを伴って反発し、旺盛なイナゴの循環物色も継続しているならば
引き続き勝負姿勢で挑むのもアリですが、
明日も商いの伴った下げが継続するのであれば、
警戒モードへ切り替えた方がいいでしょう。
くれぐれも先行して賑わっていた主役銘柄だけでなく
新興市場とも密接な任天堂、ハゲバンク等の動きも横睨みしておきましょう

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変わらぬ週明け
こんばんはです。

安倍ちゃんマンの支持率が落ちたようですが、
暗黒の民主党時代のように支持率と株価が逆相関になる変態ぶりもなく、
安倍政権は支持率と株価の連動性は薄いとも言えます。

ただし2015年後半に支持率がグンと下がった際には、
株価も後を追うように下がったことがあるので、
グンと下がったという意味では今回も同じなので、
次回の世論調査でも下がるようだと、株価の足を引っ張る可能性もあります

ちなみに各紙の世論調査結果は以下の通りです。

日経新聞とテレ東(49%)、読売新聞(49%)、
時事通信(45.1%)、朝日新聞(41%)、毎日新聞(36%)

各紙の思想がクッキリと反映されていたりもしますけど、
私はいつも時事通信の支持率と株価の推移を見比べているので、
時事通信の支持率で言えば、2014年半ばとか2015年後半のように、
支持率が45%を割るようだと、
株価にも悪影響が出ているという傾向(相関性)はありますので、
今回の45.1%というのはギリギリセーフなのかも・・・

っつうか・・・

モッコリや加計といった学園ドラマや共謀罪が影響と言われながら、
野党の支持率が下がっていることに驚かされます(笑)

これじゃあ安倍政権の支持率が下がろうと不支持率が上がろうとも、
結局は安倍政権内だけの上げ下げというか安倍政権ありき状態なので、
海の向こうのように政権交代が起きるという観測にもならんでしょうから
野党の支持率が上がって政権交代か!?という観測が沸いてこない限り
株価への影響も無いかもしれませんけど、
一応、支持率の上げ下げよりも45%(時事通信)が分水嶺という感じです

本日は通常国会閉幕を受けて安倍ちゃんマンが会見するので、
噂のある内閣改造(8-9月ですが)も含めて、
支持率低下を払拭するような何らかの発表とか、
間接的に支持率上昇に繋がる株式市場が好感する政策等を発表するか・・
すでに成長戦略と骨太方針は発表されているので、期待薄ですけどね。

以上の通り、国内ではマスコミを中心に支持率も話題になってますが、
現状の日本株は海の向こう次第というのが現実であり、
本日の日本株については薄商いながらも、支持率急落もへったくれもなく、
日経平均は20000円を回復する約0.6%上昇、
TOPIXも約0.6%の上昇しており、
新興市場は商いを伴った大幅高となっておりますので、
新興も含む日本株全体として見れば、資金の循環は継続しておりますが、
海の向こうや国内の大型株にはやや疑心暗鬼も見られると言えます。

昨日も書いた通り、海の向こうについては、
主役の米国市場が未だに温度差のあるチグハグな動きをしており、
楽観モードの株式市場、警戒モードな債券と為替市場、原油
という構図であり、強気なFRBの金融政策を株式市場が反映、
足踏みの続く米景気(経済指標)とトランプマン等のリスクを
債券と為替市場が反映していると言えます。

米金融政策をダイレクトに反映する米債券市場が
FRBの強気姿勢と一致した動きでのチグハグならば安心もできますが、
強気なFRBを無視というか抗った動きをしているだけに不気味です。

かといって、かつての様な日米欧が足並みを揃えてのシャブ中相場ならば、
米債券高・ドル安バンザーイの米株高という動きにもなりますが、
FRBはすでに利上げへと踏み出し、バランスシートの縮小も視野に入れ、
ECBと日銀はあり得ないとは言え、一部では出口論も囁かれる程なので
日欧はともかくとしても、少なくとも米国は、
シャブ中相場に転じることはあり得ないですからね・・・

いやはや・・・金融政策と実態面(マクロ環境)&リスク面で見れば
温度差があるままなので、今後発表される経済指標、
FRBを始めとする中銀関係者の発言等での金融政策スタンス、
トランプマンを始めとする燻ったままのリスク動向、
これらによって楽観と警戒のどちらが正解なのか・・・
そして温度差が解消されるのかを見ていくしかないのですが、
市場の動きで確認するならば、
米株、米債券、ドル、原油の動きで判断するしかないです。

ただし米株と原油が崩れさえしなければ、マネーの循環は続き、
市場の空気が悪く(リスクオフに)ならないのも現実なので、
楽観と警戒が入り混じるチグハグ動きが続いていようとも、
割り切った見方をするのもアリですけどね。

海の向こう次第である国内市場の動きとしては、
シンプルに円安・株高になっていればいいのですが(できれば債券高も)、
先に述べた通り、米株と原油が崩れていなければ、
企業想定為替レートの上限である1ドル110円を割る円高でない限り
日本株も割り切った見方をするのはアリです。

昨日も書いた通り、先週までに比べると今週は大きなイベントはないので、
今週は小難しい背景よりも市場の動きで判断する方がよさそうではあります

ちなみに今夜から明後日の寄り前までという超短期での注目イベントは、

 今夜 英とEUがブレグジット協議開始
    FOMCの投票権を有するNY連銀とシカゴ連銀総裁の講演
 明日 フィッシャーFRB副議長と投票権を有するダラス連銀総裁の講演
    米下院ジョージア州補選決選投票、フェデックス決算(?)
 明後日寄り前 MSCIが中国本土A株の新興株指数への採用可否を発表

以上の通りですが、継続しているトランプマン等のリスク動向もです。

あっ、私としては懲りずに警戒モードに変わりなく、
水準としてひとまず4月安値まで、時間としては8月まで
日本株は調整と見ており、信じるか信じないかはあなた次第です(笑)

ということで、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通りなので、
海の向こうが楽観と警戒の入り混じる温度差のあるままであろうとも、
米株(先物)と原油が崩れずに踏ん張り、
企業想定為替レートの上限である1ドル110円も割っていなければ、
海の向こうの突発的なリスクは覚悟の上で割り切って勝負するのはアリです
当然ながら楽観と警戒が入れ替わる逆の動きとなっていたり、
世界的なリスクオフとなっていれば(国内は商いの伴った株安円高)
先にも述べた通り、長引くでしょうから、
押し目とは思わずにその日限りの勝負に留めましょう

腰を据えて構えている方については、
米株と原油が崩れると早めに撤退するというのもアリですが、
現状は余裕もあるでしょうから、シンプルに米株と原油が崩れると共に
世界的なリスクオフとなり、国内も商いの伴った株安円高となるまでは
王者の風格で構えておけばいいです。

新たに腰を据えて参戦する方についても、
参戦判断としては、持ち越し短期勝負の項で書いた状況と同じです。

新興市場については、往年の香ばしい銘柄の賑わいも目につきつつあり、
過熱感も感じるところはありますが・・・
本日もマザは商いを伴った大幅続伸、JQも商いを伴った続伸、
2部もそれなりに商いを伴った反発となり、旺盛なイナゴ循環も続いており
現状としては、上昇局面で商いが膨らみ、下落局面では商いが減少、
という上げゴリ基調が継続していると言えますし、
米国でのFANG、ネット、ハイテク等の売り(欧州も)、
我が国のハイテク、値がさ株売り
という買われていたものが売られる流れも感じられず旺盛に循環しており、
バイオ等の新たなセクターや他のテーマへの物色も続いているので
今のところは勝負姿勢でいいでしょう。
くれぐれも先行していた主役銘柄や新興市場とも密接な任天堂、
ハゲバンク等の動きは横睨みしておきましょう。

そしてこれらから資金が抜ける動きだけとか、
国内外で株式市場だけの悲観モードになるとかではなく、
世界的なリスクオフとなれば、さすがに新興市場も避けられないので、
海の向こうと国内の主力大型株がリスクオフな動きとなれば、
新興市場も別世界とは考えず、慎重に機敏に動いた方がいいです。
逆に世界的なゴリゴリのリスクオンとなれば、
新興市場から主力大型株へ資金が流れる・・・
つまり売られていたものが買われ、買われていたものが売られる流れが
買われていた新興市場にもやって来るという心構えはしておきましょう。

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温度差を感じながら
おはようございます。

まずは先週のヤマ場までトリプル高状態だった資源国・新興国を見渡すと
結局は米国の力が強大なのかと改めて感じたりもします。

というのも週末時点の資源国・新興国は、
ヤマ場を通過しても大してドル高とならず、週末はドル安だったこともあり
大半の国がトリプル高基調を維持しているのですが・・・
そんな中でもロシアとカタールはトリプル安が進行中、
中国は足元でトリプル高状態でしたが株価は足踏みしており
当局のサジ加減の極みである人民元高・債券高基調は継続ながらも、
SHIBORは恒例の月末ではなく月半ばなのに上昇継続中であり
何でしょう・・・米国の影がチラつくと改めて感じるばかりです(笑)

ちなみにその他のキナ臭い動きをしている国としては、
今さらですけど中東産油国は株価が軟調であり、
ノルウェーは通貨が踏ん張っているものの債券安、株安、
南アフリカは通貨と債券が堅調ながら株安、
コロンビア、アルゼンチン、ベネズエラは通貨安、債券安ながら株価堅調
ベネズエラ株に至っては今さらですけど、1年で約10倍、2年で約30倍
と株価までがハイパーインフレ状態とぶっ壊れております。
政治がズンドコ状態のブラジルは債券がやや戻しているものの、
株安・通貨安は収まっておらず、未だトリプル安と言える状態です。

以上の通り、資源国と反米国家がキナ臭い動きですが、
ヤマ場まで買われていた・・・というかトリプル高だった新興国が、
売られるとかトリプル安という動きにまではなってないということです。

商品についても、そもそも大して買われておりませんでしたが、
先週のヤマ場以降、相変わらずパラジウム、小麦、コーンは堅調、
原油は軟調という動きはあれど、その他は大きな動きは見られないので、
だからこそ一部の国ながらも資源国の動きはちと気味の悪さも感じます。
それが米国の政治を含むドルのせいなのか、足元の需給環境なのか、
そもそもの世界的な景気が原因なのか・・・いずれは判明するでしょうけど
今のところ一部の国と商品以外は、警戒すべき状況という程でもないです。

欧州については、政治(選挙)と財政(ギリシャ)のリスクは落ち着き、
金融政策イベントのECB理事会でもムチを打つテーパリング示唆もなく
実体経済としても物価は足踏みながらマクロ・ミクロ共に堅調であり、
リスクとしては明日から始まる英国とEUのブレグジット交渉、
何気に燻ったままの金融機関リスクとテロ懸念といったところです。
週末時点での欧州市場の動きについても、
英欧債券高(ギリシャ以外の南欧債券安)ユーロ最強高>ポンド>ドル>円
となり、トランプラリーの頃の動きでもなくチグハグな動きですが、
先週のヤマ場以前の動きであるユーロ高(ポンド高)は大丈夫なの?
という釈然としない株高ですが、落ち着いております。
一応、週末はMSQだったので、
週明けはユーロ高(ポンド高)は英欧経済に重石やから株安やでー
というかつての解釈になるのか、真っ当なユーロ安株高となるのか、
それともヤマ場以前と同じ週末の釈然としない動きが続くのかが焦点です。

我が国については、国内で加計学園問題が騒がれている?せいなのか、
安倍ちゃんマンの支持率が低下していることや北のカリアゲマンリスク
米欧に比べると物価も含め低調なマクロ環境、これらは気がかりですが、
先週の黒銀金融政策決定会合ではムチを打つ出口戦略を示唆することもなく
債券高も継続しており、為替市場においても、
企業想定為替レートの上限である1ドル110円も割っていないので、
週末のシカゴ日経平均先物は小幅安(19920円)で帰ってきており
今のところは落ち着いた週末で終えております。
しかしながら御存知の通り、国内独自の起爆材料がなく、
海の向こう次第というのが現実ですから、
今週も海の向こうの顔色を窺う展開が続くでしょう。

さて・・・以上の新興国・資源国、商品のサジ加減を握り、
何だかんだ言っても欧州や日本よりも市場の主役である米国ですが、
週末の日本時間では米債券安・ドル高・米株高、ついでに油高となり、
トランプラリーの再開か!?とも言える動きでしたが、
欧州時間に入ってからは、徐々にドルが売られ、米債券も買われ、
その後に発表された米経済指標が低調だったことでさらに加速したものの
米株は百貨店を食ったアマゾンが買われたこともありますが、
ナスが小幅安、ダウとSP500はほぼ横ばいのマチマチとなったので
トランプラリーの動きではなく、警戒モードな米債券とドル、
楽観モードな米株という先週のヤマ場以前の構図で引けており、
ヤマ場以降に起きた買われていたものが売られ、
売られていたものが買われるという楽観と警戒が逆転する動きでもなく
全体としては元通りになっております。
(週末は米MSQだったので(引け値清算)、
 米株の週末の動きはアテにならない面もありますけどね)
ただし個別で見れば、アマゾン、グーグルは買われたものの、
アップルや半導体等のハイテク株、ネットの売りは継続しております。

以上の通り、週末時点の米国市場全体としては、先週のヤマ場を通過しても
楽観と警戒の入り混じる元通りの動きとなっていることからも、
やはりFRBの強気な金融政策と景気見通しに対して、
足元で発表される米経済指標では、製造業はやや明るいものが増えつつも、
依然として米GDPの7割を占める個人消費は足踏みが続いており
ついには景気の遅行指標である雇用環境も単月ながら足踏みしており、
しかも週末にFRB自らが発表した雇用の質面を示す5月LMCIは、
プラスではあるもののイマイチな結果となっており、
結局はFRBと実態面での温度差が埋まらないことが、
市場全体の楽観と警戒の入り混じる状況を作り出していると言えます。

さらに政治面であるトランプマンを巡るリスクについても
未だ何一つ収まっておらず、むしろ悪化しており、
そもそもの議会運営と政策実行力への疑念も全く晴れていないので
どう見ても楽観モードの米株が正解ではなく、
警戒モードの米債券とドルが正解だとは思うばかりです・・・

しかしながら市場全体としては、米株と原油さえ崩れなければ、
資金が循環して空気が悪くならないのも現実であり
米債(債券)とドル(為替)の動きは御都合解釈されがちなので
今週の市場で鍵を握るのは、米株と原油と言えます。
小難しい背景の焦点としては強気な米金融政策、
足踏みしている米国の実態面、どちらが正しいのかという温度差です。

以上の週末状況と今週の焦点や鍵に関わる注目イベントは以下の通りです

 週を通して
  トランプマンを巡るリスク動向、
  英国とEUのブレグジット協議、欧州の金融リスクとテロ懸念、
  中東と北のカリアゲ等の地政学リスク、カタールと中東諸国の和解交渉
  国内は株主総会シーズン本格化

 19日(月)
  政府税調、安倍ちゃん会見、5月貿易統計、5月半導体製造装置販売高
  中国5月住宅価格
  英とEUがブレグジット協議開始
  FOMCの投票権を有するNY連銀とシカゴ連銀総裁の講演
 20日(火)
  フィッシャーFRB副議長と投票権を有するダラス連銀総裁の講演
  米下院ジョージア州補選決選投票、フェデックス決算(?)
  MSCIが中国本土A株の新興株指数への採用可否を発表
 21日(水)
  黒田日銀総裁挨拶、5月訪日外客数
  独下院予算委がギリシャ融資を巡る審議
  米5月中古住宅販売件数、米週間原油在庫、米中外交・安全保障対話
 22日(木)
  6月月例経済報告、岩田日銀副総裁挨拶&会見
  EU首脳会議(22-23日)
  米新規失業保険、米4月住宅価格、米5月CB景気先行指標
  FRB年次銀行ストレステスト結果公表、パウエルFRB理事議会証言
 23日(金)
  EU首脳会議最終日、ユーロ圏各国6月製造業&サービス業PMI
  米6月マークイット製造業&サービス業PMI、米5月新築住宅販売
  米石油掘削リグ稼働数、パウエルFRB理事講演
  ムーディーズが米、仏、独、ギリシャの格付け見直しを発表とも
 24日(土)新月

といったところなので、
リスクイベントとしては週を通してのリスク動向だけでなく、
21日の独下院でのギリシャ支援を巡る審議、22日のストレステスト結果
22-23日EU首脳会議、23日の格付け発表が不気味ではありますが、
これといった大きなイベントはないというのが正直なところであり、
米経済指標とFOMCメンバーの講演で温度差を測りながらも
今週はシンプルに市場の動きで判断するのがよさそうではあります。

ちなみに先週のヤマ場直前時点ではありますが、足元の需給環境を見ると
米債とユーロは依然として買い越し状態であり、共にやや増加しており、
米大統領選前水準どころか新たな局面入りと言わんばかりであり
ポンド売りもやや増加したもののブレグジット国民投票前の水準、
ドル買いは大きな動きはないものの、大統領選前の水準にはまだ余地があり
原油買いと米株買いは米大統領選前近くまでガス抜きは進んでいたものの、
やや増加しているという状況です。

従って、米債券安・ドル高(ユーロ安)、米株高、原油高
というトランプラリー再開となりそうでもあるのですが、
米債とユーロの新たな局面入りと言わんばかりの動きだけでなく、
先週のヤマ場から週末まで市場の動きと先に述べた温度差が埋まらない状況
燻ったままのリスクや週末に米MSQ通過ということも考えると、
米株と原油とドルが大統領選前水準までのガス抜きが終了するまでは、
素直にトランプラリーが再開しそうにないのですが・・・
我が国としては、裁定買い残は減少したものの(約1.7兆円)、
大統領選前水準(約1兆円)までとは言わないまでも
4月安値水準(約1.4兆円)まで巻き戻す余地があり、
円売りポジはドル買いよりも大統領選前の水準までのガス抜き余地があり
国内目線では円高株安余地の方が大きいと言えますが・・・。
(信用買い残は約2.47兆円なので4月安値と変わりませんけどね)

以上の通りなので、さすがに何チャラショックの余地は少ないですが、
懲りずに最悪はリスクオフ、もしくは株式市場が楽観から警戒モードになる
と見ており、日本株としては、ひとまず4月安値まで、
時間軸としては8月まで調整局面が続くと見ております。
信じるか信じないかはあなた次第ですけどね。
とは言え、私がどう思おうとも市場の動きが正解であり、
今週は市場の動きだけで判断できそうな週でもあります。

ということで、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通りなので、
海の向こうが楽観と警戒の入り混じる温度差のあるままであろうとも、
米株(先物)と原油が崩れずに踏ん張り、
企業想定為替レートの上限である1ドル110円も割っていなければ、
海の向こうでのリスクは覚悟の上で割り切って勝負するのはアリです。
当然ながら逆の動きとなっていたり、国内外共にリスクオフとなり
国内は商いの伴った株安円高という巻き戻しとなっていれば、
長引くでしょうから、押し目とは思わずにその日限りの勝負に留めましょう

腰を据えて構えている方については、
米株と原油が崩れると早めに撤退するというのもアリですが、
現状は十分に余裕もあるでしょうから、シンプルに米株と原油崩れると共に
国内外共にリスクオフとなり、国内は商いの伴った株安円高となるまでは
王者の風格で構えておけばいいです。

新たに腰を据えて参戦する方についても、
参戦判断としては、持ち越し短期勝負の項で書いた状況と同じです。

新興市場については、過熱感も感じるところはありますが、
現状としては、上昇局面で商いが膨らみ、下落局面では商いが減少、
という上げゴリ基調が継続していると言えますし、
米国でのFANG、ネット、ハイテク等の売り(欧州も)、
我が国のハイテク、値がさ株売りという流れも新興市場では感じられず
先行して買われていた主役銘柄にも再び資金が入っていたり、
バイオ等の新たなネタや他のテーマへの循環物色も続いているので
今のところは勝負姿勢でいいでしょう。
くれぐれも先行していた主役銘柄や新興市場とも密接な任天堂、
ハゲバンク等の動きには注意を払っておきましょう。

そしてこれらから資金が抜ける動きだけとか、
国内外で株式市場だけの悲観モードになるとかではなく、
世界的なリスクオフとなれば、さすがに新興市場も避けられないので、
海の向こうと国内の主力大型株がリスクオフな動きとなれば、
新興市場も別世界とは考えず、慎重に動いた方がいいです。
逆に世界的なゴリゴリのリスクオンとなれば、
新興市場から主力大型株へ資金が流れる可能性もありますけどね。

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