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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
騒がしさに備える
こんばんはです。

国内外共に企業決算が本格化しており、
現時点での米企業決算は7-8割が市場予想を上回っているものの、
全体の着地予想は約40-50%の減益であり、
見通しも21年すらも19年を上回るのが厳しいとの見方も・・・。
我が国の企業決算もコロナの影響が大きい銘柄は2桁減益どころか、
50-90%減益での着地も多く、今期見通しは米国よりも低調、
来期は米国以上に厳しくなってもおかしくない状況です。

しかも足元では円高が進行しており、
日銀短観の想定為替レートをとっくに割っているだけでなく、
決算を終えた一部の企業の想定為替レート1ドル105円も視野に入り、
外需はさすがにV字回復&成長期待というのも怪しくなっており、
かといって国内外共にコロナが追い風&影響が軽微な銘柄は、
高値を追えるほどの決算になるのか・・・成長が見込めるのか・・・
これから本格化する国内外の企業決算に戦々恐々な状況です。

マクロ指標についても回復傾向ではあるものの、コロナ前水準には程遠く、
足元では先週の米新規失業保険申請件数が再び悪化しているので、
他のマクロ指標も悪化するようだと(特に来月初の米経済指標)、
頭打ち?V字回復は?政策効果は?ということになり兼ねないです。

以上の様な企業業績とマクロの現実だけでなく、
足元ではコロナの感染拡大が継続中、
経済活動の再規制も散見され、米中対立も激化しており、
米国の上乗せ失業保険給付の期限を含む米財政の崖が月末に迫る中、
明日以降の注目度の高い日米企業決算のテンコ盛りと共に、
明日と29日にはFOMCも控えているので、
明日以降の金融市場は騒がしくなりそうです。
(今夜は米IT大手トップの体育館裏呼び出し(議会証言)も)

とりあえず決算を含む個別はともかく株価指数としても
世界的にコロナ前の水準を超えたり、視野に入っている現実もあり、
配当を含む業績&見通し、足元のマクロ指標、その原因であるコロナ動向、
米中対立、米財政の崖等、これらと株価の温度差を見ていると、
コロナを罹患する前に風邪を引きそうですが・・・
最近はそれでも世界的な大規模金融緩和によるカネ余りやからとか、
米財政の崖があろうとも世界的な大規模な財政政策の効果があるからとか、
米中対立はプロレス、大統領選までは意地でも株価を支えるとか、
ワクチンや治療薬も含めてコロナは収束に向かうから等々、
いかにして現状の株価を肯定する解釈探しのようになっているので、
危険な空気というか無理矢理感も末期になっていると思うばかりです。

そもそも個人的には配当もハッキリしない状況では、
数年単位の付き合い銘柄はともかくとして、
新たに腰を据えて買おうという気は全く起きず、
短期でのキャピタルゲイン狙いくらいしかやる気が起きないですけどね。

そして株式市場以外では、安全資産である金がピッチを上げて買われ、
同じく安全資産の債券も金融政策効果なのか、今さらのバブルなのか、
ピッチを上げて買われており、さらにドル安(円高)も追い風に、
原油は足踏みながらも他の資源が買われているので、
決算発表が本格化している株式市場ではなく、
代わりにコモディティを買っているカネ余りの循環物色なのか・・・
それとも最後の打ち上げ花火(循環物色)なのか・・・
だけにFOMC後の債券とドルと金・原油を含む資源が、
決算発表ラッシュを迎える株式市場と共にどう動くのか注目です。
投機面での需給環境としては、債券安、ドル高(円安)、
金安、原油安、資源安、株高の余地が大きい状況ではありますので、
債券、ドル、原油(資源)が鍵を握っている感はあります。

ということで明日のスタンスとしては、先に述べた通り、
明晩から海の向こうは騒がしくなり、国内も明日の引け以降、
寄与度の高いファナック、東京エレク、信越化学等を始め、
国内企業決算のラッシュに入りますので、
更なる株高を含むV字回復信者の方は御自由にどうぞですが、
腰を据えての新たな参戦は控え、短期勝負の方についても、
出来るだけ日跨ぎも控えておくくらいの姿勢で動きましょう。
新興市場についても同様です。
(新興市場の決算本格化は8月以降です)

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