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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
お気を付けあそば(相場)せのまま、明日は週末
こんばんはです。

政府の補償や給付を含む財政出動が不十分と言われる中、
そして実体経済がリーマンショック以上のダメージを負っていようとも、
リーマンショック程にも下げてない株式市場では、
日本株が少しでも下がれば、黒田薬局(日銀)が電光石火の爆買いに走り、
1日で約1200ー2000億円をぶち込んで支えております・・・
(年金等の忖度買いも)

今のところ市場に関わっている投資家を除く世間では、
黒い爆買いに対する批判は見当たりませんけど、
今後も実体経済のダメージが拡大し、
倒産企業や失業者の溢れる事態となった際、
世間はどう思うのだろうかと心配になるばかりです。

かつてのショックのように金融市場から始まった金融&経済危機ならば、
金融市場から回復させるという理屈(ロジック)も正しいのですが、
何度も言うようですが、今回のコロナウィルスショックは、
感染拡大→実体経済の悪化→金融市場の悪化という流れですから、
いくら最後の砦である金融市場を陥落させるわけにはいきまへんねん!
と言う大義を掲げたところで、それが正しかったとしても
世間(特に苦しんでいる人達や企業)は納得はしないでしょうし、
何よりコロナウィルスに対する不安は払拭されないでしょうから、
金融市場だけが落ち着いたところで、
経済活動が元通りになるのは時間が掛かりそうです。

何やらトランプマンは無症状の感染者の職場復帰を含め、
近々の経済活動再開を目論んでいるようですが、
稼ぐ必要に迫られている背に腹を変えられない人々(労働者)は、
職場に戻るでしょうけど、そうでない人々は、
命に係わる感染リスクを負ってまで戻ることはないでしょうからね。
日本は欧米諸国よりも会社への忠誠心が高かったりもしますが、
現状程度の感染拡大で抑え込むことが出来ずに拡大するようだと、
同じ様なことが起きてもおかしくないでしょうから、
結局はコロナウィルスのピークアウトや治療薬等の開発によって、
人々の不安が解消されることが最優先と言えます。
御存知の通り、現在のダメージを負った実体経済は、
ザックリと言えば需要の喪失から始まり、
ついに供給側のダメージも明らかになって来ている段階ですからね・・・

ちなみに本日発表された国内小売企業決算は、
ユニクロの下方修正&減配を始めとするアパレルが特に低調であり、
今期見通しを非開示にする企業も多いです。
供給側である竹内製作所の決算は、足元の落ち込みもさることながら、
今期見通しも大幅な減収減益、発表された工作機械受注もドイヒーなので、
明日の安川電機決算に加え、再来週から本格化する国内企業決算は、
内外需ともに思いやられます・・・
来週から始まる米欧企業決算も同様です・・・

以上の通りなので、コロナウィルスの感染動向については、
ワクチンと治療薬は賢い人達に任せて待つしかないのですが、
米欧では感染拡大のピークアウトの兆しが見えている一方、
(死亡者の数が増えてても大丈夫なのか?というツッコミはあれど)
日本と欧州の一部の国と新興国はピークアウトの兆しは見えず、
経済活動については中国を除いて世界的な停止状態が継続中であり、
どれほどのダメージを負うことになるのかも見えないですから、
各国が打ち出している財政&金融政策が十分なのかもわからないです。

従って、足元の株高を含む金融市場全体のリスクオンの動きは、
実体経済とは大きく乖離した裏付けがない上に、
政策効果もわからない状態での動きですから(特に財政政策)、
実体経済でのカネ不足とも言える状況に対し、
金融市場だけとも言える金融政策によるカネ余り状態、
足元の大人の都合による需給の巻き戻し余地によって、
米欧諸国だけの感染拡大ピークアウトの兆しとか、
裏付けの極めて乏しい底打ち、織り込み済み、出尽くし、
という口実で動いているだけに過ぎないですので、
いつハシゴは外れておかしくない賞味期限の短い動きでしょう。
(原油高も供給側の都合だけで、需要は減少中と言えますからね)
まさに、お気を付けあそば(相場)せであり、
遅かれ早かれ2番底と言う目線にも変わりはないです。

ちなみに週末である明日はSQ(米欧は来週末)、
再来週からの国内企業決算の目安となる安川電機決算(小売決算も)、
明晩の欧米市場はグッドフライデーで休場(欧州は週明けも)なので、
明日のスタンスとしては、基本的に変わりはないですけど、
週明けの日本市場までは、鬼の居ぬ間(米欧休場)で安心するのではなく、
短期も長期での新たな打診も、週跨ぎは控えておきましょう。
新興市場はコロナの影響が少ない企業が多く(追い風も多い)、
変則決算が多いこともあり、別世界な感じもありますが、
明日は同様に週跨ぎリスクを負うべきではないでしょう。

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