こんばんはです。
ゴネていたトランプマンが9000億ドル規模の追加財政政策、
21年度予算案に署名したことで、
ロビンフッターの原資でもある失業給付は再延長され、
まさかの政府閉鎖機関閉鎖も回避されることになりましたが、
同じくロビンフッターの原資である個人向け給付金については、
共和党案の600ドルではなく、
トランプマンと民主党案の2000ドルでの再採決を求めたものの、
法的な強制力が無く、600ドルでの着地になりそうとのことです。
てな感じで、やっとこさ米財政協議が妥結したのですが、
給付金が渋チンだからなのか(日本と比べれば大盤振る舞い)、
織り込み済みだからなのか、年明けのジョージア州議会選待ちなのか、
米株先物はお祭り騒ぎの上昇とはならず、
本日の日本株も年内受渡最終日の動きだけのように、
商いも2兆円割れでの上昇というイマイチな反応でおます。
株式市場以外を見ても、債券は米財政悪化懸念という程ではないものの、
債券安・金利上昇となっており、為替はドル安ながら円最弱安ではなく、
原油、商品は小幅安程度、金は売られているので、
市場全体としては、債券売り・株買いのリスクオンでもなく、
低金利安定のカネ余りバブルモード再開でもなく、
相変わらずの反応薄というかマチマチな動きでおます。
今夜の米国市場がどのような反応をするのか見極める必要はありますが、
米国の追加財政政策が合意したにも関わらず、
このような動きが続くのであれば、何の好材料が必要なのか・・・
温存しているとも言える日米英の追加金融緩和策なのか、
ワクチン接種の加速によって経済活動の本格化にメドが立つことなのか、
年明けのジョージア州議会選待ちなのか(トリプルブルー懸念?)、
もしこれらを待っているのであれば、
それまでは悪材料に敏感な相場が続くことにはなりますので、
現在の反応薄相場は嵐の前の静けさと見ておいた方がいいでしょう。
言っても海の向こうはワクチン接種開始の一方で、
感染拡大が続いているだけでなく話題の変異種も拡大しつつあることで、
経済活動の規制も再拡大しており、
国内では海の向こうに比べると感染者数自体が少ないものの、
感染拡大と共に全世界からの入国規制(ビジネス往来は除く)、
GOTOトラベルの停止と経済活動規制は拡大しており、
ワクチン接種に至っては開始されてない状況ですから、
このままこれら国内外の状況が悪化したり、
年明けの米議会選でトリプルブルーとなったり、
まさかのワクチンに問題が生じるような事態となれば、
ショック安が起きてもおかしくないです。
そもそも金融市場だけは、コロナ禍が悪化すればするほど、
金融&財政政策期待が高まり、実体経済は回復するとの解釈によって、
先走って来たわけですから、ショックが起きなかったとしても、
織り込み済み・出尽くしになる可能性は十分にあるわけですから、
まさかのリスクオン、妥当なカネ余りバブルモードにでもならない限り、
短期勝負はその日限りか年内だけに留め、
腰を据えての新たな参戦は控えておきましょう。
新興市場も年内は同様でいいでしょう。
ちなみに現在の株式市場は嵐の前の静けさのような反応薄、
市場全体としてはマチマチの動きとなっておりますが、
金利上昇が続くとグロース株には重石になるでしょうし、
さらにドル高へ転じると原油、商品、仮想通貨も売られ、
リスクオフムードの高まりでバリュー株も売られ(VIX上昇)、
最終的には債券高・金利低下へと転じて加速、
というリスクオフの流れになるでしょうから、
そういう意味では、今のところドル安だけは継続しているので、
ドル高に転じて原油・商品が崩れるか(仮想通貨も)、
対ドル以外でも円高になるようだと要注意と言えます。
(トリプルブルーでまさかの財政悪化懸念での米トリプル安となれば、
グロース株主導での商いを伴う株安となるかで判断するしかないです)
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ゴネていたトランプマンが9000億ドル規模の追加財政政策、
21年度予算案に署名したことで、
ロビンフッターの原資でもある失業給付は再延長され、
まさかの政府閉鎖機関閉鎖も回避されることになりましたが、
同じくロビンフッターの原資である個人向け給付金については、
共和党案の600ドルではなく、
トランプマンと民主党案の2000ドルでの再採決を求めたものの、
法的な強制力が無く、600ドルでの着地になりそうとのことです。
てな感じで、やっとこさ米財政協議が妥結したのですが、
給付金が渋チンだからなのか(日本と比べれば大盤振る舞い)、
織り込み済みだからなのか、年明けのジョージア州議会選待ちなのか、
米株先物はお祭り騒ぎの上昇とはならず、
本日の日本株も年内受渡最終日の動きだけのように、
商いも2兆円割れでの上昇というイマイチな反応でおます。
株式市場以外を見ても、債券は米財政悪化懸念という程ではないものの、
債券安・金利上昇となっており、為替はドル安ながら円最弱安ではなく、
原油、商品は小幅安程度、金は売られているので、
市場全体としては、債券売り・株買いのリスクオンでもなく、
低金利安定のカネ余りバブルモード再開でもなく、
相変わらずの反応薄というかマチマチな動きでおます。
今夜の米国市場がどのような反応をするのか見極める必要はありますが、
米国の追加財政政策が合意したにも関わらず、
このような動きが続くのであれば、何の好材料が必要なのか・・・
温存しているとも言える日米英の追加金融緩和策なのか、
ワクチン接種の加速によって経済活動の本格化にメドが立つことなのか、
年明けのジョージア州議会選待ちなのか(トリプルブルー懸念?)、
もしこれらを待っているのであれば、
それまでは悪材料に敏感な相場が続くことにはなりますので、
現在の反応薄相場は嵐の前の静けさと見ておいた方がいいでしょう。
言っても海の向こうはワクチン接種開始の一方で、
感染拡大が続いているだけでなく話題の変異種も拡大しつつあることで、
経済活動の規制も再拡大しており、
国内では海の向こうに比べると感染者数自体が少ないものの、
感染拡大と共に全世界からの入国規制(ビジネス往来は除く)、
GOTOトラベルの停止と経済活動規制は拡大しており、
ワクチン接種に至っては開始されてない状況ですから、
このままこれら国内外の状況が悪化したり、
年明けの米議会選でトリプルブルーとなったり、
まさかのワクチンに問題が生じるような事態となれば、
ショック安が起きてもおかしくないです。
そもそも金融市場だけは、コロナ禍が悪化すればするほど、
金融&財政政策期待が高まり、実体経済は回復するとの解釈によって、
先走って来たわけですから、ショックが起きなかったとしても、
織り込み済み・出尽くしになる可能性は十分にあるわけですから、
まさかのリスクオン、妥当なカネ余りバブルモードにでもならない限り、
短期勝負はその日限りか年内だけに留め、
腰を据えての新たな参戦は控えておきましょう。
新興市場も年内は同様でいいでしょう。
ちなみに現在の株式市場は嵐の前の静けさのような反応薄、
市場全体としてはマチマチの動きとなっておりますが、
金利上昇が続くとグロース株には重石になるでしょうし、
さらにドル高へ転じると原油、商品、仮想通貨も売られ、
リスクオフムードの高まりでバリュー株も売られ(VIX上昇)、
最終的には債券高・金利低下へと転じて加速、
というリスクオフの流れになるでしょうから、
そういう意味では、今のところドル安だけは継続しているので、
ドル高に転じて原油・商品が崩れるか(仮想通貨も)、
対ドル以外でも円高になるようだと要注意と言えます。
(トリプルブルーでまさかの財政悪化懸念での米トリプル安となれば、
グロース株主導での商いを伴う株安となるかで判断するしかないです)
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