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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
焦る必要もない今週
おはようございます。

今週も新型コロナの感染動向と実体経済への影響、
それに対する各国の財政&金融政策動向を受けての金融市場の動き、
これらを確認しながらの日々が続くことになります。

足元の金融市場では国内外共に株高、VIXも低下(41.67)、
債券安(金利上昇)、ドル安ながら円安、新興国通貨もやや反発、
銅や他の資源・穀物もやや反発、HY債は大幅反発となっており、
原油の再急落と金の高値更新以外はリスクオンの動きであり、
仮需面で見ても、原油と資源以外は後押しする余地が大きい状況です。
国内に至っては、先日の記事でも書いた通り、
実体経済の裏付けも何を優先すべきかもへったくれもなく、
懲りない日銀等の公金買いが入れば、株価の下支えとなっております。

一方、新型コロナの動向については、
ワクチンや治療薬に期待は出来るものの時間を要しそうであり、
感染拡大については、中国→日本→韓国→中東・伊→欧州各国
→米国・新興国という流れとなり、中国は自称収束、韓国も収束方向、
惨状となった米欧もピークアウトの兆しが見られるようですが、
ブラジルを始め新興国は深刻化しつつあり、中国は第二波との観測もあり、
日本は死者や重篤者が少ないから大丈夫かも?とは思うものの、
感染拡大自体は周回遅れのように今からピークを迎えそうな状況です。

それを受けた実体経済の現状については、
米欧諸国に感染拡大のピークアウトの兆しが見えるものの、
中国以外は経済活動停止・停滞状態が続いており、
足元の国内外のマクロ指標はリーマンショック時を超える悪化状態であり、
国内はコロナ以前の消費税増税という独自の重石も抱えている状況です。

企業業績は国内外共にこれから本格化する決算での確認となりますが、
全体感としてはマクロ指標と同様の結果となるか、
見通しもわからない(非開示になる)企業が続出しそうであり、
国内外共にコロナ倒産が増加している中小企業に続き、
そろそろ上場企業の破綻という事態が起きてもおかしくない状況です。
ちなみに足元で発表されている国内企業決算は、
一部の新型コロナ禍に影響ない銘柄や追い風の銘柄以外は、
2桁減益や半減に近い減益(赤字も)、今期見通しは非開示、
配当が出るのかも不明の銘柄、発表自体を延期する銘柄が多いので、
来週から本格化する国内企業決算も同様の結果となりそうです。
(今週から本格化する米企業決算も)

以上の様な状況に対処すべく、各国は財政&金融政策に動いており、
特に米国はなりふり構わずゴリラ級の政策に動いていたり、
各国もGDPの1-2割の財政政策と金融緩和、各国協調のドル供給、
我が国も渋チン&横チン(小出し)ながらも動いておりますが、
実体経済のダメージ(規模)がどれほどなのか判明しないことには、
各国の財政&金融政策が十分なのかもわからない状況です。

如何せん感染(死)を恐れた人々や感染させる側に回りたくない人々が、
マインドを悪化させて消費・経済活動の委縮から始まり、
各国政府の規制による経済活動停止が追い討ちとなったことで、
需要の喪失状態を招き、いよいよ供給側にも影響が出ているので、
いくら大規模&十分な財政&金融政策を投じることで、
企業倒産ラッシュが回避され、雇用が守られ、金融&財政危機も回避され、
何より人々の経済的な支援効果に繋がったとしても・・・、
そして各国政府が経済活動再開!との号砲を鳴らしたとしても・・・
感染リスク自体が消えないことには、人々の恐怖心は消えず、
人々のマインドや活動もなかなか元には戻らないでしょうから、
需要の喪失・停滞状態は長引く、根深いと見ておくくらいがいいでしょう。

従って世界的なコロナの感染拡大のピークアウト、ワクチン等の完成、
それこそが何よりのポジティブ材料ですが、
せめて実体経済の悪化に歯止めが掛かるとのメドが立つまでは、
現時点でのマクロ指標や見通しを含む企業決算も
アテにならんと見ておくくらいがいいでしょう。

ちなみに国内の足元で決算を発表した銘柄については、
今期見通しが非開示の銘柄は売られるものが多かったものの、
悪いなりにも見通しを発表した銘柄は概ね買われているのも事実なので、
政策効果とコロナ収束期待で下期V字回復じゃないのか?、
底打ち、出尽くし、織り込み済みじゃないのか?
との見方が増えつつあるのも承知しておりますが・・・

先にも述べた通りの実体経済の状況ではありますし、
言っても株価の根幹は配当を含む業績ですから、
悪いなりにも増益見通しなのであれば、
金融緩和によるカネ余りも追い風にこのまま上昇を続けて、
コロナショック前の高値奪還は有り得なくもないですけど、
2桁減益や半減に近い減益(赤字も)、配当が出るのかも不明の銘柄が、
1Q決算すらも見ずにカネ余りとか、先に述べた解釈や期待だと言って、
ショック前水準に戻って高値更新するのは、あまりにも早計過ぎる上に、
もはや価値の伴わない物を買っているに等しい質の悪過ぎるバブルなので、
今後に決算を発表する銘柄についても、
少なくとも増益見通しを発表する銘柄、リーマン級以上に売られた銘柄、
アベノミクス以前の水準まで売られた銘柄以外は、
決算きっかけの一時的なリバウンドに過ぎないと見ておきましょう。

今週としては、コロナ動向、国内外のマクロ指標等での実体経済の確認、
各国の政策動向確認が重要なのはもちろんのこと、
国内の先週決算発表銘柄と週末の決算を受けた安川電機の動き、
13-14日の小売を中心とした国内企業決算も注目なのですが、
本格化する米企業決算も注目でおます。

改めて明日のスタンスとしては、
以上のような危うい状況だからこそ、短期勝負の方が増えたせいなのか、
2番底目線の人が減ったような感じもありますが、
とてもやないけど2番底を付けずに株式市場が戻るとは到底思えないので、
腰を据えて参戦する方については、繰り返しになりますが、
決算で増益見通しを発表した銘柄、リーマン以上に売られた銘柄、
アベノミクス以前の水準まで売られた銘柄への打診程度の参戦以外は、
2番底目線、長期低迷のL字目線を覚悟する姿勢を維持して、
決算発表シーズンが一巡するくらいまでは慎重に構えておきましょう。
もし乗り遅れたような動きになっても質の悪いバブルなので、
乗り遅れたと焦る必要もなく、リバとは御縁が無かったと割り切るか、
屁こいて寝ながら見ておけばいいでしょう。

短期勝負の方については、割り切って目先の動きだけに集中して、
各々のテクニカル等で判断して大いに動けばいいでしょうけど、
(短期でもゴリゴリやってくれれば市場だけでも活況になるので)
先に述べた通りの危うい状況に変わりはないので、
不要不急の持ち越しや中途半端なスイングだけはお気を付けください。

新興市場も全体感としては、同じスタンスでいいのですが、
コロナの影響が少ない銘柄や追い風の企業も多く、
変則決算の銘柄も多いので、それに該当する銘柄やテーマ株等に限っては、
商いを伴った上昇が継続している限り、勝負するのはアリです。
くれぐれも新興市場は、世界的なリスクオフとなれば、
リスク資産の最たるものとして過度に売られるリスクだけは忘れずに。

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