こんばんはです。
緊急事態宣言の対象を全国に拡大って・・・
そういや7都道府県だけやった?感も否めないですが、
後手後手感満載の10万円の一律給付を決めると共に、
セットでの全国拡大ならば、いよいよ安倍ちゃんマンが心配になります。
国難とも言える現状では、政治を叩くのも控えるべきとは思いますが、
もう少し先手先手で動いてもらわないことには、
感染への恐怖と景気マインドを含む国民の不安が増すばかりなので、
いくら現場の医療従事者が命懸けで頑張っても、
民間や自治体を中心に知恵を絞って実体経済を支えようとしても、
国政が不安の払拭とはいかないまでも軽減すらできないとなると、
悪循環は止まらないですからね・・・頼むでしかし。
そんなことも含めた国内のマクロ環境は、いつも書いている通り、
コロナの影響だけでなく消費税増税という重石もあって落ち込んでおり、
企業決算も足元で落ち込み、見通しも非開示が多く、
来週から本格化する決算発表も、延期する企業も続発しそうな勢いであり、
非上場企業や中小企業を含め、コロナ倒産も続出しかねない状況です。
海の向こうについても、これまたいつも書いている通りですが、
昨夜までに発表された米企業決算は、日用品、EC、テレワーク関連等、
コロナが追い風の企業以外はドイヒーな決算が続いており、
昨夜発表されたマクロ指標では、米3月鉱工業生産は74年ぶりの下げ幅、
4月NY連銀製造業景気指数は過去最低水準、
米GDPの7割を占める消費関連の指標である米3月小売売上高は、
統計開始以来では最大の下げ幅となり、
リーマンショック級どころではないマクロ指標が連発しており、
日英欧を始め世界的にも同様な状況に陥っております。
にも関わらず・・・株式市場は国内外共に、
3月安値すらもリーマンショックほどの下げには至っておらず、
現在はやや株価が一服しているものの半値戻し近辺であり、
3月安値で底打ちした!2番底はないで!V字回復や!という見方も多く、
それが正解なのか不正解なのかは置いといても、
コロナに罹患する以前に風邪を引きそうな位の実体経済との温度差です。
EPSやPERでのバリュー目線においても、
本決算を終えてない国内は、割高、割安と言うのもどうかとは思いますが、
ハゲバンコの下方修正もあってすでに割高と言える水準であり、
米国を始め海の向こうも同様ですから(中国を除くw)、
決算発表が一昨日から本格化している米国と欧州は、
どう考えてもEPSが上昇することはないでしょうし、
来週から本格化する我が国は、EPSが上昇するどころか、
見通しの非開示や決算延期でEPS自体が不明となりそうですからね・・
以上の通り、実体経済の足元と長引きそうなダメージを見る限り、
とてもやないけど今後も株高が続くとは思えないですし、
これらから本格化する決算発表とマクロ指標に対しても、
動じることなく乗り越えられるとは到底思えないのですが・・・
(今夜も米新規失業保険、フィリー指数、米住宅着工、大盛りの米決算、
明日は中国経済統計、米CB指数の発表と米SQが控えてます)
そういった惨状を歯止め&回復させるべく各国政府と中銀は、
大規模な財政&金融政策を打ち出しており、
日本は財政面ではショボく、金融政策には手詰まり感があれど、
中国のよう・・・失礼、禁じ手のようなETFの爆買いに励んでおります。
実体経済の悪化要因であるコロナウィルス動向は、
米英欧政府は感染拡大のピークアウトの兆し観測と言い始め、
経済活動の再開(行動規制緩和)も視野に入れつつあり、
米国は今夜にも再開に向けた計画を発表するそうです。
日本は感染者数と死者数が少ないにも関わらず、
冒頭でも書いた通り、逆に規制を強化する周回遅れな動きですけど・・・
日本の規制強化はともかくとして、こういった各国の政策効果、
感染ピークアウト観測、経済活動再開の動きによって、
リーマンショックを超えるダメージを負っている実体経済が、
一方でリーマンショックほどにも下げてない株式市場が、
ほんまに底打ちしてV字回復するのでしょうか・・・
実体経済悪化の発端となった感染拡大が、
ほんまにピークアウトするのでしょうか・・・
なにより人々の感染リスクに対する恐怖心や不安が払拭され、
ほんまに政府の号令に従って、経済活動再開へ動き出すのでしょうか・・
これらの理由や状況もへったくれもなく、
金融緩和のカネ余りと需給環境だけで、株高が続くのでしょうか・・・
これらを信じる方は、私との見解の相違なので、
もはや御自由にどうぞとしか言いようがないのですが、
私としては、いずれも無理だとしか思えないですし、
少なくとも早計過ぎるとしか思えないです。
もし最後のカネ余りと需給(仮需)だけで上昇したところで、
賞味期限は短いでしょうし、短くなかったとしても、
それは質の悪いバブルであり、コロナ以上のツケを払わされかねないです。
ということなので明日のスタンスとしては、
引き続き、特に変わりはないものの、明日は週末なので改めて書くと・・
短期勝負の方は、不要不急な持ち越しやスイングは控え、
その日限りの勝負に留めておきましょう。
特に足元の債券高(南欧・新興国債券安)、ドル高、
原油安&資源安、VIX上昇の動きが続いているのは、
よろしくない動きなので御注意下さい(金まで急落すると特に要注意)。
腰を据えて参戦する方は、決算を終えた増益見通しの銘柄、
リーマンショック以上に下げている銘柄(半値以下)、
アベノミクス以前の水準まで売られた銘柄、
コロナ禍の影響が少ないか追い風の銘柄、これらの打診参戦に留め、
(買値を割れたら即座に撤退するくらいの姿勢で)、
それ以外の銘柄は2番底目線で構え、打診すらも控えておきましょう。
新興市場については、コロナ禍が追い風の銘柄や変則決算の銘柄も多く、
別世界感はありますし、本日も商い伴った上昇が続いているので、
シンプルに商いを伴った下落へと転じるまでは、
割り切って波に乗るのはアリですが、国内外共にリスクオフとなれば、
新興市場はリスク資産の最たるものとして過度に売られる・・・
という相場の常だけは忘れず、くれぐれもお気を付けください。
お手数ですが下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。

緊急事態宣言の対象を全国に拡大って・・・
そういや7都道府県だけやった?感も否めないですが、
後手後手感満載の10万円の一律給付を決めると共に、
セットでの全国拡大ならば、いよいよ安倍ちゃんマンが心配になります。
国難とも言える現状では、政治を叩くのも控えるべきとは思いますが、
もう少し先手先手で動いてもらわないことには、
感染への恐怖と景気マインドを含む国民の不安が増すばかりなので、
いくら現場の医療従事者が命懸けで頑張っても、
民間や自治体を中心に知恵を絞って実体経済を支えようとしても、
国政が不安の払拭とはいかないまでも軽減すらできないとなると、
悪循環は止まらないですからね・・・頼むでしかし。
そんなことも含めた国内のマクロ環境は、いつも書いている通り、
コロナの影響だけでなく消費税増税という重石もあって落ち込んでおり、
企業決算も足元で落ち込み、見通しも非開示が多く、
来週から本格化する決算発表も、延期する企業も続発しそうな勢いであり、
非上場企業や中小企業を含め、コロナ倒産も続出しかねない状況です。
海の向こうについても、これまたいつも書いている通りですが、
昨夜までに発表された米企業決算は、日用品、EC、テレワーク関連等、
コロナが追い風の企業以外はドイヒーな決算が続いており、
昨夜発表されたマクロ指標では、米3月鉱工業生産は74年ぶりの下げ幅、
4月NY連銀製造業景気指数は過去最低水準、
米GDPの7割を占める消費関連の指標である米3月小売売上高は、
統計開始以来では最大の下げ幅となり、
リーマンショック級どころではないマクロ指標が連発しており、
日英欧を始め世界的にも同様な状況に陥っております。
にも関わらず・・・株式市場は国内外共に、
3月安値すらもリーマンショックほどの下げには至っておらず、
現在はやや株価が一服しているものの半値戻し近辺であり、
3月安値で底打ちした!2番底はないで!V字回復や!という見方も多く、
それが正解なのか不正解なのかは置いといても、
コロナに罹患する以前に風邪を引きそうな位の実体経済との温度差です。
EPSやPERでのバリュー目線においても、
本決算を終えてない国内は、割高、割安と言うのもどうかとは思いますが、
ハゲバンコの下方修正もあってすでに割高と言える水準であり、
米国を始め海の向こうも同様ですから(中国を除くw)、
決算発表が一昨日から本格化している米国と欧州は、
どう考えてもEPSが上昇することはないでしょうし、
来週から本格化する我が国は、EPSが上昇するどころか、
見通しの非開示や決算延期でEPS自体が不明となりそうですからね・・
以上の通り、実体経済の足元と長引きそうなダメージを見る限り、
とてもやないけど今後も株高が続くとは思えないですし、
これらから本格化する決算発表とマクロ指標に対しても、
動じることなく乗り越えられるとは到底思えないのですが・・・
(今夜も米新規失業保険、フィリー指数、米住宅着工、大盛りの米決算、
明日は中国経済統計、米CB指数の発表と米SQが控えてます)
そういった惨状を歯止め&回復させるべく各国政府と中銀は、
大規模な財政&金融政策を打ち出しており、
日本は財政面ではショボく、金融政策には手詰まり感があれど、
中国のよう・・・失礼、禁じ手のようなETFの爆買いに励んでおります。
実体経済の悪化要因であるコロナウィルス動向は、
米英欧政府は感染拡大のピークアウトの兆し観測と言い始め、
経済活動の再開(行動規制緩和)も視野に入れつつあり、
米国は今夜にも再開に向けた計画を発表するそうです。
日本は感染者数と死者数が少ないにも関わらず、
冒頭でも書いた通り、逆に規制を強化する周回遅れな動きですけど・・・
日本の規制強化はともかくとして、こういった各国の政策効果、
感染ピークアウト観測、経済活動再開の動きによって、
リーマンショックを超えるダメージを負っている実体経済が、
一方でリーマンショックほどにも下げてない株式市場が、
ほんまに底打ちしてV字回復するのでしょうか・・・
実体経済悪化の発端となった感染拡大が、
ほんまにピークアウトするのでしょうか・・・
なにより人々の感染リスクに対する恐怖心や不安が払拭され、
ほんまに政府の号令に従って、経済活動再開へ動き出すのでしょうか・・
これらの理由や状況もへったくれもなく、
金融緩和のカネ余りと需給環境だけで、株高が続くのでしょうか・・・
これらを信じる方は、私との見解の相違なので、
もはや御自由にどうぞとしか言いようがないのですが、
私としては、いずれも無理だとしか思えないですし、
少なくとも早計過ぎるとしか思えないです。
もし最後のカネ余りと需給(仮需)だけで上昇したところで、
賞味期限は短いでしょうし、短くなかったとしても、
それは質の悪いバブルであり、コロナ以上のツケを払わされかねないです。
ということなので明日のスタンスとしては、
引き続き、特に変わりはないものの、明日は週末なので改めて書くと・・
短期勝負の方は、不要不急な持ち越しやスイングは控え、
その日限りの勝負に留めておきましょう。
特に足元の債券高(南欧・新興国債券安)、ドル高、
原油安&資源安、VIX上昇の動きが続いているのは、
よろしくない動きなので御注意下さい(金まで急落すると特に要注意)。
腰を据えて参戦する方は、決算を終えた増益見通しの銘柄、
リーマンショック以上に下げている銘柄(半値以下)、
アベノミクス以前の水準まで売られた銘柄、
コロナ禍の影響が少ないか追い風の銘柄、これらの打診参戦に留め、
(買値を割れたら即座に撤退するくらいの姿勢で)、
それ以外の銘柄は2番底目線で構え、打診すらも控えておきましょう。
新興市場については、コロナ禍が追い風の銘柄や変則決算の銘柄も多く、
別世界感はありますし、本日も商い伴った上昇が続いているので、
シンプルに商いを伴った下落へと転じるまでは、
割り切って波に乗るのはアリですが、国内外共にリスクオフとなれば、
新興市場はリスク資産の最たるものとして過度に売られる・・・
という相場の常だけは忘れず、くれぐれもお気を付けください。
お手数ですが下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。



スポンサーサイト
トラックバック
トラックバック URL
| ホーム |