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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
得体の知れなさと別世界感が増すばかり
おはぎゃああ・・・いや、こんにちはぎゃああです。

日本が屁こいて休んでいる週明けの市場では、
世界的な債券買い(金利低下)、株売り、油売り、資源売り、
金買い(銀も)というリスクオフの動きが加速しており、
為替市場も有事のドル買いのような基調は崩れておらず、
恒例のドル高ながら安全通貨の円買いの動きも限定的であり、
むしろ円は人民元、新興国通貨と共に弱いという状況です。

そんな円高にならないバージョンの世界的なリスクオフの動きの中、
週明けの日経平均先物は、円安を好感することもなく、
週末の現物比ではゴリゴリ安で推移しており、
我が国の債券は売られているわけではないものの先進国の中では弱く、
足元で続く日本売り感がさらに強くなっているのは非常に気掛かりです。

ただし韓国株は日本に次いで大きく売られ、アジア株も概ね大幅安、
当局のドーピングと睨みで踏ん張っていた中国すらも軟調なので、
(中国市場の動きだけは参考にもアテにもなりませんけどね)
日本売りだけでなくアジア売り、中国も薬切れ&息切れ、
世界的にはリスクオフ加速という状況です。

以上の通り、コロナウィルスの感染者数&感染拡大と共に、
実体経済への悪影響懸念と金融市場のリスクオフも世界的に拡大しており、
唯一の堅調ぶりを発揮していた米国すらも、
週末の米株は商い増での続落(英欧株も)と売りパワーが増しており、
週明けの米株先物も大幅安で推移しております。
米GDPの7割を占める消費に関わる米サービス業の2月PMIも、
ついに50割れとなっており、製造業が悪くても消費が強ければ大丈夫、
という米国の堅調論が「マインド的」には崩れつつあります。

我が国に至ってはコロナウィルスによる生活実感の悪さもさることながら、
供給サイドの工場停止や出勤規制等による影響も避けられない上に、
コロナウィルスの影響が含まれていない10-12月のGDPですらも、
先進国の中では・・・いや、世界的にも際立つ低調ぶりであり、
消費税増税の悪影響が明らかと言える状況だからこそ、
金融市場においても日本売り感が強くなっていると言えます。

にもかかわらず・・・週末のG20財務相・中銀総裁会合では、
コロナウイルスの感染拡大による世界経済への影響を監視し、
必要に応じ行動する用意があるとする共同声明を採択したにも関わらず、
麻生おじさんと黒ちゃんマンは出席直後の会見で、
日本が現時点で急いで政策対応する段階ではないとの認識って・・・

両名は消費税増税推進派であり、いくら悪影響を認めたくないとは言え、
コロナウィルスという新たなリスクが台頭しているわけですから、
定番のちょっちゅ(躊躇)なく具志堅緩和に動くかも程度ではなく、
せめて全てがコロナウィルスのせいだ!と責任転嫁をしてでも、
金融、財政両面で動くとの強い姿勢を示さないことには、
海の向こうが平和になったしても、日本売りだけが止まらないと言えます。

しかも安倍政権のコロナウィルスへの対応の悪さも際立ちつつあり、
相変わらず政府としての見通しや情報、医療関係者の見方もバラバラ、
挙句に感染拡大が何ら収まっていない中で、
今週からマスクの供給不安は解消されると言っておきながら、
店頭では売り切れ状態が続いており、国民の不信感&不安感は増幅中・・
それによって安倍政権の支持率低下も加速しているでしょうから、
これまた日本売り要因に含まれている可能性があります。
(見方を変えると、まさか野党へ政権交代というトドメ懸念も?)

独裁国家でありメンツ重視の中国ですらも、習近平自らが危機だと表明し、
手段の善し悪しはともかく、更なる対策に動くと言っており、
(失敗すれば中国発の世界恐慌に加え、習政権崩壊にも繋がりそう)
財政統一されてないユーロ圏すらも協調して動こうとしているのに、
我が国はコロナウィルスに対する基本方針を決めるだけ・・・

さっさと減税を含む財政、金融両面で動くことで、
国内景気と国内市場を支えないと、
安倍政権崩壊、アベノミクス終焉(とっくに終焉論は置いといて)、
という新たな国内独自のリスクも加わることになり、
さらに東京五輪が延期・中止なんてことになれば、
パニック的な日本売りとなり、それこそ日銀破綻懸念すらも浮上します。

以上の通り、得体の知れないコロナウィルス騒動と日本売りが続いており、
明らかな世界的なリスクオフの動きも始まったばかりなので、
現状は一時的とか冷静になれとか言う状況ではなく、
かと言ってセリクラ含む悲観一色という段階でもないので、
我が国を含む世界的な政策の打ち出しで効果が見えるなり、
収束と言わないまでも得体の知れなさが和らぐなりしないことには、
市場においても手出し無用と言わざるを得ないです。

ということなので、明日のスタンスとしても、
中途半端な商いでの続落や反発ならばアテにならんと判断し、
手出し無用モードを継続しておくべきですが・・・
3兆円、いや3.5兆円超えの商いを伴う暴落となれば、
言っても足元の投機的な需給環境だけは過熱感がなく、
世界的には「現状だけ」でも金融緩和のカネ余りに変わりはないので、
セリクラかも?と判断して、打診的に参戦するのはアリと言えますけど、
くれぐれもダメならばさっさと撤退する潔さは忘れずに動きましょう。
そして現状の我が国は、海の向こうの動きとは一線を画す、
という別世界なものとして見ておいた方がいいでしょう。

新興市場についても同様のスタンスでいいのですが、
世界的なリスクオフモードが強くなれば、
新興市場はリスク資産の最たるものとして過度に売られ、
リスクオンに転じたとしても、新興市場は後回しになりますので、
先週まで局地的に賑わっていたテーマ株等でのド短期サーフィンも含め、
くれぐれもお気を付けください。

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