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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
親亀頼みよりも国内目線の今週
おはようございます。

週末の米国株はマチマチと平和な動きでしたが、
トランプマン減税の意向が報じられた割には、
市場の反応も商いも薄く、単に米国が三連休前だからなのか、
減税自体が今さらネタ扱いとなって、まさか織り込まれているのか、
それともコロナウィルスの影響を警戒しているのか、
結局はFRBのお薬減少懸念&お薬拡大催促なのか・・・

今さらとは言え、減税の内容はなかなかのもんだとは思うのですが、
債券市場では債券高(金利低下基調)が続いており、
為替市場でもドル指数は堅調ながらポンドと円が強く(ユーロ最弱安)、
人民元と新興国通貨は弱く、原油、銅、資源はやや反発した程度、
金は2013年以来の高値圏といった警戒モードが続いており、
米株以外でも欧州株が高値圏ではあるものの、
中国株はドーピングで支えられているだけであり、
足元で軟調ぶりが際立つ日本株も先物が軟調に帰って来ているので、
市場全体として見れば、商いを伴うゴリゴリのリスクオフではないものの、
不透明なコロナウィルスの影響への警戒感が増していると言えます。

もしコロナウィルス騒動が口実だったとしても、
実際にFRBはパウエル議長の議会証言でのお薬減少姿勢に加え、
すでに14日からNY連銀のお薬供給は減少しており、
今週の18日と3月からはさらに減少させるので、
カネ余りで踊っている市場にとってはよろしくないと言えます。

だけにFRBの手の平返し(緩和拡大)を始め各国のさらなる金融緩和、
トランプマンの減税&インフラ投資、
未だ財政統一されてない欧州の重い腰をあげての景気対策、
すでに動いている中国のさらなる景気対策、
渋チンなコロナ対策以外の日本の追加景気対策、
といった各国の金融&財政政策こそが、不透明なコロナリスクを相殺、
それ以上の効果をもたらすと期待しているのですが、
市場はもはや政策期待だけでなく政策発表(発動)待ちかのように、
株式市場以外の市場全体としての警戒モードは継続しており、
特に米市場がトランプマン減税で反応薄だったのは気掛かりです。

言っても親亀(米国)だけは、実体経済面でも別世界の強さやで!
大統領選に向けて金融市場も支えまっせ!という見方もあるだけに、
親亀が転んでしまうと、ただでさえもう一方の親亀?の中国が、
コロナウィルスで一時的であろうとも転んでいるので、
足元のマクロ指標や企業業績が弱い日英欧・新興国の子亀達は、
親亀たち以上に転んでしまうことになります。

特に我が国については、市場の動きを見てもわかる通り、
コロナウィルスの第二の震源地かのように軟調ぶりが際立ちつつあるので、
現状は定番の親亀頼み(次第)という見方は頭から外した方が・・・。

今週は明日に我が国の10-12月期GDPが発表され、
コロナウィルスの影響が含まれていない期にも関わらず、
消費税増税の影響でマイナス成長が見込まれているので、
弱いながらもプラス成長を維持した欧州各国と比べても弱くなり、
コロナウィルスの影響が及ぶ1-3月期は、
2期連続のマイナス成長という定義上のリセッション懸念なんかよりも、
日本の景気の弱さがさらに際立つ可能性が高くなります。

にもかかわらず、我が国はコロナウィルスの第二の震源地になりつつあり、
国内消費やレジャー関連の落ち込みが明らかである中(五輪も心配)、
米・欧・中を始め各国の減税路線に対し、ドMな消費税増税ですから、
そういう意味では、導入してしまった消費税増税の撤回よりも、
米国のような中間層減税や投資に対する税控除を打ち出せば、
中途半端な景気対策よりも効果があるでしょうけど、期待薄です・・・
どなたか官邸に電話でもしてください(笑)
野党にしばらく黙っといてと電話してくれてもいいですけど。

以上の通り、実体面でのコロナウィルスの影響が拡大している上に、
金融市場では親亀(米国)すらも転びそうな動きがチラついており、
特に日本は市場も実体面も弱さが際立ちつつあります。
(明日は親亀が休場ですが、先に述べたGDPの結果が怖いかも)

ということで、コロナウィルスの実体面の影響については、
現時点での公的機関や専門家の試算や見方はバラバラなので、
2月分以降のマクロ指標と1-3月期の決算で確認するしかないですが、
市場参加者としては、足元の需給環境だけは過熱感がなく、
お薬減少懸念はあれど、現状は世界的なカネ余りに変わりもなく、
きっかけさえあればいつ動いてもおかしくない市場環境ではあるので、
悠長にそれらの指標や決算を待つよりも、
先に述べた各国の財政&金融政策を待つか、
世界中にコロナウィルスが撒き散らされた春節から、
潜伏期間の10-14日目となる今週を経て、感染者数が減少することで
感染拡大懸念が収束するか、手軽な治療薬と特効薬が開発されることで、
コロナウィルス騒動自体の収束を待つ方がいいでしょう。
もし感染者数や犠牲者も減らず、変異していたりすると、
もはや暖かくなってウィルスが弱ることを待つか、
市場が織り込むのを待つか、政策を待つしかないです。

明日のスタンスとしては、以上の様な状況が進展しない限り、
待つのみと言ってしまえばそれまでですが、
シンプルに市場の動きで判断するのであれば、
商いを伴うフルゴリラリスクオン継続は時間も掛かりそうなので、
せめて中国市場が薬切れで崩れずに落ち着き(株高、人民元高維持)、
債券高(金利低下)と円高が止まって安定し、
商い増での株高へと転じるまでは、慎重に構えておきましょう。

新興市場については、国内外がゴリゴリのリスクオフとならなければ、
決算も一巡したことで、好決算銘柄を中心に資金流入も期待できますが、
先にも述べた通り、国内外の動きは不穏なままですから(特に日本)、
新興市場の全体感としては、シンプルに商いを伴う上昇へ転じるまでは、
慎重姿勢は崩さず、テーマ株等でのサーフィンに留めておきましょう。

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