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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
ワクチン期待はあれど
こんばんはです。

ついにワクチンに進展が見られ、順調ならば9月にも完成するらしく、
アンジェスではなく米モデルナのワクチンではありますけど、
とにかくワクチンが完成するか治療薬が確立することで、
コロナ感染の恐怖やリスクが払拭されることこそが、
最も有効な人々や企業の経済活動再開のアクセルになるので、
一刻も早くワクチンや治療薬が出て来ることを願うばかりです。

ということで、9月に希望を抱きながら待つばかりですが、
見方を変えると9月までは、感染拡大そのものが収束でもしない限り、
感染リスクが残ったままとなってしまうので、
いくら各国政府が経済活動再開の号砲を鳴らしたところで、
人々や企業が安心してフルスロットルで経済活動を再開することは難しく、
各国政府も感染抑止に向けた規制を全面解禁するわけでもなく、
国家間の渡航制限等も続くでしょうから、
その間にも企業破綻と共に失業者も増え続けるのを始め、
経済的なダメージは続くことになるでしょう。
しかも感染拡大の第2波が起きることになったり、
米中対立がプロレスではなくガチンコ(激化)になれば、
ダメージはさらに大きくなります。

そんなダメージを和らげて回復させるべく、
各国中銀が大規模な金融緩和に動き、各国政府も規模に違いはあれど、
財政出動に動いておりますが、これらの対策で十分なのかどうかは、
現時点では不明であり、少なくとも足元のマクロ指標や企業決算は、
底打ちとか好転の兆しや動きは見られず、悪化が続いております。

ケガとか筋力の低下は、回復には休んだ分の3倍の時間を要すものなので、
(あくまで昭和の根性論なので、現代では2倍説が有力ですw)
万全の医療&リハビリ環境や練習環境(金融政策や財政出動)だとしても、
実体経済の回復にはそれなりの時間を要するでしょうし、
ましてや現在もダメージが続いている状況ですから、
追加的な財政&金融政策が出て来るか、一気に感染が収束に向かうか、
9月よりも前倒しでワクチンや治療薬が出て来ないことには、
実体経済の回復には、ミラクルなマッハでも上期中、早くとも年内、
遅ければ来年一杯までは時間を要すると見ておきましょう。
(パウエルFRB議長も来年一杯掛かる可能性もあると)

そして我が国は忘れてならない消費税増税という重石も乗ったままであり、
コロナ禍前の昨年末時点で先進国の中では際立つダメージを負っており、
当然ながら現在はコロナ禍と消費税増税
という需要を削ぐ2つの重石が乗ったままダメージを負い続けているので、
(米中対立の激化次第では3つ目の重石も)
他国よりも回復に時間を要してもおかしくないです。
感染者数と致死率が他国よりも低いというミラクルもありますけど、
国内経済(内需)だけで回る国ではないですからね・・・

一方、足元の金融市場の動きについては御存知の通り、
楽観色の際立つ株式市場の堅調ぶりとVIXの低下傾向が続いており、
昨夜の海の向こうでは、ワクチン祭で買いも湧くチンということで、
(ユルユルなユルフン金融緩和の横チン状態もありますけど)
商い増での米英欧株高(直近高値超え)、VIX低下、
債券安・金利上昇、ドル安ながら円安(新興国通貨高・人民元高)、
原油高、銅を始め資源高、金は反落、HY債は堅調、
本日の日本株も商いやや増での株高(直近高値超え)、
という市場全体としてもリスクオンの動きとなっており、
当然ながら実体経済との乖離は拡大中でおます。

果たして・・・

金融市場が正解(先取り)、実体経済が後から追うのか・・・
実体経済が正解、金融市場はいずれ崩れるのか・・・
どっちが正解なのかはいずれ判明しますが(個人的には後者と見てます)
いくら金融市場が先取って動くものとは言え、
背中が遠くに見えるくらいの先走り状態ならばまだしも、
現時点では走っている向き自体が真逆ですから、
百歩譲ってどちらが正解でもなく中間を取ったとしても、
現在の株式市場は先走り過ぎであり、
バリュー目線でも業績や配当を含む実体が全く伴っておらず、
金融政策(ジャブジャブマネー)と需給環境だけの株高に過ぎず、
いつハシゴが外れてもおかしくない危う過ぎる状況と言えます。
(質の悪すぎるバブル状態とも言えます)

ただしワクチンがホンマに9月に完成し、
それまでに感染拡大の第2波や米中対立が激化しなければ、
私が懲りずに言い続けている2番底というのは、
3月安値を割らるほどのものにはならない可能性はありますけどね。

とにかく現時点でのスタンスとしては、特に変更もないですが、
コロナの影響が少ないとか追い風になる銘柄、
悪いなりにも今期見通しを開示している銘柄の打診参戦以外は、
腰を据えて参戦する状況ではないので、金融市場と実体経済は別物だとか
持たざるリスクとかは気にせず、焦らずに構えておきましょう。
従って先に述べた質の悪いバブル状況であることを承知の上で、
割り切って短期勝負に勤しむだけに留めておきましょう。
(出来るだけその日限りの勝負に留めるのが無難でおます)

新興市場については、昨日も書いた通りなので詳細は割愛しますが、
商いを伴った下落へと転じるまでは上目線で立ち回る、
というシンプルな判断で動けばいいでしょう。

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