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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
リスクオフ臭が漂ったままの週末
こんばんはです。

来週の雇用統計を前に、昨夜は週間新規失業保険申請件数が発表され、
申請件数は148万人と相変わらず桁違いな数字もさることながら、
失業保険受給者数は1952万人と米労働人口の約12.2%・・・

5月雇用統計での失業率は13.3%となり、
その前に発表された失業保険受給者数の米労働人口に対する比率が、
ほぼ同じだったので、来週発表の6月雇用統計での失業率は、
約12%前後になるのかかな・・・とも思ってますが、
こんな単純な計算式だけではないようなので、
もしかすると大きくズレるかもしれませんけど、
受給者数だけを見ると、米景気はホンマに底打ちしているのでしょうか?
トランプマンの公約の一丁目一番地である雇用増は、
コロナが原因とは言え、現時点では公約が全く果たされてまへん・・・

だからなのか、コロナの感染第2波が襲来しようとも、
頑なにロックダウン等の経済活動停止リターンズはやりまへん!
米景気もV字を超えてロケット回復や!と強気&楽観姿勢でしたが、
(近いうちにワクチンのサプライズがあるという話もどうなったのか)
ついに昨夜はクドローおじさん(NEC委員長)が、
一部地域でのロックダウン措置の可能性に触れております・・・

ただし封鎖措置を実施「する」ではなく「される」と言っているので、
政府主導での経済活動停止ではなく自治体や企業が、
勝手にやる可能性があるだけやと他人事のような言い方であり、
裏を返すと勝手にやるなら補償はしまへんということなのか・・・

とにかく昨日も書いた通り、トランプマンは経済活動再開姿勢な一方、
第2波のような米国内のコロナ感染者数増加と共に、
自治体(州)や企業の経済活動停止の動きが再燃・拡大しつつあるので、
世界経済の親亀である米国の景気は大丈夫なのかと思うばかりであり、
来週に発表される雇用統計を始め月初恒例の特盛な米経済指標は、
ほんまにロケット回復を裏付けるような結果になるのか・・・

そして国内は何度も書いている通り、コロナの影響はもちろんのこと、
昨年末時点で経済的に甚大な影響を与えた消費税が引き下げられないまま、
今月末でキャッシュレスポイント還元も終了・・・
企業業績も約半数が今期見通し非開示(配当も)のまま、
発売さればかリの四季報の記者が見積もった業績見通しを見ても、
来期はさすがに増益転換するものの、今期は大幅減益見通し・・・
国内だけでなく海の向こうでもコロナ倒産は続いているので、
いくら世界的に大規模な金融&財政政策を打ち出していようとも、
足元のコロナ動向、経済活動動向、マクロ指標、企業業績を見る限り、
世界的にも実体経済はロケット回復ではなかったとしても、
ほんまにV字回復するのか?U字回復じゃないのか?
コロナ動向次第ではL字回復じゃないのか?と思うばかりです。

そんな実体経済とお気楽な金融市場の乖離(温度差)については、
もはやみんなが承知済みのことですが、IMFまでが警告を発しており、
足元の金融市場についても、ついにリスクオフへと傾きつつあります。

本日の日本株は反発したものの薄商いであり(マザは大商いでの下落)、
今週高値すらも超えたわけでもなく、
昨夜の米国株も反発したものの商いは減少しており、
今週高値どころか一昨日の大幅安に対しても戻りは限定的であり、
VIXも30超えが継続しております。
原油も反発したものの今週高値を超えておらず(他の資源もHY債)、
金は高値圏を維持しており(売られた方がヤバイ気もしますが)、
債券高・金利低下、ドル高(昨日までの円安から円最強高に)なので、
金融市場全体としては、株と原油、資源が反発したものの、
リスクオフ臭が漂ったままと言えます。
欧州時間に入ってからも、欧州株は反発、油は踏ん張っているものの、
日米株先物は下落しており、債券高、ドル高も継続中です。

ということなので、金融市場目線だけで見ても、
本日の日本株の反発についてはアテにならず、
市場全体としてもリスクオフ臭が漂ったままと言えますし、
コロナ動向(特に海外)と実体経済がよろしくないのも相変わらずなので、
まずは今夜の海の向こうの動きを見極めた上で、
改めて来週の見通しを週末の記事で書きます。

良い週末をお過ごしください。

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