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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
メインイベント明けの今週
おはようございます。

米中通商協議シーズン1(フェーズ1)は、
中国の煮え切らない態度(会見)は気になるものの、
なんとか合意に至ったようです。

合意内容については、耳タコな中国の米農産物爆買い、
15日に発動予定だった米中双方の追加関税見送り、
発動済みの対中関税は約3分の2がそのままながら、
約3分の1は半分(15%→7.5%)に引下げ、
今後の中国の態度と協議次第では、更なる引下げ・撤廃へ・・・

もし耳タコなシーズン1の合意と追加関税見送りだけならば、
みんなが承知済みのことであり、株価も高値圏ですから、
事実で売られるリスクも高いと見ておりましたが、
足元の景気鈍化要因であった発動済みの関税が全て撤廃ではないにしろ、
一部でも引下げられたこと自体は素直にポジティブであり、
さらなる引下げ・撤廃に向かうのであれば、
結局はシーズン2へ突入か、何シーズンやるねん!
ほんまに信用できるんかいな・・・という疑いはあれど、
更にポジティブと言えそうですけどね。

そして足元の国内経済指標は低調続き、英欧中も同様、
米国は製造業が低迷、週末発表の米小売売上高までイマイチであろうとも、
先に述べた米中協議のポジティブな進展に加え、
(どこまでの景気回復効果をもたらすのかは未知数ですけどw)
先日のFRBとECBのハト姿勢を始めとする世界的な金融緩和姿勢、
各国の景気対策期待(中印は発動済み、日本も間近)とも相まって、
景気の先行き回復「期待」へと繋がり、
足元の景気鈍化は底打ちだと解釈されることになれば、
市場は足元の需給環境も下支えにリスクオン基調が継続、
というお馴染みのポジティブロジックも成立・継続することになります。

以上の通り、実体経済と金融市場の間には、
風邪を引きそうな温度差が生じていることは否めず、
最近散見される業績相場への移行どころか、ただの金融相場なのでは?
ホンマにポジティブロジックが継続するのか?
継続するにしても温度差は埋まるのか?という疑念は拭えませんが、
現時点でどれが正解なのかはわからないので、
市場で商いを伴うリスクオン基調が継続している限り、
ポジティブロジックも成立・継続しているものだと判断するしかなく、
市場が商いを伴わないリスクオフになっている程度ならば、
一時的な事実売りに過ぎないと言えますが、
商い伴うリスクオフとなっているならば、
ポジティブロジックが崩れていると判断するしかないです。

ちなみに週末時点での市場の動きとしては、
債券は米英欧日共に小幅高(金利小幅低下)、為替はやや円高、
原油続伸、銅反落、他の資源は概ね堅調、金反発、穀物高
株式市場では英欧株は続伸(商い増)となったものの、
米株は横ばい(商いやや減ながら高水準、VIX低下)
英欧株先物と日経平均先物は一服となっているので、
やや事実で売られる動きも窺えますが・・・
債券安(金利上昇)、ドル安ながら円安(ポンド高、人民元高)、
原油・銅・資源高、金安、HY債堅調、株高、VIX低下、
というリスクオン基調は崩れておりまへん。

足元の投機的な需給環境は、概ねリスクオンとなる余地は大きいですが、
ドル、原油、VIXだけは逆となる余地が大きいので、
先日の様に油とドルがきっかけとなって市場の空気が悪化し、
さらにVIXの巻き戻しも誘発することになれば、
いつか見た光景となる可能性もありますが、
一方で、国内外共に自社株買い、国内は配当再投資とボーナス、
お馴染みの黒い銀行や年金の忖度買いもあるので、
クリスマスと年末が近付くに連れて参加者(商い)が減少するようだと、
いつか見た光景よりも、サンタ(クリスマス)ラリー、掉尾の一振など、
リスクオンとなりやすい需給環境ではあります。

ということで、明日も含む今週のスタンスとしては、
目先は事実で売るような一服となる可能性はあるでしょうけど、
米中のちゃぶ台返しとかトランプマンの弾劾で断崖相場となったり、
シンプルに商いを伴うリスクオフにでもならない限り、
ポジティブロジックな解釈と共にリスクオン基調は崩れてないと見て、
短期も長期も上目線を維持しておけばいいでしょう。

今週のイベントとしては、詳細は昨日の記事を御参照頂くとして、
日銀と英中銀の会合、トランプマンの弾劾劇場、
ポジティブロジックを削られる可能性のある経済指標も控えておりますが
先週に比べるとインパクトには欠けますので、
イベントよりも先に述べた市場の動きで判断すればいいでしょう。

新興市場については、歪な構成となっているJQはともかく、
マザは全体として商いを伴った下落が週末時点でも継続しており、
週末引け後に出たサンバイオ騒動の影響が未知数な上に、
今週はIPOラッシュも控え、新興主力からも資金が抜けやすいので、
とにかくシンプルに商いを伴う上昇に転じて継続するまでは、
IPOや政策関連銘柄以外は、慎重に構えておきましょう。

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