FC2ブログ
不沈艦日記
マーケット展望などなど。
コロナウィルスが口実だからこそ
こんばんはです。

2月の一般教書演説までは、企業決算とマクロ指標の答え合わせと共に、
高値圏でのBOX相場が続くと見ておりましたが、
コロナウィルス騒動が拡大していることで、
それを口実(きっかけ)に市場はリスクオフの動きとなっております。

ほんまにコロナウィルスでのリスクオフなのかどうかはともかく、
現在の市場の動きを細かく見ると、
発生源の中国は大商いでの株安、人民元安、債券高(CDSは平穏)、
新興国も株安、通貨安、原油や資源も売られ(パラジウムは堅調)、
安全資産の金は高値圏を維持しており、
日米欧の先進国は債券高(金利低下)、ドル安・円高(ポンド最強高)
株安なので、市場全体&世界的にもベタなリスクオフの動きです。

ただし本日の日本株を始め先進国株は、商いがイマイチでの株安であり、
本気でコロナウィルを警戒したようなゴリゴリのリスクオフ感はないので、
今のところは一服の範疇、高値圏でのBOX内の動きと言えますし、
過去の感染病相場と同様、一時的とも言いたいのですが・・・

如何せん今回は、病状や致死率、感染力は専門家に任せるとしても、
明らかに発表されている数字以上に感染は拡大しており、
収束には程遠い状況なのはもちろんのこと、市場目線だけで見たとしても、
当の中国市場が明日から30日まで春節で休場となってしまうので、
コロナウィルス騒動が落ち着くまでは、
日本株をヘッジ売りという定番の動きとなる可能性があります。

せめて中国市場が開いていれば、大本営の中国当局から売ったら死刑とか、
空売り規制とかの御触れが出ることで一時的にパニックになろうとも、
セリクラとか出尽くしとなることも期待出来るのですが、
今回だけはタイミングが悪いと言わざるを得ず、
これまでの感染病アノマリーとは異なると言えます・・・。

さらに株安となれば、口撃で株価を支えたりと、
何らかのポジティブな動き見せていたトランプマンについても、
株安の口実がコロナウィルスとなれば、
自らの責任ではなく中国のせいや!とも言えますし、
嵩にかかって中国の傷口に粗塩を塗り塗りする可能性すらもあり、
しかも来週にはFOMCを控えており、何も動かないようだと、
パウエル(FRB)のせいや!と言う定番の責任転嫁も出来るので、
表向きの株安の口実がコロナウィルスのままだと、
今回はトランプマンの口撃は期待できない可能性があります。
恐らく大統領選に向けて株価をピークに持って行こうとしているならば、
自らの責任ではない状況で株価を調整できるのであれば、
これ幸いとばかりに株安を放置する可能性すらありますからね・・・

まぁでも昨夜はトランプマンが、定番のFRBへのパワハラ、
欧州への自動車関税口撃、英仏とのデジタル関税を巡って拗れる一方、
開催中の弾劾裁判での株安ではなく支持率低下を恐れてなのか、
中間層減税をチラつかせているので(市場は無反応ですけど)、
多少は政策等への期待も出来ますけど・・・
そういう意味では弾劾裁判で支持率が低下した方が、
市場にとってはポジティブとも言えますけど(笑)

ちなみに現時点での米国の決算とマクロ指標の答え合わせは堅調、
欧州は決算がマチマチ、我が国は本日発表された日本電産の決算が、
残念ながら通期予想を下方修正しており、出鼻を挫かれております。
もはや3Q決算なので、今期よりも来期目線こそ重要なのですが、
せめて底打ち見通し(観測)が出て来ないと、
本日時点では我が国の答え合わせは堅調と言えないので、
先に述べた日本株の売りの口実になり兼ねないです・・・

以上の通りなので、答え合わせが堅調な米国が牽引すると共に、
昨日も書いた通り、国内外共に答え合わせの本番である来週以降、
コロナウィルを口実にしたリスクオフの動きを食い止め、
かつての感染病アノマリーと同様、一時的な騒ぎで終わり、
高値圏でのBOX内でのほんの一服・押し目やったとなればいいのですが、
先にも述べた通り、かつての感染病アノマリーとは異なる状況であり、
リスクオフの表向きの口実がコロナウィルスであればこそ、
トランプマン砲も期待出来す、コロナウィルス騒動が続く限り、
我が国にとってはよろしくない市場環境も続きそうな状況です。

ということで、商いを伴ったゴリゴリのリスクオフとなったり、
1月安値を割って高値圏のBOX相場が崩れるまでは、
単なる一服に過ぎず、押し目買いというシンプルな見方もアリですけど、
明日は週末&中国の春節入りなので、
コロナウィルスが収束もしくは落ち着かない限り、
積極的に参戦するにしても週明けからとして、
明日は慎重に構えておきましょう。

新興市場については、世界的なゴリゴリリスクオフとなれば、
リスク資産の最たるものとして過度に売られるリスクだけでなく、
そもそも商いを伴う上昇すらも継続してない状況なので、
明日は少々のリバウンドがあろうとも、月曜日の動きを確認するまでは、
資金が循環しているテーマ株等の個別の波乗りに留め、
全体感としては慎重姿勢を維持しておきましょう。

お手数ですが下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。



スポンサーサイト




コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2020 不沈艦日記. all rights reserved.