こんばんはです。
先週末はロビンフッド騒動に端を発した米国市場での規制懸念もあり、
騒がしい週末となりましたが、週明けとなった本日の日本市場では、
日本株が大幅反発となり(米株先物、アジア株も)
欧州株も上昇してスタートしているので、
早くも先週末が押し目だったのか?という空気も漂っております。
しかしながらロビンフッド騒動については、
焼かれた空売り屋ファンドの損失規模が現時点では小さくとも、
終わりの始まりだった小さな火種やったと言われることは、
バブルあるあるでもありますし、シンプルに延焼拡大する可能性もあり、
何より金融市場への規制が強化されることになれば、
リスクマネーが委縮することにはなりますので、
わかりやすい延焼拡大動向も重要ですけど、
規制動向が鎮静化するのか加速するのかの顛末を見極めないと、
まだまだ安心出来ない騒動と言えます。
いかんせんバイデンねんは格差是正を訴えており、
格差拡大の要因の一つが株式市場とまで言っている爺さんですから、
もしロビンフッダーを擁護するような規制を強化すれば、
大人たちが資金を引き揚げるでしょうし、
ロビンフッダーを締め付けるような規制を強化すれば、
世論が騒ぎ始めて支持率にも影響するでしょうから、
バランスを取るために富裕層増税やキャピタルゲイン課税の増税、
といったガス抜きの動きにも出る可能性が高まり、
さらに飛び火してFRBの金融緩和が元凶と言われる可能性もあるので、
いずれにせよ市場には逆風が吹くことになりそうですからね。
そして金融市場ではそもそもロビンフッド騒動が起きる前から、
国内外共に発表が本格している企業決算に対して、
堅調な決算であろうとも織り込み済み・出尽くしの動きが続き、
日米欧の金融緩和政策継続に対しても同様の反応が続き、
ワクチン接種開始や効果を期待する動きも見られないまま、
リスクオフ風味の動きが続いていたので(原油と円は除く)、
今週から審議が始まり、採決にも向かうと言われる米追加財政政策が、
織り込み済み・出尽くしとはならずに好感されるのか・・・
もし好感されないとなると、今週以降も続く国内外の企業決算にて、
堅調な決算に対して素直に好感する動きとなるか、
織り込み済み・出尽くしで売られていた銘柄が、
下げ止まって反発に転じるか(特にGAFAM)、
ワクチン効果や経済活動、感染動向を含むコロナ禍が好転しないと、
金融市場の調整は長引くことになりそうですし、
ロビンフッド騒動が拡大することになると、
リスクオフが加速するショックも十分に有り得ますし、
皮肉ではありますけど、堅調な企業決算とマクロ指標と共に、
コロナ禍も好転すると、ロビンフッド騒動とも相まって、
金融引締め論が台頭してもおかしくないですからね。
だからこそ、現在の金融市場においては、
程良い債券高による低金利安定、ドル安(出来れば円最弱安)、
原油高、商品高、仮想通貨高、HY債高、商い増の株高(VIX低下)
というカネ余りバブルモードの動きが再開する以外は、
長続きしないアテにならない動きと見ておきましょう。
本日も株式市場は商い減ながら反発したものの、
金利は高止まり、ドル高(対ドル以外は円高)は続いており、
原油、商品は小幅高程度の動きなので、
市場全体としては、カネ余りバブルモード再開ではなく、
まさかまさかの債券売り・株買い主導のリスクオンでもなく、
マチマチのハッキリしない動きですから、
先週からのリスクオフ風味の基調も止まったとは言えないです。
今週は引き続きテンコ盛りの国内外の企業決算があり、
(明晩はアルファベット、アマゾン、アリババの決算)
週末の雇用統計を始めとする月初恒例の特盛の米マクロ指標発表、
先にも述べた米追加財政政策の審議開始・採決も予定されているので、
ロビンフッダー騒動の顛末と日々のコロナ禍動向も含め、
市場が動くきっかけになるイベントも多いです。
ということで明日のスタンスについては、
先に述べたカネ余りバブルモードの動きが再開するまでは、
短期勝負はその日限りに留め、腰を据えての新たな参戦は、
決算を終えた銘柄だけに留めるくらいにしておきましょう。
新興市場についても同様ですが、金利低下、米グロース株高が続くか、
せめてエネルギー源である商いが戻るまでは、
主力大型株以上に慎重に構えておきましょう。
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先週末はロビンフッド騒動に端を発した米国市場での規制懸念もあり、
騒がしい週末となりましたが、週明けとなった本日の日本市場では、
日本株が大幅反発となり(米株先物、アジア株も)
欧州株も上昇してスタートしているので、
早くも先週末が押し目だったのか?という空気も漂っております。
しかしながらロビンフッド騒動については、
焼かれた空売り屋ファンドの損失規模が現時点では小さくとも、
終わりの始まりだった小さな火種やったと言われることは、
バブルあるあるでもありますし、シンプルに延焼拡大する可能性もあり、
何より金融市場への規制が強化されることになれば、
リスクマネーが委縮することにはなりますので、
わかりやすい延焼拡大動向も重要ですけど、
規制動向が鎮静化するのか加速するのかの顛末を見極めないと、
まだまだ安心出来ない騒動と言えます。
いかんせんバイデンねんは格差是正を訴えており、
格差拡大の要因の一つが株式市場とまで言っている爺さんですから、
もしロビンフッダーを擁護するような規制を強化すれば、
大人たちが資金を引き揚げるでしょうし、
ロビンフッダーを締め付けるような規制を強化すれば、
世論が騒ぎ始めて支持率にも影響するでしょうから、
バランスを取るために富裕層増税やキャピタルゲイン課税の増税、
といったガス抜きの動きにも出る可能性が高まり、
さらに飛び火してFRBの金融緩和が元凶と言われる可能性もあるので、
いずれにせよ市場には逆風が吹くことになりそうですからね。
そして金融市場ではそもそもロビンフッド騒動が起きる前から、
国内外共に発表が本格している企業決算に対して、
堅調な決算であろうとも織り込み済み・出尽くしの動きが続き、
日米欧の金融緩和政策継続に対しても同様の反応が続き、
ワクチン接種開始や効果を期待する動きも見られないまま、
リスクオフ風味の動きが続いていたので(原油と円は除く)、
今週から審議が始まり、採決にも向かうと言われる米追加財政政策が、
織り込み済み・出尽くしとはならずに好感されるのか・・・
もし好感されないとなると、今週以降も続く国内外の企業決算にて、
堅調な決算に対して素直に好感する動きとなるか、
織り込み済み・出尽くしで売られていた銘柄が、
下げ止まって反発に転じるか(特にGAFAM)、
ワクチン効果や経済活動、感染動向を含むコロナ禍が好転しないと、
金融市場の調整は長引くことになりそうですし、
ロビンフッド騒動が拡大することになると、
リスクオフが加速するショックも十分に有り得ますし、
皮肉ではありますけど、堅調な企業決算とマクロ指標と共に、
コロナ禍も好転すると、ロビンフッド騒動とも相まって、
金融引締め論が台頭してもおかしくないですからね。
だからこそ、現在の金融市場においては、
程良い債券高による低金利安定、ドル安(出来れば円最弱安)、
原油高、商品高、仮想通貨高、HY債高、商い増の株高(VIX低下)
というカネ余りバブルモードの動きが再開する以外は、
長続きしないアテにならない動きと見ておきましょう。
本日も株式市場は商い減ながら反発したものの、
金利は高止まり、ドル高(対ドル以外は円高)は続いており、
原油、商品は小幅高程度の動きなので、
市場全体としては、カネ余りバブルモード再開ではなく、
まさかまさかの債券売り・株買い主導のリスクオンでもなく、
マチマチのハッキリしない動きですから、
先週からのリスクオフ風味の基調も止まったとは言えないです。
今週は引き続きテンコ盛りの国内外の企業決算があり、
(明晩はアルファベット、アマゾン、アリババの決算)
週末の雇用統計を始めとする月初恒例の特盛の米マクロ指標発表、
先にも述べた米追加財政政策の審議開始・採決も予定されているので、
ロビンフッダー騒動の顛末と日々のコロナ禍動向も含め、
市場が動くきっかけになるイベントも多いです。
ということで明日のスタンスについては、
先に述べたカネ余りバブルモードの動きが再開するまでは、
短期勝負はその日限りに留め、腰を据えての新たな参戦は、
決算を終えた銘柄だけに留めるくらいにしておきましょう。
新興市場についても同様ですが、金利低下、米グロース株高が続くか、
せめてエネルギー源である商いが戻るまでは、
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