こんばんはです。
感染拡大第2波懸念なんてことも言われておりますが、
私としては第2波よりも市場での楽観拡大による2番底を懸念・・・
てなことを、かれこれ約2カ月も言い続けており、
もしかして私にとって「2」は相性が悪いのかとすら思える日々です。
まぁ「2」にまつわる個人的な相性は冗談として、
実体経済の落ち込み(1番底)を含め、全てが「1」で終わるならば、
それはそれで良いことではあるのですが、
本日発表された4月景気ウォッチャー調査を見ると、
見たこともない数字なのはもちろんのこと過去最低となっており、
詳細は割愛しますけど、アンケートの声を始め、
ぜひとも目を通して頂きたいものです。
かつては株価との相関性が高い指標と言われてたので、
足元で上昇している株価を追いかけるように、
5月景気ウォッチャー調査を始め実体経済が改善すればいいのですが、
本日発表の4月分の先行き判断DIを見る限り、
株価ほどの改善を見込んでないどころか大きく乖離しております・・・
それでも市場では承知済み、悪いことは織り込み済との声が多く、
確かに時間軸としては織り込んでいるでしょうけど、
水準や価値としては織り込んでいるとは思えないです。
もしハイパーインフレに突入するからだったとしても、
目先は良くても長期的にはロクな結末が待ってないわけですからね・・・
そんな乖離状態を裏付けるかのようにと言うか、連日書いている通り、
足元の実体経済はマクロ指標と企業決算のドイヒーぶりが明らかであり、
失業者の増加と共に企業倒産も増加・拡大中ですから、
実体経済は1番底すらも付けてないのでは・・・とまでは言いませんが、
いくら感染拡大収束の兆しと経済活動再開の動きがあろうとも、
各国の大規模な金融&財政政策が打たれていようとも、
これほどの甚大なダメージを負ってしまっているので、
株価のように急回復、コロナ前の状態まで一気に元通りになるとは思えず、
回復にはかなりの時間を要するとしか思えないです。
しかも経済活動再開の動きと引き換えに感染拡大第2波となれば、
政治の失態ということにもなるので、失態を挽回すべく、
今よりも厳しく長期的な行動規制が強いられる可能性が高くなりそうです。
そうなると人々の不安感や企業のリスク姿勢も増大&長期化するので、
結局のところ実体経済にとって最も効果的&長期的な対策は、
堂々巡りの膠着状態が続く可能性のある見切り発車な経済活動再開よりも、
感染自体の収束を最優先させるか、
ワクチンと治療薬・治療法の確立による致死率低下&不安感の払拭、
だと思うばかりです。
もちろん足元の実体経済のダメージ拡大を食い止める金融&財政政策は、
効果もあるでしょうし、目先として必須なことではありますけどね。
以上の通り、現在の株式市場については、
実体経済との乖離が続いているのはもちろんですが、
(債券、為替、原油、資源等は楽観モードと言えないです)
ドイヒー過ぎる足元よりも、かなり先を織り込んでいるとも言えますし、
足元の米株はやや商い増加傾向で下げており(VIXも30超え)、
日本株と欧州株に至っては単なる金融政策効果と需給要因と言わんばかり、
商いを伴わない株高が続いていたので、
イベントや要人発言をきっかけにいつ崩れてもおかしく、
懲りずに2番底目線で見ております。
ちなみに今夜は、各国の大規模な財政出動による財政懸念が囁かれる中、
マイナス金利示唆期待もあるパウエルおじさんの講演があり、
明日は我が国の経済活動再開(緊急事態宣言緩和)に向けた検討会、
米新規失業保険、週末は中国経済統計、欧州GDP、米小売売上高、
来週もパウエルおじさんリターンズ、
ムニューチン財務長官の議会証言、全人代開幕など盛り沢山でおます。
(各国の経済活動再開動向、米中のトラッシュトーク合戦動向も注目)
ということで、明日のスタンスとしては、
週初に書いた通り、特に変わりはないです(新興市場も)。
そもそも今期業績見通し非開示&配当未定の企業が約7割近くあるので、
残りの3割以外は、配当を見込む腰を据えた投資をする環境ではなく、
その日限りを始めとする短期勝負を中心にゴリゴリと勤しむか、
それが出来なければ、屁こいて寝ておくのがいいと思うばかりです。
お手数ですが下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
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私としては第2波よりも市場での楽観拡大による2番底を懸念・・・
てなことを、かれこれ約2カ月も言い続けており、
もしかして私にとって「2」は相性が悪いのかとすら思える日々です。
まぁ「2」にまつわる個人的な相性は冗談として、
実体経済の落ち込み(1番底)を含め、全てが「1」で終わるならば、
それはそれで良いことではあるのですが、
本日発表された4月景気ウォッチャー調査を見ると、
見たこともない数字なのはもちろんのこと過去最低となっており、
詳細は割愛しますけど、アンケートの声を始め、
ぜひとも目を通して頂きたいものです。
かつては株価との相関性が高い指標と言われてたので、
足元で上昇している株価を追いかけるように、
5月景気ウォッチャー調査を始め実体経済が改善すればいいのですが、
本日発表の4月分の先行き判断DIを見る限り、
株価ほどの改善を見込んでないどころか大きく乖離しております・・・
それでも市場では承知済み、悪いことは織り込み済との声が多く、
確かに時間軸としては織り込んでいるでしょうけど、
水準や価値としては織り込んでいるとは思えないです。
もしハイパーインフレに突入するからだったとしても、
目先は良くても長期的にはロクな結末が待ってないわけですからね・・・
そんな乖離状態を裏付けるかのようにと言うか、連日書いている通り、
足元の実体経済はマクロ指標と企業決算のドイヒーぶりが明らかであり、
失業者の増加と共に企業倒産も増加・拡大中ですから、
実体経済は1番底すらも付けてないのでは・・・とまでは言いませんが、
いくら感染拡大収束の兆しと経済活動再開の動きがあろうとも、
各国の大規模な金融&財政政策が打たれていようとも、
これほどの甚大なダメージを負ってしまっているので、
株価のように急回復、コロナ前の状態まで一気に元通りになるとは思えず、
回復にはかなりの時間を要するとしか思えないです。
しかも経済活動再開の動きと引き換えに感染拡大第2波となれば、
政治の失態ということにもなるので、失態を挽回すべく、
今よりも厳しく長期的な行動規制が強いられる可能性が高くなりそうです。
そうなると人々の不安感や企業のリスク姿勢も増大&長期化するので、
結局のところ実体経済にとって最も効果的&長期的な対策は、
堂々巡りの膠着状態が続く可能性のある見切り発車な経済活動再開よりも、
感染自体の収束を最優先させるか、
ワクチンと治療薬・治療法の確立による致死率低下&不安感の払拭、
だと思うばかりです。
もちろん足元の実体経済のダメージ拡大を食い止める金融&財政政策は、
効果もあるでしょうし、目先として必須なことではありますけどね。
以上の通り、現在の株式市場については、
実体経済との乖離が続いているのはもちろんですが、
(債券、為替、原油、資源等は楽観モードと言えないです)
ドイヒー過ぎる足元よりも、かなり先を織り込んでいるとも言えますし、
足元の米株はやや商い増加傾向で下げており(VIXも30超え)、
日本株と欧州株に至っては単なる金融政策効果と需給要因と言わんばかり、
商いを伴わない株高が続いていたので、
イベントや要人発言をきっかけにいつ崩れてもおかしく、
懲りずに2番底目線で見ております。
ちなみに今夜は、各国の大規模な財政出動による財政懸念が囁かれる中、
マイナス金利示唆期待もあるパウエルおじさんの講演があり、
明日は我が国の経済活動再開(緊急事態宣言緩和)に向けた検討会、
米新規失業保険、週末は中国経済統計、欧州GDP、米小売売上高、
来週もパウエルおじさんリターンズ、
ムニューチン財務長官の議会証言、全人代開幕など盛り沢山でおます。
(各国の経済活動再開動向、米中のトラッシュトーク合戦動向も注目)
ということで、明日のスタンスとしては、
週初に書いた通り、特に変わりはないです(新興市場も)。
そもそも今期業績見通し非開示&配当未定の企業が約7割近くあるので、
残りの3割以外は、配当を見込む腰を据えた投資をする環境ではなく、
その日限りを始めとする短期勝負を中心にゴリゴリと勤しむか、
それが出来なければ、屁こいて寝ておくのがいいと思うばかりです。
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