こんばんはです。
昨年のコロナショック安値をざっと見渡すと、
株式市場は世界的に3月16-19日が安値、
マイナス価格となった原油(4月20日安値)以外の商品も概ね同様、
為替市場と金利(債券)は3月9日ですが、
ドル指数だけは9日以降に急反発した後にダラダラと下げが続き、
今年の1月6日が安値といったところであり、
コロナショック前の水準に戻してないのも為替と金利でおます。
御存知の通り、世界的な大規模金融緩和が継続しているわけですから、
為替と債券(金利)が正しいとか、株やリスク資産が正しいとか、
どっちかが間違っていると言うよりも、
金融政策が直接的に影響する債券(金利)と為替が、
コロナショック前水準に戻さずに抑えられていたからこそ、
コロナ禍でも株や原油等のリスク資産が買われたという構図です。
足元ではワクチン期待と共に経済活動が元通りになるとの期待、
世界的な感染者数の減少、大規模金融緩和政策の継続だけでなく、
各国の大規模財政政策(米国の追加策期待も)も継続しているので、
実体経済が堅調&回復基調が継続するのであれば、
金利も為替もコロナ前水準に戻ると共に株やリスク資産も買われる、
という健全なグレートローテーションも有り得なくはないですが、
恐らくとうか十中八九、金利と為替がコロナ前水準に戻そうとすると、
金融引締め(出口観測)懸念の方がクローズアップされ、
コロナ前水準に戻している株やリスク資産は、
マネーの逆流で売られることになるのが妥当でしょう。
言っても実体経済は未だコロナ禍から脱出したわけではなく、
少なくとも金利上昇は実体経済にとって重石ですからね。
だからこそしつこいようですが、コロナ禍の実体経済にとっても、
株やリスク資産にとっても低金利安定・ドル安の構図ありきなので、
このカネ余りバブルモードの構図が継続するのであれば、
株買い。原油等のリスク資産買いも継続するでしょう。
ただし時間軸&日柄的に見ると、先にも述べた通り、
あと1カ月ほどでコロナショック安値の裏どころか1年ですから、
金融引締め(出口)観測等での金利上昇・ドル高の加速、
増税や金融市場&GAFAM規制の強化懸念が台頭することになれば、
シンプルにリスクマネーの大逆流でショックが起きるでしょうけど、
そうでなくとも国内外の決算が一巡で織り込み済み・出尽くしとか、
国内外のSQ通過(米は来週)等の大人の都合(需給要因)で、
いつ株やリスク資産が売られてもおかしくないことだけは、
覚悟の上で立ち回りましょう。
ちなみに現時点の金融市場の動きとしては、
金利がやや上昇、原油がやや売られており、
株式市場も国内外共にマチマチの動きなのですが、
上昇局面で商いが膨らんでいたり、ドル安(円安)基調は継続、
原油以外の商品はマチマチで踏ん張っているので(仮想通貨も)、
リスクオフに転じたというほどでもなく、
国内は主力企業決算の一巡とSQ通過、
海の向こうも企業決算の一巡と米国3連休前の週末(中国は春節入り)、
といった日程&需給的な手仕舞いによる一服程度の動きと言えます。
ということで週明けのスタンスとしては、
先に述べた金利上昇加速(ドル高と共に)とか、
規制強化や増税懸念の台頭、米財政協議の難航、コロナ絡みの悪材料、
これらが出て来ると厄介であり、撤退も視野に入れるべきですが、
そうでないのであれば、原油安の加速、ドル高(円最強高も)の加速、
商いを伴う株安、商品安(仮想通貨安も)、一気の債券高(金利低下)、
というベタなリスクオフにでもなってない限り、
もしくは超シンプルに商いを伴う株安に転じてない限り、
カネ余りバブルモード基調は継続していると見て動きましょう。
(コロナショック安値からもうすぐ1年という時間軸も意識しつつ)
新興市場については、先に述べた国内外の市場を取り巻く環境、
金利や米グロース株を含む金融市場全体の動きも注視が必要であり、
本日の新興主力決算を受けた週明けの動きも未知数ですが、
新興市場は本日も商いを伴う上昇が継続し、
マザは高値更新しているのも事実なので、
超シンプルに商いを伴う下落に転じるまでは、
素直に波に乗るというスタンスでもいいでしょう。
良い週末をお過ごしください。
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昨年のコロナショック安値をざっと見渡すと、
株式市場は世界的に3月16-19日が安値、
マイナス価格となった原油(4月20日安値)以外の商品も概ね同様、
為替市場と金利(債券)は3月9日ですが、
ドル指数だけは9日以降に急反発した後にダラダラと下げが続き、
今年の1月6日が安値といったところであり、
コロナショック前の水準に戻してないのも為替と金利でおます。
御存知の通り、世界的な大規模金融緩和が継続しているわけですから、
為替と債券(金利)が正しいとか、株やリスク資産が正しいとか、
どっちかが間違っていると言うよりも、
金融政策が直接的に影響する債券(金利)と為替が、
コロナショック前水準に戻さずに抑えられていたからこそ、
コロナ禍でも株や原油等のリスク資産が買われたという構図です。
足元ではワクチン期待と共に経済活動が元通りになるとの期待、
世界的な感染者数の減少、大規模金融緩和政策の継続だけでなく、
各国の大規模財政政策(米国の追加策期待も)も継続しているので、
実体経済が堅調&回復基調が継続するのであれば、
金利も為替もコロナ前水準に戻ると共に株やリスク資産も買われる、
という健全なグレートローテーションも有り得なくはないですが、
恐らくとうか十中八九、金利と為替がコロナ前水準に戻そうとすると、
金融引締め(出口観測)懸念の方がクローズアップされ、
コロナ前水準に戻している株やリスク資産は、
マネーの逆流で売られることになるのが妥当でしょう。
言っても実体経済は未だコロナ禍から脱出したわけではなく、
少なくとも金利上昇は実体経済にとって重石ですからね。
だからこそしつこいようですが、コロナ禍の実体経済にとっても、
株やリスク資産にとっても低金利安定・ドル安の構図ありきなので、
このカネ余りバブルモードの構図が継続するのであれば、
株買い。原油等のリスク資産買いも継続するでしょう。
ただし時間軸&日柄的に見ると、先にも述べた通り、
あと1カ月ほどでコロナショック安値の裏どころか1年ですから、
金融引締め(出口)観測等での金利上昇・ドル高の加速、
増税や金融市場&GAFAM規制の強化懸念が台頭することになれば、
シンプルにリスクマネーの大逆流でショックが起きるでしょうけど、
そうでなくとも国内外の決算が一巡で織り込み済み・出尽くしとか、
国内外のSQ通過(米は来週)等の大人の都合(需給要因)で、
いつ株やリスク資産が売られてもおかしくないことだけは、
覚悟の上で立ち回りましょう。
ちなみに現時点の金融市場の動きとしては、
金利がやや上昇、原油がやや売られており、
株式市場も国内外共にマチマチの動きなのですが、
上昇局面で商いが膨らんでいたり、ドル安(円安)基調は継続、
原油以外の商品はマチマチで踏ん張っているので(仮想通貨も)、
リスクオフに転じたというほどでもなく、
国内は主力企業決算の一巡とSQ通過、
海の向こうも企業決算の一巡と米国3連休前の週末(中国は春節入り)、
といった日程&需給的な手仕舞いによる一服程度の動きと言えます。
ということで週明けのスタンスとしては、
先に述べた金利上昇加速(ドル高と共に)とか、
規制強化や増税懸念の台頭、米財政協議の難航、コロナ絡みの悪材料、
これらが出て来ると厄介であり、撤退も視野に入れるべきですが、
そうでないのであれば、原油安の加速、ドル高(円最強高も)の加速、
商いを伴う株安、商品安(仮想通貨安も)、一気の債券高(金利低下)、
というベタなリスクオフにでもなってない限り、
もしくは超シンプルに商いを伴う株安に転じてない限り、
カネ余りバブルモード基調は継続していると見て動きましょう。
(コロナショック安値からもうすぐ1年という時間軸も意識しつつ)
新興市場については、先に述べた国内外の市場を取り巻く環境、
金利や米グロース株を含む金融市場全体の動きも注視が必要であり、
本日の新興主力決算を受けた週明けの動きも未知数ですが、
新興市場は本日も商いを伴う上昇が継続し、
マザは高値更新しているのも事実なので、
超シンプルに商いを伴う下落に転じるまでは、
素直に波に乗るというスタンスでもいいでしょう。
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