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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
セリクラとも言えない・思えない週末
こんばんはです。

FRBの緊急利下げ→BOEの緊急利下げ→ECBの緩和拡大
→昨夜はFRBが仰天の150兆円ドーピング
→本日は黒田薬局がショボイ意味で桁違いな1.5兆円ドーピング・・・
それでも荒れ狂う市場は鎮まらず・・・

もはや来週のFOMCと日銀金融政策決定会合では、
パウエルおじさん、黒ちゃん共にドーピングやなくて、
ナイキの厚底シューズでも履いて会見に現れた方が効果がありそうです。
なんやったらドクター中松のジャンピングシューズでも・・・

シューズは冗談として、大規模なFRBを始め、
各国中銀がドーピングぶち込んだにもかかわらず、
コロナウィルスで傷んだ実体経済に効かないのは当然としても、
金融市場すらにも効き目なしというのは、
これまでの過剰なドーピングで痛みを誤魔化して来た一方で、
その間に痛みの原因を治療せずに身体は蝕まれ、
ただのお薬依存症という廃人になってしまった結果とも言えるので、
もうお薬に依存するのは止めた方がいいと思うばかりですが・・・

何やら来週のFOMCでは、日銀の様なETF買い観測もあるので、
追加利下げ、更なる実質QE拡大も合わせた三段攻撃を食らわせば、
さすがに金融市場に効果が無いとまでは言い切れないですけど、
繰り返し書いている通り、現在のコロナウィルスショックは、
感染拡大→実体経済の悪化(人・モノ・カネの停滞)
→金融市場の悪化→金融&財政政策という流れとなっており、
地理的・時系列的には中国→日韓→アジア→イラン・中東・伊→欧州
→米国という流れで起きているので、
もし金融政策で金融市場の悪化を食い止められたとしても、
最上流の感染拡大が収まらないことには実体経済の悪化は続きますし、
実体経済の悪化をヒシヒシと感じている人々にとっては、
なんで金融政策から大規模に動いとんねん!
一刻も早く大規模な財政政策でサポートしてくれよ!
コロナウィルスを何とかしてくれよ!っちゅう話ですから、
各国の財政政策が遅ければ遅いほど、ショボければショボイほど、
ただでさえ市場からの評価も落ちている金融政策に対して、
一層のこと風当たりは強くなり、いつか見た光景の様に、
金融機関の高額報酬やあり方への批判も強くなるでしょうし、
ましてや後追いで混乱している金融市場が金融危機に陥ることで、
実体経済の悪化を拡大することになればなおさらですからね・・・

そういう意味では、ここまで壊れた金融市場を鎮めるために、
ドーピングをぶち込むのも止む無しとは言えますけど、
一時的に禁断症状が和らぐ程度しか期待出来ないので、
一刻も早く各国が財政出動に動くか、コロナウィルスを収束させないと
実体経済の悪化は続き、遅かれ早かれ金融危機にも陥るでしょう。

っつうか、欧州金融機関株や南欧等の重債務国や感染拡大国の債券、
これらのCDSの動きを見ると、金融危機の棺桶に足を突っ込んでる?
と言いたくもなりますけど、このまま人・モノ・カネの停滞が続くと、
ボーイング等の(日本はハゲバンク?)の金融機関以外の企業が、
破綻してもおかしくはない状況ですから、
コロナウィルスの収束は治療薬を含めて待つしかないとしても、
財政出動だけは規模も含めて急務なのですが・・・

前日のトランプマンの景気対策演説を見ればわかる通り、
「市場」に限ってはトランプショックかと言われるくらいの動きとなり、
昨夜のFRBの大規模ドーピングにも一日すら持たなかったので、
もはや金融市場が反応しないことは気にせず、
風上の実体経済の悪化と感染拡大の食い止めることこそが、
結果的には全体の好転に繋がるんやで!と声を大にして言いながらでも、
さっさと各国政府には動いて欲しいものです。

ただし米国民の投資に関わる比率は、日本の比ではなく、
各国よりも高いので、大統領選を控える現状では、
金融市場を後回しにも出来ないというジレンマはあるでしょうね。

以上の通りというか、昨日も書いた通り、
米国のジレンマ、後追いだからこその金融市場の二の次状態、
それによってお薬(ドーピング)や政策も効かない、
というのが今回のコロナショックの厄介な点であり、
もっといえば最上流に位置するコロナウィルス自体が、
「無症状でも感染させる」「高齢者等は重篤化する」
という特性を持っていることが、人々の心理を悪化させ、
人・モノ・カネの停滞と厄介さを大きくさせているので、
色んな意味で薬が見つかってない現状だと言えます。

ということで現時点では、ドーピングをぶち込もうとも、
財政政策を発動ではなく発表しようとも、感染拡大→実体経済の悪化
→金融市場の悪化→金融&財政政策という厄介な流れは止まってまへん。

本日時点での市場についても、売買代金が4.9兆円というゴリラ商い、
日銀・公金のなりふり構わずな懲りない無駄使い(忖度買い)、
記録的な騰落レシオや下髭チャビンやテクニカル的な売られ過ぎ感、
多数のS安銘柄(202銘柄)、米欧市場の歴史的な崩落、
日本時間に入ってからの米欧株先物と原油の反発と債券の反転などなど、
通常ならばと言うか金融市場が先行している状況であれば、
セリクラだったと言えますけど、現状は「技は力の中にあり」相場であり
何より先に述べた「未だ金融市場は後追い&二の次状態」だからこそ
政策を始め色んな意味でお薬が見つかってない状況なので、
今夜とか週末の目先では何が起きてもおかしくない状況です。

そしてパンデミックのような市場の崩落(バンジージャンプ)によって、
金融機関や市場参加者等は相応の傷みは負っているでしょうから、
せいぜいグッタリしたままバンジーの揺れ(反発)が続く程度であり、
傷が癒えて本格反発となるには時間も要するというか、
2番底を覚悟するくらいで構えておきましょう。

ということで、乗り遅れるかもと焦る必要もなく、
週明けを見てから判断するくらいの姿勢で構えておきましょう。

来週の見通しについては、改めて週末の記事で書きます。
良い週末をお過ごしください。

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