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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
構図に変わりはない週末
こんばんはです。

本日も日本株は閑古鳥が鳴きまくる薄商いでの小幅高、
新興市場はイナゴが大量発生する大商いでの大幅高&高値引けなので、
市場のムード自体は悪くないながら円高が重石とか、
コロナ禍での二極化現象とも言えますが・・・

そして世界の経済と金融市場の親分である昨夜の米国市場は、
スタートと共に原油のギッコンバッタンはあれど、
ドル高が一服したこともあり、原油は往って来い、
米株は薄商いながら小幅高(SOXと輸送株は下落、VIX小幅上昇)、
現物が反落(薄商い)していた欧州株の先物も戻し(中国株先物下落)、
金は小幅安、原油以外の他の資源はマチマチ、
債券も英欧は債券安、日欧は債券高とマチマチだったので、
結局、海の向こうと市場全体のムードは、
ドル高となればザワザワ、加速すればリスクオフ、
ドル高一服となればフワフワ、ドル安が進めばリスクオンなのですが、
我が国はドル安になっても円高が進むと日本株の重石となりますので、
(欧州株も通貨高になると同様と言えます)
ドル高ながら円最強高(リスクオフ)、ドル安ながら円最弱安(オン)、
というハッキリした動きにならないと、割を食っている感もあります。

いかんせん本日発表された我が国のPMI速報値を見ても、
米欧諸国よりも弱さが際立っており、本日発表の消費者物価についても、
世界で唯一のデフレ国家と言ってしまえばそれまでですが、
米欧諸国は悪い物価上昇とすら言われる中、我が国は低調、
企業業績は足元の着地に遜色が無くとも、見通しは低調な上に、
未だに35%の企業が見通しを非開示にしている状態ですから、
日本株が割を食うと言うか、弱くてもおかしくはないですからね。

ちなみに昨夜発表された米新規失業保険、米フィリー指数、
米CB景気先行指数は、いずれもV字回復基調ではなく鈍化、
欧州各国のPMIは日本より堅調ながら鈍化しているので、
海の向こうもコロナ禍を含めた足元の実体経済の状況と金融市場は、
依然として風邪を引きそうなくらいの温度差があり、
世界的な大規模金融緩和と大規模財政政策への効果期待が、
温度差を無視する口実になっているとも言えますが、
足元のマクロ指標や企業業績を見る限り、
政策効果は切れつつあると言わざるを得ないので、
各国が追加の金融&財政政策を打つか、
結局はコロナの収束(ワクチン・薬も含む)と共に、
経済活動が加速しないと実体経済の厳しさは続くと言えます。

しかも足元では米国の追加財政策協議は頓挫中、
米中協議も交渉日程が決まったとは言え不透明なままなので、
ドル高が進むと金融市場(リスク資産)と実体経済には重石となる、
債券安(金利上昇)も加わると、さらなる重石となる、
というドルの動きが鍵を握っている構図は継続中と言えます。

そうなると来週のジャクソンホール会合が数年ぶりと言うか、
イエレンおばさん以来のヤマ場イベントになる可能性も・・・

とりあえず本日は昨日までのドル高ザワザワ相場ではなく、
ドル高一服フワフワ相場ではありましたが、
欧州時間に入ってからややドルがザワザワしているので、
株式市場が「コクリコ坂(今夜はジブリ)」になるのを含め、
今夜に大きな動きとなれば、週末に記事を更新しますが、
大きな動きも無く、構図にも変化が無ければ、
週末の記事はお休みさせて頂きます。

良い週末をお過ごしください。

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