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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
未だセリクラ感に欠ける週末
こんばんはです。

今週は大荒れのコロナウィルス相場となり、
ダウは過去最大の下げ「幅」を記録、昨夜は14年7月以来の鬼商い、
日経平均も商いを伴うリーマンショック級の「急」落となり、
本日は月末&週末、MSCIのリバランス(約1兆円弱)はあれど、
18年以来のゴリラ商い(売買代金4.1兆円)での大幅安で終了・・・

さらに騰落レシオも記録的な水準であり、
200日線や節目云々を始めテクニカル的には売られ過ぎとなっており、
恒例のPBR1倍水準(20700円)にも接近、
ついでにイキり天井・ポエム底と言うよりも、
最近の説教&御指導御鞭撻底のような現象も見られるので、
セリクラだったという見方が多いのも事実なのですが・・・

一方で、新興市場やグロース株は、かつてのように売ろうにも売れず、
貼り付きのS安に陥る銘柄が少なく、
ある意味では逃げ場を与えている温情すらも感じる違和感・・・
指数や主力大型株は大きく下げた割には、
本日すらもネチネチ(断続的)な売りが続いており、
まだまだ売り切ってまへんでと言わんばかりの動きです。

そして昨日も書いた通り、昨年末と年初からの騰落率からも、
最も大きく動いているのは債券(金利)、原油、マザーズ
最も動いてないのは為替ですから、
債券(金利)、原油が止まるなり(マザはともかく)、
もしくは為替が株と同様の10-13%程度動けとまではいいませんが、
半分の5-6%くらいは動いてもいいのではないかと思うばかりです。
日本売り(トリプル安)懸念を払拭するためにもね・・・

そもそも現在の市場全体の動きについても、
いわゆる「市場が先取りする」という動きではなく、
明らかに後追い感が強く、日本株という局地的な一例を挙げると、
本日は小売全体が買い戻されているならばまだしも、
今さらながらドラッグストアーが買われていること自体、
市場の後追い感が強く見えるばかりです。

御存知の通り、つい先日までは世界的な金融緩和でのカネ余り、
足元ではガスの溜まってなかった需給環境、
これらによって実体経済と市場は別物という見方が、
事実とは言え必要以上に定着していた面があり、
コロナウィルス騒動が起きてからも、
世間で騒ぎが大きくなろうとも、目に見えて生活実感が悪くなろうとも、
中国が武漢だけでなく1000万都市を封鎖しようとも、
企業や各国政府がこれまでにない泡食った動きをしていようとも、
SARS、インフルや他の病と変わらない、実体経済への影響も限定的、
と言うことで、騒ぐな、冷静になれという見方が蔓延し、
肝心の各国政府や中銀、WHOまでが、対策面では後手に回っていたので、
結果的に市場の後追いに繋がったのではと思うばかりです。
(コロナウィルス自体の得体の知れなさもあるでしょうけどね)

もし市場が後追いではなく先取っていたとしても、
それはそれで実体経済の先行きはそんなに酷いのかとも言えますし、
これだけ市場が傷を負ってしまうと回復には時間も掛かるので、
どっちにしろよろしくはないんですけどね。

ということなので、冒頭で書いたテクニカル、バリュー、商い等だけで、
セリクラとは言い切れず、そもそも今は「技は力の中にあり」状態なので、
せいぜい短期的なリバウンドがありそうな程度であり、
そのリバウンドすらも今夜からなのか週明けからなのか未知数であり、
いずれは2番底が来る可能性が極めて高い状況に変わりないです。

まぁ一応、明日には安倍ちゃんマンが会見をするようなので、
今回の一斉休校措置の説明や対策、すでに報じられている企業支援、
雇用支援だけでなく、消費税減税を含む大幅な減税であったり、
どこぞの国のようなまさかの期間限定のベーシックインカム的なことなど、
病と景気の両面での不安を払拭できるような対策を発表すれば、
国内に限っては大きな支援材料ではありますけど・・・
中国以外の海の向こうは、親分(米国)を始め、
コロナウィルス騒動の本番自体がまだまだこれからという段階であり、
対策も未発表に等しい状況であり、感染拡大もピークすら打っておらず、
治療薬やワクチンも行き渡るには時間も掛かるでしょうから、
安倍ちゃんマンの会見だけで好転するのかと言えば厳しそうですし、
会見内容次第では支持率低下が加速という事態も有り得ますからね。

金融政策については、現在の金利水準からも利下げ程度では・・・
と言う状況なので、その辺も含めた来週の見通しについては、
今夜の海の向こうの動向も見極めた上で、改めて週末の記事で書きます。

大荒れのまま週末を迎えましたが、良い週末をお過ごしください。

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