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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
ヤマ場に備える今週
おはようございます。

連日の様に書いているので、詳細は割愛しますが、
足元の実体経済は国内外のマクロ指標、本格化している企業決算共に、
リーマンショック以上のダメージを負っており(悪化・継続中)、
貯金を取り崩すように今だけ破綻を凌いでいる企業も多いでしょう。

そんな実体経済悪化の要因であるコロナ禍は、
米英欧でピークアウトの兆しはあれど、
日本、新興国ではピークアウトしておらず(むしろ拡大中)、
ワクチンや薬が開発されて世界中に行き渡るには時間も要すでしょうから、
いくら米英欧を始め各国政府が経済活動再開に向けて動こうとしても、
人々や企業側の感染への恐怖が払拭されない限り、素直には応じず、
経済活動が元通りとなるにはこれまた時間を要すでしょうから、
各国の大規模な財政出動(日本は渋チン)、
各国中銀の金融政策(日本は手詰まり感も)は、
実体経済を回復させるのに十分なのかもわからない状況です。

御存知の通り、今回のコロナ禍は、
感染拡大→実体経済悪化→金融市場悪化という流れであり、
最上流にある感染拡大は、財政&金融政策という薬は効かないので、
実体経済と金融市場の流血が続いたまま、財政政策という輸血を施し、
金融政策と言うドーピングで痛みを誤魔化しているだけという状況です。

にもかかわらず、株式市場は3月安値ですらリーマン級の下げにも至らず、
その後は先々週までリバウンドを続け、
先週は先々週の高値を越えることもなく、一服したと言えますが、
週末を含め週後半は上昇して終えているので、緊張感はありまへん。

一方、株式市場以外の金融市場の動きとしては、
債券(債券高・金利低下、南欧債券安)、
為替(ドル高ながら円高、資源国通貨安)、
銅を始めとする資源安、金は堅調、穀物安、
という実体経済を概ね反映したような警戒基調が続いており、
(個人的には債券安と金安がトドメになるのではとも・・・)
米株と共にリスク資産の代表である原油に至っては、
価格がマイナスになる異常事態から反発しているものの、
あくまで供給側の減産や中東リスクで反発しているに過ぎず、
水準としても未だ需要回復での反発と言うには程遠い状況です。

果たして株式市場のお気楽基調が正解なのか、
それ以外の市場が警戒基調が正解なのか・・・

一応、先にも述べた通り、足元では世界的な大規模金融緩和によって、
痛みを誤魔化すジャブジャブカネ余り(ドーピング)状態ですから
新味のある実体経済とコロナの悪材料が出て来なければ、
株やリスク資産が買われることも十分に有り得るのですが、
(特に株式市場は仮需面での需給環境だけは良好&売り長状態です)
かつてない程に実体経済(価値)とかけ離れ過ぎている株高(価格)は、
最悪のバブル状態と言えなくもないので、
コロナ動向も実体経済も変わらぬまま株高が続いたところで不正解であり、
ビフォーコロナの水準に戻るはずもなく、賞味期限も短いでしょう。

従って株式市場以外の動きこそが正解と言わざるを得ないですし、
株式市場を始め金融市場全体もコロナショックでダメージを負っており、
直近ではマイナスオイルショックでのダメージもあるでしょうから、
その影響が出て来るのも時間の問題でしょう。
(米財務長官が住宅ローン債権回収業者やHFには命綱を渡しまへん!
 という良からぬ前フリのような発言もあります)

そして我が国がGWへ突入する今週としても、
先週に続き、日々のマクロ指標、国内外共に佳境を迎える企業決算、
これらで実体悪を確認することになりますが、
明日は黒だぬき銀行の金玉政策決定会合、29日のFOMC、
30日のECB理事会というトリプル金融政策イベントを控えており、
しかも28日はグーグルやキャタピラー等の決算、
日本が休場の29日は、米1-3月期GDP、ボーイング、GE、
マイクロソフト、フェイスブック等の決算、
30日は国内企業決算大盛り、中国政府のサジ加減4月PMI、
ユーロ圏1-3月期GDP、米新規失業保険、米3月個人消費支出、
アップル、アマゾン、ツイッター、ギリアド等の決算、
日本が5連休前の週末となる1日は、中国や欧州、新興国はメーデー、
米国では米4月ISM製造業、米4月新車販売が発表され、
エクソンモービルとシェブロンの決算、
てな感じなので、金融政策会合がメインイベントではあるものの、
それ以外にも週を通してゴリライベントラッシュなので、
どのイベントが市場の動くきっかけになってもおかしくないです。
2番底に向かうのを加速させるきっかけとも言いますが・・・

(これらのイベント以外での注目としては、
 今週中に発表されるギリアドのレムデシビルの治験結果です)

ということなので、今週は備えあれば憂いなしと言うか、
2番底に備えるべきなので、明日を含む今週のスタンスとしては、
短期勝負の方については、動きを把握しているテーマ株はともかく、
今週は特に不要不急な日跨ぎやスイングは控え、
その日限りの勝負に留めておきましょう。
腰を据えて勝負する方については、コロナ禍が追い風の銘柄、
決算を終えて今期増益見通しを発表した銘柄の打診程度に留め、
それ以外の銘柄への新たな参戦は控えておきましょう。

もし私が見当違いでゴリゴリのリスクオンになったとしても、
長続きはしない質の悪いバブルなので、御縁が無かったと割り切るか、
そもそも付き合わなくてもいいと思うばかりです。

(レムデシビルの効果が間違いない!しかもマッハで世界中に普及!
 政府も企業も人々も安心して経済フル稼働や!
 となれば頭を切り替えないといけませんけどね)

新興市場については、コロナ禍が追い風の銘柄や変則決算の銘柄も多く、
別世界感はありますし、週末もアンジェスの嵩増しがあったとは言え、
商いを伴った小幅高とはなりましたので、
シンプルに明日も商いを伴った上昇となれば、
小難しく考えず素直に波に乗ろう・・・とも言いたいのですが、
先にも述べた通り、今週は国内外共にヤマ場を迎え、
リスクオフとなれば、新興市場はリスク資産の最たるものとして、
過度に売られることになるので、コロナが追い風の銘柄、
資金集中&値動きを把握しているテーマ株以外は、
不要不急な日跨ぎ等も控え、全体感としては慎重に構えておきましょう。

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