こんばんはです。
一昨日の夜間に先物が16000円を割った辺りから、
日本株に限っては様相が変わった感があり、
本日の引けに掛けての売られっぷりを見ても、
たとえクジラーズの忖度買いや買戻しに過ぎなくとも、
まだ継続している感はあるのですが・・・
さらに昨夜はダウが20000ドルを割った辺りから、
米株も様相が変わった感があったのですが・・・
日本時間に入ってから米株先物は大きく売られてCBが掛かり、
(NY州を始め各州が封鎖されるなんて話も)
本日の日本株自体の揺れも大きいままでしたので、
日跨ぎのリスクを負うことすらも割に合わず、
残念ながら様相が変わったとも言えなくなっております。
そもそも昨夜は原油、銅、資源が売られたままだった上に、
主要国中銀が協調でドルの供給に動いたにも関わらずドルゴリラは継続、
挙句に世界一周の如く各国中銀がドーピングに動いたにも関わらず、
債券が売られて金利が大きく上昇しているので、
ついに株売り・債券買いにもならず債券バブル崩壊が始まった?
とまでは言わなくとも、株式市場だけの様相が変わったところで・・・
という状況ではありますし、コロナウィルスの感染拡大は継続中、
それによる実体経済のダメージは継続中ということからも、
決して底打ちとも言えない状況ではあるのですが、
株式市場のちょっとしたリバウンドすらも許されず(笑)
それにしても各国中銀の世界的な金融緩和や各国の財政出動に加え、
親分の米国はFRBが150兆円のドーピング、CPの買入れを決定し、
検討中ながらも100兆円の財政出動と減税、
という超ド級な規模の金融&財政両面での対策を打ち出したにも関わらず
金融市場全体どころか、米金融市場「だけ」でも落ち着かず・・・
そう言えばコロナウィルスは風邪の一種なので、
ワクチンや症状を抑える薬は見つかっても、特効薬なんてありまへん!
(昔から風邪薬の特効薬を開発したらノーベル賞とも)
と言っていた専門家が居たり、もし感染した際には、
イブプロフェンを服用すると症状が悪化するとの報告もあるくらいなので、
現在の金融市場にとっては、金融&財政政策は薬にもならず、
ドーピングすらにもならず、症状が悪化するだけと言わんばかりです。
(後々にはバブルという形で効いてくるとは思いますけどね)
そういう意味では我が国の渋チン感が際立つ対策を見ていると、
もしかするとチーム安倍ちゃんマンは、
現時点で対策が効かないことをわかった上で、
あえて渋チン&横チン程度の小出しに留め、ここぞというタイミングで、
フルチン・・・失礼、大規模な対策を打つと考えているのであれば、
それはそれで賢明な判断のように思えなくもないですけど、
こういった考えは結局、金融市場目線に偏っているとしか思えず、
足元の実体経済の悪化は続いており、
目の前の資金繰りに窮している企業や人達にとっては、
金融市場どころやないねん!渋チン&横チン(小出し)にしとる場合か!
ちゅう話ですから、安倍政権を始め各国政府にとっては、
ほんまに難しい舵取りを迫られているなと思うばかりです。
いつも書いている通り、結局のところコロナウィルスショックは、
①感染拡大→②実体経済の悪化→③金融市場の悪化
という流れで起きているので、①と②が改善しないことには、
いずれ③が金融危機に発展して火に油を注ぐことになるので、
金融市場を後回しにするわけにもいかない面もありますし、
(すでに金融機関の株価とCDSはドイヒー(特に欧州))、
かと言って足元の財政出動こそが最優先&必須やで!
という世界的な気運の高まりに応じて財政出動に動いたとしても、
昨夜の急ピッチな債券安・金利上昇を見ていると、
シンプルに債券バブル崩壊(金利急騰)が始まったようにも思えますし、
そうなると財政危機も再燃し(特に仏・南欧、何気に日本も)
さらに企業を含め、足元で天文学的水準に達している世界の債務が、
火を噴くことになれば、それこそボーイングやハゲバンクだけでなく、
中小も大型も含めた倒産ラッシュが始まり、金融機関にも波及する・・・
という手詰まり感も強いので、現状は一時凌ぎの金融&財政政策を打つか、
結局はコロナウィルス次第という状況が続いております。
(これだけの経済損失が見込まれるから、これだけの規模の対策を打つ、
と言えばいいのですが、恐らく見込みすらも曖昧なのでしょうね)
従ってこの状況が変わらない限り、
政策による一時凌ぎの間に限ったリバウンドくらいしか期待は出来ず、
2番底は避けられないと見ておきましょう。
そしてトドメとばかりに止まらない債券売り金利・急騰となれば、
先に述べた良からぬ事態に発展し、2番底が深くなることも止む無しです。
ということで明日のスタンスとしては、
我が国は明後日から屁こいて三連休という特殊な状況なので、
短期勝負の方も、腰を据えて勝負する方も、
コロナウィルス動向が大きく好転する事態にでもならない限り、
もし様相が変わったままで日本株が堅調であろうとも、
それ以上の急騰劇になろうとも、明日だけではアテにならず、
「継続こそ力なり」という目線で、連休明けを見てから判断しましょう。
新興市場についても同様です。
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一昨日の夜間に先物が16000円を割った辺りから、
日本株に限っては様相が変わった感があり、
本日の引けに掛けての売られっぷりを見ても、
たとえクジラーズの忖度買いや買戻しに過ぎなくとも、
まだ継続している感はあるのですが・・・
さらに昨夜はダウが20000ドルを割った辺りから、
米株も様相が変わった感があったのですが・・・
日本時間に入ってから米株先物は大きく売られてCBが掛かり、
(NY州を始め各州が封鎖されるなんて話も)
本日の日本株自体の揺れも大きいままでしたので、
日跨ぎのリスクを負うことすらも割に合わず、
残念ながら様相が変わったとも言えなくなっております。
そもそも昨夜は原油、銅、資源が売られたままだった上に、
主要国中銀が協調でドルの供給に動いたにも関わらずドルゴリラは継続、
挙句に世界一周の如く各国中銀がドーピングに動いたにも関わらず、
債券が売られて金利が大きく上昇しているので、
ついに株売り・債券買いにもならず債券バブル崩壊が始まった?
とまでは言わなくとも、株式市場だけの様相が変わったところで・・・
という状況ではありますし、コロナウィルスの感染拡大は継続中、
それによる実体経済のダメージは継続中ということからも、
決して底打ちとも言えない状況ではあるのですが、
株式市場のちょっとしたリバウンドすらも許されず(笑)
それにしても各国中銀の世界的な金融緩和や各国の財政出動に加え、
親分の米国はFRBが150兆円のドーピング、CPの買入れを決定し、
検討中ながらも100兆円の財政出動と減税、
という超ド級な規模の金融&財政両面での対策を打ち出したにも関わらず
金融市場全体どころか、米金融市場「だけ」でも落ち着かず・・・
そう言えばコロナウィルスは風邪の一種なので、
ワクチンや症状を抑える薬は見つかっても、特効薬なんてありまへん!
(昔から風邪薬の特効薬を開発したらノーベル賞とも)
と言っていた専門家が居たり、もし感染した際には、
イブプロフェンを服用すると症状が悪化するとの報告もあるくらいなので、
現在の金融市場にとっては、金融&財政政策は薬にもならず、
ドーピングすらにもならず、症状が悪化するだけと言わんばかりです。
(後々にはバブルという形で効いてくるとは思いますけどね)
そういう意味では我が国の渋チン感が際立つ対策を見ていると、
もしかするとチーム安倍ちゃんマンは、
現時点で対策が効かないことをわかった上で、
あえて渋チン&横チン程度の小出しに留め、ここぞというタイミングで、
フルチン・・・失礼、大規模な対策を打つと考えているのであれば、
それはそれで賢明な判断のように思えなくもないですけど、
こういった考えは結局、金融市場目線に偏っているとしか思えず、
足元の実体経済の悪化は続いており、
目の前の資金繰りに窮している企業や人達にとっては、
金融市場どころやないねん!渋チン&横チン(小出し)にしとる場合か!
ちゅう話ですから、安倍政権を始め各国政府にとっては、
ほんまに難しい舵取りを迫られているなと思うばかりです。
いつも書いている通り、結局のところコロナウィルスショックは、
①感染拡大→②実体経済の悪化→③金融市場の悪化
という流れで起きているので、①と②が改善しないことには、
いずれ③が金融危機に発展して火に油を注ぐことになるので、
金融市場を後回しにするわけにもいかない面もありますし、
(すでに金融機関の株価とCDSはドイヒー(特に欧州))、
かと言って足元の財政出動こそが最優先&必須やで!
という世界的な気運の高まりに応じて財政出動に動いたとしても、
昨夜の急ピッチな債券安・金利上昇を見ていると、
シンプルに債券バブル崩壊(金利急騰)が始まったようにも思えますし、
そうなると財政危機も再燃し(特に仏・南欧、何気に日本も)
さらに企業を含め、足元で天文学的水準に達している世界の債務が、
火を噴くことになれば、それこそボーイングやハゲバンクだけでなく、
中小も大型も含めた倒産ラッシュが始まり、金融機関にも波及する・・・
という手詰まり感も強いので、現状は一時凌ぎの金融&財政政策を打つか、
結局はコロナウィルス次第という状況が続いております。
(これだけの経済損失が見込まれるから、これだけの規模の対策を打つ、
と言えばいいのですが、恐らく見込みすらも曖昧なのでしょうね)
従ってこの状況が変わらない限り、
政策による一時凌ぎの間に限ったリバウンドくらいしか期待は出来ず、
2番底は避けられないと見ておきましょう。
そしてトドメとばかりに止まらない債券売り金利・急騰となれば、
先に述べた良からぬ事態に発展し、2番底が深くなることも止む無しです。
ということで明日のスタンスとしては、
我が国は明後日から屁こいて三連休という特殊な状況なので、
短期勝負の方も、腰を据えて勝負する方も、
コロナウィルス動向が大きく好転する事態にでもならない限り、
もし様相が変わったままで日本株が堅調であろうとも、
それ以上の急騰劇になろうとも、明日だけではアテにならず、
「継続こそ力なり」という目線で、連休明けを見てから判断しましょう。
新興市場についても同様です。
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コメント
なすびさんへ
マーケット番長 | URL | 2020-03-18-Wed 23:59 [編集]
マーケット番長 | URL | 2020-03-18-Wed 23:59 [編集]
> いつも読ませて貰っています!
> 本当に有り難いです
> 感謝しています。
ありがとうございます。
そう言って頂けると嬉しく思います。
> 本当に有り難いです
> 感謝しています。
ありがとうございます。
そう言って頂けると嬉しく思います。
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