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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
目線は変わらず
おはようございます。

いつも書いている①感染拡大→②実体経済の悪化→③金融市場の悪化
→④各国の財政&金融政策対応という流れに沿って書きますが、
長ったらしいので①から④の見出しと最後のまとめだけでもいいです。

①感染拡大 → 欧州ピークアウトの兆し?日本はこれから?
        肝心の米国はまだ・・・ワクチン、薬もまだ・・・

 欧州各国の感染拡大にピークアウトの兆しが見られる一方、
 米国や新興国は未だ感染拡大が続いており、
 日本は感染者数自体が少ないものの感染拡大傾向でおます。
 (中国は大本営発表では収束だそうですが・・・)

 ワクチンや治療薬については、ワクチンは1ー1年半を要しそうであり、
 治療薬も効果が見える?アビガンや抗マラリア薬等の増産報道はあれど、
 油断をさせないためなのか、いつ世界に行き渡るのかが見えず、
 残念ながら不安が軽減・払拭されたとは言えない状況です。

②実体経済動向 → 国内外共にリーマンショック以上のダメージ

 ①の状況なので、そもそも人々のマインド自体が改善してない上に、
 各国政府は感染拡大の封じ込めこそ最優先として、
 現在進行形で渡航規制や都市封鎖、外出規制等に踏み切っていることで、
 世界的に人・物・カネの停滞・停止状態が続いており、
 我が国は外出自粛要請程度で留まっているものの、
 東京を始め都市封鎖が必要との見方が強くなっております。

 そして当然ながら、世界的に実体経済のダメージは甚大となっており、
 特に世界経済の親亀である米国は、足元で発表された雇用指標を始め、
 リーマンショックを超える低調なマクロ指標が続いており、
 週末に発表されたISM非製造業は、物流の遅れによる歪みとかで、
 全体指数は意外と堅調だったものの、他の指数はドイヒーであり、
 雇用統計に至っては惨状としか言いようがないです。

 しかも米国に限らず来月以降の方がドイヒーなのは確実な状況であり、
 足元で続く企業倒産と共に各種債務の焦げ付きも拡大しつつあるので、
 このままでは金融危機&財政危機に発展してもおかしくない状況です。

 我が国は感染者数自体が少なく、経済活動の停滞がマシだったとしても、
 消費税増税という独自の重石を抱えていることによって、
 12月時点で先進国の中では際立つ景気鈍化となっているので、
 他国に比べても遜色の無い景気鈍化に陥っている可能性は高いです。
 (下手をすれば海の向こうよりもドイヒー)

③週末時点での金融市場 → 原油と株以外は緊張感が継続

 債券市場は日米英債券高による日米英長期金利低下、短期金利は上昇、
 欧州、資源国、新興国は債券安(長短金利上昇)となっているので、
 金融政策効果が薄い上にリスク回避色も強いと言える動きです。

 為替市場はドル高(ドル>円>ユーロ>ポンド)と共に、
 資源国・新興国通貨と人民元は売られているので、
 ドル不足懸念再燃かリスク回避のドル買い色が強いです(円買いも)。

 商品は原油が減産期待で大幅続伸だったものの(天然ガス、ガソリンも)、
 銅や他の資源は軟調なままなので(穀物も小麦以外は軟調)、
 肝心の景気の底打ちや需要回復期待の動きは見られないです。
 (金は上昇、HY債は反落)

 株式市場は米株がSOXとラッセルの下げは大きかったものの、
 商いが高水準ながら減少しての反落、VIXは低下の50割れ、
 英欧株は薄商いでの反落(新興国も)、日中先物の下げも限定的なので、
 雇用統計やコロナによるパニック売りとか、
 売らざるを得ない売りと言うよりも、週末の手仕舞い感が強いです。

 以上の通り、原油の供給サイドの絞りに過ぎない上昇であろうとも、
 リスクマネーにとっては追い風ではありますので、
 株安ながらも緊張感の緩んだ空気ですが(VIXの低下も追い風)、
 これら以外の債券、為替、商品は緊張感が継続しております。
 (債券バブル崩壊が最後のトドメ感も燻ったまま・・・)

④各国の財政&金融政策動向 → 日本以外は大規模な動き

 金融政策は日銀の手詰まり感が否めないものの、
 国内外共に迅速&大規模に動いているのは事実であり、
 協調的なドル供給にも動いており(7日からも拡大)、
 財政政策も海の向こうは米国を始め大規模に動いており、
 更なる拡大&減税の動きすらも見られますが、
 日本は現金支給を拡大したものの渋チン規模であることに変わりなく、
 減税観測すらも出ておらず、実際に動くのも5月以降という遅さも・・・

☆まとめ

①から④の通り、②実体経済のダメージがあまりにも大きく、
どれほどのダメージ(規模)なのかも未だにわからず、
その原因の①感染拡大も欧州にピークアウトの兆しはあれど(中国も?)、
感染拡大抑止による経済活動停止状態は継続しており、
肝心の米国や他の新興国はピークアウトの兆しは見えず、
経済活動停止状態も継続中なので、
④の政策が十分なのかも見えず、効果も見えてない状況です。

我が国は①の現状が軽微なせいで経済活動の停止状態も緩いですが、
これらから拡大に向かう可能性は残っており(都市封鎖等も含む)、
実体経済も消費税増税という独自の重石を抱えていることで、
ダメージは他国と遜色ない、それ以上の可能性すらあるにも関わらず、
政策面で他国に比べて渋チン感が際立っている状況です。

ということなので、①の収束メドが立ちさえすれば、
④の政策がいよいよ効果てき面、僕イケ面とばかりに、
ほんまに②の実体経済も③の金融市場もV字回復&バブルになるのか?
いつか見た光景のL字の長期低迷じゃないのか?
という疑念が日増しに強くなっている感もありますが、
少なくとも①の収束メドは見えず、②のダメージも拡大中なので、
現時点では①と②の状況を日々のマクロ指標や決算等で確認するしかなく、
①と②の悪化が続く限りは、④の政策が十分なのかもわからないので、
(結局はマクロ指標と企業決算の一巡する5月まではわからないかも)
③の金融市場、特に株式市場は直近の3月安値で止まれば御の字、
2番底に向かう可能性が高いと見ておいた方がいいでしょう。

もし株高が続いたとしても、実体経済や感染動向の裏付けはなく、
供給側の絞りに過ぎない原油高と金融緩和のカネ余りを口実にして、
ガスの抜けた足元の投機的な需給環境の巻き戻しだけに過ぎないですから、
賞味期限の極めて短いアテにならん株高と見ておきましょう。
(一応、今週末はSQもありますけどね)

明日のスタンスとしては、以上の様な状況が続いている限り、
短期勝負は不要不急なスイングや中途半端な日跨ぎは控え、
その日限りの勝負に留める長居は無用モードで立ち回りましょう。
腰を据えての参戦は、2番底に向けた出撃準備をしつつも、
リーマンショック級の下げに見舞われている銘柄、
アベノミクス以前の水準まで売られた銘柄、コロナが追い風の銘柄、
これらの打診程度に留めましょう(直近安値を割れば即時撤退姿勢で)。

新興市場については、コロナの影響が軽微な企業が多いこともあり、
もしかして別世界なのか?という期待も無きにしも非ずですが、
シンプルに商いを伴った上昇が継続するまでは、
同様のスタンスで立ち回りましょう。
そしてくれぐれも世界的なリスクオフモードとなれば、
リスク資産の最たるものとして過度に売られるリスクは忘れずに。

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