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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
金利が上がるにしても、安定するにしても
こんばんはです。

週末の海の向こうは、旬の長期金利がやや低下したのもあり、
米株は商いを伴った反発となり、ドル高は継続しているものの、
原油高も継続、商品も概ね反発となりましたが・・・

肝心の米グロース株の戻りは限定的であり、
週明けの我が国では長期金利の再上昇とドル高が継続したせいか、
日本株は商いを伴った見事な寄り天唐竹割りのほぼ安値引け、
米株先物も軟調、商品も概ね軟調、中国株、香港株は大商いでの大幅安、
アジア株はマチマチとなったので(新興国通貨安も)、
相変わらず原油だけが堅調、それ以外は金利敏感相場が継続中・・・

市場を取り巻く材料としては、週末の雇用統計は堅調、
米追加財政法案(修正案)が上院で可決され、
9日にも下院で可決されると成立するのですが、
いかんせん市場の反応が乏しく、失望のような反応ではないものの、
織り込み済みのような限定的な反応に留まっているので、
金利上昇にも屈しない、いわゆる良い金利上昇相場となるための材料が、
弾切れになってるようにも見えます。

現在の実体経済にとっても、米追加財政法案を始め、
各国の大規模な財政出動や金融緩和政策は素直に追い風となるものの、
金利上昇だけは、金融機関とほんの一握りの層が喜ぶだけであり、
大部分の人々や企業には重石になるだけですから、
しつこいようですが良い金利上昇という見方だけは謎としか思えず、
低金利安定の継続こそが、実体経済にとっても金融市場にとっても、
必須の環境だと思うばかりです。
(そもそもコロナ禍と言うのは、ありがちな金融市場からではなく、
 実体経済の崩れから始まったものですからね)

まぁあくまで、私の見方に過ぎないことであり、
金融市場と実体経済の乖離した動きも今に始まったことではないので、
ケチを付けず割り切って、金融市場の動き目線だけで判断するにしても、
少なくとも金利上昇に対してもグロース株が下げ止まり、
(日本で言えば日経平均とマザーズ)
ドル高に対しても原油以外の商品も踏ん張らないと(仮想通貨もかな)、
良い金利上昇相場とは言えず、金利敏感相場が継続中と判断し、
さらにドル高の進展と共に別世界の強さを見せている原油まで崩れると、
バリュー株の大崩れにも波及するでしょうから、
最終的には一気の債券買い・金利低下(円最強高にも)、
というベタなリスクオフモードになると見ておきましょう。

出来れば低金利安定によるカネ余りバブルモード再開や!
と言えるような程よい債券高・金利低下に留まるのが好ましいのですが、
現在の市場の動きや燻っている増税論・規制論等も加味すると、
一旦はリスクオフへと陥り、十分なガス抜けが終わったところで、
何かをきっかけに金利低下バンザーイ!カネ余りバブルモード再開や!
という順番にはなりそうですけどね・・・

もしかすると財政悪化懸念や歯止めの効かないインフレ懸念によって、
各国中銀もコントロール不能な金利急上昇と共に(債券バブル崩壊も)、
株も原油も商品も売られる(ドルも売られそう)、
という最悪のシナリオも有り得なくはないですが・・・。

以上の通りなので、最悪のシナリオはともかく、
さらに脳みそ筋肉ゴリラの私の金利上昇に対する見方もともかく、
金利がさらに上昇するにしても、現在の水準で安定するにしても、
まずはグロース株が下げ止まって上昇が継続するまでは慎重に構え、
バリュー株を物色する程度に留めておきましょう。

当然ながら原油も商品もバリュー株も崩れるベタなリスクオフとなれば、
ガス抜き(調整)は時間的にも長引く&深押しと見ておきましょう。

新興市場についても同様ですが、
本日も含めいかんせんエネルギー源である商いの減少と共に、
自然落下が続いている状況なので、
商いが戻ることが何より先決とも言えます。

ちなみに今週は先に述べた9日予定の米追加財政法案の下院採決、
10日の米CPI、11日のECB理事会、全人代閉幕、週末のMSQ、
来週は15日の中国経済統計、16日の米小売売上高、
16-17日のFOMC、18-19日の日銀会合、19日の米MSQ
といったところが注目イベントでおます。

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