fc2ブログ
不沈艦日記
マーケット展望などなど。
明日は取引再開?温度差も抱えたままの週末
こんばんはです。

本日は東証ご自慢のアローヘッドの機器がぶっ壊れたことで、
終日に渡って売買停止というお寒い事態に・・・
詳しいことや技術的なことは東証の会見を見てもらうとして、
明日には再開を目指すとのことですから、
まさか明日も売買停止なんて寒すぎる事態になると、
アローヘッドやなくてアホーヘッド(頭)に改名しないと・・・
ではなく、明晩には雇用統計の発表もあるわけですし、
本日は期初&月初という特殊な日だったので、
さすがにシャレにならないですからね。

いやはや昨今は香港情勢の混乱もあり、
アジアの金融ハブを日本へ・・・なんて期待もあったり、
ガースーおじさんはデジタル化の邁進を掲げているわけですから、
(今回のトラブルはソフトの不具合ではないみたいですけどね)
明日以降の取引に問題が無かったとしても、
日本にとってはケチを付けられそうなトラブルでおました。

ということで明日の日本市場は本日の皺寄せの影響によって、
良くも悪くも別世界の動きになったり、商いが急増したり、
逆に警戒されて閑古鳥が鳴いたりと、どうなってもおかしくないので、
今夜の米国を始め海の向こうの動きだけでは判断も出来ず、
明日の日本市場がどう始まるのかを見てから判断するしかないです。

しかも本日は現物にとって重要な期初&月初だったにも関わらず、
先物だけが動いていただけに、明日に一気に現物が動くようだと、
ほんまに日本株だけ別世界の動きになってもおかしくないですからね。

とりあえず我が国は未知数な明日を控えている状況ですが、
昨夜からの海の向こうの市場では、ドル安(ポンド>円>ユーロ>ドル)
債券安・金利上昇、原油高、銅高、金反落、他の資源はマチマチ、
米英欧株は月末による商い増はあれど株高(VIX低下)となり、
債券売り、株買いの健全なリスクオンとの声もありますが、
債券・金利は8月末から9月初の水準を超えたわけでもないので、
債券・金利は安定しているというのが妥当であり、
市場全体としては概ねカネ余りバブルモードの動きではあります。

言っても昨夜の海の向こうも大人の都合が満載の月末だったので、
月初である今夜以降も続かないとアテにはならないバブルモードですが、
足元で主役(震源地)となっている米株は、
バイデンねんが優勢やからヤバイとも言われた討論会前の水準を超え、
現在も米株先物はさらに上昇して推移しているので(欧州株も反発)、
今後も大統領選ネタは討論会や支持李調査での短期的な一喜一憂はあれど、
まだ明確に方向感を決める材料にはなっていないようです。

従ってコロナの感染動向次第の経済活動動向、
足元で回復に頭打ち感のある実体経済、それを確認するマクロ指標や業績、
これらをサポートする金融&財政政策動向の方が材料性は高いと言えます。

昨夜の米国市場では、ADP雇用、米GDP確報値、
シカゴ購買部協会景気指数、米中古住宅販売仮契約数、独小売売上高等、
マクロ指標が頭打ち・鈍化ではなく回復を示す結果だった上に、
ペロシ下院議長とムニューチン米財務長官がペロチン会談を行い、
難航していた追加の米財政政策に進展があったことも材料視されており、
もし単なるきっかけ・口実に過ぎなくとも
実体経済の回復基調と追加政策が出るのであれば、
ドル高となればリスク資産と実体経済の重石になる、
という足元のドル高ザワザワ懸念が和らぐことにはなります。

さらに昨夜も含め連日のようにFRBメンバーが、
足元の実体経済に対する悲観的な見解の言及を続けておりますが、
逆の見方をすれば、追加の金融政策期待が高まるとも言えますし、
少なくとも現状の金融緩和を続けるとの意思表示とも言えるので、
(昨夜はECB総裁のラガルドおばさんもインフレ容認発言)
追加の財政政策期待とも相まった政策期待が高まっているとも・・・

ただし米財政協議は合意したわけでもなく、
共和党のマコネル上院院内総務は与野党間の溝は深いとも言っているので、
再び米財政協議が頓挫したり、さらに明日の雇用統計を含め、
今夜以降の米経済指標が頭打ち・鈍化の結果になると水を差すことになり、
市場でもドル高が重石となるドル高ザワザワモードが続き、
加速すればリスクオフとなってしまうので、
財政協議、マクロ指標、欧州や新興国で再規制も見られる経済活動動向、
そしてコロナ動向、大統領選動向にも敏感には反応しそうです。

ちなみに我が国ですが、本日は9月調査の日銀短観が発表され、
足元と先行き共にDIは改善したものの低水準、
(本日発表された各国の製造業PMIも先進国の中で最も低調)
今期の業績見通しに至っては、売上高、経常利益、純利益共に、
前回調査から悪化、しかも通期想定為替レートも1ドル107.34円、
1ユーロ120.42円と現在の為替水準からは乖離しているので、
さらに業績の悪化懸念が高まるとも言えますし、
中旬以降の企業決算には過度な期待は禁物と言えます。
(1Q決算時の想定為替レートで多かったのは1ドル105円ですけど)

以上の通り、依然として金融市場と実体経済には温度差があるので、
ドル高となれば株や資源と言ったリスク資産がザワザワする状況も続き、
政策期待が剥落したり、コロナ動向、経済活動動向、大統領選動向等で、
悪材料が出れば市場は敏感に反応してリスクオフになりやすい状況であり、
我が国では未知数な本日の売買停止の影響もあるかも知れないので、
くれぐれもこういった状況は承知の上で立ち回りましょう。

従って明日のスタンスとしては、
朝イチの動きは慎重に見極める方がいいとは思いますが、
ドル安(円最弱安)、債券安定(金利が8月末から9月初の水準以下)、
原油、金、資源も踏ん張り、商い増での株高(VIX低下)
というカネ余りバブルモードの動きが続くならば、
雇用統計リスクは覚悟の上での週跨ぎを含め、
大統領選まで目線を伸ばして参戦するのもアリですが、
それ以外のマチマチな動きとかドル高ザワザワモード、リスクオフならば、
短期での週跨ぎも腰を据えての新たな参戦も控えておきましょう。
新興市場についても明日は同様でおます。

お手数ですが下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。


スポンサーサイト




コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2021 不沈艦日記. all rights reserved.