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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
得体の知れぬまま三連休へ
こんばんはです。

本日も円安なのに買われない日本株状態が続いておりますが、
株価の根幹が企業業績であるならば、現在のユーロ円はともかく、
1ドル111-112円で推移していることに対して、
日銀短観の今期想定為替レートは通期で1ドル107.83円、
下期で1ドル106.90円であり、
我らがトヨタは1ドル108円、1ユーロ121円、
オラオラ永守(日本)電産は1ドル105円 1ユーロ125円ですから、
通常ならば・・・今期業績の上振れ期待&EPS上昇期待となって、
日本株が買われるロジックなのですが、現在は買われてまへん。
しかも足元の需給環境に過熱感もないのに・・・

すでに2月なので、3月までの今期業績なんてどうでもええわ!
とも言えますが、それならば円安効果どころではないほどに、
来期を含む先行き懸念が大きいということですからね・・・

そんな先行き懸念の要因についても、
世界的には米中を始めとする貿易戦争の重石があったところに、
病としても実体経済としても影響が未知数なコロナウィルス騒動が発生し、
我が国は中国に次ぐ感染者数となっており、
国内の実体経済への影響としても供給サイドの影響は不透明ながら、
消費等の生活実感だけでも深刻な状況となっていることに加え、
消費税増税というお仕置きまで喰らっております(暖冬と台風も)。

従って海の向こう以上に先行き懸念が拡大するのも止む無しであり、
円安でも日本株は買われないどころか、
日本売り(トリプル安)が始まった感すらもありますので、
現在の円安、株安のまま債券安(金利上昇)まで加わることになれば、
まさかハイパー・・・とは言いませんが、いよいよヤバくなりそうです。

ただし足元では黒光り銀行が我が国の債券を買い支えており、
米債券もゴリゴリと買われ、英欧中を始め世界的にも同様なので、
我が国だけのトリプル安トルネードにはなっておりませんが、
言っても景気は堅調と言われている米国は、
このままドル高が加速しても大丈夫なのか?
さらにドル高のまま米債券安(金利上昇)まで加わる事態となれば、
米国すらも最悪のトリプル安になってもおかしくないですから、
現在の円安なのに日本株高とならない状況と同様、
いわゆる債券安・株高のベタなリスクオンにはならない可能性も・・・

とにかく我が国目線では、円安なのに株高とならない現象も重要ですが、
海の向こうも含めた目線では、債券の動きに対して、
株、為替、原油、商品の反応がどうなるのかも重要でおます。

いやはや、足元の世界的な債券買い(金利低下)が、
世界的な金融緩和期待の反映であればいいのですが、
そうではなく単なるリスク回避での債券買いならばまだしも、
いずれ金融政策を打ったしても市場への効果すらも現れず、
実体経済には財政出動(景気対策)こそが急務やがな!
ってことになれば、厄介なことになってしまいます。

市場ではなく実体面においては今のところ、
中国、日本、韓国、アジアの一部の国以外では、
目に見えるような生活実感の悪さは蔓延してないようなので、
もし米英欧・他の新興国にもこういった生活実感が蔓延することになれば、
市場も対岸の火事のような動きでは済まなくなります。

昨夜の米国市場を見ていると、足元の債券買い、金買いだけでなく、
米株の動きも対岸の火事では済まないことを感じたような動きが見られ、
商いも地味に増加しております。

ということなので、世界中に蔓延する前に各国が政策を打つべき・・・
とも思うのですが、いかんせんコロナウィルス騒動が不透明なままであり、
市場の反応も馴れて来たとは言えず、新たなネタに反応しており、
そもそも株価が高値圏で政策を打ち出したところで・・・
という素朴な疑問もありますので、
コロナウィルス騒動の収束もしくは先行きが見えるまで、
いっそのこと世界的に目に見える生活実感の悪さが蔓延してから、
政策を打ち出した方が効果的な気がしなくもないですけどね。
そうなるとホンマに実体経済が世界的に大きなダメージを負い、
市場も悲鳴を上げてからになってしまいますけど・・・

我が国に関しては、昨日も書いた通り、極めて残念ではありますが、
コロナウィルス&景気対策期待は薄いと言わざるを得ず、
本日は黒ちゃんまでが「今のところ追加のお薬はいらん」
と言う呆れたお気楽ぶりなので、海の向こうどころではなく、
ほんまにトリプル安も覚悟しなければならないのかとすら思えます。

まぁとにかく現在の我が国は、コロナウィルス騒動によって、
これまでに無いほど?少なくとも東日本大震災直後の自粛ムードほど?、
目に見えた生活実感の悪さが続いていると共に、
コロナウィルスの病自体と市場の動きも、
目に見えておかしいと言うか、得体が知れん動きとも言える状況なので、
せめて得体の知れた動きにでもならんことには、
少々株価が反発したり、平和に推移したところで、
まだまだ安心するには程遠い状況です。

そんな得体の知れない状況の中で三連休入りとなってしまいますが、
来週の見通しは、改めて三連休中の記事で書きます。

良い三連休をお過ごしください。

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