こんばんはです。
本日は早朝からフラッシュクラッシュかの如く、
日経平均先物が15060円まで売られたものの、
終わってみれば朝から約1900円上昇の16950円引け・・・
現物は連日の4兆円超えのゴリラ商いと共に(先物もゴリラ商い)、
日経平均が2.02%高の16887円、トピは0.68%高・・・
歪というかただのアンワインドと言えばそれまでですが、
軟調な中国株(2月安値割れ)、アジア株、米欧株先物に比べると、
コロナショックで際立つ売られ方でもなかった日本株の際立つ強さ・・・
他にも日本が良い意味で際立つ点を挙げると
・感染拡大のなだらかな推移
※死亡者や重篤患者が出てないのであれば、信憑性は高いかも?
悪い意味で際立つ点を挙げると
・国内景気はコロナショック以降を含まない昨年末時点でも、
消費税増税の影響によって、先進国の中では際立つ低調ぶりなので、
コロナの影響を加えると、ゾッとします・・・
・現時点での政府の財政出動は、先進国の中で際立つ渋チンぶり
※観測されている30兆円だとしても渋チン
・金融政策の手詰まり感(ETF爆買いは除く)
良くも悪くも際立つ点を挙げると
・先進国の中で唯一の株式市場への直接介入(ETF爆買い等)
・海の向こうで批判が高まっている自社株買いが国内では増加傾向
・際立つと言うか、我が国は年度末&期末&月末
・中止ではなく延期となりそうな東京五輪
以上の通り、なだらかな感染拡大が好感されているのかは不明ですが、
年度末&期末&月末といった日程的な需給面、
日銀の爆買いや年金の忖度買い、ラッシュ気味の自社株買い、
(本日はハゲバンコGの好悪入り混じるような超絶自社株買いも)
さらにガスの抜け仮需面、これらが相まって、
もしかすると週末の権利取り最終日か月末までは、
日本株の際立つ強さが続く可能性も無きにしも非ずですが・・・
肝心の足元の国内景気は世界的にも際立つ悪さであり、
財政政策、金融政策という面では際立つ渋チン&横チン(小出し)な上に、
パンデミックの真っ只中である米国と欧州では(新興国も)、
渡航制限、都市封鎖、外出禁止、企業活動の停止等、
人・物・カネの尋常ではない停滞が未だ拡大中であり、
現時点だけでも経済的な損失は甚大です・・・
従って米国の豪快過ぎる財政出動(400兆円とも)、
FRBの利下げや金融政策(150兆円超)、
独の重い腰を上げての債務上限撤廃を始めとする各国の財政出動、
各国の利下げを含む金融緩和拡大や協調的なドル供給、
これらが後々に効果を発揮するのは間違いなくとも、
いつも書いている通り、今回のコロナウィルスショックは、
感染拡大→実体経済の悪化→金融市場の悪化という流れからも、
すでに大きなダメージを負っている実体経済、金融市場にとって、
十分な政策だと言えるのかどうかは未知数なので、
流れ通りに、更なる感染拡大→実体経済のさらなる悪化による企業破綻
→金融危機&財政危機という最悪のシナリオも十分に有り得ます。
特になりふり構わない各国の財政出動ラッシュとなる一方で、
重債務国の債券安(金利上昇)、通貨安、CDS上昇(企業も)を見ると、
未だ継続中の債券バブルの崩壊こそがトドメになりそうではあります。
ということで、未だ収まらぬ海の向こうの感染拡大とパンデミック状態、
日本の悪い意味で際立つ点、国内外共に未知数な政策効果からも、
日本株の際立つ強さは、いつハシゴが外されてもおかしくない環境です。
市場の動きだけで判断するにしても、
日本以外の株式市場の大荒れっぷり(VIXも高水準)、
日本株自体の揺れも大きなまま落ち着いてない、
原油、銅、他の資源の軟調ぶり、安全資産ながらも売られたままの金、
ドル調達懸念とも言えるドル高の継続(重債務国・新興国の通貨安)、
安定ともリスク回避ともバブルとも言える債券高(金利低下)
という市場全体としての危うい状況が続いているので、
株式市場だけとか日本株だけで、底打ちとは言えない状況です。
従って明日のスタンスとしては、以上のよう状況が続いている限り、
その日限りの勝負、売り込まれた銘柄の数年単位目線での打診買いに留め、
(打診買いも数%下げたら即撤退するくらいの潔さで)
日跨ぎ以上の短期勝負、腰を据えての総員出撃は控えておきましょう。
ただし配当取りを狙った期末&月末という目線での勝負については、
以上のようなリスクを承知の上でならば御自由にどうぞとしか言えません。
新興市場も同様です。
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本日は早朝からフラッシュクラッシュかの如く、
日経平均先物が15060円まで売られたものの、
終わってみれば朝から約1900円上昇の16950円引け・・・
現物は連日の4兆円超えのゴリラ商いと共に(先物もゴリラ商い)、
日経平均が2.02%高の16887円、トピは0.68%高・・・
歪というかただのアンワインドと言えばそれまでですが、
軟調な中国株(2月安値割れ)、アジア株、米欧株先物に比べると、
コロナショックで際立つ売られ方でもなかった日本株の際立つ強さ・・・
他にも日本が良い意味で際立つ点を挙げると
・感染拡大のなだらかな推移
※死亡者や重篤患者が出てないのであれば、信憑性は高いかも?
悪い意味で際立つ点を挙げると
・国内景気はコロナショック以降を含まない昨年末時点でも、
消費税増税の影響によって、先進国の中では際立つ低調ぶりなので、
コロナの影響を加えると、ゾッとします・・・
・現時点での政府の財政出動は、先進国の中で際立つ渋チンぶり
※観測されている30兆円だとしても渋チン
・金融政策の手詰まり感(ETF爆買いは除く)
良くも悪くも際立つ点を挙げると
・先進国の中で唯一の株式市場への直接介入(ETF爆買い等)
・海の向こうで批判が高まっている自社株買いが国内では増加傾向
・際立つと言うか、我が国は年度末&期末&月末
・中止ではなく延期となりそうな東京五輪
以上の通り、なだらかな感染拡大が好感されているのかは不明ですが、
年度末&期末&月末といった日程的な需給面、
日銀の爆買いや年金の忖度買い、ラッシュ気味の自社株買い、
(本日はハゲバンコGの好悪入り混じるような超絶自社株買いも)
さらにガスの抜け仮需面、これらが相まって、
もしかすると週末の権利取り最終日か月末までは、
日本株の際立つ強さが続く可能性も無きにしも非ずですが・・・
肝心の足元の国内景気は世界的にも際立つ悪さであり、
財政政策、金融政策という面では際立つ渋チン&横チン(小出し)な上に、
パンデミックの真っ只中である米国と欧州では(新興国も)、
渡航制限、都市封鎖、外出禁止、企業活動の停止等、
人・物・カネの尋常ではない停滞が未だ拡大中であり、
現時点だけでも経済的な損失は甚大です・・・
従って米国の豪快過ぎる財政出動(400兆円とも)、
FRBの利下げや金融政策(150兆円超)、
独の重い腰を上げての債務上限撤廃を始めとする各国の財政出動、
各国の利下げを含む金融緩和拡大や協調的なドル供給、
これらが後々に効果を発揮するのは間違いなくとも、
いつも書いている通り、今回のコロナウィルスショックは、
感染拡大→実体経済の悪化→金融市場の悪化という流れからも、
すでに大きなダメージを負っている実体経済、金融市場にとって、
十分な政策だと言えるのかどうかは未知数なので、
流れ通りに、更なる感染拡大→実体経済のさらなる悪化による企業破綻
→金融危機&財政危機という最悪のシナリオも十分に有り得ます。
特になりふり構わない各国の財政出動ラッシュとなる一方で、
重債務国の債券安(金利上昇)、通貨安、CDS上昇(企業も)を見ると、
未だ継続中の債券バブルの崩壊こそがトドメになりそうではあります。
ということで、未だ収まらぬ海の向こうの感染拡大とパンデミック状態、
日本の悪い意味で際立つ点、国内外共に未知数な政策効果からも、
日本株の際立つ強さは、いつハシゴが外されてもおかしくない環境です。
市場の動きだけで判断するにしても、
日本以外の株式市場の大荒れっぷり(VIXも高水準)、
日本株自体の揺れも大きなまま落ち着いてない、
原油、銅、他の資源の軟調ぶり、安全資産ながらも売られたままの金、
ドル調達懸念とも言えるドル高の継続(重債務国・新興国の通貨安)、
安定ともリスク回避ともバブルとも言える債券高(金利低下)
という市場全体としての危うい状況が続いているので、
株式市場だけとか日本株だけで、底打ちとは言えない状況です。
従って明日のスタンスとしては、以上のよう状況が続いている限り、
その日限りの勝負、売り込まれた銘柄の数年単位目線での打診買いに留め、
(打診買いも数%下げたら即撤退するくらいの潔さで)
日跨ぎ以上の短期勝負、腰を据えての総員出撃は控えておきましょう。
ただし配当取りを狙った期末&月末という目線での勝負については、
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