こんばんはです。
本日は買いが湧クチン、土用の丑の日でウナギ登りな展開でしたが、
ワクチンで感染リスクが軽減するのであれば、
バリュー株が買われてもいいと思うのですが、
昨夜の米株も本日の日本株もグロース株主導で買われております。
結局はワクチンには時間が掛かるからグロース株ということならば、
既存の治療薬に進展があるか、コロナ自体が収束に向かわないと、
バリュー株は買われないのか・・・と言えなくもないです。
ただし昨夜の米欧株も本日の日本株も、
ワクチンネタで買いがワクチンになっていただけでなく、
所得減税を含む追加財政策が米議会での審議を経て、
今週中に発表されるとの期待とか(上乗せ失業保険給付は見送りとも)、
揉めていた欧州の財政策に折り合いが付いたこともあり、
さらに米企業決算は昨夜の分も含め、「増益」ではないものの、
一応は7割の企業が市場予想を上回っていたりもしたので、
(本日引け後に発表された日本電産、ディスコ、富士通ゼネの決算は、
コンセンサスや電産の減収はともかく、概ね堅調な結果です)
どれをきっかけに買いが湧クチンとなったのかはわかりませんが、
大規模な世界的な金融緩和政策によるカネ余り効果とも相まって、
国内外共に株式市場は堅調な展開となっており、
VIXも5月の水準近辺で推移しております。
株式市場以外の動きについても、
もはや単なる債券バブルなのか、金融緩和で機能不全になっているのか、
それともリスクオフモードなのかわからない債券高は続いており、
為替市場はドル安・円最弱安(欧州通貨高)、元高とリスクオン風味、
商品も金が債券と同じニオイを感じる堅調ぶりが続いているものの、
原油、銅、他の資源も堅調、HY債も上昇しているので、
債券と金、株式市場の薄商い以外は概ねリスクオンとも言えますし、
これこそが適温相場と言えなくもない動きではあります。
とにかく金融市場はリスクオンもしくは適温相場の様相ですが、
債券高の継続と商いが伴ってないせいかゴリゴリ感はないですし、
足元ではワクチンに進展はあれど即座に普及されないせいか、
足元で続くコロナ感染者の増加と共に人々のマインドが悪化しつつあり、
各国の自治体単位での経済活動停止の動きも拡がりつつあるので、
各国政府が強気な経済再開姿勢を維持していようとも、
大規模な財政&金融政策を打ち出そうとも、
実体経済はV字回復とは言えない動きになりつつあります。
そしてこれらから本格化する国内企業決算についても、
本日発表された日本電産、ディスコ、富士通ゼネの決算は堅調ながら、
見方を変えると、これらの企業は決算の優等生組&期待組だったので、
来週から本格化する国内企業決算が同様に堅調な結果になる可能性は低く、
少なくとも減収2桁減益くらいは覚悟しておいた方がいいでしょうし、
株式市場は実体経済と乖離した高値圏で決算を迎えるリスクもあります。
発表が本格化している米国企業決算についても、
減益幅はわからないものの、同様に高値圏で迎えるリスクはあるので、
決算が堅調でも織り込み済みとなる可能性を孕んでいるとも言えます。
ということで足元の金融市場は適温相場・概ねリスクオンの動きであり、
政策効果やワクチン期待、根強い実体経済のV字回復期待もありますが、
足元のコロナ動向、経済活動状況、実体経済はよろしくない状況な上に、
企業決算の本番はこれからであり、米企業決算の一発目ピークは、
今夜から23日ですから(特にテスラやアマゾンを含む22-23日)、
4連休前となる明日のスタンスについては、
リスクオン風味&適温相場の動きになっていたとしても、
短期勝負の方は4連休跨ぎを控え、腰を据えての新たな参戦についても、
来週以降に考えるくらいの姿勢で構えておきましょう。
新興市場についても明日は同様です。
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本日は買いが湧クチン、土用の丑の日でウナギ登りな展開でしたが、
ワクチンで感染リスクが軽減するのであれば、
バリュー株が買われてもいいと思うのですが、
昨夜の米株も本日の日本株もグロース株主導で買われております。
結局はワクチンには時間が掛かるからグロース株ということならば、
既存の治療薬に進展があるか、コロナ自体が収束に向かわないと、
バリュー株は買われないのか・・・と言えなくもないです。
ただし昨夜の米欧株も本日の日本株も、
ワクチンネタで買いがワクチンになっていただけでなく、
所得減税を含む追加財政策が米議会での審議を経て、
今週中に発表されるとの期待とか(上乗せ失業保険給付は見送りとも)、
揉めていた欧州の財政策に折り合いが付いたこともあり、
さらに米企業決算は昨夜の分も含め、「増益」ではないものの、
一応は7割の企業が市場予想を上回っていたりもしたので、
(本日引け後に発表された日本電産、ディスコ、富士通ゼネの決算は、
コンセンサスや電産の減収はともかく、概ね堅調な結果です)
どれをきっかけに買いが湧クチンとなったのかはわかりませんが、
大規模な世界的な金融緩和政策によるカネ余り効果とも相まって、
国内外共に株式市場は堅調な展開となっており、
VIXも5月の水準近辺で推移しております。
株式市場以外の動きについても、
もはや単なる債券バブルなのか、金融緩和で機能不全になっているのか、
それともリスクオフモードなのかわからない債券高は続いており、
為替市場はドル安・円最弱安(欧州通貨高)、元高とリスクオン風味、
商品も金が債券と同じニオイを感じる堅調ぶりが続いているものの、
原油、銅、他の資源も堅調、HY債も上昇しているので、
債券と金、株式市場の薄商い以外は概ねリスクオンとも言えますし、
これこそが適温相場と言えなくもない動きではあります。
とにかく金融市場はリスクオンもしくは適温相場の様相ですが、
債券高の継続と商いが伴ってないせいかゴリゴリ感はないですし、
足元ではワクチンに進展はあれど即座に普及されないせいか、
足元で続くコロナ感染者の増加と共に人々のマインドが悪化しつつあり、
各国の自治体単位での経済活動停止の動きも拡がりつつあるので、
各国政府が強気な経済再開姿勢を維持していようとも、
大規模な財政&金融政策を打ち出そうとも、
実体経済はV字回復とは言えない動きになりつつあります。
そしてこれらから本格化する国内企業決算についても、
本日発表された日本電産、ディスコ、富士通ゼネの決算は堅調ながら、
見方を変えると、これらの企業は決算の優等生組&期待組だったので、
来週から本格化する国内企業決算が同様に堅調な結果になる可能性は低く、
少なくとも減収2桁減益くらいは覚悟しておいた方がいいでしょうし、
株式市場は実体経済と乖離した高値圏で決算を迎えるリスクもあります。
発表が本格化している米国企業決算についても、
減益幅はわからないものの、同様に高値圏で迎えるリスクはあるので、
決算が堅調でも織り込み済みとなる可能性を孕んでいるとも言えます。
ということで足元の金融市場は適温相場・概ねリスクオンの動きであり、
政策効果やワクチン期待、根強い実体経済のV字回復期待もありますが、
足元のコロナ動向、経済活動状況、実体経済はよろしくない状況な上に、
企業決算の本番はこれからであり、米企業決算の一発目ピークは、
今夜から23日ですから(特にテスラやアマゾンを含む22-23日)、
4連休前となる明日のスタンスについては、
リスクオン風味&適温相場の動きになっていたとしても、
短期勝負の方は4連休跨ぎを控え、腰を据えての新たな参戦についても、
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