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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
後追いの流れは変わらず、焼け石に水な週明け
こんばんはです。

つくづく今回のコロナウィルスショックを見ていると、
結果的にただの風邪だったとしても、
過剰なドーピング(金融緩和)の副作用だったとしても、
かつて見たことがないほどの明らかな経済活動の停滞が、
世界的に拡がっているので、一時的だったとしても、
コロナウィルスショック前には貿易戦争による世界的な景気鈍化、
我が国は消費税増税による国内景気の鈍化というオマケもあるので
さっさと十分な対策を講じないと、傷が癒えるのに時間が掛かりそうです。
(黒ちゃんはコロナの収束で急回復するとの見立てです)

もし金融市場が先取る(織り込む)形に転じたとしても、
ドーピングの巻き戻しが起きているのであれば、
債券バブルだけが弾けないなんて保証は何一つないどころか、
世界的な気運として財政政策こそが急務や!となっているだけに、
国によっては一気に財政不安に陥る国が出て来る可能性もあり、
歯止めの効かない債券の巻き戻し(金利急騰)が、
最後のトドメになる可能性も十分に有り得ます(日本はトリプル安)。
人・物・カネの停滞は物価への影響も大きいのでね。

まぁそんなことが頭に過る中、
本日は朝っぱらからFRBの緊急利下げとドーピング、
オールブラックス(NZ)準備銀行も利下げ、
そして我らがブラック(黒田)銀行も緊急会合を招集し、
墓穴(マイナス金利)の深堀りはなく、
ETFの倍返しだ!ならぬ倍買いだ!(12兆円)、
さらに企業金融支援のための新たなオペ導入等を決定し、
日銀を含む主要中銀が協調してのドル供給にも動いており、
金融政策としては、ひとまず世界を一周したと言えます。
(ECBがまだ動きそうですけど)

そしてもはや一発ギャグのように連日書いている通り、
現在のコロナウィルスショックは、

 ①コロナウィルスの感染拡大
 ②①を警戒した人・物・カネの停滞による明らかな実体経済の悪化
 ③金融市場の悪化(現在はコロナショック状態)
 ④金融・財政政策発動

という流れで起きており、①の前には貿易戦争による世界的な景気鈍化、
さらに国内に限っては消費税増税による景気鈍化もありますので、
世界一周金融緩和によって、金融(信用)不安を回避すること自体は、
悪いことではないですし、効果もないとまでは言いませんが、
金融市場が落ち着いたところで、①②が回復するのかという疑問に加え、
このまま金融政策偏重が続き、財政政策が渋チンなままだと、
明らかに経済的なダメージを負っている人達や企業からは、
「なんで金融政策ばっかりやねん!」という怒りの声が上がり、
各国の政治不安にも繋がりそうではあります。

だけに、いっそのこと世界が協調して金融市場を閉鎖して、
①と②の収束に注力した方がいいんじゃないのかとも思うばかりですが、
それが現実的ではなく不可能ならば、
金融市場は二の次にしてでも①と②に注力しないと、
金融政策だけでなく財政政策すらも焼け石に水状態となり兼ねないです。

そもそも①→④の流れが続いているので、
金融市場が落ち着いて金融機関の破綻等が回避できたとしても、
②によって企業の破綻が拡大する可能性があり、
結局は金融機関も巻き添えを喰らうわけですからね・・・

だけに、偉い人達にとっては舵取りが難しいとは思いますが、
「現時点でこれだけの経済損失が見込まれるので、
 これだけの財政政策と金融政策をやりまっさ。足りなければ追加で」
とでも言えば、政策効果によって市場はすでに織り込み水準かも・・・
という③④が先取る形になってもおかしくないのですが、
今のような形での政策発動が続くならば、感染拡大が続く限り、
人・物・カネの停滞が拡大・継続し、疑心暗鬼も続き、
いつまで経っても金融市場の後追い状態と政策の焼け石に水状態が続き、
いずれは金融不安や財政不安にまで波及し(先に述べた政治不安も)、
それこそトドメとばかりに債券バブルが弾けるのではないかと・・・

ということで、本日で世界一周金融緩和となりましたが、
懲りずに2週目に突入するのか、財政政策で一周するのか、
どうなるのかは偉い人達に任せるしかないですけど、
現状としては世界一周金融緩和を受けても、
残念ながら①→④の流れは変わっておらず、
我が国は消費税増税の悪影響という重石も乗ったままなので、
コロナウィルス自体がピークアウトするか・・・
ワクチン等が見つかって心理面での安心感が拡がるか・・・
経済活動が再開する動きが拡大するか・・・
金融政策との相乗効果が見込める十分な財性政策が出て来ることで、
②の悪化に歯止めが掛かるか、①→④の流れが逆転しない限り、
コロナウィルスショックは底打ちではなく継続中と見ておきましょう。

今週は今夜のG7会合も含め、財政政策絡みのイベントはありますけど、
現時点では期待薄な空気は漂っております。
先ほどの麻生ちゃんマン会見では、減税も新たなネタも無かったようです。
足元の支持率が落ちてないことが、渋チンの原因のような気も・・・

以上の様な小難しい話は置いといて、
市場の動き目線で明日のスタンスを判断するにしても、
昨日に書いた通りのまま、特に変更もないのですが、
商いを伴うリスクオンに転じるか、せめて揺れが収まるまでは、
リバ狙いの短期勝負であっても、日跨ぎをするのは控え、
腰を据えて参戦する方についても、数年単位であろうとも、
打診であろうとも、くれぐれも慎重に動きましょう。
新興市場も同様です。

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