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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
いつか聞いた足音も近付く中で
こんばんはです。

昨夜は米債券市場が屁こいて休場だったことで、
金利のイタズラがなかったせいか、グロース株が買われ、
足元で金利上昇と共に買われていたバリュー株が売られ、
日本時間に入ってからは金利がちょい下げしたこともあり、
概ね同様の動きが続いているので、循環物色が続いているとも言えます。

しかしながら昨夜の米欧株は商いが減少、
日本株はそれなりに活況ながらも減少はしているので、
本気のグロース株買い、バリュー売りとまでは言えず、
今夜以降の市場全体の動きを見ないことには、
循環物色の底上げが続くのか、短期的な戻しに過ぎないのかわかりまへん。

昨夜はラガルドおばさんが12月の追加緩和を示唆し、
今夜に講演を控えるパウエルおじさん率いるFRBも、
追加緩和観測があるので、これらをきっかけに債券高・金利低下と共に、
「ドル高ではなく」ドル安(出来れば円最弱安)となれば、
グロース株主導の株高と原油高、資源高も期待出来ますが、
債券高・金利低下と共にドル高となれば、
原油・資源と共にバリュー株が売られてリスクオフムードが高まり、
グロース株も売られることになるので、
金利が低下しただけでは安心出来ず、ドルの動きが重要とも言えます。

言っても足元の株式市場ではバイクラ臭も漂っている中、
明日は我が国の企業決算の一巡と共に(海の向こうも)、
需給イベントであるSQなので(来週末が米欧SQ)、
いずれの動きになるにせよ、節目になりがちではあります。

以上はあくまで市場の動きと金融政策を中心にした目線なので、
それら以外の市場を取り巻く環境を加味すると、
ワクチンへの期待による経済活動の本格化期待はあるものの、
現実としては足元で欧州、米国、中南米諸国で感染者が増加しており、
特に欧州では経済活動の再規制が拡大しており、
米国でもNYを始め再規制の動きがジワジワと拡大しつつあり、
我が国でも感染者数の増加ピッチが上がっているので、
実体経済ではワクチン期待を感じられない動きとなっており、
景気の回復期待にも水を差し、先行き懸念が高まりかねない状況です。

コロナについては、検査数の増加で感染者数も増加ししただけとか、
重症患者は増えずに医療崩壊も起きず、肝心の致死率は上昇してないとか、
謎多き後遺症もインフル等の他の病と変わらない程度ならば、
高齢者や既往症を抱える人達を守ることに重点を置き、
過度な心配は無用とも言えるのですが・・・

何やら欧州では感染者数の増加と共に重症患者が増え、
致死率も上昇傾向のようなので、ワクチン普及のメドが立つまでは、
冬に向けて経済活動の規制も継続、拡大しそうであり、
こういった状況が新興国、そして米国にも波及すると共に、
日本やアジア諸国にまで波及することになれば、実体経済だけでなく、
金融市場にもコロナショックの第2波が襲い兼ねないです。

現在のコロナ状況と金融市場の動きを見ていると、
震源地が中国から欧州に変わっただけで、
コロナショック第1波の前の状況に似てますからね。
(コロナへの過度な心配は無用と言いながら、
 政治がシビアに動いているところが特に似ていると言えます)

ただし現在は第1波前とは違い、コロナの正体も見えつつあり、
治療法も飛躍的に進歩しており、ワクチンも進展している上に、
各国中銀も大規模金融緩和を継続していると共に追加緩和も示唆、
各国政府の財政政策も、追加策は難航しているものの期待は残っており、
すでに大規模な財政出動には動いているので、
実体経済も金融市場も第1波のような惨事にはならないでしょうけど、
(まさかの債券バブル崩壊になったら、惨事の大きさはわかりまへん)
現在はそもそものリスクだったコロナの不気味な足音が聞こえているので、
追加の金融&財政政策が出ないまま、経済活動再規制の動きが拡大すると、
第2波が起きてもおかしくない状況です。

つまり実体経済は金利上昇に耐えられる状況ではないので、
金融市場での金利上昇&バリュー株物色も長続きはしないでしょう。
やはり実体経済にとっても金融市場にとっても、
負担の軽い低金利安定のカネ余りバブルモードの継続が必要と言えます。
(先にも述べた通り、ドル安も必要と言えます)

ということなので、明日のスタンスとしては、
シンプルに市場の動きだけで言うと・・・
債券高・金利低下と共に「ドル高ではなく」ドル安(出来れば円最弱安)、
原油高、資源高、HY債高、商い増での株高、VIX低下、
というカネ余りバブルモードが続いているならば、
短期も長期もグロースもバリューも問わず参戦してもいいですが、
個別ではなく指数目線では、カネ余りバブルモードですらも、
賞味期限は長くても年明けまで(大統領選の決着まで)、
と見ておくくらいがいいでしょう。

当然ながら以上の様な動き風ながらドル高(円最強高も)となれば、
先にも述べた通り、リスクオフへと繋がる可能性が高く、
金利上昇となれば、カネ余りバブルモードよりも賞味期限は短いので、
いずれにせよ短期勝負は週跨ぎすらも控え、腰を据えての新たな参戦は、
決算を終えた銘柄、出遅れのバリュー株を拾う程度に留め、
慎重姿勢を強めて構えておきましょう。

明日は週末なので、新興市場についても同様です。
しつこいようですが当面の間は、目からビームを出すくらい、
金利(ドルも)、米グロース株の動向を横睨みしながら動きましょう。

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