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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
今夜のFOMC通過後
こんばんはです。

メインイベントであるFOMCを今夜に控え、
足元の欧州株は薄商いながらもややお気楽、原油は堅調、
中国株は相変わらずの活況ぶりながら軟調ぶりが目立ちつつあり、
イマイチな商いの日米株、原油以外の商品、債券、為替は、
様子見&方向感に欠ける動きといった感じです。

FOMCに対する市場予想を見渡すと、
インフレ懸念は一時的なので金融緩和は継続(据置)、
市場の反応も無風通過との見方が大部分のようなので、
メインイベントと言っている私がズレているような気もしますが、
インフレ懸念は一時的&金融緩和の継続はともかくとしても、
市場の反応が無風通過ってのはホンマか?と思うばかりです。

先日も書いた通り、理想的(ベスト)なポジティブ反応としては、
米景気が堅調だからこその健全な物価上昇であり、
米景気も金融市場も金融引締めに耐えられるとの解釈が拡大し、
金融市場が金利上昇(債券安)とドル高に悲鳴を上げることなく、
原油高・商品高(仮想通貨高もかな)、商いを伴う株高、
という健全なリスクオンになることです。

不健全ながら現実的(ベター)なポジティブ反応としては、
米景気はまだまだ堅調とは言えず、
冒頭でも書いた通り、物価上昇も一時的に過ぎないので、
金融引締めを視野に入れるどころか金融緩和の継続(据置)となり、
金融市場も緩やかな金利低下もしくは安定、ドル安のまま安定、
インフレが加速しない程度の緩やかな原油高・商品高(仮想通貨高も)、
商いを伴う株高というカネ余りバブルモードとなることです。
(現在の金融市場の動き・基調としてはこれに相当します)

一方、ネガティブで最悪の反応としては、
インフレ懸念も含めた金融引き締め観測の台頭により、
金融市場も金利上昇(債券安)、ドル安、
原油安、商品安、商いを伴う株安、
という米トリプル安を含めた何でも売りを始め、
財政悪化懸念までがトッピングされたような動きになることです。

現実的なネガティブな反応としては、
インフレ&金融引締めざるを得ない懸念が台頭しようとも、
インフレ懸念は一時的で金融緩和継続になろうとも、
金利低下(債券高)、ドル高、原油安、商品安、商いを伴う株安、
というベタなリスクオフとなることです。
ちなみに前者の場合、一時的に金利上昇が加速しても、
最終的にはリスクオフになるということです。

足元で発表されている米経済指標(特に消費、雇用関連)を見ると、
昨夜発表された米生産者物価の堅調ぶりは気掛かりながら、
先日発表された米消費者物価、雇用指標、昨夜の米小売売上高は、
前年比では十分に堅調ではあるものの、前月比では鈍化しており、
ベース効果も鈍化していると言えるので、
インフレ懸念も一時的で金融引締めは早計、金融緩和を継続、
となる可能性は高いでしょうから、
先に述べた4通りの市場反応としても、
ベストや最悪の反応(動き)になる可能性は低く、
現実的なポジティブかネガティブな反応のどちらかになりそうであり、
出来ればポジティブなカネ余りバブルモードになればいいのですが、
現時点では緩和継続でも織り込み済みだと言われたり、
FOMCメンバーの政策金利見通しやパウエルFRB議長会見にて、
金融引締め観測がチラつく可能性は十分に有り得ますし、
シンプルに株価の水準等の市場目線で見ても、
ネガティブなリスクオフとなる余地の方が大きくは見えますけどね。
言ってもコロナ禍は収束したわけでもなく(国内の五輪懸念も含む)、
増税、GAFAMへの規制、米中対立といったリスクも燻ったままです。

以上はあくまで私の見方に過ぎず、
もはや今夜のFOMCを経た市場の反応を待つしかないのですが、
明日のスタンスを市場の動きで判断するならば・・・

先に述べた現実的なカネ余りバブルモードになるか、
可能性は極めて薄いながらもベストなリスクオンのいずれかとなり、
商いも伴っているならば、短期も長期もバリューもグロースも問わず、
小難しく考えずアホになって参戦すればいいでしょう。
相変わらずの薄商いが続くのであれば、
短期勝負だけに留めるのが無難ではありますが、
金利低下・安定、ドル安の安定が続いているならば、
グロース株を中心に短期以外での参戦もアリです。

当然ながら個人的に可能性が高いと見ているリスクオフならば、
まずは嵐が収束することが先決ですが、
(需給的にはかつての523ショック前のような過熱感はない)
調整が長引くと見て(早くとも8月頃)慎重に構えておきましょう。
もし・・・最悪の財政悪化懸念も含んだような動きとなれば、
どれほど長引くのか、深堀りするのかもわからないので、
リスクオフ以上に慎重に構えておきましょう。

新興市場のスタンスも以上と同様です。

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