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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
多くの疑問はあれど
こんばんはです。

昨夜の米株はバリュー株買いと共にダウが6月高値を超え、
SP500、SOX、輸送株、ラッセルも上昇する一方、
グロース株の象徴であるGAFAMを中心にナスダックは下落、
本日の日本株もグロース株、新興市場が売られる一方、
バリュー株が大きく買われ、日経、トピ共に上昇し、
売買代金も2.74兆円と商いも増加しております(米欧株は商い減)。

株式市場以外も米英欧日債券安(金利上昇)、ドル高(円安)、
堅調だった金、銀、プラチナ、パラジウムは売られたものの、
原油は上昇、銅や他の資源も踏ん張っております。

以上の通り、市場の動きだけを見れば、
グロース株、金、銀、プラチナ等が売られているので、
素直に債券安(金利上昇)ドル高が重石になっていると言えますが、
バリュー株、原油が買われ、他の資源は踏ん張っているので、
最悪の厄介な債券安、ドル高、株安、資源安ではなく、
不十分ながらもリスクオン、循環グルグルの動きではあります。

果たして、バリュー株買いが続くのか?
さらなる債券安(金利上昇)ドル高が続くとしても、
バリュー株買いの継続と共にグロース株が再び買われるのか?
原油・資源の買いは続くのか?という疑問は消えないです。

実体経済やコロナ動向といった市場を取り巻く環境が良好ならば、
債券安(金利上昇)ドル高にも屈せず、
株や原油、資源といったリスク資産が買われるでしょうど、
いかんせんコロナ禍によって足元の実体経済は過去最悪に落ち込んでおり、
企業業績もK字と言う名の二極化が進んでおり(特にバリュー株は低調)
全体としては国内外共に40-60%減益での着地ですから、
現時点での大規模な金融&財政政策によって実体経済がV字回復とか、
コロナ禍前水準に戻る期待も剥げ落ちつつあり、
回復には年単位での時間も要するでしょうから、
協議中の米財政政策を始め新たな政策が余程の大規模なものにならないと、
債券安(金利上昇)ドル高の継続には耐えられないでしょうし、
結果的にバリュー株買いの賞味期限も短いと言わざるを得ないです。

せめてドル安になるか、先週までのバブリーモードの債券高(金利低下)
ドル安、株高、原油高、資源高(金も)にでもなるか、
悪いなりにも債券高、ドル安、油安、資源安、株安、
というリスクオフにでもなればわかりやすいのですが・・・

ちなみに本日発表された我が国の7月景気ウォッチャーは、
現状判断DIは41.1と上昇したものの、
肝心の先行き判断DIは36.0と前月から大きく鈍化しており、
好不況の境目である50以下であることはもちろんのこと、
PMIの数値も含め、米欧諸国と比べて低調ぶりが際立っているので、
バブルモードならば目を瞑って割り切ることもアリですが、
株高を含むリスクオンモードでも目を瞑ってしまってええのか?
バリュー株買いを含め長続きするのか?と言う疑問は消えないです。

かと言って、難航中の米国の財政協議が合意に至ったとしても、
合意に至らず大統領令での発動になったとしても(違法とならずに)、
米株を始め世界の株式市場が、さらなる一段高となるのか?
それと共に日本株も買われるのか?という疑問も消えないです。

そもそも実体経済の落ち込み要因であるコロナ禍自体が、
ワクチン、治療薬は完成しておらず、感染拡大も収束しておらず、
経済活動も元通りには程遠い状況ですから、
昨夜から続く不十分なリスクオン相場に乗るにしても、
コロナや実体経済は目を瞑って・・・アホになって・・・
いつハシゴが外れてもおかしくない・・・
という相当な割り切りが必要と言えます。

ちなみに今週のハシゴ外れリスクのあるイベントとしては、
継続中の米財政協議と米中対立動向、日々のコロナと経済活動動向、
週半ばにも発表される米民主党副大統領候補を含む米大統領選動向、
週末まで続く国内企業決算ラッシュ、マクロ指標は12日の米CPI、
13日の新規失業保険、14日の中国経済統計、米小売売上高、
他にも大規模な米債入札3連発、週末の45日前ルール該当日、
15日の米中閣僚級協議といったところです。

ということで明日のスタンスとしては、改めて書きますと、
現在の不十分なリスクオンながらも商い増での株高が続くならば、
先に述べたリスク、債券安・ドル高による原油安・資源安、株安のリスク、
これらは覚悟の上で、短期も長期も割り切って乗るのはアリですが、
腰を据えて新たに参戦するのは、コロナが追い風の銘柄、
決算を終えた銘柄、もしくはバリュー株を拾う程度に留めましょう。
バブリーモードならば債券安、ドル高の加速リスクはありませんが、
それ以外は同様のスタンスでいいでしょう。
当然ながらリスクオフ、商い増での株安となれば、
シンプルに商い増での株高に転じるまでは、
短期も長期も慎重に構えておきましょう。
新興市場も同様でおます。

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