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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
新興の騒ぎと米トリプル安風味
こんばんはです。

新興市場は昨日に続く商いを伴った大幅安となりましたが、
マザの売買代金は3000億円は超えておらず(2845億円)、
今年11番目の商いなので、セリクラとまでは言えず・・・

まずは追証売りも含むセリクラのようなコツンを待つべきでしょうけど、
マザのエネルギーの源は外国人の参入も含む商いではあったので、
コツンとした後に誰も居ない寂れた農村のような薄商いになってしまうと、
自然落下が続き、別世界の様に調整が長引く可能性があるので、
商いの推移にも目からビームを出しながら見ておきましょう。
(牽引していたメルカリや新興値がさ銘柄の切り返しも含めて)

そんな新興市場での騒ぎが起きている一方、
本日の東証1部の商いは寂れた農村のような薄商いが続いており、
日経、TOPIX共に限定的な下落で留まっているので、
騒ぎには程遠く、緊張感もありまへん。

昨夜の米国株も薄商いでの小幅安に留まり、
英欧株も大幅安ながら薄商いなので、
これまた騒ぎも緊張感も無いように見えるのですが・・・

株式市場以外の動きも含めて見ると、
米国はトリプルブルーでトリプル安かのように、
米債券安(金利上昇)、ドル安(円高も)、株安となっているので、
(日英欧も債券安、原油安、金安も)
やっとこさ金利上昇の危うさにザワついて来ると共に、
連日のように書いている通り、米財政悪化懸念による米トリプル安、
まさかの債券バブル崩壊が始まったなんてことになれば、
最悪のシナリオではありますけど・・・
(相場あるあると言いますか、こういうタイミングを狙うかのように、
 格下げ爆弾を放り込んで来たりもしがちです)

まぁでも格下げを気にしてもキリはないですし、
そもそもFRBを始め各国の中央銀行は、
大規模な金融緩和を継続しており、追加緩和も辞さない姿勢ですから、
そうなると政策面だけでなく需給面から見ても、
債券バブル崩壊阻止はもちろんのこと、
いわゆる悪い金利上昇(債券安)を放置はしないとは思うのですが、
やや引っ掛かるのは、最近はFRBもECBも、
多少のインフレの上振れは容認するとも言っているので、
債券安・金利上昇にブレーキを掛からない可能性も無きしもあらずです。

そしてそんな債券安・金利上昇に対して、
コロナ禍の実体経済が悲鳴を上げず、大丈夫やで!となり、
金融市場も財政悪化懸念等の悪い金利上昇とは受け止めず、
リスクオンの債券安・金利上昇と受け止めてくれればいいですけど・・・

市場を取り巻く環境としては、米財政政策協議プロレスは継続中、
欧州の追加財政政策も頓挫したままどころかブレグジット協議に夢中、
日本の追加財政政策は来週からの臨時国会次第であり、
欧州や新興国を中心にコロナ感染の再拡大と共に、
経済活動の再規制も拡大しつつあり(米国の一部でも)、
他にも米中対立は継続中、ビッグイベントの米大統領選は再来週ですから、
サプライズで各国中銀の追加金融政策が出て来るか、
ワクチンや治療薬で急展開でもない限り、
ポジティブリスクオンの債券安・金利上昇にはなりそうにないです。

そうなると足元で株式市場を牽引して来たのは、
金利上昇が重石となるGAFAMを始めとするグロース株ですから、
せっかくコロナ禍の環境が追い風であっても、
金利上昇が売りの口実にもなり兼ねないです。
かと言って金利上昇の影響が軽微もしくは追い風でもあるバリュー株は、
コロナ動向を含む実体経済の回復基調継続という裏付けが必要であり、
もし債券安・ドル安ではなくドル高へ転じることになれば、
米製造業にとっては重石となってしまいますので(原油、資源も)
次はバリュー株の出番やで!とも言えない状況です。

とにかく最悪の債券バブル崩壊ではなく一時的な米トリプル安であっても、
追加の財政政策もなく、追加の金融政策もなく、
そもそもの始まりであるコロナ禍が好転しないままでは、
金融市場にとっても(特にリスク資産)、実体経済にとっても、
債券安・金利上昇は重石になるだけであり、
ドル高に転じたとしても更なる重石になるだけなので、
不健全ではあろうとも債券高・低金利安定、ドル安(円最弱安も)、
株高、油高・資源高というカネ余りバブルモードになるか、
騒ぎが起きるにしても、得体の知れない最悪の米トリプル安ではなく、
債券高・金利低下、ドル高(円最強高)、株安、油安、資源安、
というベタなリスクオフになった方がわかりやすいです。

いやはや・・・我が国の新興市場での局地的な騒ぎだけでなく、
国内外共に商いを伴う以上の様な騒ぎになるのか、
それとも結局は再来週の大統領選までは、国内外共に薄商いのまま、
これまでのように日替わり定食ネタでの一喜一憂相場が続くだけなのか、
今のところ我が国の新興市場だけは心配ながら、
国内外の市場全体としては、日替わり定食の一喜一憂相場が続く、
と見ておりますが、いずれにせよカネ余りバブルモードにでもなるか、
シンプルに商いを伴う株高にでもならない限りは、
腰掛程度の参戦に留めておくのが無難でおます。

言っても、今夜以降も米財政政策協議プロレス、
米大統領選の泥仕合(明朝は大統領選候補者討論会も)
欧州を中心としたコロナの感染再拡大と経済活動再規制拡大懸念、
ブレグジット協議、米中対立等の日替わり定食ネタは続いており、
不気味に反応が鈍い米企業決算も続いているだけでなく、
来週はオールスター決算であり、国内企業決算も本格化するので、
週末でもある明日のスタンスとしても、
新興市場も含め、先に述べた通りの状況にでもならない限り、
短期も長期も問わず、慎重に構えておきましょう。

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