こんばんはです。
本日の笑ってはいけない黒光り銀行会合は、FOMC、英中銀会合と同様、
現状維持となり、結果的に追加緩和に動いたのはECBだけ・・・
金融市場の反応薄も継続しております。
ここまでの市場が動くきっかけになるのかと見ていたイベントや事象を、
改めてざっくりと時系列の順に振り返ってみると以下の通りです。
(この間には世界的な感染再拡大と経済活動の再規制が拡大中であり、
まだら模様な経済指標の発表も続いております)
8日 国内の経済対策が閣議決定
9日 英国でワクチン接種開始
10日 ECB理事会→追加緩和策決定
11日 MSQ
EU首脳会議でコロナ対策予算策定
米つなぎ予算期限の18日までの延長が可決
14日 米・加でワクチン接種開始
米大統領選の選挙人投票
15日 8日に閣議決定した対策を含む第三次補正予算の閣議決定
16日 FOMC→現状維持
17日 英中銀会合→現状維持
18日 日銀金融政策決定会合→現状維持
年内に控えるイベントについては以下の通りです。
18日 英EUの交渉期限(離脱期限の31日まで続く可能性大)
米つなぎ予算期限(追加財政政策協議も同時進行)
テスラの21日からのSP500組入れによるリバランス
米英欧MSQ
21日 27日からのEUでのワクチン接種開始を承認予定
31日 英国のEUからの離脱期限
以上の通り、本日時点までのイベントを経ても金融市場は、
織り込み済み、出尽くし、失望、好感でもなく、反応薄が続いているので、
今夜以降のイベントをきっかけに動くのか・・・
足元で続いている感染再拡大と経済活動の再規制動向、
好悪入り混じるワクチンを巡る報道で動くのか・・・
金融市場は踏ん張っているものの、あまりにも反応が薄いだけに、
今夜の米英欧MSQ、テスラ絡みのリバランスといった需給イベントが、
きっかけになる可能性も十分に有り得ますが、
ワクチンや感染拡大を含むコロナ動向や実体経済を含む経済活動動向、
金融&財政政策動向に関わる悪材料が出ないのであれば、
需給面での短期的なガス抜き程度に終わり、
ショックのような騒ぎにも狂乱のリスクオンにもならないでしょうけど、
今夜は米つなぎ予算の期限と共に米追加財政政策も協議されるので、
合意となれば年末高も期待出来ますが、物別れに終わると、
需給イベントとも相まってショック風のリスクオフになる可能性も・・・
まさかのつなぎ予算すらも延長とならずに米政府閉鎖に追い込まれたり、
まさかまさかの米財政悪化懸念とこじ付けられ、
さらにFOMCで動かなかったことも蒸し返され、
債券バブル崩壊を含む米トリプル安になったらビックリですけど、
何気に足元で日欧金利が低下している一方で(英国はやや上昇)、
金利上昇が特に目立つのは米国なので、
まさか米財政悪化ネタになるのか・・・という不気味さもあります。
まぁでも米短期・2年金利はジワリと上昇している程度であり、
現時点ではイールドカーブも拡大しており、
長期金利の水準自体も1%すらも超えてないので、
財政悪化懸念を含む悪い長期金利上昇とまでは言えませんけどね。
ということで、足元で世界的に感染再拡大と経済活動再規制が拡大する中、
さらにマクロ指標の鈍化も目立つ一方で、
ワクチンによる経済活動本格化への期待なのか、
追加財政政策による実体経済の下支え期待なのか、
追加緩和策が欧州だけであろうとも金融緩和状態に変わりないからなのか、
先に述べたイベントを経ても、金融市場の反応薄が続いており、
それこそがカネ余りバブルモードの一環の動きなのかもしれませんが、
嵐の前の静けさでないことを願うばかりです。
今夜は需給イベントや米財政絡みのイベントが重なっているので、
とにかく明確な動きのきっかけになるのか注目です。
週明けのスタンスとしては、債券安定(低金利安定)、
ドル安(対ドル以外の円安)、仮想通貨高、原油高、商品高、HY債高、
商い増での株高、VIX低下というカネ余りバブルモード再開ならば、
年末高目線でアホになって乗ればいいでしょう。
もし一気の債券高(金利低下)、ドル高(円最強高)、仮想通貨安、
原油安、商品安、HY債安、商い増での株安、VIX上昇、
というリスクオフ、まさかの米トリプル安ならば、
その日限り中心の短期勝負だけに勤しみ、
年内は店じまいくらいのスタンスでいいでしょう。
そうではなく反応薄相場が続くと共に米財政協議も進展が無ければ、
せいぜい年末高目線での短期勝負を中心にして、
腰を据えての新たな参戦は、年内は控えておきましょう。
ちなみに昨日も書きましたが、金利上昇加速、
ドル高転換か対ドル以外も円高転換、原油安、商品安、仮想通貨安、
といった動きが出れば要注意と見ておきましょう。
新興市場についても基本的には同じスタンスですが、
本日はIPO銘柄の商いもあり、昨日に続く商い増での上昇となり、
国内外共に反応薄相場が続くようだと、
IPO以外も含む新興市場は別世界相場となる可能性もありますが、
シンプルに週明けも商い増での上昇が続くならば、
リスク覚悟の割り切り&年末目線で乗ればいいでしょう。
ということで、良い週末をお過ごしください。
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本日の笑ってはいけない黒光り銀行会合は、FOMC、英中銀会合と同様、
現状維持となり、結果的に追加緩和に動いたのはECBだけ・・・
金融市場の反応薄も継続しております。
ここまでの市場が動くきっかけになるのかと見ていたイベントや事象を、
改めてざっくりと時系列の順に振り返ってみると以下の通りです。
(この間には世界的な感染再拡大と経済活動の再規制が拡大中であり、
まだら模様な経済指標の発表も続いております)
8日 国内の経済対策が閣議決定
9日 英国でワクチン接種開始
10日 ECB理事会→追加緩和策決定
11日 MSQ
EU首脳会議でコロナ対策予算策定
米つなぎ予算期限の18日までの延長が可決
14日 米・加でワクチン接種開始
米大統領選の選挙人投票
15日 8日に閣議決定した対策を含む第三次補正予算の閣議決定
16日 FOMC→現状維持
17日 英中銀会合→現状維持
18日 日銀金融政策決定会合→現状維持
年内に控えるイベントについては以下の通りです。
18日 英EUの交渉期限(離脱期限の31日まで続く可能性大)
米つなぎ予算期限(追加財政政策協議も同時進行)
テスラの21日からのSP500組入れによるリバランス
米英欧MSQ
21日 27日からのEUでのワクチン接種開始を承認予定
31日 英国のEUからの離脱期限
以上の通り、本日時点までのイベントを経ても金融市場は、
織り込み済み、出尽くし、失望、好感でもなく、反応薄が続いているので、
今夜以降のイベントをきっかけに動くのか・・・
足元で続いている感染再拡大と経済活動の再規制動向、
好悪入り混じるワクチンを巡る報道で動くのか・・・
金融市場は踏ん張っているものの、あまりにも反応が薄いだけに、
今夜の米英欧MSQ、テスラ絡みのリバランスといった需給イベントが、
きっかけになる可能性も十分に有り得ますが、
ワクチンや感染拡大を含むコロナ動向や実体経済を含む経済活動動向、
金融&財政政策動向に関わる悪材料が出ないのであれば、
需給面での短期的なガス抜き程度に終わり、
ショックのような騒ぎにも狂乱のリスクオンにもならないでしょうけど、
今夜は米つなぎ予算の期限と共に米追加財政政策も協議されるので、
合意となれば年末高も期待出来ますが、物別れに終わると、
需給イベントとも相まってショック風のリスクオフになる可能性も・・・
まさかのつなぎ予算すらも延長とならずに米政府閉鎖に追い込まれたり、
まさかまさかの米財政悪化懸念とこじ付けられ、
さらにFOMCで動かなかったことも蒸し返され、
債券バブル崩壊を含む米トリプル安になったらビックリですけど、
何気に足元で日欧金利が低下している一方で(英国はやや上昇)、
金利上昇が特に目立つのは米国なので、
まさか米財政悪化ネタになるのか・・・という不気味さもあります。
まぁでも米短期・2年金利はジワリと上昇している程度であり、
現時点ではイールドカーブも拡大しており、
長期金利の水準自体も1%すらも超えてないので、
財政悪化懸念を含む悪い長期金利上昇とまでは言えませんけどね。
ということで、足元で世界的に感染再拡大と経済活動再規制が拡大する中、
さらにマクロ指標の鈍化も目立つ一方で、
ワクチンによる経済活動本格化への期待なのか、
追加財政政策による実体経済の下支え期待なのか、
追加緩和策が欧州だけであろうとも金融緩和状態に変わりないからなのか、
先に述べたイベントを経ても、金融市場の反応薄が続いており、
それこそがカネ余りバブルモードの一環の動きなのかもしれませんが、
嵐の前の静けさでないことを願うばかりです。
今夜は需給イベントや米財政絡みのイベントが重なっているので、
とにかく明確な動きのきっかけになるのか注目です。
週明けのスタンスとしては、債券安定(低金利安定)、
ドル安(対ドル以外の円安)、仮想通貨高、原油高、商品高、HY債高、
商い増での株高、VIX低下というカネ余りバブルモード再開ならば、
年末高目線でアホになって乗ればいいでしょう。
もし一気の債券高(金利低下)、ドル高(円最強高)、仮想通貨安、
原油安、商品安、HY債安、商い増での株安、VIX上昇、
というリスクオフ、まさかの米トリプル安ならば、
その日限り中心の短期勝負だけに勤しみ、
年内は店じまいくらいのスタンスでいいでしょう。
そうではなく反応薄相場が続くと共に米財政協議も進展が無ければ、
せいぜい年末高目線での短期勝負を中心にして、
腰を据えての新たな参戦は、年内は控えておきましょう。
ちなみに昨日も書きましたが、金利上昇加速、
ドル高転換か対ドル以外も円高転換、原油安、商品安、仮想通貨安、
といった動きが出れば要注意と見ておきましょう。
新興市場についても基本的には同じスタンスですが、
本日はIPO銘柄の商いもあり、昨日に続く商い増での上昇となり、
国内外共に反応薄相場が続くようだと、
IPO以外も含む新興市場は別世界相場となる可能性もありますが、
シンプルに週明けも商い増での上昇が続くならば、
リスク覚悟の割り切り&年末目線で乗ればいいでしょう。
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