こんばんはです。
昨夜のECB理事会でシンクロおばさん(ラガルドECB総裁)が、
金利上昇を放置すると経済全体の資金調達が切迫しまっせ、
との見解を述べており、まさにその通りだとは思うのですが、
ラガルドおばさんは元シンクロ選手であり、
私と同じ脳みそ筋肉星人の可能性も否定はできないだけに、
来週のFOMCでのパウエルおじさん(FRB議長)の会見、
FOMCメンバーの見解と金利見通し(ドットチャート)、
同じく来週の黒ちゃんとゆかいな仲間たち会合(日銀会合)において、
黒ちゃんの金利上昇に対する見解が注目です。
ただし日本は、世界で唯一に等しいデフレという奇病を患っており、
未だ完治のメドは経ってないだけに、ETF買いの縮小はあれど、
金融引締めには動かないどころか拡大してもおかしくないですからね。
そもそも世界最長とも言える長きに渡る大規模金融緩和を継続しても、
デフレ脱却どころか物価がまともに上昇してないのですから、
金融緩和にデフレ病の治療効果があるのかも疑問ですけど、
そんな我が国で金利が上昇するなんてことになれば、
米欧以上に実体経済への重石になると思うばかりです。
以上はあくまで実体経済目線での金利上昇の影響についてというか、
ザックリ言えば、足元で大勢を占めている良い金利上昇論、
少数民族と化している悪い金利上昇論のどちらが正解?
という話なのですが・・・
御存知の通り、金融市場においては良い金利上昇論が席巻中であり、
金融市場の動き自体もそれと同様の動きになりつつあります。
昨夜の海の向こうについても、米金利は上昇・高止まりながら、
米株は活況な商いと共に上昇して終えており(VIXも低下)、
ナス、SOXを始めグロース軍団が大幅高(ラッセルも)、
ダウ、SP500、輸送株は史上最高値更新、
ドル安(豪ドル高、円最弱安)も追い風に原油、銅、商品も上昇、
安全資産の金は続落、HY債は上昇となったので、
金利上昇にも負けない、良い金利上昇論を裏付けような動きです。
もちろん理想を言えば、金利上昇だけでなく、
ドル高が加わっても負けない動きとなることですが、
少なくとも現実を言えば、足元で米長期金利の節目となりつつあり、
SP500の配当利回りとも拮抗する1.6%を超えても、
グロース株が買われるのか・・・
ドル安もセットであれば、バリュー株、原油、商品も買われるのか・・
こういった動きになるのであれば、
金融市場に限っては良い金利上昇論が正解と割り切り、
波に乗ればいいでしょう。
そして理想や現実ではなく、個人的には金利低下・安定、
ドル安と共に商いを伴う株高、原油高、商品高、
というカネ余りバブルモード再開となることが好ましいとは思いますし、
そうなれば良い金利上昇論や悪い金利上昇論の議論は置いといて、
アホになって波乗りすればいいでしょう。
ということなので、週明けについては、
以上のいずれかの構図(動き)と活況な商いが続いているならば、
16-17日のFOMC、18-19日の日銀会合を見据えつつも、
(16日に米小売売上高、19日に米MSQもあります)
素直に上目線で波乗りすればいいでしょう。
当然ながらリスクオフとかまさかの米トリプル安であれば、
直近安値割れでの撤退も含めた慎重姿勢に切り替えるしかないですが、
いずれかの構図(動き)が崩れていると言うか、
株式市場以外の構図(動き)に崩れが見られると、
良からぬ兆しだと心構えくらいはしておきましょう。
特に急速な金利上昇&低下はもちろんのこと、
ドル高(円最強高、豪ドル安も)、原油安、商品安は要注意です。
新興市場については、本日はやや商いを増加させての大幅高でしたが、
せめてマザの売買代金が2000億円を超えるまでは、
用心は怠らずに立ち回りましょう。
(来週16日からのIPOラッシュも控えてます)
良い週末をお過ごしください。
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昨夜のECB理事会でシンクロおばさん(ラガルドECB総裁)が、
金利上昇を放置すると経済全体の資金調達が切迫しまっせ、
との見解を述べており、まさにその通りだとは思うのですが、
ラガルドおばさんは元シンクロ選手であり、
私と同じ脳みそ筋肉星人の可能性も否定はできないだけに、
来週のFOMCでのパウエルおじさん(FRB議長)の会見、
FOMCメンバーの見解と金利見通し(ドットチャート)、
同じく来週の黒ちゃんとゆかいな仲間たち会合(日銀会合)において、
黒ちゃんの金利上昇に対する見解が注目です。
ただし日本は、世界で唯一に等しいデフレという奇病を患っており、
未だ完治のメドは経ってないだけに、ETF買いの縮小はあれど、
金融引締めには動かないどころか拡大してもおかしくないですからね。
そもそも世界最長とも言える長きに渡る大規模金融緩和を継続しても、
デフレ脱却どころか物価がまともに上昇してないのですから、
金融緩和にデフレ病の治療効果があるのかも疑問ですけど、
そんな我が国で金利が上昇するなんてことになれば、
米欧以上に実体経済への重石になると思うばかりです。
以上はあくまで実体経済目線での金利上昇の影響についてというか、
ザックリ言えば、足元で大勢を占めている良い金利上昇論、
少数民族と化している悪い金利上昇論のどちらが正解?
という話なのですが・・・
御存知の通り、金融市場においては良い金利上昇論が席巻中であり、
金融市場の動き自体もそれと同様の動きになりつつあります。
昨夜の海の向こうについても、米金利は上昇・高止まりながら、
米株は活況な商いと共に上昇して終えており(VIXも低下)、
ナス、SOXを始めグロース軍団が大幅高(ラッセルも)、
ダウ、SP500、輸送株は史上最高値更新、
ドル安(豪ドル高、円最弱安)も追い風に原油、銅、商品も上昇、
安全資産の金は続落、HY債は上昇となったので、
金利上昇にも負けない、良い金利上昇論を裏付けような動きです。
もちろん理想を言えば、金利上昇だけでなく、
ドル高が加わっても負けない動きとなることですが、
少なくとも現実を言えば、足元で米長期金利の節目となりつつあり、
SP500の配当利回りとも拮抗する1.6%を超えても、
グロース株が買われるのか・・・
ドル安もセットであれば、バリュー株、原油、商品も買われるのか・・
こういった動きになるのであれば、
金融市場に限っては良い金利上昇論が正解と割り切り、
波に乗ればいいでしょう。
そして理想や現実ではなく、個人的には金利低下・安定、
ドル安と共に商いを伴う株高、原油高、商品高、
というカネ余りバブルモード再開となることが好ましいとは思いますし、
そうなれば良い金利上昇論や悪い金利上昇論の議論は置いといて、
アホになって波乗りすればいいでしょう。
ということなので、週明けについては、
以上のいずれかの構図(動き)と活況な商いが続いているならば、
16-17日のFOMC、18-19日の日銀会合を見据えつつも、
(16日に米小売売上高、19日に米MSQもあります)
素直に上目線で波乗りすればいいでしょう。
当然ながらリスクオフとかまさかの米トリプル安であれば、
直近安値割れでの撤退も含めた慎重姿勢に切り替えるしかないですが、
いずれかの構図(動き)が崩れていると言うか、
株式市場以外の構図(動き)に崩れが見られると、
良からぬ兆しだと心構えくらいはしておきましょう。
特に急速な金利上昇&低下はもちろんのこと、
ドル高(円最強高、豪ドル安も)、原油安、商品安は要注意です。
新興市場については、本日はやや商いを増加させての大幅高でしたが、
せめてマザの売買代金が2000億円を超えるまでは、
用心は怠らずに立ち回りましょう。
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