こんばんはです。
売り姫様の七夕バタな展開は朝だけで、
緊張感の無い一服のような一日の日本株でしたが、
商いはイマイチながら増加しての下落となっており、
昨夜の米株もナスが薄商いでの小幅高だったものの、
ダウ、SP500は商い増での下落(VIX上昇)、
欧州株も商いがやや増加しての下落だったので(本日は反発スタート)、
国内外共に株式市場は、前日までの上げても下げても薄商いではなく、
売りゴリラがチラつく動きだったと言えます。
言っても継続は力なりなので、今後も継続するのか、
一日だけで終わるのかが注目ですが、
株式市場以外の金融市場全体の動きを見ると、繰り返し書いている通り、
現在のリスクオン・オフのスイッチ役を担っているドルが、
リスクオフのドル高、オフを強める円最強高と豪ドル安と共に、
債券高・金利低下となっているので、
インフレ&金融引締めざるを得ない懸念後退の低金利バンザイ!
ではなくリスク回避の債券買い(金利低下)の風味が強く、
原油、銅、他の商品もドル高と共に売られ、
(原油はドル高以外のOPECネタもありますけどね)
安全資産の金は上昇しているので、
市場全体としてはリスクオフの動きではあります。
昨日も書いた通り、商いを伴った動きにならないことには、
リスクオフなのか低金利バンザイ(適温相場)なのかは紙一重であり、
ドル高ならばリスクオフ、ドル安ならば低金利バンザイ、
というドルのサジ加減次第と言う状況であり、
金利が急騰でもしない限り、同様の状況が続きそうです。
その背景にはインフレ&金融引締めざるを得ない懸念が、
織り込まれたわけでもなく根強く燻っているからであり、
にも関わらず、現状は金利が低下しているので、
インフレ&金融引締めざるを得ない懸念による金利上昇局面のように、
適度に悪い経済指標が懸念を緩和する相場と言うよりも、
悪い経済指標や悪材料に対して敏感にはなっていると言えます。
となると、結局は金融政策の方向性が、
インフレ動向やコロナ状況を含む実体経済と乖離しているのではなく、
良くも悪くも一致するまでは(完全一致は無いですけどね)、
健全なインフレ&金利上昇・ドル高にも屈しないリスクオン、
不健全ながら低金利バンザイのカネ余りバブルモード(適温相場)、
いずれかの商いを伴った動きにもなりそうにはなく、
夏枯れのような薄商いでのどっちつかずモードが続くか、
悪材料次第では商いを伴うリスクオフになりそうです。
ちなみに金融政策関連イベントとしては(特に米国)、
転機になりがちなジャクソンホールが8月26-28日ですけど
その前の7月には14日にパウエルFRB議長の下院議会証言、
27-28日にはFOMCがあります。
(日銀会合は15-16日、ECB理事会は22日)
金融政策以外の今月のイベントとしては、
今週は週末までのETF分配金捻出売りのピーク、
今夜のJOLT労働力調査、FOMC議事録、
明日の景気ウォッチャー調査、新規失業保険、
9日のSQ、安川電機決算、中国消費者物価&生産者物価、
9-10日のG20財務相・中銀総裁会合
10日に米失業給付上乗せ措置の終了(ほぼ全州)
11日 まん延防止等重点措置の期限
来週以降では15日まで続く国内小売企業決算、
13日の米消費者物価と同日から本格化する米企業決算、
16日の米小売売上高と米SQ、20日の米住宅着工件数
21日から本格化する国内企業決算、22日の米中古住宅販売、
23日の各国PMI、26日の米新築住宅販売、27日の米住宅価格、
29日の米GDP、30日の米消費支出、米債務上限引き上げ期限
といったところなので、金融政策イベントがメインだとは思いますが、
現在のリスクオフ風味の紙一重相場が続くと、悪材料には敏感なので、
上記の金融政策以外のイベントもきっかけとして要注意ではあります。
ということで明日のスタンスとしては、
結果的に週初から書いている通り、特に変更はないので割愛しますが、
リスクオフ風味は増しているので、くれぐれもお気を付けください。
しつこいようですがドルの動きは注視しておきましょう。
新興市場についても同様ですが、より一層お気を付け下さい。
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売り姫様の七夕バタな展開は朝だけで、
緊張感の無い一服のような一日の日本株でしたが、
商いはイマイチながら増加しての下落となっており、
昨夜の米株もナスが薄商いでの小幅高だったものの、
ダウ、SP500は商い増での下落(VIX上昇)、
欧州株も商いがやや増加しての下落だったので(本日は反発スタート)、
国内外共に株式市場は、前日までの上げても下げても薄商いではなく、
売りゴリラがチラつく動きだったと言えます。
言っても継続は力なりなので、今後も継続するのか、
一日だけで終わるのかが注目ですが、
株式市場以外の金融市場全体の動きを見ると、繰り返し書いている通り、
現在のリスクオン・オフのスイッチ役を担っているドルが、
リスクオフのドル高、オフを強める円最強高と豪ドル安と共に、
債券高・金利低下となっているので、
インフレ&金融引締めざるを得ない懸念後退の低金利バンザイ!
ではなくリスク回避の債券買い(金利低下)の風味が強く、
原油、銅、他の商品もドル高と共に売られ、
(原油はドル高以外のOPECネタもありますけどね)
安全資産の金は上昇しているので、
市場全体としてはリスクオフの動きではあります。
昨日も書いた通り、商いを伴った動きにならないことには、
リスクオフなのか低金利バンザイ(適温相場)なのかは紙一重であり、
ドル高ならばリスクオフ、ドル安ならば低金利バンザイ、
というドルのサジ加減次第と言う状況であり、
金利が急騰でもしない限り、同様の状況が続きそうです。
その背景にはインフレ&金融引締めざるを得ない懸念が、
織り込まれたわけでもなく根強く燻っているからであり、
にも関わらず、現状は金利が低下しているので、
インフレ&金融引締めざるを得ない懸念による金利上昇局面のように、
適度に悪い経済指標が懸念を緩和する相場と言うよりも、
悪い経済指標や悪材料に対して敏感にはなっていると言えます。
となると、結局は金融政策の方向性が、
インフレ動向やコロナ状況を含む実体経済と乖離しているのではなく、
良くも悪くも一致するまでは(完全一致は無いですけどね)、
健全なインフレ&金利上昇・ドル高にも屈しないリスクオン、
不健全ながら低金利バンザイのカネ余りバブルモード(適温相場)、
いずれかの商いを伴った動きにもなりそうにはなく、
夏枯れのような薄商いでのどっちつかずモードが続くか、
悪材料次第では商いを伴うリスクオフになりそうです。
ちなみに金融政策関連イベントとしては(特に米国)、
転機になりがちなジャクソンホールが8月26-28日ですけど
その前の7月には14日にパウエルFRB議長の下院議会証言、
27-28日にはFOMCがあります。
(日銀会合は15-16日、ECB理事会は22日)
金融政策以外の今月のイベントとしては、
今週は週末までのETF分配金捻出売りのピーク、
今夜のJOLT労働力調査、FOMC議事録、
明日の景気ウォッチャー調査、新規失業保険、
9日のSQ、安川電機決算、中国消費者物価&生産者物価、
9-10日のG20財務相・中銀総裁会合
10日に米失業給付上乗せ措置の終了(ほぼ全州)
11日 まん延防止等重点措置の期限
来週以降では15日まで続く国内小売企業決算、
13日の米消費者物価と同日から本格化する米企業決算、
16日の米小売売上高と米SQ、20日の米住宅着工件数
21日から本格化する国内企業決算、22日の米中古住宅販売、
23日の各国PMI、26日の米新築住宅販売、27日の米住宅価格、
29日の米GDP、30日の米消費支出、米債務上限引き上げ期限
といったところなので、金融政策イベントがメインだとは思いますが、
現在のリスクオフ風味の紙一重相場が続くと、悪材料には敏感なので、
上記の金融政策以外のイベントもきっかけとして要注意ではあります。
ということで明日のスタンスとしては、
結果的に週初から書いている通り、特に変更はないので割愛しますが、
リスクオフ風味は増しているので、くれぐれもお気を付けください。
しつこいようですがドルの動きは注視しておきましょう。
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