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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
ほんまにダイジョーブかいな
こんばんはです。

昨夜の雇用統計を受けてトランプマンは、
「JOB!JOB!ダイジョーブ!」とドヤってたり、
市場でも堅調な結果だとの見方は多いのですが、
失業率は回復したとは言え11.1%、
平均時給も前年比では上昇ながら前月比で低下しております。
同日に発表された週間新規失業保険申請件数は、
依然として100万人超え(142万人)が続いており、
失業保険受給者数は前週比から増加の1929万人となり、
米労働人口(1.65億人)の約8分の1(11.7%)なので、
雇用統計の失業率ともほぼ符合していると言えますが、
その失業保険の上乗せ分の給付も7月で終了・・・

いやはや、米GDPの7割を占める消費の今後はダイジョーブなのか・・・
トランプマンの公約の1丁目1番地が「雇用増」なのに、
こんな雇用環境で大統領選を4カ月後に控え、
JOB!JOB!ダイジョーブ!と言っててダイジョーブなのか・・・
日本も年末時点で甚大なダメージを受けていた消費税増税はそのまま、
6月末でキャッシュレスポイント還元策も終わり、
果たして国内消費は大丈夫なのか・・・
(足元の小売月次はリベンジ消費と経済活動再開効果なのか回復傾向)

そして昨夜の雇用統計を受けた市場の動きを見ても、
発表直後は大賑わいとなり、米株は上昇、VIXも低下、
原油と銅も続伸(金は反落)、HY債も反発となりましたが、
米株は商いも盛り上がらないまま、3連休前の手仕舞いもあり、
終わってみれば下げ幅を縮小して引けており、
雇用統計が堅調と言う割に反応が鈍く、
債券も買われ、ドルも買われているので(円高も)、
市場全体としてもリスクオンに転じたとは言えず、
先週からのリスクオフ基調も崩れてないです。
本日の日本株も激薄商いでの反発で終えており、
実体経済を置き去りにしたバブル感すらもないです。

そんな反応が鈍くなった市場の原因の一つとしては、
米国を始めとするコロナ感染者の増加(日本も東京を始め増加傾向)、
それによる一部で見られる経済活動再停止が拡大することになれば、
景気のV字回復期待も剥げ落ちてしまうとの懸念があると言えますので、
いくら死者数が増加しなければ大丈夫とは言っても、
企業や人々が活動を委縮したり、経済活動が停止へと向かうと
マクロ指標が堅調だったとしても過去の数字扱いされ兼ねないですから、
当面は感染者数が減少に転じるまでは、リスクオンのスイッチは入らず、
リスクオフ基調が続き、悪材料に敏感な相場が続きそうですが・・・

今月中旬以降からは、国内外の企業決算シーズンが開幕し、
企業が出す業績見通しこそが手掛かりになる可能性もありますし、
それまでにトランプマンが給付第二弾、所得減税、インフラ投資など、
追加の財政政策をぶち上げたり(明日に演説も控えている)、
FRBを始め各国中銀が追加の金融緩和策を出せば、
以上に書いたようなコロナや実体面の懸念が吹き飛び、
リスクオン&バブルのスイッチが入る可能性はありますけど・・・

今夜は米国が休場ではありますが、海の向こうの動きを見極めた上で、
改めて来週の見通しは週末の記事で書きます。

良い週末をお過ごしください。

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