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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
弾劾で断崖やなくて崖登り?
こんばんはです。

微風すらも吹かず、無風で通過した黒田薬局(日銀)会合は、
ETF貸付制度の導入を決めただけで金融政策自体に変更はなく、
経済見通しについてはやや明るくなったとの見解を御披露しながら、
何かあればちょっちゅなく(躊躇なく)動きまっせ!
という定番の具志堅ギャグも御披露しておりました。

確かに現状は追加の具志堅緩和が必須とは言えず、
長い目では出口に向かって動いた方がいいとは思いますけど、
目先では日本の市場は30日の大納会を休んだとするならば、
ほぼ9連休での越年と言える長い休眠状態が続くだけに、
定番の具志堅ギャグだけで大丈夫なのでしょうか・・・

FRBですらも年末の資金需要に備えて、
9月から短期金融市場へのお薬投入を続けているので(1月末まで)、
何かあれば緊急会合も辞さないとか、本日の昼前後の金融政策発表も、
思わせぶりに長引かせるなりして(思わせぶりだけはタダですから)、
市場に思惑を抱かせるくらいの小芝居を打てばいいのにと思いますけど、
芸が無いというか、通貨安誘導を嫌うトランプマンへの忖度なのか?
なんとも無防備な年末を迎える感も否めないです。

まぁあくまで備えあれば憂いなしという話に過ぎないので、
何も起きなければ、黒田薬局は動かなくて正解だったとなりますし、
実際に良からぬことは何も起きそうにないどころか、
良さげなことが起きそうですらありますけどね。

と言うのもトランプマンは昨夜の米下院にて、
大統領として3人目の名誉となる弾劾訴追を受けており、
ほぼ上院で可決されることもなく、弾劾自体にも至らないでしょうけど、
トランプマンは支持率と株価、公約の雇用増(雇用環境)、
これらを気にしているのは御承知の通りであり、
特にと言うか結局は支持率次第で行動しているので、
今回の弾劾劇場で弾劾自体に至らずとも支持率が落ちることになれば、
定番のFRBへの利下げパワハラを強めるだけでなく、
対中関税のさらなる緩和に動いたり、新たな減税策を御披露とか、
温存しているインフラ投資をぶち上げる可能性が高まりそうですけどね。

だけに、弾劾劇場で支持率が低下すれば、株価が断崖劇場とはならず、
むしろ崖登り劇場になるのではないかと皮肉な展開も期待出来るので、
年末年始の金融市場だけでなく実体経済のためにも、
いっそのこと弾劾劇場で一時的に支持率が落ちた方がいいのでは?
と穿った期待をしたくもなります。

ただし上院の共和党議員の中に、
弾劾訴追決議案に賛成する裏切り者がいるのではないか?
とマスコミに報じられたり、ほんまに現れるようだと、
支持率が下がった場合の皮肉なポジティブロジックは崩れ、
市場は断崖相場になってもおかしくですからね・・・
そうなると黒田薬局の無防備さも際立つことになり、
世界の景気敏感株でもある日本株は際立った弱さも見せることに・・・

まぁ恐らくというか十中八九、良からぬ断崖相場とはならず、
皮肉なポジティブロジックでの崖登り相場となるでしょうから、
以上はあくまで黒田薬局会合の結果と弾劾劇場を絡めたリスクシナリオ、
という程度で見ておきましょう。

そして昨日の記事も含め連日の様に書いているので割愛しますが、
現在は景気の先行き回復期待という御都合解釈ロジックも崩れておらず、
本日は中国側から米輸入品に対する新たな関税除外も報じられており、
トランプマンもこれ幸いにと関税緩和を含め、
なんらかの措置に動きやすくなっていると言えます。

以上の様な市場を取り巻く環境と共に現在の市場についても、
本日を含め足元では、ややもたついている感はありますが、
債券安(金利上昇)、ドル高だろうとドル安だろうと円安、
原油高、資源高、金安、株高(VIX低下)、HY債も堅調、
というリスクオン基調自体は崩れておらず、
商いも日欧株以外は、年末とは思えない商いを維持しております。
足元の需給環境についても、ドル・原油・VIXのきな臭さはあれど、
それ以外はリスクオン基調を後押しする余地が大きい状況に変わりまへん。

ということで、本日の日本市場についても、
昨日に続き、商いも含め一服と言える範疇の動きなので、
債券高(金利低下)、円高、原油安、資源安、金高、
商いを伴った株安(VIX上昇)
というフルゴリラリスクオフとならない限りは、
先に述べた景気の先行き回復ロジックとリスクオン基調は継続と判断し、
明日の週末も上目線を維持しておけばいいでしょう。
ただしこのまま金利の上昇が止まらず上昇ピッチが上がるようだと、
かつてのように爆弾のドル、原油、VIXが爆発する・・・
という恐れがあることだけは頭の片隅に置いておきましょう。

新興市場については、本日は商いを伴って小幅に反発したものの、
サンバイオとGNI、指数に関係無い直近IPOが商いの約7割なので、
それ以外の銘柄を含めて商いを伴った上昇が継続するまでは、
新興市場全体としては慎重姿勢を継続し、
資金の集まっているIPOや政策関連銘柄だけの波乗りに留めましょう。

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