こんばんはです。
本日は米国が屁こいて休場という鬼の居ぬ間ではありますが、
先週からのグロース株売り、資源売りが主導するリスク資産売りは、
本日のナスダック100先物や原油・資源の動きを見る限り、
止まったとは言えず、リスク資産売りのきっかけの一つであるドル高も、
ドル安に転じたわけでもなく(円高も継続中)、
債券もベタなリスクオフの形である債券高・金利低下ではないものの、
不気味な債券安・金利上昇も継続中でおます。
見方によっては、ドル高が加速しているわけでもないので、
債券売り・株買い(リスク資産買い)じゃないのか?
という見方もありますが、足元の企業業績を含む実体経済は、
ポジティブに回復基調とか経済活動も戻りつつあると判断しても、
今期の業績は減収減益見通し、来期もコロナ前水準に戻すのは微妙、
マクロ指標は回復している面はあれど世界恐慌以来の落ち込み、
戻りつつある経済活動もコロナ禍前には程遠い状況ですから、
いくら世界的な大規模な金融緩和と財政政策による下支えはあれど、
金利上昇(債券安)を弾き飛ばすほどの堅調な実体経済ではなく、
ドル高(円高)を弾き飛ばすほどの米経済(日本経済)でもなく、
資源需要があるわけでもないですから、
さすがに債券安・金利上昇、ドル高(円高)、株高、資源高、
という健全なリスククオンを期待するのは無理があります。
つまり世界的な金融緩和によるカネ余り状態が、
足元の実体経済をシカトしたり、いずれは回復するとの御都合解釈と共に、
低金利安定(債券高加速ではなく安定)ドル安(円最弱安)、
原油高、資源高、株高というカネ余りモードになるしかないので、
まずはドル高(円高)、債券安・金利上昇が止まると共に、
先行して崩れたグロース株と原油、資源の売りが止まることが先決です。
本日の日本株も緊張感の無い薄商いでの限定的な下げに留まりましたが、
先週からのグロース株売り・資源売りが先導するドル高ザワザワ相場は、
まだまだ止まったとは言えず、ドル高(円最強高)が加速し、
債券も再び債券高(金利低下)へと転じ、
ベタなリスクオフになる可能性も十分に有り得ると見ておきましょう。
ちなみに明日からの米議会再開と共に、
難航していた米財政協議が再開されますので、
合意すれば素直にポジティブ材料だとは思うのですが、
まさか合意しても財政懸念だとケチを付けられて債券バブル崩壊・・・
にはならないと思いますけど、現状は不気味な債券安ではあります。
(FRBのインフレ容認を見込んだ債券安ならまだいいですけど・・)
そして今週の市場が動くきっかけとなる可能性のあるイベントとしては、
継続しているリスクである日々の各国のコロナ動向と経済活動動向、
米大統領選動向、自民党総裁選動向、米中対立動向、金融政策動向、
明日から再開される米財協議動向が重要なのはもちろんですが、
明日は我が国の4-6月期GDP改定値(ユーロ圏も)、7月消費支出、
7月毎月勤労統計、8月景気ウォッチャー調査と盛り沢山、
明後日は中国の8月消費者物価&生産者物価、米7月JOLT労働調査、
10日は追加策が出るのか注目のECB理事会、米新規失業保険、
週末の11日は我が国のMSQ、7-9月期法人企業景気予測調査、
財政追加策に進展があるかも?のユーロ圏&EU財務相会合(12日も)、
米8月消費者物価といったところなので、
ECB理事会や米財政協議の進展で動かなければ、
結局は来週のFOMC、自民党総裁選後の日銀会合が(米MSQも)、
大一番という気もしますけどね。
ということで明日のスタンスとしては、
日本時間の為替(ドル)、米株先物(特にナスダック100)、
原油、資源の動きに合わせて動くのもアリですけど、
明晩からの米国市場でグロース株と資源の売りが止まらないことには、
先週からの流れが止まったとは言えないので、
明日は短期勝負だけに留め、腰を据えての新たな参戦は、
明後日の動きを見てから判断するくらいの姿勢で構えておきましょう。
新興市場については、本日は米休場&週初とは言え、
商いが減少傾向なのは気掛かりであり、
グロース株売りの流れが継続しているだけとも言えますが、
とにかく明日は主力大型株と同様のスタンスで動きましょう。
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本日は米国が屁こいて休場という鬼の居ぬ間ではありますが、
先週からのグロース株売り、資源売りが主導するリスク資産売りは、
本日のナスダック100先物や原油・資源の動きを見る限り、
止まったとは言えず、リスク資産売りのきっかけの一つであるドル高も、
ドル安に転じたわけでもなく(円高も継続中)、
債券もベタなリスクオフの形である債券高・金利低下ではないものの、
不気味な債券安・金利上昇も継続中でおます。
見方によっては、ドル高が加速しているわけでもないので、
債券売り・株買い(リスク資産買い)じゃないのか?
という見方もありますが、足元の企業業績を含む実体経済は、
ポジティブに回復基調とか経済活動も戻りつつあると判断しても、
今期の業績は減収減益見通し、来期もコロナ前水準に戻すのは微妙、
マクロ指標は回復している面はあれど世界恐慌以来の落ち込み、
戻りつつある経済活動もコロナ禍前には程遠い状況ですから、
いくら世界的な大規模な金融緩和と財政政策による下支えはあれど、
金利上昇(債券安)を弾き飛ばすほどの堅調な実体経済ではなく、
ドル高(円高)を弾き飛ばすほどの米経済(日本経済)でもなく、
資源需要があるわけでもないですから、
さすがに債券安・金利上昇、ドル高(円高)、株高、資源高、
という健全なリスククオンを期待するのは無理があります。
つまり世界的な金融緩和によるカネ余り状態が、
足元の実体経済をシカトしたり、いずれは回復するとの御都合解釈と共に、
低金利安定(債券高加速ではなく安定)ドル安(円最弱安)、
原油高、資源高、株高というカネ余りモードになるしかないので、
まずはドル高(円高)、債券安・金利上昇が止まると共に、
先行して崩れたグロース株と原油、資源の売りが止まることが先決です。
本日の日本株も緊張感の無い薄商いでの限定的な下げに留まりましたが、
先週からのグロース株売り・資源売りが先導するドル高ザワザワ相場は、
まだまだ止まったとは言えず、ドル高(円最強高)が加速し、
債券も再び債券高(金利低下)へと転じ、
ベタなリスクオフになる可能性も十分に有り得ると見ておきましょう。
ちなみに明日からの米議会再開と共に、
難航していた米財政協議が再開されますので、
合意すれば素直にポジティブ材料だとは思うのですが、
まさか合意しても財政懸念だとケチを付けられて債券バブル崩壊・・・
にはならないと思いますけど、現状は不気味な債券安ではあります。
(FRBのインフレ容認を見込んだ債券安ならまだいいですけど・・)
そして今週の市場が動くきっかけとなる可能性のあるイベントとしては、
継続しているリスクである日々の各国のコロナ動向と経済活動動向、
米大統領選動向、自民党総裁選動向、米中対立動向、金融政策動向、
明日から再開される米財協議動向が重要なのはもちろんですが、
明日は我が国の4-6月期GDP改定値(ユーロ圏も)、7月消費支出、
7月毎月勤労統計、8月景気ウォッチャー調査と盛り沢山、
明後日は中国の8月消費者物価&生産者物価、米7月JOLT労働調査、
10日は追加策が出るのか注目のECB理事会、米新規失業保険、
週末の11日は我が国のMSQ、7-9月期法人企業景気予測調査、
財政追加策に進展があるかも?のユーロ圏&EU財務相会合(12日も)、
米8月消費者物価といったところなので、
ECB理事会や米財政協議の進展で動かなければ、
結局は来週のFOMC、自民党総裁選後の日銀会合が(米MSQも)、
大一番という気もしますけどね。
ということで明日のスタンスとしては、
日本時間の為替(ドル)、米株先物(特にナスダック100)、
原油、資源の動きに合わせて動くのもアリですけど、
明晩からの米国市場でグロース株と資源の売りが止まらないことには、
先週からの流れが止まったとは言えないので、
明日は短期勝負だけに留め、腰を据えての新たな参戦は、
明後日の動きを見てから判断するくらいの姿勢で構えておきましょう。
新興市場については、本日は米休場&週初とは言え、
商いが減少傾向なのは気掛かりであり、
グロース株売りの流れが継続しているだけとも言えますが、
とにかく明日は主力大型株と同様のスタンスで動きましょう。
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