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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
相変わらずの温度差とヘッピリ腰
こんばんはです。

寄り前に発表された我が国の1-3月期GDPは、
年率換算で前期比3.4%減と2四半期連続のマイナス成長となり、
(コロナ禍の前である10-12月期時点で7.1%減)
定義上のリセッション入り・・・
4-6月期は戦後最悪の22%減との観測もあり、
百歩譲って現在の財政出動でコロナ禍の影響をカバー出来たとしても、
(個人的にはカバー出来るとは思ってませんけど)
消費税増税を何とかしないと、年末の状況にまでしか戻らないです・・・
本日発表されたハゲバンコGやコマツの決算を始め、
これまで発表された企業決算は半数以上が今期見通し非開示(配当も)、
開示した企業もコロナが追い風の企業以外は減益見通しばかりです。

そして同じく寄り前にTV出演したパウエルおじさん(FRB議長)は、
「ワクチンが出来ない限り、景気見通しはどうなるかわかりまへん、
 このままやと2021年末まで景気回復は難しいでっせ・・・
 ワシらの金融政策にも追加策はありまっけど、
 トランプはんが財政出動のおかわりをしてくれんと・・・」
と相変わらずのお手上げ&諦め&悲観モードでおます。

にも関わらず、足元の株式市場だけは際立つ楽観モードが続いており、
本日は原油と資源の上昇も加速、金までが最高値更新、
債券はやや売られた程度で未だに堅調、ドルも堅調なので、
アフターコロナを先取っているとは言っても21年末までなのか?
それともワクチンの早期開発を見込んでいるのか?
という素朴な疑問もあります。

従って現実としてはアフターコロナを先取っているというよりも、
コロナも実体経済もへったくれもなく、
世界的な大規模金融緩和によるジャブジャブマネーだけが、
行き場を求めてリスク資産に流れている状態、
もしくはデフレ懸念やなくて、ハイパーインフレでも見込んでいる?
かのような実体経済置き去りの動きです。

しかも足元の海の向こうの株式市場は、
上昇局面で商い減少、下落局面での商い増加傾向が続いており、
特に日本株は上がるも下がるも薄商いヘッピリ腰が続いていることからも、
新たに腰を据えた本気の現物買いは全く感じられないので、
仮需面の好環境による買戻し(担ぎ上げ)と気の短いマネー、
日本株に至っては公金も加わって株式市場を押し上げているだけ・・・
というスリリングな状況でおます。

ということで、現在の株高はかつてのバブル期よりも実体を伴っておらず、
かなり悪性のバブルだと言わざるを得ず、
いつハシゴが外れてもおかしくない状況であり、
個人的にはすでに2番底モードが始まっていると見ておりますので、
腰を据えて参戦するにしても、コロナが追い風の銘柄、
悪いなりにも今期見通しを発表した上に大きく出遅れている銘柄以外は、
新たに参戦する状況でも水準でもないです。
短期勝負の方は、以上の様な状況を承知の上でならば、
大いに波乗りすればいいでしょうけど、くれぐれも御注意ください。
(明日のスタンスとしては、昨日に書いた通りということです。)

ちなみに明日は再びパウエルおじさんが登場し、
ムニューチンおじさん(財務長官)と共に議会証言を行い、
コロナ禍の影響が大きい米小売企業決算の幕が開き、
明日はウォルマート、ホームデポ、気掛かりなコールズ等の決算です。
発表が延期されていた国内企業決算も約40社です。

新興市場については、基本的には同じスタンスが無難だとは思うのですが、
本日が商い増での直近高値更新となり、別世界な動きなのも事実なので、
商いを伴った下落へと転じるまでは上目線で勝負する、
というシンプルな判断でもいいでしょう。
しつこいようですが先に述べた通り、国内外共に実体経済はドイヒー、
国内外の市場も2番底モードが始まっていると見ており、
いつゴリゴリリスクオフになってもおかしくないので、
その際は新興市場がリスク資産の最たるものとして、
過度に売られることだけは覚悟の上で動きましょう。

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