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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
掉尾の一振と節分天井を見据えつつ
おはようございます。

週末にガキ大将(トランプ)とガキデカ(習近平)が電話協議を行い、
双方の声明に温度差はあれど、相場操縦士のガキ大将を重視するならば、
更なる関税緩和・撤廃に向けての期待は高まったと言えます。

恐らくガキ大将としては、クリスマスと年末は平和に過ごし、
年明けの米議会再開まで・・・いや、2月4日の一般教書演説にて、
景気も株価も公約の雇用も堅調でっせ!とドヤ顔をするために、
それまでは中国と融和・対話姿勢を続けそうなオイニーも漂っているので、
掉尾の一振、さらに節分(2月3日)天井も有り得そうですけどね。

一方で一般教書演説では、強いアメリカアピールも必須アイテムなので、
外敵の本丸を中国だとアピールされると厄介な事態になりますけど、
現状のイマイチな支持率で中国を敵にするのはリスキーですから、
定番のイランはともかく、急に強硬姿勢になり始めたカリアゲ王国に対し、
必要以上にちょっかいを出し始めると、カリアゲミサイルが飛んだりと、
日本にとっては一時的であろうとも良からぬ地政学リスクにはなります。

そんなカリアゲ等の地政学リスクは
地合い次第でどうにでも解釈さされる面はあるので置いといて、
現時点での市場にとって最も重要な米中通商協議は、
週末の電話協議で進展期待が高まっており、
世界的な金融緩和も継続(日本はやや緩和姿勢後退と見られている)、
各国の景気対策効果&期待も継続していることで、
景気の先行き回復期待へと繋がり、
足元の低調なマクロ指標や景気鈍化は一時的・底打ち(シカトとも)
というお馴染みの御都合解釈な景気回復ロジックも継続しております。

ただし週末時点での市場の動きを見ると、
米国は債券が小幅安(金利上昇)、ドル高(人民元、新興国通貨堅調)、
米株は引値清算のMSQということもあり、
引けでのゴリ商いによって今年最大の商いとなる嵩増し感はあれど、
最高値を更新しての続伸、VIXも12.51と低水準を維持しており、
欧州株もMSQでの嵩増し大商いでの続伸となったので、
市場はリスクオン基調が崩れたわけでもなく、
裏付けの景気回復ロジックも継続と判断していると言えますが・・・

一方で英欧は株価が堅調ながら英欧債券は買われ(金利低下)、
欧州通貨も堅調に引けており、中国株は大商いでの反落、
原油・銅も反落、他の資源も概ね反落、HY債も一服、金は横ばいなので、
欧州はブレグジットリスク後退、ECBの金融緩和姿勢の反映、
原油・商品はドル高が重石になっただけ、
これらの動きは週末だけに過ぎないというポジティブ解釈も出来ますし、
現時点ではそれが妥当とは思いますが、動きとしてはよろしくないので、
週明け以降も継続するようだと警戒度を高めた方が良さそうです。

と言うのも、欧州や中国の動きは後付け色が強いとしても、
足元の需給環境としてはドルと原油がキナ臭く、
VIXショートも減ったとは言え高水準であり、
足元ではちとピッチの早い世界的な債券安(金利上昇)によって、
米長期金利は9月と11月の水準近辺に達しており、
その水準は株式市場のトレンドまでを崩したわけではないものの、
一時的ながらも頭を押さえられた水準ではありますので、
ドルまでが9月と11月の水準に向かって上昇が継続するようだと、
9月の水準に近付いている原油も崩れ(11月水準は超えている)、
需給的には良好な株式市場も需給主導での一時的な巻き戻し、
という展開も無きにしも非ずです。
最悪はVIXの巻き戻しも誘発するフルゴリラリスクオフの展開ですが、
米中のちゃぶ台返しや突発的な地政学リスク等によって、
先に述べた景気回復ロジックまでが崩れなければ大丈夫でしょう。

そして我が国についても、週末の日本時間までは、
債券、為替、株がバラバラの動きだったので、
年末特有のポジション調整とも言えたのですが、
円は欧州通貨に対して堅調、日本の長期金利上昇ピッチも際立っており、
米国時間でも日経平均先物だけは上値の重い展開で終えているので、
ただのポジション調整ではなく、先にも述べた日銀の緩和姿勢後退?
と見られているならば、ちと気掛かりではあります。

以上の通り、週末時点での市場の動きとしては、
継続すると厄介な動きが見られ、
一応、今年は昭和から平成に変わった年と符合する面も多いので、
せいぜい掉尾の一振(年末まで)と見ておくのが無難かも知れませんが、
言っても市場の主役は相場操縦士トランプマン率いる米国であり、
世界経済を牽引しているのも米国ですから、
先にも述べた年明け、いや、一般教書演説(2月4日)までは、
リスクオン基調も景気回復ロジックも継続しそうであり、
結果的に節分天井も有り得るかも・・・

とりあえず今週については、大きなイベントはなく、
イベントに向けて備えるよりも市場の動きで判断した方がいいので、
週明けは金利上昇と共にキナ臭いドル、原油、VIXを始め、
週末の一部の厄介な動きが継続するのかは注目ですが
(一時的なカリアゲリスクもちびっと気にはなりますけど)
シンプルに債券高(金利低下)、ドル高だろうとドル安だろうと円高、
原油安・資源安、金上昇、商いの伴った株安(VIX上昇)
というフルゴリラリスクオフにでもならない限り、
今週は年末特有のチグハグな動きがあろうとも、
景気回復ロジックとリスクオン基調は継続していると見て、
上目線を維持しておけばいいでしょう。

新興市場については、先週後半は全体としても、
商い増加と拡がりのある上昇が続いたので、国内外共に落ち着いていれば、
IPO祭と政策関連&テーマ株祭も含めて継続しそうですが・・・
上場したばかりの247が週末にマッハな下方修正を出しているので、
他のIPOにまで懐疑の目が向けられる負の連鎖の可能性もあり、
そうなればIPOに乗っている人達も被害を受けることになり、
結果的にIPO以外の新興銘柄への懐疑はなくとも換金売りに繋がる・・・
という全体に拡がる負の連鎖となるのかを見極めてから動きましょう。

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