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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
未だ変わらぬ流れの中で
こんにちはです。

昨日の安倍ちゃんマン会見では、消費税減税や他の減税はなし、
おかわり財政出動の規模も具体策もなし・・・
さすがにヤバイんじゃないのかと思うばかりです。

いつも書いている通り、現在のコロナウィルス禍は、
国内外共に以下の流れで起きており、さらに追加するならば、
①の前に貿易戦争による世界的な景気鈍化があり、
我が国に限っては消費税増税による先進国の中でも際立つ景気鈍化も・・

 ・貿易戦争による景気鈍化(国内は消費税増税による景気鈍化も)
 ①コロナウィルス感染拡大
 ②ヒシヒシと実感する実体経済の悪化(人・物・カネの停滞)
 ③金融市場の悪化(現在はコロナショック)
 ④金融・財政政策発動

もはや海の向こう以前に国内環境に暗雲が・・
としか思えないのですが、まずは週末の市場の動きから見ると、
先日の演説で火に油を注いだトランプマンが再び会見を開き、
それをきっかけに米株は火柱を立てて引けており、
前日の下げをほぼ帳消しする大幅反発、ダウは史上初の上昇幅、
前日に匹敵する商いも伴っており、
日英欧中の先物も米株ほどではないにせよ大幅反発となっております。
(VIXは高水準(57.83)ながらも大幅低下)

株式市場以外の動きとしては、
債券市場では南欧・仏・日の債券安(金利上昇)は大丈夫なのか?
懲りない世界的な金融緩和拡大モード&実体経済の悪化が続く中、
もし債券安(金利上昇)が止まらないようだと、
いずれは市場と実体経済にも重石になるのでは?という懸念はあれど、
米英欧共に債券安(金利上昇)となっており、
為替市場では米国にとってドル高はええのか?単なるドル不足では?
新興国通貨安・人民元安はええのか?というツッコミはあれど、
ドル高>ユーロ>ポンド>円安と反転の動きとなっております。

商品としては、安全資産の金売りやなくて暴落(パラジウム、銀も)?
マチマチの資源、穀物安という冴えない動きはあれど、
米株と共にリスク資産の代表であり、
先日はまさに火に油の如く市場を炎上させた原油は反発しており、
景気と中国の鏡でもある銅も限定的ながら反発しております。
(HY債は大きく戻しております)

以上の通り、水準ではなく市場の動きとしては、南欧・仏・日の債券安、
ドル高、原油以外の商品のマチマチ、金の暴落という不穏な点はあれど、
コロナショックの動きからの反転&概ねリスクオンの動きとなっており、
口実としても懲りない金融政策だけの片輪走行ではなく、
米国の5.4兆円の財政政策(不十分ながら減税示唆もある)、
中国の大規模な財政政策、英欧・新興国各国の財政政策、
我が国は昨日の安倍ちゃんマン会見が空振りだった上に、
現時点においては渋チン過ぎる財政政策ではありますが、
一応、世界的な財政出動(景気対策)も加わる両輪走行での口実なので、
動き、口実共に木曜日までに比べると、真っ当にはなっております。

これらによって冒頭で書いた①→③という流れを逆流させられなくとも、
②の実体経済の悪化までは食い止められるかも・・・
という期待が続くのであれば、足元の仮需面での環境は、
週末の動きを後押しする余地が大きいのも事実なので、
期待「だけ」、金融市場「だけ」のリバウンドは続く可能性はあります。

ただし現実としては①→②→③という流れは継続しているどころか、
米国の欧州に対する渡航制限を始め国家間の渡航制限は拡大中(鎖国化)、
伊やスペインの封鎖を始め、欧米を中心に各国の行動規制も拡大中、
といった政府と企業による人・物・カネの停滞・規制が拡大中であり、
何より「無症状でも感染させる」「高齢者等は重篤化」する新型コロナは、
感染拡大がピークアウトするなり、ワクチンが出て来ない限り、
政府と企業の動き云々ではなく、人々の心理は改善ぜず、
需要面からの人・物・カネの停滞継続による実体経済の悪化は続きます。

従ってくれぐれも金融&財政政策への「期待」だけでなく、
効果が裏付けられるまでは、①→②→③という流れは継続しており、
①と②に関わる新味のある悪材料が出て来るたびに期待は削られ、
いずれ③は脆く崩れ、2番底に向かうと見ておきましょう。
(織り込んだというのも早計です)

今回のコロナショックは、かつてないような急速な崩落劇だったので、
リーマンショックのようなスパンで2番底に向かうのではなく、
スパンの短い2番底と言う展開も十分にあり得ますし、
現状は金融危機でなかったとしても(個人的には寸前だと思います)、
金融市場は大きなダメージを負っているでしょうから、
①②きっかけでなくとも、ハシゴが外れる覚悟はしておきましょう。

ちなみに①②③に関わる今週のイベントとしては、
(詳細は昨日の記事のイベントスケジュールをご参照ください)
①は待つのみですが、ポンコツWHOの臨床結果がそろそろ発表され、
②は2月以降分の各国のマクロ指標、企業決算によって、
実体経済への影響を確認するしかないものの、
(低調な結果が続きそうですし、3月分以降の方が深刻ですけどね)、
今週はそれなりに週初から米欧日中共に目白押しです。

③としては昨日の安倍ちゃんマン会見の反応も気掛かりですが、
明日のG7のテレビサミット、ユーロ圏財務相会合、
米議会でのコロナ対策審議再開、17日のEU財務相理事会、
18日のFOMC、ブラジル中銀会合、
19日の日銀会合、スイス・新興国各国中銀会合ラッシュ、
①②③以外の他のイベントとしては、17日の米大統領予備選
18日のOPECプラス専門家会議、米国の対EU関税引上げ、
20日の日本が屁こいて休場(彼岸)、米MSQといったところです。

ということで明日のスタンスとしては、
安倍ちゃんマン会見への失望や欧州各国の封鎖等も含め、
週末の火柱が一変して、再びゴリゴリのリスクオフになっていたら、
セリクラ狙いも控え、大人しくしておくしかないです。
週末の動きが継続しているならば、リバウンド狙いの方については、
先に述べたことだけは承知の上で、波乗りするのは自由ですが、
いかんせん翌日には景色が一変する状況が続いており、
見方を変えると日跨ぎせずとも十分と言える揺れの高さですから、
揺れが落ち着くまでは、中途半端な日跨ぎは控えておきましょう。

腰を据えて参戦する方については、数年単位でのスタンスであろうとも、
2番底を確認するまで・・・もし2番底がなかったとしても、
揺れが落ち着くまでは焦る必要もなく、慎重に動くべきですが、
ダメならばさっさと撤退する潔い姿勢を徹底するのであれば、
打診程度に参戦するのはアリです。

新興市場についても基本的には同様ですが、
世界一売られていたせいでリバウンドだけは大きくとも、
本格反発となれば、主力大型株からであり(特に景気敏感株)、
新興市場は二の次となって、回復に時間も要することになり、
当然ながらリスクオフや2番底に向かう展開となれば、
リスク資産の最たるものとして大きく売られる、
ということだけはくれぐれも忘れずに。

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