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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
ブラードショック!?
こんばんはです。

現在のベタなリスクオフの動きについて、
市場ではブラードショックとも言われております。

ハトぽっぽ(派)だったセントルイス連銀のブラード総裁が、
インフレがやばいから来年には利上げせんとアカンかも・・・
と掌を返してパタパタと舞い上がるタカのような発言を行ったことで、
先日のFOMC以来の金融引締めざるを得ない懸念が、
さらに煽られた(強まった)との解釈ですが・・・

長期金利は低下しとるがな!ブラード総裁は投票券もないがな!
というツッコミもあり、後者についてはその通りですけど、
金融政策が最も影響する2年債利回りを始め短期金利は上昇しており、
かつて金融引締めをチラつかせたことで起きたバーナンキショックでも、
一時的に長期金利は上昇したものの、最終的には長期金利が低下し、
いわゆる債券買い・株売り・リスク資産売り、
というベタなリスクオフになったので、
ブラードおじさんの言葉の重みや真偽は怪しいとしても、
インフレ&金融引締めざるを得ない懸念が強まったかのように、
さらに景気の先行き不安が強まったかのように、
リスクオフの動きでの資金の巻き戻しが起きてるのは事実です。

果たして一時的な押し目・一服で終わるのか、
バーナンキショックくらいの深押しになるのか、
まさかのコロナショックくらいのダメージとなるのか・・・

本日時点ではわかりまへんけど、週末の米国市場は先にも述べた通り、
長期債高(長期金利低下)、短期・2年債安(短期・2年金利上昇)、
ドル高(やや円最強高、豪ドル安、仮想通貨安、
原油、穀物は反発したものの銅を始め他の商品は続落(金も)、
商いを伴った米株安、VIX上昇(20超え)、商い増での英欧株安、
というベタなリスクオフの動きで終えており、
現在は米株先物が反発、英欧株の踏ん張りを始め、
債券、為替、商品もちょっぴり反発している程度です。

そして週明けの日本株は、ありがちな日出る国として、
悪材料を先頭で迎え撃ったわけでもなく、
米国からの流れを受け継いだだけにも関わらず、
日経平均は953円安(3.29%安)、トピは2.42%安、
という米英欧、中国、アジアよりも際立った大幅安となり、
売買代金も2.9兆円と商いを伴う下げとなっております。
(マザは閑散商いの1.82%安)

商いだけを見れば、セリクラとは言い難い中途半端な商いですが、
下げ幅は世界でも際立つ大きさ、空売り比率は今年最高タイなので、
もしかするとプチセリクラ、一服・押し目だった可能性もありますが、
いかんせんコロナを巡る材料とか実体経済ネタではなく、
金融市場にとって最も影響が大きい金融政策ネタがきっかけであり、
しかもインフレと共に金融引締めざるを得ない懸念の強まりによって、
グロースもバリューも問わない株売り、商品売り(仮想通貨も)、
というリスク資産から資金が抜けている巻き戻し(リスクオフ)なので、
コロナ、実体経済、財政政策関連のポジティブネタが出るよりも、
インフレと共に金融引締めざるを得ない懸念が和らいだ、
と言える金利水準まで低下するか(同時にドル安に転じるか)、
明晩のパウエルおじさんの議会証言にて、
ええ塩梅の火消し発言でも出て来ない限り、
一時的なリバウンドはあれど、巻き戻しのリスクオフ基調は続き、
早くとも8月頃までは調整相場は続きそうですけどね。

以上の通りではありますが、現時点では何とも言えない面もあり、
明晩にはおやじパウエルの議会証言もありますので、
明日については本日の反動で上昇したとしても(商いを伴っても)、
明日だけでは本日がセリクラだった、単なる一服・押し目だった、
本格反発やでとは言えないので、短期勝負だけに留めておきましょう。

新興市場も同様ですが、本日ですらセリクラ感のない薄商いなので、
明日から始まるIPOラッシュへの参戦は自由としても、
新興市場の全体感としては、より慎重に見ておきましょう。

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