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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
悪材料敏感&リスクオフモード
こんばんはです。

米国ではコロナ感染者が増加しているものの、
自己責任原理主義の国だからなのか、大統領選に向けた御都合なのか、
トランプマンは第2派が襲来しようとも経済活動は止めまへん!
と強気な大号令を継続しているのですが・・・

州単位では独自で感染者数の多い州からの移動制限を再開したり、
アップルや小売店も再び閉店に動き出しており、
自治体や民間企業はトランプマンの大号令に反するかのように、
実質的にはジワジワと経済活動停止の動きが出て来ているので、
トランプマンの言う米景気のV字&ロケット回復という見通しは、、
ほんまに現実となるのか怪しくなっております。

一応、足元では大規模な金融&財政政策に踏み切り、
大統領選に向けて株安と景気失速を阻止したいトランプマンは、
さらなる給付金や所得減税、巨額なインフラ投資策も示唆しており、
これらが実現すれば米景気の下支えになることは間違いないのですが、
ワクチンや治療薬が無いまま感染者の増加を放置していると、
感染リスクを恐れた人々や企業の経済活動は委縮し、
人・物・カネの動きが再び停滞することになりますからね・・・
(支持率も低下することになるでしょう)

ただでさえ国家間の人・物・カネの動きは未だ停滞しており、
コロナ禍前の状態には程遠い上に、米中貿易戦争も続いており、
さらに欧州・新興国との貿易戦争も再燃しつつあるので、
トランプマンの御都合な・・・失礼、強気なロケット回復見通しよりも、
昨夜下方修正されたIMFの低調な世界経済見通しを始め、
他の国際機関、FRBメンバーを始め各国中銀、企業、
これらの低調な経済見通し(U字回復もしくはL字回復)の方が、
正解になりそうな状況ではあります。

以上の通り、第2波懸念が台頭しつつあるコロナ動向、
ロケット回復が怪しくなりつつある実体経済に対し、
これまでの金融市場では財政政策と経済活動再開によるV字回復期待、
そしてノーパンジャブジャブな金融政策とガスの抜けた需給環境により、
3月以降はバブルとも言える動きを続けておりましたが、
バブルな動きが顕著だった株式市場は6月高値から足踏みしており、
直近ではクマさん達(リスクオフ)が垣間見える動きとなっております。

日本株については、日銀を始め公金猿軍団の下支えもあり、
日本時間での踏ん張りは目立つものの(本日は円安も下支え)、
本日は薄商いながらも昨日より商いが増加しての下落となり(マザも)、
なにより昨夜の米株は商い伴った大幅反落(VIX上昇)、
欧州株は薄商いながら反落、債券は米英欧日共に債券高・金利低下、
為替は対ドルで円安ながらもドル高・元安・新興国通貨安
商品は金が小幅反落ながら原油安、銅を始め資源安、
というベタなリスクオフの動きとなっており、
本日の欧州時間に入ってからも、株価は踏ん張りを見せているものの、
株式市場以外のリスクオフモードは継続中なので、
日本時間での日本株の踏ん張りもアテにならない状況です。

恐らく今夜以降も、米国の感染者数が増加すると市場は敏感に反応し、
それと共に経済活動動向や貿易戦争動向も含む実体経済にも目が向けられ、
さらに悪材料探しモードが強くなると、米大統領選動向、朝鮮半島情勢、
中印情勢、中東情勢といった地政学リスクにも目が向けられるので、
感染者数が減少するか、ワクチンや治療薬ネタが出て来るか、
米中協議の進展や新たな財政&金融政策ネタが出て来ないと、
悪材料敏感モード(悪材料探しスパイラルモード)が続く共に、
商いを伴うリスクオフの動きが加速する可能性があります。

ちなみに今夜は米新規失業保険、米GDP、FRBのストレステスト結果、
週末の明日は株主総会ピーク、四季報発売、権利取り最終売買日、
米国では5月個人消費支出も発表されるので、
これらがリスクオフ加速のきっかけになる可能性もあります。

ということで、週末である明日のスタンスとしては、
本日時点で商い増でのリスクオフの動きにはなっているので、
商いを伴う株高(VIX低下)、債券安、ドル安ながら円安、
原油高、資源高(金安も)と言うリスクオンにならない限り、
短期勝負はその日限りの勝負に留め、腰を据えての新たな参戦も控え、
明晩の海の向こうと週明けの動きを見極めるくらいの姿勢でいいでしょう。
新興市場についても同様です。

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