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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
ドル高ザワザワ
こんばんはです。

昨日も書いた通り、ドルが買われるとザワザワすると言いますか、
株や資源といったリスク資産には重石となって売られがちですが、
実体経済が堅調ならば、ドル高に加え債券安(金利上昇)になろうとも、
リスク資産が買われるフルゴリラリスクオンになりますので、
ドル高だけでリスク資産が悲鳴を上げると言うことは、
当たり前ながら現在の実体経済は弱く(脆い)、
金融市場との温度差が風邪を引きそうなくらいだということです。

ただし原油がOPECの減産順守決定もあって踏ん張っているせいか、
ドル高→原油・金を含む資源安→商いを伴う株安、
そして債券高(金利低下)というリスクオフにまではなっておらず、
ザワザワ程度なので、原油も崩れるとリスクオフムードがさらに高まり、
ドル高ながら円最強高→資源安加速→商いを伴う株安の加速、債券高、
というゴリゴリスクオフになる可能性はあります。

最悪は債券バブルまで崩壊する債券安バージョンのリスクオフですけど、
世界的な大規模金融緩和モードが続く限り、
債券バブル崩壊は無さそうですが、健全なインフレではなく、
歯止めの効かないまさかのハイパーインフレに突入すると・・・
それは債券売りが加速してから考えればいいでしょう(笑)

とにかく昨夜からのドル高ザワザワな展開になった「きっかけ」は、
FOMC議事要旨とのことであり、ザックリな内容としても、
景気見通しは悲観的にも関わらず追加策期待の薄い内容とのことですが、
そもそもパウエルおじさん(FRB議長)を始め、
FOMCメンバーの大半は、悲観的な景気見通しの言及を繰り返しており、
今は金融政策よりも財政政策こそが必要との言及も繰り返していたので、
昨夜の解釈には今さら感がタップリですけど、
かと言って肝心の米追加財政政策の協議は頓挫したままな上に、
トランプマンも大統領令で強硬するほどの支持率は無く、
実体経済の重石となる米中対立は激化中、
コロナは日欧で第二波とも言われ、経済活動も元通りには程遠いので、
結果的に昨夜からの市場の反応は正しいとも言えますけどね・・・

以上も含め連日の様に書いている通り、
金融市場と実体経済には風邪を引きそうなくらいの温度差があるので、
リスク資産と現在の実体経済にとっては、
ドル高が重石となることは間違いなく(債券安・金利上昇も)、
昨夜からはドル高によってリスク資産がザワザワしているので、
一時的なザワザワで終わり、ドル安、資源高、株高、債券安定、
というカネ余りモードに戻るのか・・・ザワザワ程度が継続するのか・・
ザワザワを超えて先に述べた原油安、円最強高、商い増の株安も加わり、
ゴリゴリリスクオフになるのか・・・

私としてはザワザワモードが続き、難航中の米財政策動向、
来週のジャクソンホール会議、そもそものコロナ動向次第とは思いますが、
今夜の米新規失業保険、米フィリー指数、米景気先行指標、
バイデン民主党大統領候補の指名受諾演説、
週末である明日の日米英欧のPMI速報値、米中古住宅販売件数、
米SQ、米議会で紛糾中の郵便問題の採決といったイベントも、
市場が動くきっかけになる可能性はあります。

ということで週末でもある明日のスタンスとしては、
先に述べたカネ余りモードに戻っているならば、
引き続き、実体経済との温度差は承知の上で、
あくまで短期目線(週跨ぎも)で割り切って勝負すればいいでしょう。
腰を据えての新たな参戦は、好決算で終えた銘柄、
コロナが追い風の銘柄だけに留めておきましょう。
そうではなくザワザワモード継続、ゴリゴリリスクオフとなっていれば、
短期勝負はその日限りの勝負に留め、
腰を据えての新たな参戦は控えておきましょう。

新興市場については、商い減少での自然落下が危ういとも言えますが、
本日のマザーズは大商い継続ながら
昨日よりも商い増での下落だったのも事実なので、
明日は大商いでの上昇とならない限り、慎重に構えておきましょう。
国内外のリスクオフムードが高まれば、世界的にグロース株が売られ、
新興市場もリスク資産の最たるものとして過度に売られるのは常なので、
先に述べた現在のドル高ザワザワモードの動向も注視しておきましょう。

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