こんばんはです。
本日は黒だぬき銀行の金玉政策決定会合があり、国債の無間地獄買入れ、
CP・社債の買入れ倍増、コロナ対応金融支援オペの拡充、
ETFの爆買いは変更なしを決定しております。
CP・社債の買入れ倍増、コロナ対応金融支援オペの拡充は、
悲鳴を上げている企業や個人事業主にとっては救いの手にもなりますし、
(実際はどこまで支援対象を拡げるのか検討中みたいですけど・・・)
国債の無間地獄買入れと共に政府が渋チンのコロナ対策を拡充すれば、
実質的な財政ファイナンスの禁じ手やないか!との声はあれど、
さらに救いの手が大きくなるので、素直に評価はできますけど、
政府が渋チン大魔王のまま動かなかったり、
感染拡大が収束して実体経済の悪化にも歯止めが掛からないことには、
これで十分なのかどうかはわからないという状況も続きます。
個人的にはETFの爆買いを減らしてでも、
これらの支援策を拡充した方がええんちゃうのかとは思うばかりですし、
展望レポートが楽観過ぎるんじゃないのかとも思うばかりですけどね。
(日銀は消費税増税推進・肯定派だという事情もあるのでしょうけど)
そして今週は、週を通して連日の様に国内外の注目企業決算、
マクロ指標の発表が続く中、明後日はFOMC、30日はECB理事会、
というヤマ場と言える一週間であり(レムデシビルの治験結果発表も)、
恐らく国内外の企業決算は、2桁減益とか赤字での着地、
見通しは非開示が続出し、決算発表自体を延期する企業も多く、
マクロ指標はリーマン超えのドイヒーな結果が続くでしょうから、
これらの実体悪に対して、日米欧の金融政策、各国政府の財政政策動向、
コロナの感染拡大動向(ワクチンや治療薬動向も含む)、
米欧諸国で見られる経済活動再開の動きによって、
実体経済のダメージを回復させるために十分なのか・・・
金融市場における実体経済への懸念を吹き飛ばせるのか・・・
本日の市場の動きを見ると、日本株は腰の入ってない薄商いの中で、
買い買い祭が開催され、おまけに債券買い、円買いまでの買い買い、
というトリプル高となり、市場では金融緩和のカネ余りやで!
実体経済と金融市場は別物やで!バブルやで!
との声が飛び交うだけでは飽き足らず、
米欧諸国での感染拡大鈍化と経済活動再開の動きと共に、
実体経済の悪化は織り込み済みや!底打ちや!出尽くしや!V字回復や!
金融市場から回復するんや!との声まで飛び交う楽観ムードが充満し、
私を含む下目線の人達は絶滅危惧種、天然記念物と化して、
すっかり隅に追いやられております。
実際に私の場合、コロナショックの暴落は回避出来たものの、
3月安値から現在までのリバウンド局面では、
腰を据えて参戦することなく、その日限りのボラに乗るヤリ逃げに終始し、
波に乗っているとは言えない状況であり、
挙句に毎日のように「2番底」「2番底」と言い続け、
そりゃあ言い続けたらアホでもいつか当たるやろ!
という状態が日増しに強くなっていることも自覚しております(笑)
だからと言って見方をドテンするつもりは毛頭なく、
現在のコロナ動向や実体経済の状況、さらに政策動向を加味しても、
現時点では懲りない2番底目線に変わりはないです。
御存知の通り、今回のショックは金融不安から始まったのではなく、
感染拡大→実体経済の悪化(特に需要の喪失)→金融市場の悪化
という流れですから、最上流の感染拡大が収束するなり、
実体経済の流血(悪化)が止まらないことには、
いくら金融市場だけがドーピングで落ち着いたところで、
一時的な落ち着きに過ぎないですからね。
足元で発表されている企業決算やマクロ指標は先に述べた通りであり、
我が国に至っては、消費税増税の悪影響もトッピングされていることで、
他国に比べても実体経済の落ち込みはドイヒーな可能性も高く、
安倍ちゃんマンの財政政策も渋チンと言わざるを得ない状況です。
そんな状況にも関わらず、株式市場はリーマン程に下げることもなく、
本日の我が国に至っては、薄商いの株高を含むトリプル高の上に、
原油安も継続中、さらに米債券安(米金利上昇)も継続中ですから、
楽観ムード一色なのは理解できないです(笑)
もし海の向こうが債券売り(金利上昇)・株買いのリスクオンや!
と言われても、市場に限っては超短期的にリスクオンとなったとしても、
現在の債務懸念も高まっているドイヒーな実体経済には重石になります。
米国にとってはドル高も重石になるので、
債券安(金利上昇)と共にドル高も加わり(円高)、原油安加速、資源安、
金まで売られる展開となれば、それがトドメになりそうではあります。
もし原油が反発すると共に株が売られるようであれば、
それはそれで厄介な未来が・・・
以上の通りなので、もし治療薬やワクチンにポジティブな急展開があり、
感染リスク&恐怖の払拭とセットな経済活動再開にでもならない限り、
ヤマ場でもある今週が、2番底に向かうきっかけになる、
という懲りない絶滅危惧種な見方に変わりはないので、
楽観ムードの充満する相場は、冷めた目で見ておけばいいでしょう。
当然ながら明日のスタンスとしても、
昨日に書いた通り、特に変わりはないです。
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本日は黒だぬき銀行の金玉政策決定会合があり、国債の無間地獄買入れ、
CP・社債の買入れ倍増、コロナ対応金融支援オペの拡充、
ETFの爆買いは変更なしを決定しております。
CP・社債の買入れ倍増、コロナ対応金融支援オペの拡充は、
悲鳴を上げている企業や個人事業主にとっては救いの手にもなりますし、
(実際はどこまで支援対象を拡げるのか検討中みたいですけど・・・)
国債の無間地獄買入れと共に政府が渋チンのコロナ対策を拡充すれば、
実質的な財政ファイナンスの禁じ手やないか!との声はあれど、
さらに救いの手が大きくなるので、素直に評価はできますけど、
政府が渋チン大魔王のまま動かなかったり、
感染拡大が収束して実体経済の悪化にも歯止めが掛からないことには、
これで十分なのかどうかはわからないという状況も続きます。
個人的にはETFの爆買いを減らしてでも、
これらの支援策を拡充した方がええんちゃうのかとは思うばかりですし、
展望レポートが楽観過ぎるんじゃないのかとも思うばかりですけどね。
(日銀は消費税増税推進・肯定派だという事情もあるのでしょうけど)
そして今週は、週を通して連日の様に国内外の注目企業決算、
マクロ指標の発表が続く中、明後日はFOMC、30日はECB理事会、
というヤマ場と言える一週間であり(レムデシビルの治験結果発表も)、
恐らく国内外の企業決算は、2桁減益とか赤字での着地、
見通しは非開示が続出し、決算発表自体を延期する企業も多く、
マクロ指標はリーマン超えのドイヒーな結果が続くでしょうから、
これらの実体悪に対して、日米欧の金融政策、各国政府の財政政策動向、
コロナの感染拡大動向(ワクチンや治療薬動向も含む)、
米欧諸国で見られる経済活動再開の動きによって、
実体経済のダメージを回復させるために十分なのか・・・
金融市場における実体経済への懸念を吹き飛ばせるのか・・・
本日の市場の動きを見ると、日本株は腰の入ってない薄商いの中で、
買い買い祭が開催され、おまけに債券買い、円買いまでの買い買い、
というトリプル高となり、市場では金融緩和のカネ余りやで!
実体経済と金融市場は別物やで!バブルやで!
との声が飛び交うだけでは飽き足らず、
米欧諸国での感染拡大鈍化と経済活動再開の動きと共に、
実体経済の悪化は織り込み済みや!底打ちや!出尽くしや!V字回復や!
金融市場から回復するんや!との声まで飛び交う楽観ムードが充満し、
私を含む下目線の人達は絶滅危惧種、天然記念物と化して、
すっかり隅に追いやられております。
実際に私の場合、コロナショックの暴落は回避出来たものの、
3月安値から現在までのリバウンド局面では、
腰を据えて参戦することなく、その日限りのボラに乗るヤリ逃げに終始し、
波に乗っているとは言えない状況であり、
挙句に毎日のように「2番底」「2番底」と言い続け、
そりゃあ言い続けたらアホでもいつか当たるやろ!
という状態が日増しに強くなっていることも自覚しております(笑)
だからと言って見方をドテンするつもりは毛頭なく、
現在のコロナ動向や実体経済の状況、さらに政策動向を加味しても、
現時点では懲りない2番底目線に変わりはないです。
御存知の通り、今回のショックは金融不安から始まったのではなく、
感染拡大→実体経済の悪化(特に需要の喪失)→金融市場の悪化
という流れですから、最上流の感染拡大が収束するなり、
実体経済の流血(悪化)が止まらないことには、
いくら金融市場だけがドーピングで落ち着いたところで、
一時的な落ち着きに過ぎないですからね。
足元で発表されている企業決算やマクロ指標は先に述べた通りであり、
我が国に至っては、消費税増税の悪影響もトッピングされていることで、
他国に比べても実体経済の落ち込みはドイヒーな可能性も高く、
安倍ちゃんマンの財政政策も渋チンと言わざるを得ない状況です。
そんな状況にも関わらず、株式市場はリーマン程に下げることもなく、
本日の我が国に至っては、薄商いの株高を含むトリプル高の上に、
原油安も継続中、さらに米債券安(米金利上昇)も継続中ですから、
楽観ムード一色なのは理解できないです(笑)
もし海の向こうが債券売り(金利上昇)・株買いのリスクオンや!
と言われても、市場に限っては超短期的にリスクオンとなったとしても、
現在の債務懸念も高まっているドイヒーな実体経済には重石になります。
米国にとってはドル高も重石になるので、
債券安(金利上昇)と共にドル高も加わり(円高)、原油安加速、資源安、
金まで売られる展開となれば、それがトドメになりそうではあります。
もし原油が反発すると共に株が売られるようであれば、
それはそれで厄介な未来が・・・
以上の通りなので、もし治療薬やワクチンにポジティブな急展開があり、
感染リスク&恐怖の払拭とセットな経済活動再開にでもならない限り、
ヤマ場でもある今週が、2番底に向かうきっかけになる、
という懲りない絶滅危惧種な見方に変わりはないので、
楽観ムードの充満する相場は、冷めた目で見ておけばいいでしょう。
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