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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
先週末の雇用統計を経て
こんばんはです。

週末の雇用統計の内容はともかく発表をきっかけに、
米国市場は米債券高・金利低下(短期金利上昇)、
ドル最弱安(豪ドル最強高・円高)、
薄商いながらもハイテク・グロース株主導の米株高(VIX低下)、
原油高、商品高、金高、仮想通貨小幅安となったので、
薄商いと仮想通貨以外は典型的なカネ余りバブルモードの動きであり、
金融緩和継続期待と言えると共に、
インフレ&金融引締めざるを得ない懸念が和らいだとも言えます。

雇用統計の中身を見る限り、概ね堅調ではあるのですが、
悪く言えば、手厚い失業給付の影響によって、
一定数の働こうとしない人達が居ることは変わらないでしょうし、
雇用者数も労働参加率も失業率も改善はしないので、
大半の州で失業給付が終わる7月、全州で終わる9月までは、
米雇用環境の頭打ちと共に賃金インフレが継続する可能性はあります。

こういった状況は一時的なようにも見えますが、
少なくとも金融市場で懸念されているインフレ懸念、
それによる金融引締めざるを得ない懸念は、
堅調な米経済指標が出るたびに、いつ再燃してもおかしくないので、
雇用統計きっかけのインフレ&金融引締めざるを得ない懸念の和らぎ、
それによる金融市場のカネ余りバブルモードが長続きするためには、
不健全ながら程良く低調な経済指標が出た方がいいと言えます。

もちろん程良い低調を超えたドイヒー過ぎる経済指標が出たり、
コロナや米中対立等の新味のある悪材料が出ると、
インフレ&金融引締めざるを得ない懸念の和らぎどころか、
単なるコロナバブル終了のリスクオフになりますけど・・・

今週以降の市場が動くきっかけとなりそうなイベントとしては、
明日の我が国のGDP改定値 毎月勤労統計、景気ウォッチャー
米貿易収支、米3年債入札
9日の党首討論、工作機械受注、米10年債入札
10日のECB理事会、米5月消費者物価、米新規失業保険、
米30年債入札、米英首脳会談
11日のメジャーSQ、米ミシガン大学消費者態度指数・速報値
15-16日のFOMC、17-18日の日銀会合、18日の米MSQ、
といったところなので、
インフレ&金融引締めざるを得ない懸念の目線では、
10日の米消費者物価と15-6日のFOMCが最も重要と言えます。

とりあえず本日時点の金融市場の動きを見ると、
日本株も薄商いではありましたが、小幅高で終えており、
海の向こうも市場全体もカネ余りバブルモードの動きが続いているので、
商いを伴うカネ余りバブルモードの動きとなるのであれば、
先に述べたリスクが再燃することも覚悟の上でアホになって、
短期も長期も問わず参戦すればいいですが(ただしバリュー中心で)、
心許ない薄商いが継続しているならば、腰を据えての新たな参戦は控え、
短期勝負だけにしておきましょう
(短期ならばグロース株の波乗りはアリです。)
当然ながらインフレ懸念&金融引締めざるを得ない懸念等によって、
リスクオフとなっていれば、大人しくしておきましょう。

新興市場についても同様のスタンスでいいのですが、
いかんせん激薄商いが続いているので(本日もマザは今年最低の商い)、
海の向こうの金利低下やグロース株買いが戻ることよりも、
とにかくエネルギー源である商いが戻るまでは、
自然落下が続くと見て、慎重に動きましょう。

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