こんばんはです。
不治の病・・・失礼、持病のデフレを患っている我が国はともかく、
米国は金利上昇と共にインフレ警戒という言葉が目に付きつつあります。
しかも足元では物価への影響が大きい原油が、
寒波による石油精製施設操業停止を材料にして、
ドル高にも屈せず上昇しているので(他の商品も)、
米国の寒波が和らいで石油精製施設が操業開始されることで、
原油が下がるのであれば、インフレ警戒が和らぐという面もありますが、
一方で原油は米株に次ぐリスク資産の代表であり、
原油が崩れるとリスクオフムードが高まるとも言えるので、
いずれにしても米国の寒波動向と石油精製施設動向が、
意外と侮れないきっかけ材料なのかと言う気もしますが・・・
(米国の天気予報を見るくらいしかできませんけどw)
それだけではなく、足元では米株を牽引して来た上に、
ロビンフッダーに人気だった米グロース株が、
金利上昇(高止まり)と共に上値が重くなっているので、
今夜のロビンフッド騒動を巡る公聴会をきっかけに、
金融市場への規制強化懸念が台頭すると、
グロース株主導でのリスクオフという展開も有り得ますし、
先に述べた原油まで動くと、油だけに火に油となります。
(明日は需給イベントでもある米SQも控えてます)
ただし来週は日本が休場の23日にパウエルおじさんの議会証言があり、
本業でもある物価コントロールが制御不能になることを恐れ、
まさかの金融引締め姿勢をチラつかせる・・・ことはなくとも、
金融市場の過熱感とか金融規制に言及したり、
株式市場が格差を拡大させていると言っている民主党議員が、
質疑応答で厳しい質問を浴びせることで口を滑らせると、
引締めとは別の形で市場に冷や水を浴びせることにはなりますが、
恐らくそんなお粗末な質疑応答にはならず、
(一応、パウエルおじさんは弁護士なので)、
金融引締め姿勢をチラつかせることもなく、
改めて大規模金融緩和の継続姿勢を示すとは思いますので、
もし金融市場が荒れ模様のリスクオフとなっていれば、
議会証言が歯止めイベントになる可能性もあり、
リスクオフで低下した金利をポジティブに低金利バンザーイと解釈し、
懲りないカネ余りバブルモード再開となってもおかしくないです。
とりあえず本日時点での金融市場の動きを見ると、
金利(債券)はリスクオフのような一気の低下(債券高)ではなく、
高止まりと言える水準での低下であり、
ドル高ながら原油は堅調、他の商品も高止まり、仮想通貨も堅調ですが、
ややリスクオフ風味のドル高・円最強高になりつつあり
(現在は円よりも豪ドル、元、新興国通貨が堅調ですけどね)、
昨夜の米欧株も本日の日本株も一服の範疇と言える下落幅ながら、
日米欧株共に商いがやや増加しているので
(本日の日本株は値下がり銘柄数も多く、トピの下げも大きい)
今夜の米欧株と明日の日本株が商いを増加させて続落するか、
週初からの上昇分が帳消しになっているならば(特に米グロース株)、
撤退も含めて警戒モードに切り替えて慎重に構えておきましょう。
そうではなく商い増での株高となれば、上昇基調は継続として、
週跨ぎも含めて波乗りをすればいいですが(出来るだけバリュー中心)
繰り返し書いている通り、金利上昇&高止まりが継続していると、
リスク資産とコロナ禍の実体経済には重石に過ぎないので、
株高も長続きしないということだけは(ドル高も加わるとさらに短命)
くれぐれも忘れずに立ち回りましょう。
そして金利上昇以外にも、ドル高、原油安、商品安、仮想通貨安、
これらの市場の動きは良からぬ兆しなので(新興市場株安も)、
アホになって割り切るにしても、横睨みは忘れずにしておきましょう。
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不治の病・・・失礼、持病のデフレを患っている我が国はともかく、
米国は金利上昇と共にインフレ警戒という言葉が目に付きつつあります。
しかも足元では物価への影響が大きい原油が、
寒波による石油精製施設操業停止を材料にして、
ドル高にも屈せず上昇しているので(他の商品も)、
米国の寒波が和らいで石油精製施設が操業開始されることで、
原油が下がるのであれば、インフレ警戒が和らぐという面もありますが、
一方で原油は米株に次ぐリスク資産の代表であり、
原油が崩れるとリスクオフムードが高まるとも言えるので、
いずれにしても米国の寒波動向と石油精製施設動向が、
意外と侮れないきっかけ材料なのかと言う気もしますが・・・
(米国の天気予報を見るくらいしかできませんけどw)
それだけではなく、足元では米株を牽引して来た上に、
ロビンフッダーに人気だった米グロース株が、
金利上昇(高止まり)と共に上値が重くなっているので、
今夜のロビンフッド騒動を巡る公聴会をきっかけに、
金融市場への規制強化懸念が台頭すると、
グロース株主導でのリスクオフという展開も有り得ますし、
先に述べた原油まで動くと、油だけに火に油となります。
(明日は需給イベントでもある米SQも控えてます)
ただし来週は日本が休場の23日にパウエルおじさんの議会証言があり、
本業でもある物価コントロールが制御不能になることを恐れ、
まさかの金融引締め姿勢をチラつかせる・・・ことはなくとも、
金融市場の過熱感とか金融規制に言及したり、
株式市場が格差を拡大させていると言っている民主党議員が、
質疑応答で厳しい質問を浴びせることで口を滑らせると、
引締めとは別の形で市場に冷や水を浴びせることにはなりますが、
恐らくそんなお粗末な質疑応答にはならず、
(一応、パウエルおじさんは弁護士なので)、
金融引締め姿勢をチラつかせることもなく、
改めて大規模金融緩和の継続姿勢を示すとは思いますので、
もし金融市場が荒れ模様のリスクオフとなっていれば、
議会証言が歯止めイベントになる可能性もあり、
リスクオフで低下した金利をポジティブに低金利バンザーイと解釈し、
懲りないカネ余りバブルモード再開となってもおかしくないです。
とりあえず本日時点での金融市場の動きを見ると、
金利(債券)はリスクオフのような一気の低下(債券高)ではなく、
高止まりと言える水準での低下であり、
ドル高ながら原油は堅調、他の商品も高止まり、仮想通貨も堅調ですが、
ややリスクオフ風味のドル高・円最強高になりつつあり
(現在は円よりも豪ドル、元、新興国通貨が堅調ですけどね)、
昨夜の米欧株も本日の日本株も一服の範疇と言える下落幅ながら、
日米欧株共に商いがやや増加しているので
(本日の日本株は値下がり銘柄数も多く、トピの下げも大きい)
今夜の米欧株と明日の日本株が商いを増加させて続落するか、
週初からの上昇分が帳消しになっているならば(特に米グロース株)、
撤退も含めて警戒モードに切り替えて慎重に構えておきましょう。
そうではなく商い増での株高となれば、上昇基調は継続として、
週跨ぎも含めて波乗りをすればいいですが(出来るだけバリュー中心)
繰り返し書いている通り、金利上昇&高止まりが継続していると、
リスク資産とコロナ禍の実体経済には重石に過ぎないので、
株高も長続きしないということだけは(ドル高も加わるとさらに短命)
くれぐれも忘れずに立ち回りましょう。
そして金利上昇以外にも、ドル高、原油安、商品安、仮想通貨安、
これらの市場の動きは良からぬ兆しなので(新興市場株安も)、
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