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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
新たなステージも感じる後追い相場だからこそ
こんばんはです。

トイレットペーパー狂奏曲はオイルショックみたいやなと言ってたら、
ついに市場でもオイルショック(原油暴落)が・・・

まぁトイレットペーパー狂奏曲からの原油暴落は、
直接的な関連性は無いにしても(間接的には繋がってる)、
足元で続いている市場の後追い症状の一例と言えなくもないです。

連日の様に書いている通り、
感染拡大→実体経済の悪化→金融市場の悪化→金融&財政政策へ・・・
という構図が続いており、現在の市場の後追いと混乱を招いた要因は、
「世界的な金融緩和によるカネ余りだから実体経済と市場は別物」
と調教されて来たからこそでしょうから、
機運の高まっている金融政策に果たして効果はあるのか・・・
財政出動の方こそが優先すべきと思うばかりです。
(何よりコロナウィルスの収束が最優先ですけどね)

ただし昨日の記事でも書いた通り、
世界的な債券高(金利低下)が金融機関を圧迫し、
特に欧州金融機関の株価とか南欧債券の不穏な動きを見ると、
感染拡大→実体経済の悪化→金融市場の悪化ではなく、
ついに新しいステージの金融危機に入った?と言える状況だったところに、
本日の原油暴落ですから、
原油価格と中東の影響が大きい欧州金融機関にとっては、
トドメになっているのではないかと心配になるばかり・・・
結果的に脆弱な金融機関を抱える南欧諸国も・・・

それを裏付けるというか、いつか見た光景のように、
本日は欧州時間に入ってから世界的に短期金利が上昇しておりますので、
CDSや銀行間金利にも騒ぎが波及すると、
金融機関の破綻懸念やデフォルト懸念が高まり、
後追いの新しいステージである金融危機という厄介なことになります。

そういう意味では、金融市場の混乱(金融危機)を抑えるために、
噂されるFRBの追加利下げ&実質QE再開&まさかの株買い、
という三段攻撃を含む世界的な金融政策による「金融市場」への効果は、
あると言えますけど、ここまでの事態になると、
金融政策による実体経済への効果はさらに薄まるので、
一刻も早く各国が大規模な財政出動もセットで動かないとね・・・

言っても今回のコロナショックは経済とか景気に疎い人達ですらも、
目に見えて景気悪化を実感しており、
かつてのように先行する市場だけが騒ぐ一方で世間は平和、
という状況ではないですから、財政出動とセットで動くのではなく、
金融政策だけを先行させて動くようだと、
世論からは「なんで金融市場優先やねん!」と怒りの声が上がり、
それこそ各国政権の支持率低下にも繋がり兼ねないでしょうから、
セットで動いてくれることを願うばかりです。

ちなみに本日発表のコロナの影響を含まない10-12月GDP改定値は、
7.1%減に下方改定されており、消費税増税の影響は明らかであり、
さらに2月景気ウォッチャー調査は、大惨事とも言える低調な数字なので、
コロナ騒動以降の国内(世界)景気を想像すると、ゾッとします。

明日には安倍ちゃんマンが対策の第二弾を取りまとめるようですし、
コスプレおじさん(麻生財務相)も財政出動が必要と言っているので、
「消費税増税のせいやなくてコロナウィルスのせいや!」
とバレバレのウソを言ってでも、消費税減税を含む大幅減税、
大規模な財政出動に踏み切らないと、国内景気は地に落ちそうです。
(第一弾の財政出動は韓国やイタリアよりも渋チンです)

当然ながら我が国だけでなく米欧を始め各国もですが、
先にも述べた後追いの構図を見ればわかる通り、
結局は風上(上流)のコロナウィルス自体が収束・ピークアウトせぬまま、
実体経済への影響も見えぬまま、金融&財政政策を打ち出すことで、
金融市場と実体経済が回復する逆流とは言わないまでも、
ホンマに悪化の歯止めになるのか?という疑問は払拭されておりまへん。

言ってもコロナウィルス騒動は、経済的な損失で自殺者が増えるとか、
結果的に他のインフルや病と変わらないかもとか、
他の病の方が死者が多いとか、マスコミはネガティブ報道を抑え、
回復者数等のポジティブ報道を繰り返したとしても、
「無症状でも感染させてしまう」「高齢者等は重篤化しやすい」
というこの二つが変わらない限り、
家族等の身近な人達の感染リスクを負ってまで、
経済的な損失のために・・・と割り切って動く人って少ないでしょうから、
結局はコロナウィルス自体の収束・ピークアウト、
ワクチンや治療薬が世界的に普及するメドが立たないことには、
後追いの構図は変わらず、政策による効果は実体経済にまで及ばず、
せいぜい金融市場までの一時的な効果に留まるように思えます。
(コロナと実体経済の悪化に合わせて、臨機応変に追加政策を打ちまっせ、
 と言えば、市場と実体経済への安心感は拡がるかも・・・)

そして市場の動きだけというシンプルな目線で見ても、
市場が後追い状態だからこそ、市場全体の中で最も大きく動き、
最も先行して動いていた債券と原油が止まらないことには、
(本日から吹き上がっている短期金利も)
後追い感が強い上に動きも債券や原油に及ばない株式市場や為替だけでは、
セリクラや陰の極、織り込み済みとは言えないです。

特に株式市場は仮需と言う面ではガスが溜まってないだけに、
通常の商いを伴うセリクラではなく、
むしろ商い減少と共に揺れが収まった方が・・・とも思いますし、
足元の下落率は大きくとも、リーマンショックや大震災に比べると、
売るに売れないS安祭りにもならず、逃げ場を与える隙があったからこそ、
通常のセリクラは来ないのかなとも思うばかりです。
そもそも市場が後追いで動いているのですから、
あまり過去の例には捉われない方がいいとは思いますけどね。

と言うことなので、明日のスタンスとしては、
主力大型株、新興市場共に、商いを伴う上昇と言うよりも、
まずは債券と原油の戻りが継続しない限り(短期金利動向も注意)、
その日限りのド短期勝負だけに留め(オーバーナイトも控え)、
腰を据えた参戦についても、数年単位ならば、打診程度ならば、
という通常の見方は通じない得体の知れなさがあるので、
引き続き、慎重に構えておきましょう。

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