FC2ブログ
不沈艦日記
マーケット展望などなど。
現実確認ウィーク
おはようございます。

まずは週末の市場の動きから見ると、
米株は商いが活況ながらも減少での大幅反落、英欧株・新興国株も同様、
中国株先物、アジア新興国株先物、そして日経平均先物も下落しており、
VIX指数は依然として高水準(65.54)、
原油と銅も下落(安値圏)、安全資産の金も下落、
他の資源・穀物は反発ながらパラジウム、銀、小麦、大豆以外は安値圏と、
リスク資産の面々は依然として危うい状況です。

ただし債券市場と為替市場は世界的な債券高(金利低下)ドル安なので、
それを金融緩和効果(イールドカーブも立っている)、財政リスク後退、
ドル不足懸念後退とポジティブに解釈するのであれば、
リスク資産の面々は、週末・期末要因も含む一服の範疇とも言えますが、
定番のリスク回避な債券高(金利低下)、ドル安ながらも新興国通貨安、
というネガティブ解釈でのリスク資産売りとも言えます・・・

っつうか、もはや週末だけでなく足元の市場の動きを見ると、
以上の様な解釈でもなく、ベタなリスクオン・オフとかの動きでもなく、
チグハグな動きが続いていることからも、売らざるを得ない、
買い戻さざるを得ないという状況が続いていると言えます。

従って、債券が過度な債券高・債券安にもならず安定し、
ドル不足懸念再燃のドル高ではなくドル安が続くとしても、
(ドルの紙屑化という見方は置いといて)
新興国通貨安とかリスク回避な円最強高とはならず、
原油・資源は下げ止まって上昇、金は過度な上昇・下落でなく安定、
株式市場はバンジージャンプからの揺れが落ち着き(VIX低下)、
上昇が継続するまでは(商いはむしろ低下した方がいいかも)、
詳細は後述しますけど、2番底は避けられない目線を維持して、
自粛・・・何もせず待っておくのが無難ではありますけど、
そうではなく数年単位で腰を据えて参戦するのであれば、
リーマンショック級の下げに見舞われている銘柄、
アベノミクス以前の水準まで売られている銘柄、コロナが追い風の銘柄、
これらの打診参戦程度に留め(直近安値を割れば即時撤退姿勢で)、
短期勝負の方については、バンジー相場が続いている限り、
その日限りだけでも十分な値幅がありますので、
不要不急のスイングとか日跨ぎは控え、
長居は無用モードで立ち回りましょう。

以上はあくまでシンプルな市場の動き目線での判断であり、
今はあえて気分が滅入りそうなコロナウィルス動向、
それによる実体経済の惨状に目を背けて動くのもアリと言えますが・・・
コロナと実体経済の状況と政治の動きは日替わり定食状態であり、
バリュー目線や需給目線(投機面)が通じない状況ではありますので、
(時間軸・資金力・投資対象が人それぞれなテクニカルは御自由に)
いつハシゴが外れたり、バンジーのゴムが切れたりすることは、
くれぐれも承知の上で動きましょう(新興市場も同様です)。

そして気が滅入るコロナ動向を始めとする市場を取り巻く環境ですが、
連日の様に書いている通り、以下の流れ(構図)は継続・拡大中です。

 ①感染拡大→②実体経済の悪化→③金融市場の悪化

これを食い止めるべく、FRBの利下げや400兆円の資金供給を始め、
各国中銀が同様に金融緩和、協調してのドル資金供給に動いており、
(日銀はETFの爆買い以外は手詰まり感が否めない)
各国政府の財政出動も米政府の220兆円を始め、
リーマンショック時を超える大きな(巨額な)動きに出ており、
(日本政府の渋チン&横チン(小出し)感が否めない)
コロナウィルスのワクチンや治療薬開発にも一斉に動いております。

しかしながら・・・ワクチンや治療薬は待つしかないものの、
感染拡大を抑制するために各国が都市封鎖や渡航規制に動いていることが、
世界的な人・物・カネの停滞(停止)状況を加速させ、、
②の実体経済の悪化に歯止めが掛かるどころか、むしろ拡大しており、
先行していた消費低迷によるサービス業や小売業の打撃だけではなく、
製造業にも及びつつあり、先週発表された米新規失業保険を見ると、
リーマンショック直後の5倍に相当する大惨事な数字からも、
さらに失業者が増加することになれば、米国に限らず他の国も同様ですが、
消費の低迷がさらに加速し、負のスパイラルも加速することになりますし、
現状だけでもとんでもない事態に陥っていると言えます。

そして我が国は、今のところ感染拡大は米欧諸国のような惨状ではなく、
(死者や重篤者が溢れると隠しきれないでしょうから、事実なのかなと)
都市封鎖等にも至っておらず、自粛要請レベルなので、
コロナ対策に限って言えば、手詰まり金融政策と渋チン財政政策でも、
まだ何とか大丈夫という見方も一部にはありますが、
御存知の通り、消費税増税という国内独自の重石によって、
10-12月期時点のGDPは海の向こうよりもドイヒーであり、
我が国だけ感染拡大が軽度だったとしても、
そもそも海の向こうの影響が大きい国ですから、国内景気の落ち込みは、
海の向こうと同様かそれ以上の可能性はあります
しつこいようですが政府の財政政策は、
昨日の安倍ちゃんマン会見を見ても変わらず渋チン&小出しであり、
肝心の減税に踏み切る気は全く感じられません・・・。

以上の通り、今週はコロナウィルス状況や各国政府の対策動向、
欧州・中国・各国の経済指標や企業決算だけでなく、
米国は月初恒例の経済指標特盛ウィーク(週を通して連日続く)、
我が国は日銀短観(1日発表)、企業決算、小売企業の3月月次、
これらのコロナウィルスによる影響がどれほどのものなのか、
まさか新規失業保険のような惨状オンパレードとなるのか注目です。

ということで、経済的な損失規模の試算値でも出て来ないことには、
現状の各国の金融&財政政策が大規模であろうとも、追加投入しようとも、
十分なのかどうかもわからない状況が続くと言えますし、
(いずれは功を奏して、バブルにさえなると思いますけど現状は・・)
かといって経済的な損失拡大と感染拡大の阻止を並行させるべく、
各国政府が止む無く経済活動の再開を決めたとしても、
人々のコロナウィルスに対する「感染したくない」「感染させたくない」
という警戒心が消えるわけでもなく、
消費どころか職場への復帰も躊躇するような事態が続くようだと、
需要側の停滞は続き、負のスパイラルを断ち切るまでには至らないので、
(強権発動が可能な独裁国家は別ですけど・・・)
結局のところコロナウィルスの収束こそが最優先なのですが、
少なくとも底打ちとか織り込み済みと言える状況ではなく、
当然ながら本腰を入れて市場に参加する状況でもないので
記事の前半で書いたスタンス通り、割り切って立ち回るしかないです。

お手数ですが下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。



スポンサーサイト




コメント

 管理者にだけ表示を許可する
管理人のみ閲覧できます
| | 2020-03-29-Sun 18:33 [編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
鍵コメントさんへ
マーケット番長 | URL | 2020-03-29-Sun 21:31 [編集]
私も最初にマレーグマを見た時は、クマの割に手足が長いので、
着ぐるみかと思いましたが、
動画を見ているうちにその姿が妙に面白くて、
ハマりつつありますw

コロナ騒動は気が滅入りますけど、
このまま起死回生な薬でも出て来ないと、
長期化する可能性が高いでしょうね。
経済面でも、もし日本だけが大丈夫だったとしても、
海の向こうがあの惨状だと、
日本が救世主というわけにもいかないですからね。
なので長い付き合いになると割り切るくらいで見ておきましょう。

相場のことは悲観色が強いので、
ツイッターくらいはオヤジギャグを織り交ぜつつ、
癒しになる景色や写真をRTしようと励んでますw

今日は特に寒かったですね。
そのせいで関東圏は奇跡のような雪と桜の光景が見られたようなので、
日本に奇跡が起きる予兆であることを願いたいです。
鍵コメントさんも身体とコロナには十分にお気を付けください。

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2020 不沈艦日記. all rights reserved.