こんばんは。
週明けの日本株が薄商いでの小動きだったこともさることながら、
債券、為替も大した動きはなく、原油と金がやや動いた程度なので、
賑わっていたのは別世界の中国株だけという状況です。
しかしながら欧州時間に入ってから欧州株が売られ、
日本時間でやや軟調だった米株先物と原油が下げ幅を拡げており、
VIXもやや上昇しているので、市場の空気はやや悪化しておりますが、
リスクオフという程でもない動きです。
なにやら先週金曜からの護送船団(EU)首脳会議にて、
未だに復興基金で揉めているようであり、
コロナの感染者数も米国や新興国で増加の一途であり(欧州の一部も)、
国内も検査数が増えたとは言え増加が続いていることで、
経済活動を再び停止する都市や地域が増えつつあり、
大規模な金融&財政政策とも相まった景気のV字回復期待も、
実体経済だけでなく金融市場においても剥げ落ちつつある状況です。
一方、各国政府の強気な経済活動推進姿勢は変わっておらず、
コロナの専門家や世論の一部にもコロナは大丈夫との見方はありますが、
いくらそう言った姿勢や見方があったとしても、
百歩譲って結果的に正解だったとしても、
各国の自治体や企業が感染対策として経済・企業活動を縮小したり、
各国国民が感染を恐れて経済活動を縮小することになれば、
景気のV字回復どころか景気が腰折れすることになってしまい
市場においてもV字回復期待は剥げ落ちることになり、
実際に現状は腰折れ&剥げ落ちシナリオが強くなりつつあります。
そんな状況もあり、マクロ指標は過去の数字扱いになりつつあるので、
これから本格化する国内外企業決算、特に業績見通しが、
台頭している腰折れ&剥げ落ちシナリオを裏付けることになるのか・・・
市場においては、コロナバブルで特に株やリスク資産は買われていたので、
コロナ感染者が減るか、ワクチン等が出来るか、新たな政策が出ないと、
堅調な決算でも織り込み済みとなる可能性も十分に有り得る水準です。
しかも我が国は4連休を控え、国内企業決算の本格化は来週以降であり、
海の向こうは22日の夜以降にテスラ等の注目企業決算やマクロ指標が、
テンコ盛り状態ですから(FOMCは28-29日ですけど)、
メインイベント前の前座感の強い22日までに、
明確なリスクオン・オフの動きにでもなればいいですけど、
恐らく株式市場は夏枯れ状態の薄商い、市場全体としても、
リスクオンともオフとも言えない袋小路(マチマチ)が続きそうです。
ちなみに今夜から明後日の寄り前までの超目先の注目イベントとしては、
今夜から始まる米議会でのコロナの追加対策協議、協議中の欧州、
NY市の経済活動再開第4弾の発表、IBMとハリバートンの決算
新月でもある明日は我が国の6月CPI、日本電産とディスコの決算、
TI、ISRG、アイロボット、スナップ、ユナイテッド航空、
コカコーラ、フィリップモリス、UBS等の米欧企業決算です。
ということで、22日までのスタンスとしては昨日も書いた通りですが、
債券高、ドル高ながら円高、油安、資源安、商い増での株安、
というリスクオフ(特にドル高、原油安の加速は要注意ですけど)、
これらの動きの逆であるリスクオンの動きだったとしても、
メインイベント前の前座試合である22日までは短期勝負だけに留め、
腰を据えての新たな参戦については、企業決算を見極めるか、
来週以降に考えるくらいの姿勢で構えておきましょう。
新興市場についても同様のスタンスでいいのですが、
そもそも下落局面で商い増、上昇局面で商い減、
という下げゴリモードは継続しているので(本日も商い減での小幅高)、
せめて商い増での上昇が継続するか、直近高値を超えるまでは、
資金の集まるテーマ株等以外は、慎重姿勢を継続しておきましょう。
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週明けの日本株が薄商いでの小動きだったこともさることながら、
債券、為替も大した動きはなく、原油と金がやや動いた程度なので、
賑わっていたのは別世界の中国株だけという状況です。
しかしながら欧州時間に入ってから欧州株が売られ、
日本時間でやや軟調だった米株先物と原油が下げ幅を拡げており、
VIXもやや上昇しているので、市場の空気はやや悪化しておりますが、
リスクオフという程でもない動きです。
なにやら先週金曜からの護送船団(EU)首脳会議にて、
未だに復興基金で揉めているようであり、
コロナの感染者数も米国や新興国で増加の一途であり(欧州の一部も)、
国内も検査数が増えたとは言え増加が続いていることで、
経済活動を再び停止する都市や地域が増えつつあり、
大規模な金融&財政政策とも相まった景気のV字回復期待も、
実体経済だけでなく金融市場においても剥げ落ちつつある状況です。
一方、各国政府の強気な経済活動推進姿勢は変わっておらず、
コロナの専門家や世論の一部にもコロナは大丈夫との見方はありますが、
いくらそう言った姿勢や見方があったとしても、
百歩譲って結果的に正解だったとしても、
各国の自治体や企業が感染対策として経済・企業活動を縮小したり、
各国国民が感染を恐れて経済活動を縮小することになれば、
景気のV字回復どころか景気が腰折れすることになってしまい
市場においてもV字回復期待は剥げ落ちることになり、
実際に現状は腰折れ&剥げ落ちシナリオが強くなりつつあります。
そんな状況もあり、マクロ指標は過去の数字扱いになりつつあるので、
これから本格化する国内外企業決算、特に業績見通しが、
台頭している腰折れ&剥げ落ちシナリオを裏付けることになるのか・・・
市場においては、コロナバブルで特に株やリスク資産は買われていたので、
コロナ感染者が減るか、ワクチン等が出来るか、新たな政策が出ないと、
堅調な決算でも織り込み済みとなる可能性も十分に有り得る水準です。
しかも我が国は4連休を控え、国内企業決算の本格化は来週以降であり、
海の向こうは22日の夜以降にテスラ等の注目企業決算やマクロ指標が、
テンコ盛り状態ですから(FOMCは28-29日ですけど)、
メインイベント前の前座感の強い22日までに、
明確なリスクオン・オフの動きにでもなればいいですけど、
恐らく株式市場は夏枯れ状態の薄商い、市場全体としても、
リスクオンともオフとも言えない袋小路(マチマチ)が続きそうです。
ちなみに今夜から明後日の寄り前までの超目先の注目イベントとしては、
今夜から始まる米議会でのコロナの追加対策協議、協議中の欧州、
NY市の経済活動再開第4弾の発表、IBMとハリバートンの決算
新月でもある明日は我が国の6月CPI、日本電産とディスコの決算、
TI、ISRG、アイロボット、スナップ、ユナイテッド航空、
コカコーラ、フィリップモリス、UBS等の米欧企業決算です。
ということで、22日までのスタンスとしては昨日も書いた通りですが、
債券高、ドル高ながら円高、油安、資源安、商い増での株安、
というリスクオフ(特にドル高、原油安の加速は要注意ですけど)、
これらの動きの逆であるリスクオンの動きだったとしても、
メインイベント前の前座試合である22日までは短期勝負だけに留め、
腰を据えての新たな参戦については、企業決算を見極めるか、
来週以降に考えるくらいの姿勢で構えておきましょう。
新興市場についても同様のスタンスでいいのですが、
そもそも下落局面で商い増、上昇局面で商い減、
という下げゴリモードは継続しているので(本日も商い減での小幅高)、
せめて商い増での上昇が継続するか、直近高値を超えるまでは、
資金の集まるテーマ株等以外は、慎重姿勢を継続しておきましょう。
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